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ASUS Vivobook Go 14 E1404FA 14インチ Ryzen 5 40(7520U) メモリ16GB SSD 512GB Windows 11 を確認した話

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、ノートパソコン「ASUS Vivobook Go 14 E1404FA」の話です。

はじめに

新しくパソコンを購入する際、価格と性能のバランスが取れた一台を見つけることは非常に重要であり、同時に多くの人が悩むポイントでもあります。本記事で詳細に解説する「ASUS Vivobook Go 14 E1404FA」は、日常の作業を快適にこなしつつ、持ち運びも可能な14インチのノートパソコンとして大きな注目を集めている製品です。

このモデルに搭載されている「Ryzen 5 40(Ryzen 5 7520U)」プロセッサーの実力から、16GBメモリの利点、ストレージの規格、各種インターフェースの使い勝手、そして話題のAI機能への対応状況まで、パソコン選びに不安を感じている方にも分かりやすいように一つ一つの項目を深掘りして解説していきます。パソコンのカタログに並ぶ専門用語の背後にある「なぜその部品が選ばれているのか」「それが実際の使い勝手にどう影響するのか」という理由を理解することで、このパソコンがなぜ使いやすいのかが明確に納得いただけるはずです。新しいパソコンとともに広がる快適なデジタルライフを想像しながら、じっくりと読み進めてみてください。

 

スペック一覧と基本情報

まずは、ASUS Vivobook Go 14 E1404FAの基本的なスペックを一覧表で整理します。パソコンの「履歴書」とも言えるこの表から、全体像を把握することができます。

項目 詳細仕様
オペレーティングシステム (OS) Windows 11 Home 64ビット
プロセッサー (CPU) AMD Ryzen 5 40 (または Ryzen 5 7520U) (4コア/8スレッド、最大4.3GHz)
メインメモリ 16GB (LPDDR5-5500) ※オンボード実装、増設不可
ストレージ (SSD) 512GB (PCI Express 3.0 x2接続 NVMe M.2)
ディスプレイ 14.0型ワイドTFTカラー液晶、ノングレア (非光沢)
解像度 フルHD (1,920×1,080ドット)、リフレッシュレート60Hz
グラフィックス機能 AMD Radeon グラフィックス (CPU内蔵)
通信機能 Wi-Fi 6E (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
Webカメラ 92万画素Webカメラ内蔵 (プライバシーシャッター付き)
インターフェース USB3.2 (Type-C/Gen1)×1、USB3.2 (Type-A/Gen1)×1、USB2.0×1、HDMI×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
バッテリー駆動時間 公称値 約11.5時間(Amazon限定モデルの場合。利用状況により変動)
サイズ 幅324.5mm×奥行き213.9mm×高さ18.7mm
重量 約1.38kg
堅牢性 米国軍事規格 (MIL-STD-810H) 準拠

このスペック構成を一言で表現するならば、「日常使いにおいて全くストレスを感じさせない、非常に堅実でバランスの取れた優秀な構成」と言えます。次項からは、それぞれのパーツがどのような役割を果たし、実際のパソコン作業における快適さにどう直結していくのかを、順を追って詳しく紐解いていきます。

 

CPUのスペックと実力:Ryzen 5 40(7520U)とは?

パソコンの頭脳であり、全体の処理速度を決定づける最も重要なパーツがCPU(プロセッサー)です。本機には、AMD社が提供するCPUが搭載されています。

非常に重要な注意点:「Ryzen 5 40」と「Ryzen 5 7520U」の関係

ここで一つ、購入前に絶対に知っておくべき重要なポイントがあります。このパソコンについて調べたり、Amazonなどの販売ページを見たりすると、CPUの名前が「Ryzen 5 40」と書かれている場合と、「Ryzen 5 7520U」と書かれている場合があります。

最初は「違うモデルなのかな?」と混乱してしまうかもしれませんが、実はこの2つ、名前が違うだけで中身は完全に同じチップですAMD社が新しい命名ルールに合わせて、過去に非常に高い評価を得た「7520U」というモデルを、「40」という名前に変更(リブランド)しただけなのです。コア数や処理速度といった技術的な設計(Mendocino世代・Zen 2アーキテクチャ)は全く同じですので、どちらの表記で購入しても性能は変わりません。本記事では、分かりやすくするために両方の名称を併記しながら解説を進めます。

Ryzenのラインナップと本機の立ち位置

パソコンの専門用語に不慣れな方にとって、CPUの型番は難解に見えるかもしれません。「Ryzen(ライゼン)」というのは、世界的な半導体メーカーであるAMD社の主力CPUブランド名であり、ライバル企業であるインテル社の「Core」シリーズと双璧をなす存在です。

Ryzenシリーズは、基本的に数字が大きくなるほど処理能力が高くなります。Ryzen 3は日常の軽作業(Web閲覧やメールなど)に向けたモデル、Ryzen 5は標準的な作業(動画視聴や事務作業など)を非常に快適にこなす主力モデルです。

今回搭載されている「Ryzen 5 40(7520U)」は、内部に6ナノメートルという非常に微細な製造技術を採用しています。この技術は、消費電力を大幅に抑えつつ発熱を減らし、バッテリーを長持ちさせるという、ノートパソコンにとって極めて大きな恩恵をもたらします。最新の超高性能設計というよりは、実績のある安定した設計を磨き上げた、安心して使える「熟成モデル」と捉えるのが正確です。

インテルCPU(Coreシリーズ・Core Ultra)との比較

このRyzen 5 40(7520U)の性能を、より馴染みのあるインテル製のCPUに例えるとどのレベルになるのでしょうか。ベンチマークテストのデータに基づくと、インテルの「第11世代 Core i5(Core i5-1135G7)」や「第12世代 Core i3(Core i3-1215U)」とほぼ同等の総合力を持っています。

