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富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換してWindows10を新規インストールしたらSurface Laptopのようになった話(交換編)

2021年10月14日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、2016年5月製造の富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換した話です。

 

はじめに

今回は、娘の富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換した話です。

娘が大学に入ったとき購入したノートパソコンがこちらです。

富士通 FMV LIFEBOOK SH75/W FMVS75WWP

CPU CPU インテル® Core™ i5-6200U プロセッサー(HTテクノロジー対応)
動作周波数 2.30GHz(インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大2.80GHz)
コア / スレッド数 2コア / 4スレッド
2次キャッシュメモリ 256KB×2
3次キャッシュメモリ 3MB
グラフィックス・アクセラレーター Intel HD Graphics 520(CPUに内蔵)
ビデオメモリ メインメモリと共用
チップセット CPUと一体
メインメモリ(標準 / 最大) 標準4GB(4GB×1) / 最大12GB
メモリスロット数(空き) SO-DIMMスロット×1
液晶ディスプレイ LEDバックライト付高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラーLCD(ノングレア液晶)
13.3型ワイド
1920×1080ドット 1677万色
HDD 約500GB HDD
DVD / CDドライブ スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
OS Windows 10 Home 64ビット版

2016年5月製造となっています。

大学で使用する際には、メモリを増設しておいた方がいいだろうと判断して、8GBを追加し、最大12GBにしてあります。

そんなパソコンも6年以上経過し、娘が仕事で使うには起動が遅すぎて使えないとのこと。

そこで、今回、一番のボトルネックと思われるHDDをSSDに交換することにしました。

富士通ノートパソコン はコチラ

 

 

富士通 FMVS75WWPのベンチマーク

始める前に、ベンチマークをとってみました。

購入当時は、Cドライブだけでしたが、その後、CドライブとDドライブにパーティションを分けたので、それぞれを図ってみました。

Cドライブ

Dドライブ

最近あまりみなくなった数字です。

この数字をみると、これまで使っていた娘に申し訳なく感じます。

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SSD交換ならWindows10も新規インストール

ノートパソコンのHDDをSSDに交換する場合、HDDの中身をSSDにコピーする方法がよく紹介されていますが、皆さんが期待しているように、トトロ兄さんがそんなことをする訳がありません。

いくら安定しているWindows10といっても、新品のSSDに交換するので、Windows10も当然ですが、新規にインストールして、キビキビ動くノートパソコンにします。

不足するドライバーがあれば、富士通のホームページからダウンロードすれば良いからです。

申し訳ないけれど、メーカーさんのソフトは使わないので、シンプルにOSとofficeがあればOKとのこと。

というのも、娘は、パパにパソコンを見てもらっても、スピードが変わらなかったら、Surface Laptopの最新版(Windows11インストールモデル)がほしいといっていたのです。

Surface Laptop はコチラ

購入するのであれば、Corei5(11世代)、メモリ16GB、SSD512GBのスペックかなと思っているので、20万弱程度。

さすがの私でも、iPad mini 6 を購入したばかりなので、Surface Laptopの購入は無理ではないけれど、あわてて購入しなくてもいいかなと思ったのです。

そこで、目標としては、HDDからSSDに交換し、Windows10を新規にインストールして、起動がとにかく早くなって、officeもサクサク動けばそれでいいかなと思ったのです。

現状のHDDの状態では、起動し安定するのに5分弱かかります。

officeの起動もなぜか30秒程度。

いくら何でも、遅すぎるので、HDDの調子が悪いなかな?という状態なのです。

 

 

HDDからSSD交換の前に

SSD交換後、完全にWindows10を新規に再インストールするので、現在のライセンス状態を確認しました。

ライセンス認証は、「Windowsは、Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています。」となっていました。

Microsoftアカウントが、デジタルライセンスで、Windows10と連携されているので、再インストールしても問題はありませんね。

ライセンス認証についてはコチラをご覧ください

Microsoftアカウントがしっかりリンクされているけれど、万一のために、プロダクトキーを確認しておくことにしました。

最近のパソコンは、プロダクトキーがパソコン本体に貼られていないので、分かりません。

そこで、使ったのが、こちらの「ProduKey」というソフトです。

パソコンをよくご存じの方なら知っていると思いますが、昔からあるプロダクトキーを調べるソフトですよね。

ProduKey

リンク先のページに行って、ダウンロード先をクリックします。

とんだ先の「Download ProduKey for x64」をクリックすると、ソフトがダウンロードできます。

ファイルは、「produkey-x64.zip」です。

解凍した画面です。

このまま起動すると、ウイルスと認識されて、削除されてしまうので、リアルタイム保護を一時的に解除しました。

解除してから起動しました。

しっかりとプロダクトキーがわかりました。

あとは、最新版のWindows10をダウンロードしたUSBメモリを準備しました。

最新版のWindows10をダウンロードしたUSBメモリの作成方法は、こちらをご覧ください。

Window10のUSBメモリの作成方法は、こちら

 

 

