DeskMini SSD

ASRock DeskMini H470のPCIe 3.0でSeagate FireCuda520 SSD(1800TBW)を動かしてみた話(第11世代Corei9パソコン)

2021年8月6日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「Seagate FireCuda520 SSD」を「ASRock DeskMini H470」のPCIe 3.0に取り付けてみた話です。

 

はじめに

Seagate SSD もらエール・キャンペーン」で「Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」が当たり、これまで3回にわたって 第11世代Corei9 ASRock DeskMini H470パソコンのPCIe 4.0スロットに取り付けた記事を書きました。

製品はこちらです。

そこで今回は、「ASRock DeskMini H470」のPCIe 3.0のスロットに「Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」を取り付けた場合はどうなのか、試してみることにしました。

取り付けた場合の構成は、このようになります。

構成 製品
ベアボーン ASRock Intel H470搭載 ベアボーン DeskMini H470
CPU Intel CPU Corei9 11900 LGA1200 65W
メモリ Crucial SODIMM DDR4 3200 32GB × 2(64GB)
PCIe4 SSD Samsung SSD 980 PRO 2TB PCIe 4 MZ-V8P2T0B
PCIe3 SSD Seagate FireCuda 520 1TB PCIe 4.0
2.5 SSD
RAID0
Samsung 870 QVO 2TB SATA 2.5インチ SSD
Samsung 870 QVO 2TB SATA 2.5インチ SSD
WiFi INTEL Wi-Fi 6(Gig +) デスクトップキット AX200 NGWG DTK 
CPU FAN Noctua NH-L9i chromax black
グリス Thermal Grizzly Kryonaut Extreme 2g
パッド シリコンサーマルパッド 85x45X2mm 2mm
シンク Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)
防振パッド TRUSCO 防振パット 10X150X150 OHS10150
OS Windows10 Pro

では、早速作業をすすめていきましょう。

 

 

 

PCIe 3.0にFireCuda520を取り付ける

ケースからマザーボードを外して、FireCuda520を取り外しました。

Samsung SSD 980 Proが取り付けられたヒートシンク「Archgon HS-1110-K(ブラック)」です。

上のヒートシンクを外してみました。

しっかりとシリコンパットにチップの跡が残っていますね。

980Proの裏側に貼った熱伝導シートです。

熱伝導シートを取り外して、Samsung SSD 980 Proをマザーボードに取り付けました。

熱伝導シートを「Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」の裏側に貼り付けることにしました。

貼り付け終わった様子です。

 

 

ヒートシンク「Archgon HS-1110-K(ブラック)」の底板に設置しました。

上のヒートシンクを重ねてみました。

反対側です

Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」は、両面実装ですがしっかりと取り付けが可能だとわかります。

ネジでヒートシンクを固定しました。SSDのネジ留め側です。

コネクター側です。

ばっちりですね。

マザーボードに取り付けました。

横から見て、Wi-Fiカードと接触していないことを確認しました。

 

 

 

FireCuda520をデータドライブとして認識させる

取り付けが完了したので、BIOSで確認してみました。

しっかりとPCIe 3.0のスロットで、「Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」が認識しています。

OSは、PCIe 4.0スロットにさしてある「Samsung SSD 980 Pro 2TB PCIe 4.0」にインストールされています。

起動してディスクの管理で確認してみました。

ディスク0が、2.5inchSSDの「Samsung 870 QVO 2TB」×2個でRAID0(ストライピング)として使っているドライブ(Sドライブ)です。

ディスク1が、「Samsung SSD 980 Pro 2TB PCIe 4.0(OS)」です。

ディスク2が、「Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」です。

ディスク2を「F:FireCuda520」としてフォーマットしました。

 

 

 

PCIe 3.0に取り付けたFireCuda520のベンチマークをとる

PCIe 3.0に取り付けたFireCuda520のベンチマークを取ってみました。

1回目

まずまずです。

2回目

ランダムアクセスが3000と安定しています。

ちなみに「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0 SSD」のPCIe 3.0のベンチマークを掲載しますね。

Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0」のしっかりとした実力がわかります。

 

 

 

動画をH265にエンコードする

次に動画をH265にエンコードするテストをしてみようと思いました。

PCIe 4.0に取り付けたときもエンコードテストを行いましたが、PCIe 3.0に取り付けたのでこちらでも試してみたいと思ったのです。

エンコードデータとして、「浜辺美波・ウチの娘は、彼氏が出来ない01M.m2ts」を準備しました。テレビドラマを録画したm2tsファイルです。容量は、約5.8GBです。

TMPGEnc Video Mastering Works 7」でH265にエンコードします。

エンコードする前のm2tsファイルは、ASRock DeskMini H470本体に直付されている2.5inchSSDの「Samsung 870 QVO 2TB」×2個でRAID0(ストライピング)に設定してあるSドライブにおいてあります。

よって、次のように出力します。

Sドライブ RAID0 4TB(Samsung 870 QVO ×2 4TB)

Fドライブ PCIe 3.0(Seagate FireCuda520 1TB PCIe 4.0

です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7」を起動して「浜辺美波・ウチの娘は、彼氏が出来ない01M.m2ts」を取り込みました。

H265エンコードの設定です

Fドライブに出力します

 

 

開始しました

完了しました。

59分15秒でした。

なぜかPCIe 4.0の時よりも早い数値になりました。

ちなみに、Samsung 980 Proが59分03秒XPG GAMMIX S50 Liteが59分42秒でした。

SSDの温度の変化は、こんな感じです。

50度をこえることもなく安定して推移していました。

 

 

 

まとめ

今回は、「Seagate FireCuda520 SSD」をPCIe 3.0に取り付けてベンチマークを計ってみました。

結果としては、PCIe 3.0の仕様をしっかりと踏まえた数字を出してくれました。

ランダムアクセスの数字がよかったのが私としては嬉しかったです。

なので、これまで使ってきた「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0 SSD」はPCIe 3.0のスロットからは完全に外れて、玄人志向の外付けのSSDケースに移動してもらうことになりました。

容量は2TBから1TBに小さくなりましたがスピード優先ということで、「Seagate FireCuda520 SSD」をASRock DeskMini H470パソコンのPCIe 3.0スロットの主役となりました。

やはりここで私が重要視したのは、耐久性です。

容量が少なくても、頻繁にデータの書き換えなどを行うのであれば、耐久性の高いSSDを使いたいなと思ったのです。

Seagate FireCuda520 SSD」を確認したい方は、こちらをご覧ください。

また、耐久性については、こちらのページが参考になります。

ということで、「ASRock DeskMini H470のPCIe 3.0でSeagate FireCuda520 SSD(1800TBW)を動かしてみた話(第11世代Corei9パソコン)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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