最近のパソコンニュースなどでは、インテルの新世代CPUとして「Core Ultra 3」「Core Ultra 5」「Core Ultra 7」といった名称を目にする機会が増えているはずです。これらは、高度なAI処理を本体内で行うための専用回路(NPU)を内蔵した、最新かつ非常に高額なプレミアムモデルです。Ryzen 5 40(7520U)は、これらの「Core Ultra」シリーズと比較すると、性能面やAI処理機能の面では控えめなエントリークラスからミドルクラスに位置づけられます。しかし、だからといって性能が低くて使い物にならないというわけでは決してありません。むしろ、最新の高度なAI機能をオフラインで駆使するような専門的な用途を必要としない一般的なユーザーにとっては、高額なCore Ultra搭載機を選ぶよりも、価格と性能のバランスが最も優れた賢い選択肢となります。

コア数・周波数とCinebench R23ベンチマーク比較

Ryzen 5 40(7520U)は「4コア / 8スレッド」という構成を持っています。コアとは、実際に計算作業を行う「作業員」の数であり、スレッドとは「同時に進められる作業の数」を表します。つまり、4人の優秀な作業員が、それぞれ両手を使って合計8つの仕事を同時に効率よくこなしているイメージです。基本となる動作周波数(作業のスピード)は2.8GHzであり、負荷が大きくかかった際の最大周波数は4.3GHzまで上昇して処理を高速化します。

パソコンの性能を客観的に数値化する「Cinebench R23(シネベンチ)」という世界標準のテスト結果を用いて、他のCPUと実力を比較してみましょう。

CPUのモデル名 シングルコアスコア マルチコアスコア パソコンの総合的な位置づけ
インテル Core i3-N305 約1000前後 約5600前後 省電力向けエントリーモデル
AMD Ryzen 5 40 (7520U) 約1150前後 約4500〜5300前後 日常使いに最適なミドルモデル
インテル Core i3-1215U 約1600前後 約6000前後 やや高性能なミドルモデル
インテル プロセッサー N100 約900前後 約2500前後 格安PC向けの入門用モデル

シングルコアスコアは「1つの作業員が全力で働く力」を示し、Webブラウザの表示速度や、文字入力のサクサク感など、日常的なレスポンスの良さに直結します。一方のマルチコアスコアは「全員で協力して働く力」を示し、複数のアプリを同時に動かしたり、動画の出力処理を行ったりする際のスピードに直結します。Ryzen 5 40(7520U)は、日常使いにおいて十分すぎるほどのスコアを記録しており、非常になめらかな操作感を提供してくれます。

日常使いでの快適さと、重く感じる作業の境界線

ベンチマーク結果の違いを踏まえた上で、どのような作業までなら快適に動き、どのような作業になると重く感じるのか、その具体的な目安を整理します。

まず、サクサクと快適にこなせる作業は多岐にわたります。インターネットでの調べものでWebブラウザのタブを10個開いたままにしても全く問題ありません。YouTubeやNetflixでの高画質動画の視聴、Word、Excel、PowerPointを使用した重い資料作成、さらにはZoomやTeamsを使ったオンライン会議まで、現代のビジネスやプライベートで求められる標準的な作業はすべて余裕でこなします。

一方で、このパソコンにはキツくなる、つまり重く感じたり動作がカクカクして固まる恐れがある作業も明確に存在します。代表的なものが「最新の3Dグラフィックを駆使した重いゲーム」です。専用のグラフィックボードを搭載していないため、最新のFPSゲームなどを快適にプレイすることは不可能です。また、「4K解像度の長時間の動画編集」も厳しい領域です。数分の短いフルHD動画を切り貼りしてYouTubeにアップする程度であれば問題ありませんが、多彩なエフェクトを加えるような本格的な動画編集では、プレビューがカクついたり、書き出しに膨大な時間がかかったりします。

一度購入するとある程度長く使うことになるため、自身の使用用途を明確にイメージすることが重要です。もしゲームや本格的な動画編集を主目的とする場合は、同じASUS製品でも「Ryzen 7」以上のプロセッサーと、専用の「GeForce」などのグラフィックボードを搭載したクリエイター向けモデルやゲーミングモデルを選択する方が間違いなく賢明です。逆に、そうした特殊な用途を行わないのであれば、Ryzen 5 40(7520U)は十二分な性能を発揮してくれます。

 

メモリ16GBの安心感と増設についての真実

パソコンのメインメモリは、よく「作業机の広さ」に例えられます。この机が広いほど、たくさんの書類(アプリやデータ)を同時に広げて効率よく作業を進めることができます。

16GBは十分か?搭載メモリの規格と構造

ASUS Vivobook Go 14 E1404FAには、16GBのメモリが搭載されています。結論から申し上げますと、この16GBという容量は、現代のWindows 11を数年にわたって快適に使用する上で「最も理想的で安心できる容量」です。安価なパソコンでは8GBメモリのモデルも多く見られますが、8GBではWebブラウザを開きながらExcelで作業をし、裏でセキュリティソフトが動いているような状況でメモリ不足に陥り、急激に動作が遅くなることがあります。16GBあれば、こうした「ながら作業」を行ってもシステムに余裕があり、パソコンの寿命が尽きるまでキビキビとした動作を保つことができます。

搭載されているメモリの規格は、「LPDDR5-5500」という最新かつ非常に高速なDDR5世代のメモリです。古いDDR4メモリと比較して、データの転送速度が飛躍的に向上していると同時に、消費電力が少なく設計されているため、パソコン全体の処理速度とバッテリー駆動時間の両方に良い影響を与えています。

ここで、パソコン選びにおいて多くの人が抱く「将来、メモリの増設は可能なのか?」という重要な疑問について解説します。本機に搭載されている16GBのメモリは、「8GBのメモリが2枚スロットに挿さっている」という構造ではなく、「オンボード」と呼ばれる方式を採用していますこれは、メモリのチップがパソコンのメイン基板(マザーボード)に直接はんだ付けされている状態を指します。そのため、購入後にパソコンの裏蓋を開けて、自分自身でメモリを交換したり、32GBや64GBに増設したりすることは物理的に不可能です。

