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ASRock DeskMini B760(Intel第13世代・第14世代Core対応ベアボーン)を開封して詳細に確認した話 後編

2024年3月23日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、前回に続いて、「DeskMini B760」を詳細に確認した話です。

はじめに

前回は、「DeskMini B760」の付属品と本体の外観を確認しました。

ASRock DeskMini B760

今回は、「DeskMini B760」の中にあるマザーボードを確認していきましょう。

では、早速みていきましょう。

 

 

ASRock DeskMini B760 のマザーボードを取り出す

DeskMini B760」の裏側です。

四隅のネジを外します。

ネジは、なくさないように「ステンレス 角型トレー」に入れました。

しっかり四隅のネジは外れています。

赤マルの部分を引くと、マザーボードを取り出せます。

出てきました。

ケーブルが1本マザーボードに取り付けられています。

 

 

マザーボードの型番を確認します。

「B760M-STX」ということで、B760のチップセットが搭載されたマザーボードだと分かります。

マザーボードに取り付けられていたケーブルの部分を拡大します。

M.2 Wi-Fiのところに取り付けてあります。

これは、電源スイッチのケーブルです。

念のため、ここで写真を撮っておきました。ケーブルの取り付け状態を忘れないようにするためです。

ケーブルを外してみました。

マザーボードのピン側とコネクター側が同じ大きさなので、方向だけ間違わなければ、大丈夫でしょう。

写真も取っておきましたしね。

ケースの内側です。

電源スイッチのケーブルが、前面の電源ボタンの部分から、マザーボードの上やCPU FANの上に落ちないように、うまく配置されています。

ASRockのちょっとした心づかいを感じます。

ケースの両側には、マザーボードをスライドしながら取り付けるバーが設置されていました。

マザーボードの位置がずれないよう、しっかりとフォローされています。

 

 

ASRock DeskMini B760 のマザーボードを確認する!

取り出したマザーボードです。

まずは、小さいなという印象です。

15.5cm×15.5cmのケースに入っていたので、当然といえば当然ですが、それでも小さいと感じます。

色もブラックで渋いです。

前方にメモリを取り付ける位置があります。

そして、熱風を逃がす穴が開いているのが、手前の方です。

写真の上の方のSSDやWi-Fiカードを取り付ける場所には、CPUを冷やした熱風が逃げる場所がありません。

マザーボードの表側のSSDは、PCIe5.0 SSDに対応しています。

もちろん、PCIe3.0 SSD や PCIe4.0 SSD を取り付けることも可能です。

ただ、最速のPCIe5.0 SSDを取り付ける場合には、PCIe5.0 SSDは本当に発熱がすごいので、これまで以上に放熱対策をしっかり行う必要があるなと思いました。

これらの位置関係を、しっかり覚えておく必要があるなと思いました。

前面の雰囲気です。

前からみるとメモリが横になっていることが分かります。

SSD側からみてみました。

右側のM.2 Wi-Fiと SSD用のM.2のコネクターが段差で2段になっていることが分かります。

ネジをとめる場所を、赤マルで囲っておきました。

さらに近づけて、拡大してみました。

ネジ穴の高さがずれていますよね。

SSD用のネジ穴の方が高くなっています。

Wi-FiカードとM.2 SSDが2段になって取り付けることになり、しかも、これらを取り付ける側は熱風が抜けないので、SSDの熱がこもりやすくなります。

よって、SSDには、放熱性の高いヒートシンクをしっかり取り付けるのが良いと分かります。

PCIe5.0 SSDを取り付けるのであれば、FAN付きのヒートシンクを検討するのもよいでしょう。

 

 

メモリ側です。

SSD側とは反対の「CPUを冷やした熱風が抜ける側」を確認します。

余分なものは何もないので、スムーズに風が抜けるようになっています。

上から確認します。

CPUソケットと、CPU FANを取り付けるネジ穴が4カ所あいていることが分かります。

拡大します。

ソケットLGA-1700も第14世代が最後です。DDR4も第14世代で最後です。

次の第15世代Core(Arrow Lake(アローレイク))は、ソケットもLGA1851になり、DDR4のサポートも終了するので、DDR5です。

DDR4を利用してパソコンを組み立てるのであれば、第13世代か第14世代のCPUを使って「ASRock DeskMini B760」で小型パソコンを組み立てるのが、一番良いと分かります。

しかも、「ASRock DeskMini B760」は、自分の好きなパーツを、自由にセレクトして使用できるので、自分の思いの詰まった完成度の高い小型パソコンを組み立てることができます。

まさに、最強のベアボーンですね。

 

 

