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ASRock DeskMini B760の後継機および発売日を予測して、第14世代CPUまたは第13世代CPUでパソコンを組み立てる時期やタイミングを考えてみた話

2024年1月29日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「ASRock DeskMini B760」の後継機を考えながら、組み立て時期を検討した話です。

DeskMiniの組み立て環境はそろった!

記事を書いている2024年1月下旬の時点で、販売されている「ASRock DeskMini」は2種類です。

ASRock DeskMini B760

ASRock DeskMini B660

ASRock DeskMini B760」と「ASRock DeskMini B660」の違いはわずかです。

違いは、チップセットと有線LANの違いだけです。

有線LANを使わないのであれば、正直どちらを選択してもよいでしょう。

詳細は、こちらの記事↓↓↓をご覧ください。

また、2024年1月、第14世代Core(無印65W)が発売になりました。

第12世代コアは、10年に1度の大革命のCPUということで、Pコア(高性能コア)とEコア(高効率コア)という2種類のコアを組み合わせたハイブリッドCPUとして登場しました。

第13世代コアは、第12世代コアから順調にコア数を増やし、お買い得感が満載でした。

ただ、2024年1月に発売となった第14世代コアは、コア数が増えているのは「Corei7-14700」のみで、他のCPUはクロック数がわずかに第13世代よりも向上しただけです。

2024年1月時点では、すでに第12世代は新品市場から消えているので、第13世代または第14世代からCPUを選択して組み立てるのがよいでしょう。

また、気になるのが、販売されたばかりの第14世代は、「ASRock DeskMini B760」と「ASRock DeskMini B660」でしっかり動作するのか?ということです。

BIOSが第14世代に対応していないと、動作しないからです。

この点についても、すでに2023年9月8日のBIOSで対応済みとなっています。

「2023年9月8日のBIOSで対応済み」とは、なんと、第14世代Core(65W)が発売される約半年前からすでに対応済みということになり、よほど古い在庫の「ASRock DeskMini B760」と「ASRock DeskMini B660」でない限り、動作はOKです。

購入時点にBIOSの確認は必要ですが、しっかり確認して購入すれば、問題ないでしょう。

詳細は、こちらの記事↓↓↓をご覧ください。

以上のように、2024年1月の時点で、

・「ASRock DeskMini B760」と「ASRock DeskMini B660」の違い
・「第14世代Core(無印65W)」と「第13世代Core(無印65W)」の違い
・両方の「ASRock DeskMini」とも、2023年9月23日のBIOSを搭載している

この3点を確認し、把握できれば、まさに、DeskMiniの組み立ての環境はOKです。

 

 

Intel CPU のモデルチェンジサイクルを知る!

ASRock DeskMini B760」と「ASRock DeskMini B660」で、新品のパソコンを組み立てたいと思ったときに、最後の最後、気になるのが、組み立てたパソコンの寿命です。

どれくらい最新モデルとして活躍できるのか?

そこが気がかりです。

そこで、これまでの「Intel CPU」および「ASRock DeskMini」のモデルチェンジのサイクルを把握したうえで、確認することにしました。

まずは、「Intel CPU」です。

Intel CPU は、「品番の末尾に付くアルファベット」から、性能を判別できます。

次のような意味です。

デスクトップ用CPUのアルファベットの意味

  オーバークロック 内臓グラフィクス
無印 ×
K
F × ×
KF ×
T 省電力・クロック制御モデル
KS Kのクロック向上モデル
X・XE Extreme Editionの最上級モデル
※ 無印が通常版のCPU

「無印」が通常版のCPUです。

毎年、年末頃に、上の表の黄色で塗られた「K」「F」「KF」のCPUが、先に販売されます。

そして、年明けに、「ASRock DeskMini」に搭載できる 緑色の「無印」の通常版のCPUが販売されます。

2024年も1月に「無印」の通常版のCPUが販売されました。

よって、第15世代CPUも、2024年の年末頃に「K」「F」「KF」のCPUが販売され、2025年の年始に「無印」の通常版のCPUが販売されるでしょう。

 

 

ASRock DeskMini のモデルチェンジサイクルを知る!

続いて、「ASRock DeskMini」のモデルチェンジについて、把握しましょう。

「ASRock DeskMini」は、「Intel CPU」にあわせて、チップセットも新しくなるので、チップセットの更新に連動します。

そこで、これまでの「ASRock DeskMini」の発売日の履歴を確認してみました。

こちらです。

DeskMiniの発売日履歴

型番 発売日 ソケット メモリ CPU
110 2016年08月05日 LGA1151 DDR4 第6.7世代
310 2018年07月06日 LGA1151 DDR4 第8.9世代
H470 2020年10月01日 LGA1200 DDR4 第10.11世代
B660 2022年07月15日 LGA1700 DDR4 第12.13.14世代
B760 2023年09月15日 LGA1700 DDR4
B860 2025年7月? LGA1851 DDR5 第15.16世代?