32GBの必要性と決定的な違い

「後から増設できないのであれば、最初から32GB搭載されているモデルを選んだ方が安心なのでは?」と不安に思われるかもしれませんが、心配は無用です。16GBと32GBの決定的な違いは、「極端に重い専門的なデータを扱えるかどうか」にあります。

32GB以上のメモリが真に必要なのは、前述したような本格的な4K動画編集、高度な3Dモデリング、大規模なプログラム開発、数十個のレイヤーを重ねるプロ向けのイラスト制作など、ごく一部の専門的な作業を行う場合のみです。本機の処理能力を考慮すると、CPUが処理できるデータの量と、16GBというメモリの広さは非常にバランスが取れており、一般的な用途において16GBのメモリをすべて使い切ってしまうような場面はまず発生しません。日常使いを目的とするパソコンにおいて、16GBはまさに「黄金比」と言える最適な容量設定なのです。

 

512GB SSDの容量と規格(PCIe 3.0)について

作成したデータやインストールしたアプリを保存しておくための「引き出し」の役割を果たすのがストレージです。本機には、従来のハードディスク(HDD)よりも遥かに高速なSSD(ソリッドステートドライブ)が採用されています。

実質的な空き容量と512GBで物足りない人の特徴

搭載されているSSDの容量は512GBです。この512GBという容量が少なくないか心配される方もいらっしゃるでしょう。パソコンの仕様書に512GBと記載されていても、ユーザーがそのすべてを自由に使えるわけではありません。新品の状態でパソコンを起動した時点から、Windows 11の巨大なシステムファイルや、パソコンに不具合が起きた際に初期状態に戻すためのリカバリー領域、そしてASUSのサポートアプリなど、いくつかの必須プログラムがすでに一定の容量を占有しています。

余分な不要アプリ(いわゆるブロートウェア)が過剰にインストールされているわけではありませんが、実際にユーザーが自分自身の写真やファイル保存のために使える「実質的な空き容量」は、おおよそ400GBから450GB程度になると想定しておくのが確実です。しかし、400GBの空きがあれば、数十万件のWord文書やExcelデータ、数万枚の高画質な写真データ、数万曲の音楽データを保存するには十分すぎるほどの広さです。一般的なOffice作業やWeb閲覧がメインであれば、数年間使っても容量不足に悩まされることはありません。

逆に「512GBでは物足りないと思う人」はどのような人でしょうか。それは、スマートフォンで撮影した長時間の動画(特にデータ容量の大きい4K動画)を、パソコン本体にどんどん保存して整理せずに溜め込み続ける人や、数十ギガバイトから100ギガバイトを超えるような最新の大作PCゲームを何本も同時にインストールしておきたい人です。もし数年後に容量が足りなくなってきた場合は、外付けのUSBハードディスクやポータブルSSDを購入して接続するか、Google DriveやOneDriveなどのクラウドストレージサービスを活用することで、簡単に保存場所を拡張することができます。

SSDの規格と将来的な交換の可能性

搭載されているSSDは「PCIe 3.0 x2」という規格のNVMe接続SSDです。最新の高級パソコンでは「PCIe 4.0」というさらに高速な規格が搭載されていることもありますが、日常的な書類作成やWeb閲覧といった用途において、PCIe 3.0とPCIe 4.0の体感的な速度差を感じることは人間の感覚ではほぼ不可能です。パソコンの電源を入れてからの起動は十数秒で完了し、アプリの立ち上がりも一瞬で終わるため、十分な快適さが約束されています。

一部のパソコン愛好家の間で話題になる「後から自分で2TBや4TBの大容量SSDに交換することは可能か?」という疑問についてもお答えします。本機の内部にはM.2 2280という標準的なサイズのSSDが1つ取り付けられている構造です。技術的には、より大容量の片面実装のM.2 SSDを別途購入し、パソコンの裏蓋のネジを外し、内部にアクセスして物理的にSSDを交換し、Windowsを最初から再インストールするという作業は不可能ではありません(最大容量の理論上の制限も基本的にはありません)。

しかし、ノートパソコンの分解を伴う部品の交換は、メーカーの保証対象外となる完全な自己責任の行為です。作業中に静電気で他の部品を壊してしまったり、ケーブルを断線させてしまうリスクがあるため、パソコン初心者の方には全くおすすめできません。基本的には内蔵SSDの交換は想定せず、足りなくなったら安全な外付けストレージを利用するという運用方法をおすすめします。

 

使用用途から見る実力:動画編集やゲームはどこまでできるか

これまでのハードウェアの知識を踏まえ、具体的な使用用途ごとに、ASUS Vivobook Go 14 E1404FAがどこまで頼りになるのかを改めて整理します。

  • WEB閲覧全く問題ありません。ニュースサイトの閲覧、ネットショッピング、複数のタブを同時に開いての調べものなど、どんな場面でも瞬時にページが表示され、快適そのものです。
  • 配信動画の視聴完璧にこなします。YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオなどの高画質動画を、途切れることなくスムーズに再生し続けることができます。
  • Office作業極めて快適です。Wordでの長文作成、Excelでの複雑な関数を用いた家計簿や売上計算、PowerPointでの画像やアニメーションを多用したプレゼン資料の作成など、ビジネスレベルの要求にも余裕で応えます。
  • ゲームプレイできるゲームのジャンルが限られます。Webブラウザ上で動く軽いゲームや、数年前に発売されたような2D主体の軽いゲームであれば問題なく遊べますが、最新のリアルな3Dグラフィックを多用する重いゲーム(例えば『Apex Legends』や『Cyberpunk 2077』など)は、グラフィック処理能力が追いつかず、画面がカクカクしてしまい実用的に遊ぶことはできません。
  • 動画編集軽度の編集作業に限定されます。スマートフォンで撮影した短い動画をつなぎ合わせたり、簡単なテロップを入れたりして、フルHD画質でYouTubeにアップロードする程度の編集であれば十分に可能です。しかし、4K画質の重い動画素材を何層も重ね合わせたり、高度なカラー補正を行ったりするような本格的な編集には不向きです。