ASRock DeskMini B760 の底板を確認する

次にマザーボードを取り付けてある底板を確認しましょう。

底板には2.5inchのHDDやSSDを取り付けることになるので、向きなどを把握して置くことも大切です。

では、みていきましょう。

裏側です。

2.5inchのHDDやSSDを取り付ける側です。

ドライブを2台取り付ける時には、認識するドライブの優先順位を間違えないようにするためにも、覚えておくとよいでしょう。

青文字で「B」とか「A」と書いてあるのは、「クイック取り付けガイド」に記載してあるアルファベットを同じように書きました。

実際の組み立ては、最初に「A」からドライブを取り付けますが、「A」はSATAのドライブを2番目に認識する側(SATA2)になるので、注意しましょう。

よって、SATAを1番目に認識したいドライブ(SATA1)は、後で「B」に取り付けます。

SATAのコネクター部分を拡大してみました。

よく見てもらえば分かるのですが、マザーボードのコネクターのところに白文字でそれぞれ「SATA1」「SATA2」と書いてあります。

「クイック取り付けガイド」をみてみましょう。

先ほど、底板に青文字で「B」とか「A」と書きましたが、このアルファベットが、「クイック取り付けガイド」に記載してある「B」とか「A」と一致します。

 

 

「クイック取り付けガイド」では、最初に「A」側(SATA2)からドライブを取り付けるように書いてあります。

最初にドライブの横のネジ穴を、底板のツメの部分にひっかけて固定します。

次に、反対側から、ミリネジを2本使って、ドライブの横を固定します。

ドライブを固定したら、ドライブにSATAケーブルを取り付けるという感じです。

その後の「クイック取り付けガイド」を確認します。

底板を回転させて、裏側のB側(SATA1)にドライブを取り付けます。

B側(SATA1)にドライブを固定するときは、ドライブの裏からネジを4本とめます。

そして、ドライブにケーブルをさして、マザーボードにケーブルを接続するという作業です。

これで、ドライブの取り付け方法も理解できました。

 

 

ASRock DeskMini B760 のマザーボードの裏側を確認する

マザーボードを外してみましょう。

赤マルをした4カ所のネジを外しました。

ケースの裏側のネジと一緒に「ステンレス 角型トレー」に入れておきます。

マザーボードを外した底板です。

底板を裏返してみました。

マザーボードを外した背面です。

左側を拡大します。

ピンぼけしてしまいましたが、赤枠の部分の一番上と一番下に穴をあけて、Wi-Fiのアンテナを出します。

 

 

もう何度も見ていますが、マザーボードを上から見たところです。

あまりに小さいので、「iPad mini 6」を横に置いてみました。

「浜辺美波ちゃん」の顔と同じくらいの大きさです。

小さい!

裏返しました。

赤枠で囲った部分が、PCIe4.0 SSD の取り付け位置です。

Hyper M.2 と書いてあります。

「前」「後」と書いたとおり、PCIe4.0 SSD の取り付け位置は、メモリの裏側です。

前面パネルと並行してメモリが取り付けられて、そのメモリの裏側には PCIe4.0 SSD が取り付けられているということです。

マザーボードを横にしてみました。

拡大します。

斜めにしてみました。

前面パネルの各端子から少し奥のところに PCIe4.0 SSD があることが分かります。

マザーボードの裏側に取り付けた PCIe4.0 SSD は、ヒートシンクを取り付けるスペースがないので、サーマルパットを取り付けて底板から熱を逃がします。

マザーボードの裏側なので、CPU FAN の風があたることもないです。

よって、 PCIe4.0 SSD に取り付けるサーマルパッドは、慎重に選択したいですね。

最後に、コネクター側の写真を掲載しておきます。

 

 

まとめ

前回に引き続き、2回にわたって、「DeskMini B760」を詳細に確認してきました。

ASRock DeskMini B760

DeskMini B760」を実際に確認して、私の分かる範囲で、できる限りのことを書いてきました。

DeskMini B760」で小型パソコンを組むとなると、「DeskMini H470」に続いて2回目です。

2021年5月に、「DeskMini H470」+「Core i9-11900」の組み合わせで、組み立てを行ったので、約3年ぶりになります。

新しい「DeskMini B760」を確認した感想としては、改めて「DeskMini B760」以上に拡張性の良いベアボーンはないなぁと思いました。

・CPUは、デスクトップ用のCPUを搭載できる!
・M.2のSSDは、2個取り付けが可能!
・2.5インチのSSDまたはHDDも2個取り付けが可能!
・2.5インチのSSDまたはHDDでRAID0とRAID1が組める!

とにかく、SSDやHDDを全部で4台搭載できて、ノート用でなくデスクトップ用の早いCPUを搭載できる!

妥協することもなく、超快適な小型パソコンの組み立てができる!

これ以上の小型ベアボーンはありません。

心も体も、ワクワクしています。

幸せ感があふれてきます。

ありがとう、ASRock!

本当に、このような素晴らしいベアボーンを、世に送り出してくれるASRockには、感謝しかありません。

本当に、本当に、ありがとう!

私の記事を読んでいただいて、1人でも多くの方が「DeskMini B760」に興味を持っていただけたら幸いです。

私と一緒に、「ASRock DeskMini B760」で、自分にあった最高のパソコンを組み立ててみましょう!

ということで、「ASRock DeskMini B760(Intel第13世代・第14世代Core対応ベアボーン)を開封して詳細に確認した話 後編」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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