こんにちは、トトロ兄さんです。
「ASRock DeskMini B760」+第14世代「Core i5 14500」で組み立てを始めます。
はじめに
拡張性の高いベアボーン「ASRock DeskMini B760」で、第14世代「Core i5 14500」搭載のパソコンを組み立てます。
「ASRock DeskMini B760」+「Core i5 14500」の構成は、こちらです。
「ASRock DeskMini H470」+「Core i9 11900」からの変更は、黄色の部分だけです。
パソコンの部品は、こちらです。
入れ替える黄色のパーツは、こちらです。
他は、使いまわしです。
CPUグリス「Thermal Grizzly Kryonaut Extreme 2g」です。
Thermal Grizzly Kryonaut Extreme 2g
メモリ、NVMe SSDを「ASRock DeskMini H470」から外してあります。
小さなプラスドライバーは、こちらを使用します。
Wera 2050 ミクロドライバー +0X60 118022
めちゃくちゃ使いやすいです。
2.5inch SSD、シリコンサーマルパッド 85x45x2mm も「ASRock DeskMini H470」から外して使います。
Wi-Fi+Bluetoothカードも、使いまわしです。
私の場合、有線LANをメインで使うので、パソコンではWi-Fiを使いません。どちらかというと、Bluetoothのために「Wi-Fi+Bluetoothカード」をつけているという感じです。
よって、「ASRock DeskMini H470」で使用していたカードをそのまま使います。
INTEL WiFi モジュール Wi-Fi 6 デスクトップキット AX200 NGWG DTK
では、早速作っていきましょう。
ASRock DeskMini B760を開封する
「ASRock DeskMini B760」の開封からです。
箱
本体の正面(横にした場合)
斜め
上から空気を取り込んで、横からCPUを冷やした風を逃がす設計です。
裏側です。
4カ所のネジを外します。
ネジを外した後、赤枠の取っ手を引いて、本体の内部を取り出します。
マザーボードが出てきました。
ケーブルがさしてあります。
前面の電源スイッチのケーブルが取り付けられています。
拡大しておきます。
写真に撮ってあるので、これで戻すときは大丈夫ですね。
電源スイッチのケーブルを外しました。
「ASRock DeskMini B760」のマザーボード「ASRock B760M-STX」です。
DeskMini B760 に Core i5 14500を取り付ける
マザーボードにCPUを取り付けます。
ソケット部分を拡大してみましょう。
右上に三角の矢印があります。
ソケットを開きます。
レバーを押して、爪から外すようにします。
開きました。
右上の緑マルのところが「三角印」だったので、CPUの「三角印」がこの位置になるように方向を決めます。
そして、上下の赤マルの凸が、CPUの凹にうまく入るようにセットします。
CPUをみてみましょう。
右上に「三角印」があります。
CPUの凹みは、ケースにいれたままの撮影では分かりにくいです。
ケースから取り出して、ソケットの「三角印」を再確認します。
そして、ソケットにCPUをそっと設置しました。
三角印も凹凸も、両方とも間違いなくしっかり入りましたね。
がたつきがないことを確認して、カバーをおろしました。
そして、レバーをゆっくりおろして、固定しました。
これで、CPUの取り付けは完了しました。
付属のソケットカバーは、絶対に捨てないようにしましょう。
ベアボーンを使わなくなって、ベアボーンを保管したり売却することになった場合、ソケットカバーがないと困るからです。
Thermal Grizzly Kryonaut Extreme を塗る
Thermal Grizzly Kryonaut Extreme 2g
CPUを取り付けたので、超究極OCグリス「Thermal Grizzly Kryonaut Extreme」を塗ります。
前回、「ASRock DeskMini H470」+「Core i9 11900」の組み合わせで使用してから3年が経過しています。
「塗布用アプリケーター」の先に、グリスが固まっています。
反対側から見ても、中が詰まっています。
そこで、「パーツクリーナー」を吹きかけて、「洗浄ケース 大」の中で、ついている3年前のグリスを洗い落としました。
KURE 呉工業 パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml
ピカピカになりました。
購入した時と変わりません。
本体のフタを回してとりました。
中のグリスが確認できます。
「塗布用アプリケーター」をグリス本体の先につけました。
うまく取り付けできました。
そして、少しだけ押してグリスを出しました。
CPUにグリスを塗りました。
グリスを塗りすぎてしまいました。
最初の使用から3年が経過して、2回目の使用となるので、粘りが弱くなった感じを受けました。
そのため、グリスを薄く延ばすことができず、塗りすぎ状態になってしまいました。
グリスはまだ余っていますが、今回が最後だと思いました。
より詳細な「Thermal Grizzly Kryonaut Extreme」の使用方法は、こちらのリンク先をご覧ください。
Noctua NH-L9i-17xx chromax.blackを取り付ける
Noctua NH-L9i-17xx chromax.black
CPUにグリスも塗ったので、CPU FANを取り付けたいと思います。
CPU FANに風の向きが記入されています。
矢印の方向に風が出ていくので、横から出てくる熱風がケースの外に出るような向きにつける必要があります。
確認しましょう。
本体ケースを並べて、本体ケースの穴の向き、マザーの向きが一致していることを確認しました。
そして、そのまま、マザーボードに設置します。
取り付けました。
CPU FAN をしっかり押さえて、マザーボードをひっくり返しました。
マザーボードの穴の位置が、CPU FAN のネジ穴の位置と一致していることを確認します。
赤マルの部分から確認すると、CPU FAN のネジ穴の位置が一致していると分かります。
CPU FAN の短いネジを準備しました。
ネジをマザーボードに設置して、ドライバーでとめました。
締めすぎると、マザーボードがそってしまうので、注意が必要です。
横から、ネジの高さが4カ所とも同じくらいの高さなのか、マザーボードがそっていないかどうか、それらを確認しながら、CPU FAN を取り付けました。
できました。
Crucial SODIMM DDR4 3200 32GB を取り付ける
続いて、メモリを取り付けます。
CPU FANのケーブルがメモリ側にあるので、邪魔です。
そこで、ケーブルを上にあげます。
こんな感じです。
では、メモリを取り付けましょう。
裏側です。
両脇の爪を広げました。
方向を間違えないようにして、奥から取り付けます。
結構きついです。しっかりと奥までグッと入れましょう。
そして、両脇の爪でしっかり固定します。
2枚目も設置しました。
ぐっと上から押すと、パチッと音がして、両側のツメが閉まりました。
ばっちりですね。
メモリの横に、CPU FAN 1 のコネクターがあるので、ここにCPU FANの電源コネクターをさします。
取り付けました。
CPU FAN のケーブルが長いので、折り曲げて、タイラップでとめました。
きれいですね。
上からみてもすっきりしています。
完璧です。
まとめ
「ASRock DeskMini B760」+第14世代「Core i5 14500」というスタンダードな組み合わせで、組み立てを始めました。
今回は、CPU、CPU FAN、メモリを取り付けるだけの内容になりました。
パソコンの組み立て(自作)は、そんなに難しくないと分かります。
実は、めちゃくちゃ簡単なのです。
パソコンの組み立てをしたことがない初心者の方でも、十分にできます。
ぜひ、チャレンジしてもらえればと思います。
ということで、「ASRock DeskMini B760 + 第14世代Core i5 14500 でパソコンの組み立てをした話 その1(CPU・CPU FAN・メモリ)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
この話の続きは、こちら↓↓↓です。
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