 

話題のAI(人工知能)への対応力と将来性

現在、パソコン業界では「AI」が最大のトレンドであり、AIが使えるかどうかをパソコン選びの基準にする方も増えています。このパソコンのAIへの対応力と、将来にわたって使えるのかどうかを分かりやすく解説します。

Copilot PC基準とNPUの搭載状況

最近、「Copilot+ PC」という新しいパソコンの基準がMicrosoftから発表されました。これは、パソコン本体に高度なAI専用の計算チップである「NPU(Neural Processing Unit)」を搭載し、毎秒40兆回(40 TOPS)以上のAI処理能力を持つ次世代のパソコンを指す規格です。

今回搭載されているRyzen 5 40(7520U)プロセッサーには、このNPUは搭載されていません。したがって、このASUS Vivobook Go 14 E1404FAは、厳密な意味での「Copilot+ PC」の基準を満たす認定モデルではありません。

クラウドAIとローカルLLMの利用可否

「NPUが搭載されていないなら、話題のAI機能は全く使えないの?」と心配になるかもしれませんが、その認識は誤りです。現在、世界中で大ブームとなっている「ChatGPT」や、Googleの「Gemini」、Anthropicの「Claude」といった非常に賢いAIサービスは、すべてインターネット上の巨大で強力なサーバー側で計算処理が行われる「クラウド型AI」です。

これらのサービスは、Webブラウザを通じて利用するため、パソコン本体のNPUや処理能力に依存しません。つまり、インターネットにさえ繋がっていれば、このパソコンからでも極めて快適に、世界最高峰のAIを利用して文章を作成してもらったり、長い記事を要約させたり、アイデアの壁打ち相手になってもらうことが可能です。

一方で、インターネットに接続せず、パソコン本体の計算能力だけを頼りにAIを動かす「ローカルLLM(大規模言語モデル)」と呼ばれる技術も存在します。例えば「StudioLM」などのように、自分専用のAI環境をパソコン内に構築するような高度な使い道です。ローカルLLMを実用的な速度で動かすためには、強力な専用グラフィックボードや高性能なNPUの搭載が必須となります。そのため、NPU非搭載で内蔵グラフィックスを利用する本機では、ローカルLLMを実用的に動かすことは非常に厳しく、一つの質問に対する回答を得るのに膨大な時間がかかってしまいます。

結論として、この先しばらくAI対応パソコンとして使えそうかという疑問に対しては、「Webブラウザやアプリを通じて便利なAIサービス(クラウドAI)を使いこなすという一般的な用途であれば、今後何年にもわたって大活躍し続ける」と断言できます。一部の専門家が行うような、高度なAIモデルを自分のパソコン内だけで動かす開発用途でない限り、AI時代に取り残される心配は全くありません。

 

ディスプレイ:目に優しく見やすい画面

パソコンと向かい合う際、最も長く見つめることになるのがディスプレイ(画面)です。画面の品質は、目の疲れにくさや作業への集中力に直結します。

本機のディスプレイは14.0インチというサイズを採用しています。これは、持ち運びやすさを維持しつつ、複数のウィンドウを並べて作業するのに十分な広さを確保できる、ノートパソコンにおいて最もバランスの良い「特等席」とも言えるサイズです。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)であり、標準的な16:9の画面比率を持っています。文字の輪郭がくっきりと表示され、Excelの細かいセルも見やすく表示されます。

画面の表面は「ノングレア(アンチグレア、非光沢)」仕様になっています。光沢のある画面は映画などを見る際には鮮やかですが、蛍光灯の光や自分の顔が画面に反射して映り込みやすく、長時間の作業では目が非常に疲れやすくなります。ノングレア仕様の本機であれば、不要な光の反射が抑えられているため、長時間の事務作業や長文のタイピングでも目への負担が大幅に軽減されます。

また、画面の応答速度(リフレッシュレート)は標準的な60Hzです。競技用のゲームなどではより高い数値が求められますが、一般的な用途では十分な滑らかさを確保しています。画面占有率が83%と高く、画面の周囲の枠(ベゼル)が細く設計されているため、本体サイズの割に画面が大きく感じられ、動画視聴時にも没入感を高めてくれます。

さらに、180度パタンと平らに開くことができるフラットなヒンジ設計を採用しているため、机の上に平置きして、向かい合って座っている相手に画面を見せながら資料の説明をするといった便利な使い方も可能です。

 

Webカメラの性能とプライバシー保護

テレワークや離れた家族とのビデオ通話が一般化した現在、Webカメラの性能も無視できないポイントです。画面の上部に内蔵されているカメラについて解説します。

搭載されているWebカメラの解像度は「92万画素(720p HD)」です。これは、フルHDなどの高精細カメラと比べると画質は一歩譲りますが、ZoomやTeams、Google Meetなどの一般的なビデオ通話で、相手に自分の表情をクリアに届けるには十分な標準的画質を備えています。

「自動で背景を消してくれるのか」という機能についてですが、カメラ本体のハードウェア機能として背景を自動で切り抜く機能は備わっていません。しかし、前述のZoomやTeamsなどの通話アプリ自体に「背景ぼかし」や「バーチャル背景」機能が標準で備わっているため、それらを活用することで、見られたくない部屋の様子を完璧に隠して通話することが可能です。

