モバイルその他

iPhoneやiPadの自宅Wi-Fi接続をGoogleのDNSに変更したら、ウエブがサクサクの快適表示になった話

2021年12月15日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回はMobile端末でGoogleのDNSサーバーを設定した話です。

 

DNSサーバーとは?

ネットでウエブ表示をさせる場合、「google.com」などのドメイン名を通じてIPアドレスが割り当てられているウエブサーバーを見に行きます。

そこで、ドメイン名とIPアドレスを変換する仕組みを提供するサーバーがDNSサーバーです。

通常であれば、加入しているプロバイダーが準備したDNSサーバーを利用して、何も設定をしなくてもウエブが表示されるようになっています。

そこをあえて、グーグルなどのDNSサーバーを使うと、ウエブの表示が高速になる場合があります。

ただ、必ずしも高速になるとは限りませんが、試してみる価値はあります。

もし、高速に表示されないのであれば、もとのプロバイダーのDNSサーバーを使うだけだからです。

 

 

Mobile端末でもGoogle DNSサーバーを使ってみる

前回、パソコンのDNSサーバーをGoogleのDNSサーバーに設定した話を書きました。

自宅で使用しているパソコン(第11世代Corei9+DeskMiniH470パソコン・Windows11)を有線LAN接続と無線LAN接続で試しました。

結果的に、どちらの接続方法でもウエブの表示がサクサクになり、快適なウエブ環境になりました。

各個人の環境に依存するので、必ずしもウエブ閲覧が速くなる訳ではありませんが、私の環境では思った以上に効果がありました。

特に、無線LAN(Wi-Fi)接続での閲覧が速くなったと感じたのです。

そこで今回、iPhone、iPadを自宅でWi-Fiに接続する時、GoogleのDNSサーバーを見に行くようにすれば、超快適ウエブ表示になるだろうと思ったのです。

 

 

iPhoneでGoogle DNSサーバーを設定する

Google DNSサーバーは、こちらです。

IPv4 優先 8.8.8.8
代替 8.8.4.4
IPv6 優先 2001:4860:4860::8888
代替 2001:4860:4860::8844

iPhoneの「設定」を開けます。

Wi-Fiを選択します。

接続したWi-Fiの欄の赤丸の部分を押します。

すると、接続状況の詳細が表示されます。

DNSの欄を見ていただければ分かりますが、初期設定は「自動」になっています。

プロバイダーのDNSサーバー(私の場合は、OCN光のDNSサーバー)を見に行くことになっています。

「自動」の部分を押します。

「自動」が選択されていて、DNSサーバーの部分にルーターと私のプロバイダーであるOCNのDNSサーバーがIPv6表示で「2400:・・・」と表示されています。

この部分を変更します。

「手動」を選択して、GoogleのDNSサーバーを追加しました。

GoogleのDNSサーバーを優先的に使うので、最初に登録してあった2つのサーバーは削除しました。

消すのをためらわれるかもしれませんが、「自動」に戻せば、復活するので気にしなくて良いです。

4つだけにして、保存しました。

私の自宅では、OCN光の回線はIPv6接続になっているのでGoogleのDNSサーバーのIPv6のアドレスを登録しましたが、固定回線がIPv4接続だけの場合は、IPv4のアドレス2つだけで良いです。

保存すると、次のような画面になります。

DNSの部分は、「手動」になりました。

これで設定は終わりです。

Google DNSサーバーの設定が終わったので、ブラウザーを起動してネットを見てみました。

予想どおりです。

速くなりました。

切り替えがサクサクです。

皆さんにも試してもらいたいですが、もともとプロバイダーのDNSサーバーが高速な場合には、変わらないかもしれませんし、逆に遅くなる場合もあるでしょう。

使ってみて「遅いな」と思えば、「手動」の部分を「自動」に戻してもらえば良いと思います。

遅く感じた場合は、自宅の固定回線のプロバイダーのDNSサーバーが優秀だということです。

 

 

iPadでGoogle DNSサーバーを設定する

次にiPad mini 6の設定をしました。

iPhoneと同じように、iPadの「設定」を開けます。

接続したWi-Fiの欄の赤丸の部分を押します。

DNSの部分は初期設定で「自動」のままです。

「自動」の部分を押しました。

「自動」が選択されていますね。

「手動」を選択して、GoogleのDNSサーバーを4つ追加しました。

そして、「自動」の時の設定を2つ消しました。

4つだけ残して、保存しました。

DNSの部分は、「手動」になりました。

iPadの設定も、これで終わりです。

Google DNSサーバーの設定が終わったので、ブラウザーを起動してネットを見てみました。

iPhoneよりサクサクです。

これはいいなと思いました。

IPv6の恩恵を受けているような感じです。

サクサクのスイスイという感じです。

もともとiPad mini 6でウエブ閲覧していても不満はありませんでしたが、それでもさらに機敏な表示になったのでよかったです。

設定してみるものですね。

 

 

まとめ

前回のパソコンの記事でも書きましたが、無線LANの場合は、家庭内に接続先が複数表示されるので、その接続先ごとに設定をする必要があります。

Mobile端末の場合は、パソコン以上に家庭内ではどの接続先に接続されるかは不明です。

正直、その都度は接続先を確認してないですよね。

家庭内のWi-Fiの接続先をすべて一度設定すれば、自分でDNSの設定を「自動」に戻さない限り「手動」設定を記憶していますので、時間のある時にでも設定すると良いでしょう。

冒頭でも書きましたが、iPhoneやiPadでちょっとウエブを速く表示させる方法を書きましたが、環境に依存されるのでどんな場合もOKというわけではありません。

でも試してみる価値はあると思いますので、うまくいくようであれば、家庭内の他の接続先も設定してみると良いでしょう。

もし、思った程のスピードが出ない場合は、「自動」に戻してもらえば良いでしょう。

ご理解のもと、試してみてください。

ということで、「iPhoneやiPadの自宅Wi-Fi接続をGoogleのDNSに変更したら、ウエブがサクサクの快適表示になった話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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