nasne パソコン使い方

nasne のフォルダーをWindows10パソコンで確実に共有できるようにした話

2021年6月14日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、nasne のフォルダーをパソコンで共有した話です。

 

はじめに

先日、新しい「第11世代Core i9 ASRock DeskMini H470 パソコン」を組み立てました。

そして、Windows10も新規にインストールしました。

そこで、共有フォルダーの設定をする必要があるので、備忘録として書きたいと思います。

特に、SONY nasne(ナスネ・ネットワーク録画機器)のフォルダーの共有です。

nasneは、バッファローから後継機がでているので、そちらはWindows10にも対応しているので共有設定はそれほど難しくないでしょう。

ただ、SONY nasne は、Windows10の前の製品なので、Windows10で共有設定するにはコツがいるようですね。

そこで、今回は、私がいつもWindows10を再インストールしたときに行っている手順を書きたいと思います。

私の手順ですべての方がうまく共有できるとは限らないですが、こうやって共有している人もいるんだという軽い気持ちで読んでもらえればと思います。

それでは、早速、いきましょう。

 

 

nasneの設定を確認する

私の場合、SONY nasneを2台所有しています。

そこで、nasneは、IPアドレスを固定しています。

こんな感じです。

nasne1(192.168.10.11)

nasne2(192.168.10.12)

IPアドレスはしっかりと控えておきましょう。

 

 

SMB1.0を有効にする

コントロールパネルを開きます。

そして、「プログラム」を選択します。

「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

設定画面が出ますので、「SMB 1.0/CIFS ファィル共有のサポート」にチェックを入れて、OKを押します。

そして、パソコンを再起動します。

 

 

nasneを共有する

再起動後、エクスプローラーを立ち上げて、ネットワークをクリックします。

Windows10を再インストールしたばかりの時などは、共有が無効になっている旨のメッセージがでます。

マウスでクリックすると、「ネットワーク検索とファイル共有の有効化」と出るので、クリックします。

有効にしますか?と確認メッセージが表示されるので、下の、「すべてのパブリックネットワークに~」を選択します。

すると、エクスプローラーのネットワークのところに、nasneが見えるようになると思います。

 

 

nasneのフォルダーを見られるようにする

nasneがあると分かっただけなので、アクセスできるようにします。

アクセスしたいnasneを選んで、右クリックします。

「開く」をクリックします。

「ネットワーク資格情報の入力」の画面がでます。

ここに、いつもパソコンにログインしている「ログインID」と「パスワード」を入力します。

私の場合は、パソコンに「MicrosoftアカウントID」でログインしているので、「MicrosoftアカウントID」とパスワードを入れました。

そして、OKを押します。

エクスプローラーのネットワークの画面に戻るで、今回設定したnasne1をダブルクリックします。

nasne1にアクセスできるようになりました。

やったね。

 

 

ネットワークドライブの割り当てをする

そのままでは面倒なので、ネットワークドライブの割り当てをします。

右クリックして「ネットワークドライブの割り当て」を押します。

設定画面がでるので、あとは設定するだけです。

ただ、この「ネットワークドライブの割り当て」をするときに注意が必要です。

まずは、デフォルトのまま設定をしてみましょう。

設定画面がでるので、Lドライブで設定します。

すると、エクスプローラーでは、「NASNE1」としてLドライブを設定しました。

これで共有ができました。

しかし、実は、この「NASNE1」という名前で指定するとエラーが出やすいのです。

 

 

そこで、IPアドレスで指定するようにします。

パソコンが確実にnasneを探せるようにするためです。

nasneにアクセスしたときに、エクスプローラーのアドレスバーのところに行きます。

ここで、最初にメモしたnasneのIPアドレスを打ち込みます。

そして、Enterを押します。

IPアドレスでnasneを特定した画面になりました。

この状態で、「ネットワークドライブの割り当て」を行います。

設定画面がでるので、Lドライブで設定します。

すると、IPアドレスで、Lドライブを設定しました。

この状態でドライブを使うようにしましょう。

これですぐにnasneにアクセスできるようになりますね。

 

 

私の場合、「FileVisor7」という古いファイル管理ソフトを使っています。完全にサポートは終わっていますが…。

他のファイル管理ソフトなどでも、「ネットワークドライブの割り当て」を直接設定できる場合があります。

直接設定できる機能があると、楽です。

「FileVisor7」の場合は、こんな感じでメニューが準備されています。

なので、ここをクリックすると…。

「ネットワークドライブの割り当て」の画面がいきなりでます。

Mドライブに、nasne1本体の「DATA」フォルダーをIPアドレスで設定している画面です。

このようにファイル管理ソフトで直接ドライブの割り当てをする場合も、IPアドレスで設定するのがコツです。

× \\NASNE1\share1\DATA
〇 \\192.168.10.11\share1\DATA

もちろん、nasneの名前で設定してもアクセスできますが、エラーが出やすいです。

IPアドレスで設定したほうが、エラーの出る確率は格段に低いです。

なので、私はIPアドレスで設定しているのです。

完了を押すと、アクセスできました。

次に、Nドライブに、nasne1の外付けHDDを指定する画面です。

 

 

nasne2もドライブを設定しましょう。

Pドライブに、nasne2本体の「DATA」フォルダーを設定している画面です。

完了を押しました。

「ネットワーク資格情報の入力」の画面がでます。

まだ、設定していませんでしたね。

nasne1の時と同様、パソコンのログインIDとパスワードを入力します。

パソコンに「MicrosoftアカウントID」でログインしているので、「MicrosoftアカウントID」とパスワードを入れました。

Qドライブに、nasne2の外付けHDDを指定する画面です。

完了を押して、共有できました。

「FileVisor7」でみるとこんな感じです。

これで完了です。

 

 

ネットワーク資格情報の入力を間違った場合は?

「ネットワーク資格情報の入力」を間違った場合には、編集または削除しましょう。

コントロールパネルのユーザーアカウントを開きます。

資格情報マネージャーの「Windows資格情報の管理」をクリックします。

「Windows資格情報」を確認します。

「ネットワーク資格情報の入力」で入れた内容が表示されますので、ここで編集や削除が可能です。

私は、あっさり削除して、もう一回やり直すタイプなので、削除する画面です。

こんな感じでしょうか。

 

 

まとめ

SONY nasneのフォルダーを共有するのが難しいと聞きます。

確かにわかりにくいです。

パソコンを起動した時には、いつでもnasneのフォルダーにアクセスできるようにしたい。

であれば、nasneにアクセスをするユーザーは、パソコンにログインした時のユーザーIDを設定する。

パソコンに「MicrosoftアカウントID」でログインしているのであれば、「MicrosoftアカウントID」とパスワードで設定する。

また、パソコンから見たときに、nasne本体をしっかり特定するために、「ネットワークドライブの割り当て」をするときは、IPアドレスで特定させる

ここをしっかりおさえれば、アクセスできるでしょう。

nasne本体は、24時間、ずっと起動したままだと思いますが、それでも時々パソコンを立ち上げた時に、ネットワークエラーでつながらない時があります。

そんな時は、起動の時にエラーがでたドライブをダブルクリックして、一度エラーメッセージを表示させて、そのあと、パソコンを再起動すれば、ほぼ確実につながるでしょう。

くっそー、なんでだよ~。なんでつながらないんだよ~、この肝心な時に…。

ということが、絶対にないとはいえないですが、確率は低くなると思います。

ということで、「nasne のフォルダーをWindows10パソコンで確実に共有できるようにした話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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