特筆すべきは、物理的な「プライバシーシャッター」が搭載されている点です。これはカメラのレンズ部分をスライド式のカバーで完全に覆い隠すことができる機能です。オンライン会議が終わった後にカメラがオフになっているか不安に感じたり、悪意のあるソフトウェアによる盗撮を心配したりすることなく、シャッターを閉めておくことで物理的に映像を遮断できるため、生活空間に置くパソコンとして絶対的な安心感を提供してくれます。

 

キーボードとタッチパッドの使い心地

毎日触れる入力機器であるキーボードとタッチパッドの操作性は、パソコンへの愛情を左右する重要な要素です。

本機のキーボードは、ASUSが「ErgoSenseキーボード」と呼ぶ、タイピングのしやすさにこだわった設計が採用されています。キーを押し込んだ時の深さ(キーストローク)は1.4mm確保されており、薄型パソコンにありがちな「板を叩いているような感覚」ではなく、適度な沈み込みと反発力があります。これにより、長時間の文字入力でも指が疲れにくく、リズミカルにタイピングを行うことができます。

キーボードの配列は日本国内で最も一般的な「日本語配列」であり、キートップにはアルファベットとともに「かな表記(あ、い、う、など)」が印字されています。独自性の強すぎる変則的な配列は避けられているため、他のパソコンから乗り換えてもすぐに馴染むことができます。14インチというコンパクトなサイズゆえに、キーボードの右側に数字のみを素早く打ち込むための独立した「テンキー」は搭載されていません。数字を入力する際は、キーボード上部に一列に並んでいる数字キーを使用することになります。

ショートカットキーを多用する方に重要な、キーボード左下の配列についてですが、一番外側(左下隅)が「Ctrl」キー、その右隣が「Fn」キーという、Windowsパソコンとして最も標準的で使いやすい配置になっています。メーカーによってはこの配置が逆になっていることがあり混乱を招きますが、本機ではその心配はありません。

また、最新のWindowsパソコンの一部には、AIアシスタントを呼び出すための専用「Copilotキー」が搭載され始めています。しかし、本機のキーボード設計は標準的なレイアウトを踏襲しており、独立した専用のCopilotキーは備わっていません。とはいえ、画面下のタスクバーにあるアイコンをクリックするか、「Windowsキー + C」のショートカットを押すことで、何に使っても便利なAIのCopilotをいつでも瞬時に呼び出すことができるため、専用キーがなくても実用上の不便は全くありません。

キーボードの手前にあるタッチパッドは、広々とした「マルチタッチ・タッチパッド(プレシジョン・タッチパッド)」を搭載しています。スマートフォンの画面を操作するように、2本指で上下にスワイプしてWebページをスクロールしたり、指を広げて地図を拡大したりといったジェスチャー操作が、非常に滑らかに、かつ意図した通りに反応してくれます。世間の評価としても、ASUSのタッチパッドは感度が良く使いやすいと定評があります。

 

 

豊富なインターフェースと拡張性の注意点

パソコンをマウス、USBメモリ、外部モニターといった様々な周辺機器とつなぐための端子(インターフェース)類を確認しましょう。ここには、購入前に必ず知っておくべき重要な注意点が含まれています。

USBの数とモバイルモニター増設時の注意

本体の側面には、合計3つのUSB端子が備わっています。

  • USB 3.2 (Type-C/Gen1) × 1
  • USB 3.2 (Type-A/Gen1) × 1
  • USB 2.0 (Type-A) × 1

従来の四角い形をした端子(Type-A)が2つあるため、使い慣れた有線マウスや古いUSBメモリを変換アダプターなしでそのまま挿すことができます。また、上下の向きを気にせず挿せる最新の端子(Type-C)も1つ用意されているため、新旧幅広い機器に対応できる柔軟性を持っています。

しかし、ここで非常に重要な注意点があります。搭載されているType-C端子は「データ転送専用」の仕様となっています。これはどういう意味かというと、このType-C端子にケーブルを繋いで、モバイルモニターに映像を出力したり、逆にパソコン本体を充電したりすることはできないということです。 もし、自宅で作業領域を広げるために外部モニターやモバイルモニターを増設したい場合は、必ず本体に備わっているHDMI端子を使用してください。HDMIケーブルを用いてモニターと接続すれば、簡単に2つの画面(デュアルモニター)を使って快適に作業を進めることができます。

Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3による通信環境

インターネットへの接続に関しては、最新の高速規格である「Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax)」に対応しています。Wi-Fi 6Eに対応したルーターを使用することで、家電製品などの電波干渉を受けにくい専用の電波帯域(6GHz帯)を利用できるため、途切れにくく、非常に高速で安定した通信が可能です。なお、本体を薄く軽く設計するため、有線LAN(LANケーブルを直接カチッと挿し込む端子)は搭載されていません。そのため、インターネット接続はすべてWi-Fi(無線LAN)を利用することになります。

ワイヤレス機器を接続するためのBluetooth機能は、最新クラスの「Bluetooth 5.3」を搭載しています。これにより、ワイヤレスイヤホンやワイヤレスマウスとの接続が途切れにくくなり、さらに省電力でバッテリーへの負担を減らしながら快適に使用することができます。

 

 

付属するOfficeソフトの種類と選び方の完全ガイド

パソコンを購入する際、カタログに小さく書かれていて非常に分かりにくく、多くの方が頭を悩ませるのが「Officeソフト」の扱いだと思います。購入するモデル(型番)によって付属するOfficeの種類が異なるため、以下の比較一覧表で分かりやすく整理しました。ご自身に必要なものがどれかを見極める参考にしてください。

