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Samsung SSD 980 PRO 2TB を PCIe 3.0 で使用した話(ベンチマーク)

2021年2月8日

こんにちはトトロ兄さんです。
今回はいよいよSamsung SSD 980 ProをPCIe 3.0で動かしたいと思います。

 

はじめに

Samsung SSD 980 PRO 2TBを取り付けた環境は、次のようになっています。

ベアボーン INTEL NUC BXNUC10I7FNH i7-10710U 2.5対応
メモリ Crucial(Micron製) PC4-19200(DDR4-2400) 16GB×2枚
NVMe SSD Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B
2.5inchベイ WD Blue HDD 2TB 2.5インチ WD20SPZX
電源ケーブル BUFFALO 電源ケーブル 3ピン ⇔ 2ピン BSACC0802BKA
OS Windows10 Pro

INTELのベアボーンは、第10世代のCore-i7を搭載しています。なので、PCIe 3.0でのテストになります。

また、テストの前提として、いくつか補足しておきます。

起動ドライブは、「Samsung SSD 980 PRO 2TB」ですが、Cドライブが200GB、Eドライブが1800GBと2つのパーティションに分割しています。

それでは、早速みていきましょう。

Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B

 

 

Samsung 980 Pro 2TB の PCIe 3.0 ベンチマーク

Crystal Disk Mark 8で、テストしました。設定は、「NVMe SSD」にしてあります。

Cドライブなので、Windows10 Proがインストールされています。

1回目

2回目

3回目

シーケンシャルの読込は、もう少しスピードが出てほしいところです。

シーケンシャルの書込は、読込と同程度で安定しています。

ランダムの4K読込が75MB/Sを常にこえているので、起動プログラムなどが早く感じると思われます。

Eドライブで試しました。

1回目

2回目

ほぼCドライブと同じですね。

私の環境では、以上のような数字となりました。

 

 

Samsung Magician の ベンチマーク

Samsung SSDのファームウエアのアップデートなどを行うソフトで、ベンチマークを図ってみました。

シーケンシャルの読み出しが3541MB/S、書き込みが3435MB/Sと、PCIe 3.0の限界値の数字が出ています。

下の段が、2.5inchベイの「WD Blue HDD 2TB 2.5インチ WD20SPZX」の数字です。

別画面でも確認できます。

 

 

Samsung 980 Pro の温度を確認する

Samsung 980 Pro」の温度は、すごく低い温度で安定して動いています。冬の時期ということもあるのだと思いますが、アイドリング時で30度程度です。

私の環境では、前回も書きましたが、ベアボーンの横から「Noctua NF-A 12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」で風を当てているからです。

その結果、すごく安定した低温となっているのです。

画面をキャプチャーし忘れたのですが、何回もベンチマークテストをとった時でも、40度をこえることはありませんでした。38度が最高でした。さすが、「Noctua NF-A 12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」ですね。

ベンチマークをとった980 ProのEドライブに、本来のDドライブ(よく使うデータ)約1TBをコピーした時の温度の変化です。

最高でも36度でした。単純にコピーしているだけなので、こんな程度なのでしょう。

ベンチマーク時にでた38度が、最高温度(生涯)となっています。

 

 

まとめ

今回、Windows10 Proを新規にインストールした後、ベンチマークテストをしました。

おそらく、一般の方も起動ドライブとして使うことを想定して購入されると思うので、普通に使う環境でのテストとなりました。

結果自体は、PCIe 3.0ということで、もともとそれほど数値が伸びるわけではないかなと思っていたのですが、その通りの結果となりました。

個人的には、もう少し3500に近い数字が出てくれたならば良かったと思っていますが、PCIe 3.0では、この辺りが限界なのでしょう。

ただ、書き込みがすごく安定していることが、私としてはすごく嬉しかったことです。

ベンチマークでは、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4 SSD」のベンチマークとそれほど変わらないのかなと思いました。

逆に、シーケンシャルの数字では、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4 SSD」の方がよい結果が出ている項目もあります。

しかし、ランダムの数字は、「Samsung 980 Pro」の方がいい数字なのです。

なので、使用した感じとしては、ソフトの起動やウェブの読み出し、大きな音声データ(wavファィル)の書き込みの切れがすごくよくなりました。

切れがよいというのは、切り替えが早いということです。

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4 SSD」でも早くなったと思ったのですが、さらにもうワンテンポほど早くなった感じなのです。

なので、パソコンで作業をしていて、自分の思考と一緒にマウスを動かし画面を切り変えたり、ソフトを立ち上げたりする時のスムーズさがシームレスなのです。

思考に画面がついてきていて、思考を妨げない感じです。

これで、PCIe 3.0での環境です。

これが、PCIe 4.0になるとさらに速くなるのでいったいどんな世界が待っているのだろうとワクワクしてきます。

PCIe 3.0で、「Samsung 980 Pro」を使うのは早いかもしれないという思いもありましたが、これだけPCI3.0でシームレスに使うことができるのであれば、先行投資としてもすごく良かったなと思いました。

今回の「Samsung SSD 980 PRO 2TB」への変更は、満足感のあるアップグレードでした。

ということで、今回は、「Samsung SSD 980 PRO 2TBをPCIe 3.0で使用した話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

今回の記事の続きは、こちらです。

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