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パソコンのストレージ(記憶媒体)の種類を理解しよう

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回から数回に分けて、ストレージ(記憶媒体)について書きたいと思います。

 

はじめに

今回から数回に分けてストレージ(記憶媒体)について書きたいと思います。
パソコンについてあまり知らない方に少しでも理解してもらえたらと思います。
今回は、1回目としてストレージ(記憶媒体)の種類を解説します。
では、さっそく、はじめましょう。

 

 

パソコンの記憶媒体とは?

パソコンの記憶媒体は、通常「ストレージ」と呼ばれます。英語の単語では、「storage」というつづりですが、直訳すると「保管」「貯蔵」「保存」「格納」という意味です。

そのため、パソコン用語で「ストレージ」という言葉を使用する場合、プログラムやデータを記録するもの、すなわちパソコンの電源を落としてもデータを保存し続けてくれているものということで、「記憶媒体」をさします。

その「記憶媒体」としては、2種類あります。
HDD(ハードディスクドライブ)の「磁気ディスク」と、SSD(ソリッドステートドライブ)USBメモリSDカードなどの「フラッシュメモリ」です。

磁気ディスク 3.5インチハーデディスク
2.5インチハードディスク
フラッシュメモリ SSD(ソリッドステートドライブ)
USBメモリ
SDカード

これらの中で、パソコン用として使用されるのが、「磁気ディスク」のHDDと「フラッシュメモリ」のSSDです。

また、HDDSSDには、パソコンに内蔵して使用する場合と外付けとして使用する場合があります。パソコンに接続する端子がむき出しになっているのが内蔵タイプ、ケースに収納されてUSBケーブルなどとセットになっているのが外付けタイプです。(USBメモリSDカードには内蔵型はなく、外付けタイプしかありません。)

外付けで使用する場合には、下記の表のように、「外付けHDD」というと「外付け3.5インチHDD」をさし、「ポータブルHDD」というと「外付け2.5インチHDD」をさすことが多いです。また、SSDは、最大でも2.5インチのサイズしかないので、「外付けのSSD」は、「ポータブルSSD」と呼ばれます。

外付け型 呼び方
外付け3.5インチHDD 外付けHDD
外付け2.5インチHDD ポータブルHDD
外付けSSD ポータブルSSD

販売店やネットで購入するときには、呼び方を覚えておくとよいでしょう。

 

 

HDDとSSDを写真で確認する

パソコンで使うストレージが、どんな感じのものなのかをイメージするために、写真を準備しました。ご覧になると「見たことがあるわ~」と思われる方もいらっしゃるでしょう。とりあえずは、イメージをつかんでみてください。

3.5インチ内蔵型ハードディスク

厚さ:12.5mm

 

2.5インチ内蔵型ハードディスク


厚さ:7mm、9.5mm、12.5mm

 

2.5インチ内蔵型SSD

厚さ:7mm、9.5mm(最近は、ほとんどが7mmタイプ)

 

基盤タイプ内蔵型SSD

長さ:2280(ほとんどが2280)

 

3.5インチ外付けHDD

 

2.5インチ外付けHDD(ポータブルHDD)

 

2.5インチ外付けSSD(ポータブルSSD)

 

ステック型外付けSSD(ポータブルSSD)

なんとな~くでもいいので、製品のイメージはつかめましたか?

 

 

使用する用途を理解する

ストレージ(記憶媒体)はたくさんの種類があることが分かりました。
では、これらのストレージは、どのような時に、どのストレージ(記憶媒体)を使うのがよいのでしょうか。一覧にまとめてみました。

内蔵型3.5インチHDD 大型デスクトップパソコン 容量増
内蔵型2.5インチHDD ノートパソコンのHDD交換
小型パソコン
容量増
スピードアップ
内蔵型2.5インチSSD
基番タイプSSD デスクトップパソコン
ノートパソコン
容量増
スピードアップ
外付け3.5インチHDD デスクトップパソコン
ノートパソコン
容量増
外付け2.5インチHDD
外付けSSD

内蔵型3.5インチHDDは、大型のデスクトップ用として使用します。
また、内蔵型2.5インチHDDSSDは、旧型のノートパソコンや小型パソコンの容量増またはスピードアップのために使用されます。
基番タイプのSSDは、スピードが早いこともあり、デスクトップパソコン、ノートパソコンを問わず最新のパソコンで使用されています。
そして、大きさを問わず外付けのHDDSSDは、容量増のために使われます。
これらの使用目的を理解したうえで、自分が必要とするストレージ(記憶媒体)を選択することが大切です。

 

 

まとめ

今回は、ストレージ(記憶媒体)の種類を理解するということで、解説しました。

パソコンを使っているといろいろなことがおきます。
例えば、
・記録する容量が少なくなってきたなぁ~
・パソコンの立ち上がりがおそくなってきたなぁ~
・動画や写真のデータを別のところに保存したいなぁ~
など
いろいろあります。

そんな時に、自分がどのストレージ(記憶媒体)を使うのが一番良いのか判断する参考にしてもらえればと思います。

今、ストレージの主流はSSDに向かっています。「速い」「軽い」「壊れにくい」からです。ただ欠点としては、高価なことです。ただ、今後ますますSSDは普及していくと思いますので、少しずつ安くなっていくことでしょう。

パソコンについて苦手意識をもっておられる方も少しだけ用語等を覚えるだけで、理解も深まると思います。今後も少しずつ丁寧に解説していきますので、ぜひ続けて読んでいただけたらと思います。

今回の記事が皆さんにお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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