Officeの種類・名称 特徴と主な用途 買い切りか? 追加費用の有無
Microsoft Office Home & Business 2021 / 2024 Word、Excel、PowerPointが含まれる定番の純正ソフト。仕事や学校で必須な方に。 買い切り型(永続版)。一度買えばそのパソコンが壊れるまで使える。 基本的になし。
Microsoft 365 Basic (1年間) / Personal 常に最新の機能にアップデートされるプラン。クラウド保存容量も付属する。 サブスクリプション型(定額制)。 付属期間終了後は、年額または月額の更新料が必要。
WPS Office 2 Standard Edition MicrosoftのOfficeと見た目や操作性が似ている、安価な他社製の互換ソフト。 買い切り型。 なし。
(参考)Microsoft Web無料版 Office Webブラウザ上で動く無料版。機能に制限はあるが簡単な編集は可能。 無料。 なし。ただしインターネット接続が常に必須。

Officeエディションの比較とサブスク・永続版の違い

「永続版(Office 2021や2024)」と呼ばれるものは、ソフトの代金がパソコンの本体価格にあらかじめ含まれており、一度購入してしまえば追加料金なしでずっと使い続けることができます。ただし、機能は購入した時点のものから大きなアップデートはされません。 一方で「サブスク版(Microsoft 365など)」は、常に最新の機能に進化し続けるという大きなメリットがありますが、パソコンに付属している無料期間(例えば1年間)が終了した後は、そのまま使い続けるためにクレジットカード等で継続料金を支払い続ける必要があります。

AI搭載Officeと無料Web版・Googleドキュメントでの代用

最近、MicrosoftはOfficeソフトの中でAIが文章の草案を書いてくれたり、Excelのデータを分析してグラフを提案してくれたりする「Copilot Pro」という強力なAI機能を提供し始めました。これは「AI付きのOffice」と呼べるものですが、注意が必要なのは、この高度なAI機能は通常のOffice 2021や2024を購入しただけで最初から無料でフル活用できるわけではないという点です。Copilot Proを利用するには、Officeソフトとは別に、月額制の有料サービスを追加で契約する必要があります。

「最初は数ヶ月の無料お試し期間だけ使って、その後は料金を払わずに無料のソフトで済ませたい」という賢い運用方法ももちろん可能です。Microsoftのアカウントを無料で作成すれば、Webブラウザ上で動作する無料版のWordやExcelを利用することができます。プログラミングのような複雑なマクロを組んだり、出版物のような高度なレイアウトを作成したりすることはできませんが、文字を入力して表を作るような基本的な作業であれば、このWeb無料版でどこまでもこなすことができます。

また、Googleが無料で提供している「Googleドキュメント(文書作成)」や「Googleスプレッドシート(表計算)」も非常に優秀な選択肢です。これらは、MicrosoftのWordやExcelのファイル(.docxや.xlsxなど)を取り込んでそのまま編集したり、逆に作業が終わった後にWordやExcelの形式に吐き出し(ダウンロード)して人に渡したりすることが可能です。互換性は年々向上しており、高度な書式設定を使わない一般的なレポート作成や家計簿管理であれば、Officeソフトに高い追加料金を払わなくても、これらの無料ツールで全く問題なく生活していくことができます。

 

 

外観デザイン・重量・そして「タフさ」の秘密

せっかく新しいパソコンを購入するなら、リビングに置いても映える見た目や、持ち運びやすさといったデザイン面にもこだわりたいところです。

本体の重量は約1.38kgです。これは14インチのノートパソコンとしては標準的かつ十分軽量な部類に入り、片手で持ち上げたり、リュックやトートバッグに入れてお気に入りのカフェや図書館へ持ち運んだりするのにも全く苦にならない重さです。毎日の相棒として、家の中だけでなく外へ連れ出すのが楽しくなるフットワークの軽さを持っています。

外観の素材については、価格を抑えつつ軽量化を図るために、アルミニウムなどの金属ではなく、高品質なプラスチック(樹脂)素材が採用されています。しかし、表面には上品なつや消し加工が施されており、安っぽさは微塵も感じさせません。「ミックスブラック」や「クールシルバー」といった洗練されたカラーリングは、傷や指紋が目立ちにくく、日常的に扱う上で非常に実用的な仕上がりとなっています。

このパソコンの特筆すべきポイントは、一見すると普通の薄型軽量ノートパソコンでありながら、驚くほどの「タフさ」を秘めている点です。本機は「米国軍事規格(MIL-STD 810H)」という、軍隊で機材を使用する際の非常に厳しい耐久テストを複数クリアしています。これは、日常生活で想定される振動や衝撃、極端な温度変化などに耐えられる強靭な作りであることの証明です。満員電車でバッグが圧迫されたり、机に少し強めに置いてしまったりした際の耐衝撃性や耐震性については、折り紙付きの安心感があります。ただし、完全な防水機能は備わっていませんので、キーボードの上にコーヒーなどの飲み物をこぼさないよう、液体の扱いには十分に注意してください。

 

 

音響効果とマイク性能:オンライン会議も快適

パソコンの音に関わる機能は、エンターテインメントの楽しみや仕事の効率に直結します。

スピーカーから出力される音質については、ASUS独自の「SonicMaster(ソニックマスター)」というオーディオ技術を採用したスピーカーシステムが内蔵されています。ノートパソコンの小さな筐体でありながら、底面から響く音はクリアに調整されており、音楽をBGMとして流したり、YouTubeの配信動画や映画を十分に楽しんだりできる品質に仕上がっています。

そして、オンライン会議において「自分の声が相手にどう聞こえるか」は、相手に与える印象を左右する非常に重要な要素です。本機には、周囲の雑音(タイピングのカタカタ音、ペットの鳴き声、扇風機やエアコンの稼働音など)をAIが自動的に学習して取り除き、自分の声だけをクリアに抽出して相手に届ける「AIノイズキャンセリング機能」が搭載されています。 この機能が非常に優秀に働くため、ネット会議のためにわざわざ数千円もするような外付けの専用マイクを準備しなくても、本体に内蔵されている「アレイマイク(複数のマイクで声の方向を捉える仕組み)」に向かって普通に会話するだけで、快適なコミュニケーションが成立します。また、キーボードを打つ代わりに、声で文字を自動入力する「音声入力機能」を利用する際も、この高性能なマイクがしっかりと声を拾い上げて正確に入力してくれるレベルに達しています。

 

 

冷却性能と静音性:夏場の熱対策は必要?