ほぼ、2年に1回でモデルチェンジをしています。

つまり、2年に1度の「Intel CPU」のソケットの変更に伴って、モデルチェンジをしてきました。

ただ、ASRock DeskMini B760」については、「Intel CPU」が3世代も同じ「LGA1700」というソケットを使うことになるので、Intelのチップセットの更新に合わせて、「ASRock DeskMini B760」が販売されたようです。

よって、ASRock DeskMini B760」の後継機は、「ASRock DeskMini B860(?)」になり、2025年の7月から9月末までの間に発売されるのでは?と予測できます。

 

 

ここからは、あくまで「私の想像」ということで、話半分で読んでもらいたいのですが…

ASRock DeskMini B660」を新しいソケットに更新されるまでの3年間販売してもOKですが、「ASRock DeskMini B760」を2年間販売した方が、製品の鮮度も保てるので、あえて、「ASRock DeskMini B760」を販売したのかなぁと。

ただ、「ASRock DeskMini B660」を3年間販売する予定だった場合、次の新しいソケットに更新されるまで3年間もあるので、万一、Intelが「B660」のチップセットの生産をストップさせて「B760」しか生産しなくなった場合、「ASRock DeskMini B660」そのものを出荷できなくなります。

その場合、当然ですが、販売機会の損失が生じるので、そのようなリスクをなくすためにも、Intelが3世代続けて同じ「LGA1700」を使うと分かった時点で、「ASRock DeskMini B760」の投入を決定し、「ASRock DeskMini B660」から約1年しか経過していないけれど、「ASRock DeskMini B760」を販売したのではないでしょうか。

あくまで、「私の想像」ですが…。

 

 

また、ASRock DeskMini B760」で第14世代CPUに対応しているBIOSは、5.03以上です。

ASRock DeskMini B760」のCPUサポート一覧

ただし、「Corei7」の「i7-14700」だけが、BIOSが6.01以上です。

ASRock DeskMini B760」のBIOS

ASRock DeskMini B760」の販売日は「2023年09月15日」にもかかわらず、発売前の「2023年8月15日のBIOS」で「第14世代CPU」にほぼ対応し、これまた発売日前の「2023年9月8日のBIOS」で第14世代CPUの中で唯一コアが増えた「Corei7-14700」にも対応したのでしょう。

また、ASRock DeskMini B660」で第14世代CPUに対応しているBIOSは、14.02以上です。

ASRock DeskMini B660」のCPUサポート一覧

BIOSの履歴を確認します。

ASRock DeskMini B660」のBIOS

ASRock DeskMini B660」の「第14世代CPU」対応は、当然ながら「ASRock DeskMini B760」の後です。

すでに、コアが増えた「Corei7-14700」の情報もあるので、「ASRock DeskMini B660」は、1回の「2023年9月8日のBIOS」で対応できたのでしょう。

繰り返しますが、「私の想像」で話半分のことで、すでに第14世代CPUにも対応しているので、BIOSに関しては、あまり気にする必要はありません。

特に、ASRock DeskMini B760」は、発売日(2023年9月15日)からみても、出荷時には、ほぼ「BIOS6.01(2023年9月8日)」で出荷されているでしょう。

ASRock DeskMini B660」で第14世代CPUを組み立てる場合だけ、BIOSのバージョンが「14.02以上」になっているか注意しましょう。

 

 

DeskMiniのベストな組み立て時期は?

「Intel CPU」および「ASRock DeskMini」のモデルチェンジのサイクルを見てきました。

では、両製品のサイクルから、組み立てスケジュールを見ていきましょう。

時間軸をもとに、2024年1月現在で整理してみました。

ご覧ください。

ASRock DeskMini の組み立てスケジュール(2024年1月現在)

  年月 CPU(無印65W)発売 DeskMini発売 組み立て
  2023年07月 13世代(LGA1700) B660(DDR4) B660+13世代
  2023年08月
  2023年09月 B760(DDR4) B760+13世代
  2023年10月
  2023年11月
  2023年12月
1 2024年01月 14世代(LGA1700) B760+14世代
2 2024年02月
3 2024年03月
4 2024年04月
5 2024年05月
6 2024年06月
7 2024年07月
8 2024年08月
9 2024年09月
10 2024年10月
11 2024年11月
12 2024年12月
13 2025年01月 15世代(LGA1851)
14 2025年02月
15 2025年03月
16 2025年04月
17 2025年05月
18 2025年06月
19 2025年07月 B860(DDR5)? B860+15世代
20 2025年08月
21 2025年09月
22 2025年10月
23 2025年11月
24 2025年12月
25 2026年01月 16世代(LGA1851) B860+16世代
26 2026年02月
27 2026年03月
28 2026年04月
29 2026年05月
30 2026年06月

2024年1月からBIOSを気にせずに、「ASRock DeskMini B760」+「第14世代CPU」の組み合わせで、パソコンが作成できます。

また、ASRock DeskMini B760」の後継機である「ASRock DeskMini B860(?)」で、新しいパソコンを作る場合には、「Intel CPU」のスケジュールからも「第16世代CPU」で組み立てるのがよいと分かります。

ただ、次の「ASRock DeskMini B860(?)」+「第16世代CPU」の組み合わせで、新しいパソコンを組み立てることができるのは、早くても2026年1月なのです。

「ASRock DeskMini B860(?)」は、「Intel CPU」のソケットが変わります(LGA1700→LGA1851)。

「ASRock DeskMini B860(?)」は、メモリもDDR5になります(LGA1851がDDR5のみサポートのため)。

よって、ASRock DeskMini B760」+「第14世代CPU」でパソコンを組み立てるのであれば、2024年1月は、最高に良い時期で、素晴らしいタイミングだ、というのが分かります。

上の表を、見れば、見るほど、間違いなく、「ASRock DeskMini B760」+「第14世代CPU」の組み合わせでパソコンを組み立てるのであれば、それは、今だ!!!と分かります。

ASRock DeskMini B760」+「第14世代CPU」でパソコンを組み立てようと検討しているのであれば、何度もこの記事を読んでいただいて、あとは、思い切って組み立てをしましょう。

素晴らしい「第14世代CPU」+「ASRock DeskMini B760」の世界が待っていることでしょう。

Intel Corei7 14700

ASRock DeskMini B760

ということで、「ASRock DeskMini B760の後継機および発売日を予測して、第14世代CPUまたは第13世代CPUでパソコンを組み立てる時期やタイミングを考えてみた話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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