Samsung 870 EVO 500GB を準備

HDDからSSDに交換しますが、交換するSSDは、SSDシェアが世界最大のSamsungの製品にしました。

そして、Samsungの2.5インチSSDのなかでも最新版のこちらの製品にしました。

Samsung SSD 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ MZ-77E500B

私が購入した時は、交換前のHDDと同じ容量の500GBで7000円弱でした。

私と同じように交換を考えている方は、こちらも参考にしてみてください。

SSD の 売れ筋ランキング はコチラ

パソコンとの相性もあるので、個人的にはSamsungのモデルをおすすめします。

Samsung 2.5インチ SSD はコチラ

それでは、みていきましょう。

Amazonで購入して届きました。

袋から出しました。

箱の裏側です。

箱から出しました。

近づけてみました。

この黒が渋くていいですね。おすすめです。

裏側です

軽いです。さすが、SSDですね。

さー、準備が整いました。いよいよ交換ですね。

 

 

富士通ノートパソコンの裏ブタを開ける

次に、富士通ノートパソコンの裏ブタを開けましょう。

裏側です。

最初に増設したメモリを外します。

増設メモリのフタをとりました。

分かりやすいように別にして置きました。

外すネジを確認しました。

青マルのところは、通常のドライバーでネジを外します。

赤マルは精密ドライバーでネジを外します。

2種類のドライバーを準備しました。

赤マルをしたネジの写真です。

ネジの頭が小さいことが分かってもらえるでしょうか。

 

 

外したネジは、A4用紙の上に外した位置と同じ位置に並べました。

外したネジがどこのネジだったのか分からなくなるのを防ぐためです。

次に、赤マルの部分にツメがあるので、ツメを折らないように気をつけて裏ブタを外します。

手前の左側の部分に指をいれて、パソコンの表側が起きないようにおさえます。

そして、裏ブタを上げて外しました。

外した時のツメの部分です。

大丈夫でしたね。

裏ブタを開けたところです。

右下にHDDが取り付けられていました。

富士通ノートパソコン はコチラ

 

 

HDDをSSDに交換する

では、いよいよSSDに交換です。

まずは、HDDを外します。

HDDの下の方を手でつまんで浮かせました。

ゆっくりと引っ張って、HDDの型から取り出す感じで浮かせます。

おしりの方から、持ち上げてみました。

HDDを固定していた型の部分には、ビニールのシートが敷いてありました。

静電気を伝えないようにするためですかね。

HDDが完全に浮いたので、ゆっくりとコネクター部分を引っ張りました。

あわてずにゆっくりと外します。

ボードについているSATAコネクターが外れたり、ケーブルを切ってしまったりしないように最大の注意を払うべき作業です。

外れました。

無事に外れて良かったです。

 

 

取り外したHDDです。東芝製の2.5インチHDDで、7mm厚のHDDです。

HDDの防振用ゴムを外しました。

防振用ゴムを、そのまま「Samsung 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ SSD MZ-77E500B」に取り付けました。

そして、ボードのSATAコネクターに取り付けました。

取り付けたあとは、HDDの取り付けてあった型に入れて、完成です。

とりあえず、ホッとしました。

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富士通ノートパソコンの裏ブタを戻す

富士通ノートパソコン内部での作業は完了したので、裏ブタを戻します。

ツメをもう一度確認します。

取り付けには細心の注意を払います。

ツメの部分の取り付けだけを注意すれば、もとに戻すのは難しくありません。

ネジを戻して閉めました。

バッテリーを取り付けました。

増設メモリを戻しました。

増設メモリのカバーをかぶせました。

これで作業は完成です。

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BIOSでSSDを確認する

BIOSでSSDがしっかり認識できているか確認してみましょう。

Windows10の入ったUSBメモリをさしました。

そして、電源をオンして、「F2」を連打して、BIOS画面に入りました。

起動画面を確認しました。

Samsung SSD 870 EVO 500GB」としっかり認識しています。

Windows10の入ったIO DATAのUSBメモリを起動優先順位の1番にしました。

この順番で起動をすれば、Windows10のインストールになるので、BIOSの変更を保存します。

終了のタブに移動して、「変更を保存して終了する」を押しました。

「はい」を押せば、BIOSの設定は完了です。

Surface Laptop はコチラ

 

 

まとめ

今回は、2016年5月に製造された富士通ノートパソコンのHDDを実際にSSDに交換しました。

富士通 FMV LIFEBOOK SH75/W FMVS75WWP

幸いにして、それほど難しい作業ではありませんでした。

富士通ノートパソコン はコチラ

また、交換するSSDについては、取り付け後に相性問題が発生して、SSDが認識されないことを避けるために、SSDの最大メーカーSamsungのSSDを取り付けました。

Samsung SSD 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ MZ-77E500B

結果的には、なんの問題もなく取り付けは完了しました。

SamsungのSSDで相性問題が出たら、もう目が当てられませんからね。

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Samsung 2.5インチ SSD はコチラ

あとは、新規にWindows10をインストールするだけです。

準備もできています。

富士通ノートパソコンの新規Windows10のインストールは、次回の記事で書きたいと思います。

ということで、「富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換してWindows10を新規インストールしたらSurface Laptopのようになった話(交換編)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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