パソコンの内部には電子部品が密集しているため、動作によって「熱」が発生します。この熱をうまく逃がせないと、パソコンは自分自身を守るために意図的に処理速度を落とす「熱暴走(サーマルスロットリング)」という現象を引き起こします。

本機は、内部の熱を外に逃がすための冷却ファンをしっかりと内蔵しています。ここで重要なのが、搭載されているRyzen 5 40(7520U)プロセッサーが非常に省電力な設計(TDP 15W)であるという点です。発熱自体がもともと少ないため、日常的なWeb閲覧やOfficeソフトでの書類作成といった負荷の軽い作業中であれば、冷却ファンはほとんど回らず、回ったとしても無音に近い極めて静かな状態を保ちます。そのため、静まり返った図書館やカフェで作業をしていても、ファンの回転音がうるさくて周囲の迷惑になるような心配はありません。

日本の厳しい夏場における熱暴走の危険性についてですが、一般的な室内環境(エアコンが効いている部屋など)であれば、動画視聴や事務作業程度の用途で熱暴走を起こす心配はまずありません。そのため、わざわざノートパソコンの下に敷いて風を当てる「ノート用クーラー」を別途購入して敷く必要もありません。 ただし、ノートパソコンの底面や側面には熱を逃がすための排気口が設けられています。布団やクッション、毛足の長い絨毯の上など、柔らかくて通気口を塞いでしまうような場所での長時間の使用は、内部に熱がこもる原因となるため避けてください。平らで硬い机の上で使用するという基本的なルールを守る限り、夏場でも熱を気にすることなく安心して作業に没頭できます。

 

 

バッテリー駆動時間と賢い充電の仕組み

家の中で持ち運んだり、外出先で使ったりする際、スマートフォンのようにバッテリーの持ち時間はとても気になるところです。

バッテリーのもちと劣化を防ぐ充電機能

Amazon限定モデル(型番:E1404FA-NK255W)の販売ページなどに記載されている公称値では、バッテリー駆動時間は「約11.5時間」となっています。ただし、これはあくまで画面を暗くして負荷をかけない理想的な環境でのテスト結果です。本機で日常的な使い方(画面の明るさを中程度にし、Wi-Fiに接続してWebブラウザで調べものをしたり、YouTubeで動画を数本視聴したり、時々Wordで文章を打つような作業)をした場合、概ね半日程度(6〜8時間)は充電器に接続しなくても十分に持ちこたえてくれます。これをスマートフォンを使用する感覚の目安で例えるなら、「朝に100%まで充電して家を出て、通勤・通学中に少し動画を見て、お昼休みにネットサーフィンをして、夕方帰宅する頃にはまだ20〜30%ほど残っている」といった安心感のあるスタミナを持っています。

パソコンを長年使っていると、バッテリー自体が劣化してすぐに充電が減るようになってしまうのが悩みの種です。「ACアダプター(充電器)を接続したまま使い続けるとバッテリーの劣化が早まる」という話は事実です。しかし、ASUSのパソコンには、これを防ぐための賢い仕組みが用意されています。パソコンに最初から入っている「MyASUS」という専用アプリを開き、「バッテリー・ヘルス・チャージング(バッテリー保護モード)」という設定をオンにするだけで、バッテリーの充電をあえて最大80%で自動的にストップさせることができます。これにより、家やオフィスでACアダプターを常時接続したままずっと作業をしていても、バッテリーセルへの負担が劇的に軽減され、数年後のバッテリーの寿命を大幅に延ばし、劣化を防ぐことが可能です。もちろん、持ち出す際に設定を戻せば100%までフル充電することもできますし、容量が少なくなれば自動的に再び充電が開始される賢い制御が行われます。

ACアダプターのサイズとType-C充電の可否

付属しているACアダプターは、最大約45W出力の小型設計のものが同梱されており、カバンの中に忍ばせても大きく場所を取ったり、重くて邪魔になったりしにくいサイズ感に収まっています。

ここで、インターフェースの項目でも触れた非常に重要な点について再度確認しておきます。本機の側面に搭載されているUSB Type-C端子は、「USB PD(パワーデリバリー:Type-C経由での急速充電)」の規格には対応していません。つまり、スマートフォンを充電する際に使うような市販のType-C急速充電器や、大容量のモバイルバッテリーからType-Cケーブルを繋いでも、このパソコン本体を充電することは構造上不可能です。外出先でバッテリーが切れそうになった際、汎用のType-C充電器でサクッと充電することはできないため、長時間電源のない場所で作業する場合は、必ず付属の専用ACアダプター(丸型のプラグを挿すタイプ)を一緒に持ち歩く必要がある点だけは、留意しておいてください。

 

 

メーカーサポートと、Amazonで購入した場合の安心感

パソコンは精密機械であるため、どれだけ丁寧に扱っていても、いつかは予期せぬトラブルに見舞われる可能性があります。万が一の際のサポート体制がどうなっているのかを確認しておくことは、購入後の安心に繋がります。

ASUSのノートパソコンには、標準で1年間のメーカー製品保証が付帯しています。通常の使用範囲内で自然故障が発生した場合には、無償で修理を受けることができます。

「公式ストアや近所の家電量販店ではなく、Amazonで購入すると特別な登録が必要だったり、サポートの対応が悪くなったりして不利益を被るのではないか?」と心配される方もいらっしゃいますが、その心配は全くの無用です。Amazonが販売・発送する正規の新品製品を購入した場合、公式ストアや家電量販店で購入した際と全く同じ、手厚いメーカーサポートを平等に受けることができます。Amazonで購入したからといって冷遇されるようなことは一切ありません。

商品がご自宅に届き、初期設定を終えたら、ぜひパソコン内に入っている「MyASUS」というサポートアプリを起動し、ご自身のメールアドレス等でアカウントを作成して「ユーザー登録(製品登録)」を済ませておくことをおすすめします。この登録をしないと絶対に保証が効かないというわけではありませんが、あらかじめ登録しておくことで、いざ不具合が出た時にメーカー側で製品情報や購入日がすぐに照会できるため、サポートセンターへの問い合わせや修理依頼の手続きが圧倒的にスムーズになります。さらに、ASUSでは「ASUS Premium Care」という有償の延長サポートプランも用意されているため、1年間の保証では不安だという方は、必要に応じて保証期間を最長3年まで延ばすことで、より大きな安心を手に入れることも可能です。

もし実際に画面が映らない、キーボードが反応しないといった不具合が出た時は、まずは慌てずにASUSのカスタマーサポートセンターへ電話やチャットで直接連絡をしてください。専門のスタッフが丁寧なアドバイスを行ってくれますし、万が一工場での修理が必要になった場合でも、宅配業者が自宅まで引き取りに来てくれる修理手配までスムーズに行ってくれるため、初心者の方でも安心して任せることができます。

 

 

まとめ:ASUS Vivobook Go 14 E1404FAの真価

ここまで、ASUS Vivobook Go 14 E1404FAのあらゆる側面について、カタログのスペックだけでは見えてこない細部の真実まで徹底的に深掘りして解説してきました。最後に、このパソコンが結局のところどのような方にとって最高の選択肢となるのかを分かりやすくまとめます。

おすすめな方と予測される使用可能期間

ズバリ、以下のような方にこのモデルは自信を持っておすすめできます。

  • はじめて自分専用のパソコンを持つ初心者の方や、レポート作成が必須の学生さん
  • 予算はなるべく抑えたいけれど、Web閲覧、動画の視聴、Officeソフトでの作業をサクサクとストレスなく快適に行いたい方
  • 家の中の色々な部屋で使ったり、たまには気分を変えてカフェや図書館に持ち出して作業をしたい方
  • 「安物買いの銭失い」にはなりたくない、最低でも5〜6年はメモリ不足などでイライラすることなく、長く大切に使い続けたい方

熟成された安定のRyzen 5 40(7520U)プロセッサーと、現代のパソコン環境に余裕をもたらす16GBの高速LPDDR5メモリ、そして起動を速くするSSDという基本の組み合わせは、日常用途において動作の引っ掛かり(ボトルネック)を一切生み出しません。米国軍事規格をクリアした堅牢なボディも備えているため、「5年から6年程度は、能力不足を感じることなくしっかり使いこなしたい」という長期的なご要望にも、十分すぎるほど応えてくれる頼もしい相棒になるでしょう。寿命の予測としても、物理的な破損がない限り、数年で陳腐化して使えなくなるようなスペックではありません。

おすすめできない方と代替モデルの提案

一方で、パソコンには「得意・不得意」があります。以下のような明確な目的を持つ方には、このモデルの能力では力不足となり、おすすめできません。

  • 最新の重い3Dゲーム(FPSゲームやオープンワールドRPGなど)を快適にプレイしたい方
    おすすめできない理由ゲーム専用の高性能グラフィックボードが搭載されていないため、画面がカクカクしてしまい、まともに遊ぶことができません。
    代替モデルの提案同じASUS製品であれば、「TUF Gaming」シリーズや「ROG(Republic of Gamers)」シリーズといった、ゲームを動かすことに特化したゲーミングノートPCを強くおすすめします。

  • YouTube用の凝った4K解像度の動画編集を、毎日本格的に行いたい方
    おすすめできない理由CPUとグラフィックの総合的な処理能力が追いつかず、編集ソフトでのプレビューが遅延したり、最終的な動画の書き出しに何時間も膨大な時間がかかってしまいます。
    代替モデルの提案ASUSの「Zenbook」シリーズの上位モデルや、「ProArt」シリーズなど、Ryzen 7以上の強力なCPUと大容量メモリを搭載したクリエイター向けのプロフェッショナルモデルが適しています。

  • どうしてもType-Cケーブル1本だけで、外部モニターへの映像出力もパソコン本体の充電もすべて済ませたい方
    おすすめできない理由
    本機に搭載されているType-C端子は、USBメモリなどをつなぐデータ転送専用であるため、映像出力や急速充電(PD)には対応していません。
    代替モデルの提案ワンランク上の価格帯になりますが、「ASUS Zenbook 14 OLED」など、多彩な機能を持つThunderbolt 4端子やフル機能のType-C端子を搭載した上位モデルを検討してください。

自分に合ったパソコンを選ぶことは、日々の生活をより豊かで快適なものにするための素晴らしい投資となります。この「ASUS Vivobook Go 14 E1404FA」は、一部の専門家だけが使うような極端に高度な機能をあえて削ぎ落とし、私たちが「毎日最もよく使う基本的な機能」だけを徹底的に磨き上げた、非常に誠実でコストパフォーマンスに優れた一台です。

新しく手に入れたこの軽快なノートパソコンを机の上に開き、お気に入りの温かい飲み物を傍らに置きながら、新しい知識の学習を始めたり、心地よいタイピングでブログの記事を書き始めたりする。そんなワクワクするようなデジタルライフの第一歩を踏み出すにあたって、不安なく自信を持って決断できる素晴らしいモデルです。ぜひ、新しいパソコンと一緒に、夢がどんどん膨らむような新しい生活をスタートさせてみてください。

ということで、「ASUS Vivobook Go 14 E1404FA 14インチ Ryzen 5 40(7520U) メモリ16GB SSD 512GB Windows 11 を確認した話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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