パソコン周辺機器

ロジクール Signature M650MGR ワイヤレスマウス をもう1つ購入することに決めた話

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「ロジクール Signature M650MGR」の話です。

新たなパソコン環境の構築とマウスへのこだわり

予期せぬ高性能ノートパソコンとの出会い

日々の生活の中で、予期せぬ幸運な出来事が起こることがあります。私の場合は、2026年3月に亡くなった妻の母親から、NECのノートパソコンを譲り受けたことがまさにそうでした。このパソコンは「PC-N1573EAW-J」という型番で、2022年7月に発売された非常に優れたモデルです。

パソコンの頭脳であるCPUには、第11世代のインテル Core i7-1165G7プロセッサーを搭載しています。これは、複数の作業を同時に行っても処理が遅れることなく、非常にスムーズに動作する高性能な部品です。さらに、作業机の広さに例えられるメモリは16GBという大容量を備えており、データを保管する引き出しにあたるストレージには、読み書きが極めて高速な512GBのSSD(ソリッドステートドライブ)を採用しています。画面は15.6型のワイドフルHD液晶で、写真や動画を鮮やかに映し出すことができ、DVDスーパーマルチドライブまで内蔵しているという、まさに全部入りの頼もしい一台です。

私は地区の委員をしていることもあり、持ち運びができるWindows11搭載のノートパソコンがほしいと思っていたので、本当に幸運でした。発売から数年が経過しているとはいえ、今でも現役バリバリで使えるマシンです。現状は何の問題もないため、あと5年程度はメインとして使えると思っています。

デュアルモニター環境の構築と付属マウスへの違和感

この高性能なノートパソコンの潜在能力を最大限に引き出し、さらに快適に活用するため、自宅2階の書斎兼寝室に写真のようにデュアルモニターで広く使えるように設置しました。単にノートパソコンの画面を開くだけでなく、別の大きなモニターとケーブルで接続し、2つの画面を同時に使える環境を構築したのです。

現在は、私のMicrosoftアカウントでログインし、完全に私専用のPCとして利用しています。この環境を整えたことで、就寝前に動画やニュース、ウェブサイトを見るためのパソコンとなり、非常に快適なプライベート空間が完成しました。

さらに驚いたのは、NECの純正マウスが付属していたことです。こちらです。

この純正マウスには接続用のUSB端子も付属していますが、Bluetooth接続でも使える仕様であったため、私もそのまま利用していました。しかし、就寝前のリラックスした時間に日々使用を重ねる中で、ある小さな問題が気になり始めました。それは、普段メインのパソコンで愛用している「ロジクール Signature M650MGR」と形状が違うため、どうしてもしっくりこず、操作時にわずかな違和感を覚えてしまうということでした。

 

使い慣れた環境を求めての決断

快適なパソコン環境を構築する上で、手の一部となって画面上の動きをコントロールするマウスの存在は非常に重要です。純正のマウスも決して性能が悪いわけではないのですが、心身を休めるリラックスした時間の妨げとなるような、ほんのわずかな違和感であっても、できる限り取り除きたいと思うのが自然な感情です。

そこで、Amazonプライムデーが近いこともあり、このタイミングでもう1台「M650MGR」を購入しようと決断しました。

ここからは、過去の記事を振り返りつつ、なぜ私がこの「M650MGR」にこだわるのか、そして兄弟機である「M550MBKs」や「M750MGR」とどう違うのかを、もう一度丁寧に紐解いていきたいと思います。じっくりと読み進めていただければ、ご自身の用途にぴったりのマウスが見つかり、新しいマウスを使うことで広がる快適なパソコン生活をイメージしていただけるはずです。

 

 

M550MBKs、M650MGR、M750MGRの違いは?

用途で選べる3つの選択肢

ロジクールが展開している「Signature」シリーズには、主に「M550MBKs」「M650MGR」「M750MGR」という3つのモデルが存在します。これらの製品は、全体的な丸みを帯びたデザインや、手で握った際の基本的なフィット感といった土台の部分は完全に共通しています。しかし、搭載されているボタンの数や、特別な機能の有無によって明確に役割が分けられています。

パソコンを使ってどのような作業を主に行うのか、あるいは日々の操作にどのような便利さを求めているのかによって、選ぶべき最適なモデルは変わってきます。まずは、これら3つのモデルがどのような特徴を持っているのか、それぞれの違いの全体像を把握することが、納得のいく製品選びの第一歩となります。

ボタンの数と機能の違いが大きなポイント

最もシンプルで基本に忠実なモデルが「M550MBKs」です。このモデルは、人差し指で押す右クリック、中指で押す左クリック、そして中央で回転させるスクロールホイールという、マウスとして必要最低限の3つのボタンのみを備えています。側面に余分なボタンが一切配置されていないため、見た目が非常にすっきりとしており、誤って別のボタンを押してしまう心配がありません。インターネットの閲覧や簡単な文書作成など、複雑な操作を必要としない方にとっては、迷うことなく直感的に使える最適な選択肢となります。

次に、私が深く愛用し、今回追加購入を決めた「M650MGR」です。このモデルは、基本となる3つのボタンに加えて、本体の側面、ちょうど親指が自然に当たる位置に2つのボタンが追加されており、合計で5つのボタンを搭載しています。この側面に配置されたボタンが存在することで、パソコンの操作性が劇的に向上します。


最後に、シリーズの中で最も多くの機能を備えた最上位モデルである「M750MGR」です。このモデルは、M650MGR」が持つ5つのボタンに加えて、中央のスクロールホイールのすぐ下にもう1つ特別なボタンが追加されており、合計で6つのボタンを搭載しています。さらに、後ほど詳しく解説する、複数のパソコンをまるで1台のパソコンのようにまたいで操作できる特別な機能も備えており、より高度で複雑な作業を行う方に向けたプロフェッショナルなモデルとなっています。

 

共通する優れたスクロール機能

これら3つのモデルに共通して搭載されている非常に便利な機能の一つに、独自の「SmartWheel」という技術があります。

これは、中央のスクロールホイールを指でゆっくりと回した時は、文章を一行ずつ正確に読み進めることができる精密な動作を行い、逆に指で勢いよく弾くように回した時は、非常に長いウェブページや何百行もある表計算ソフトの画面を一気に一番下まで高速でスクロールできるという機能です。この機能のおかげで、目的の情報にたどり着くまでの時間が大幅に短縮され、日々の情報収集が驚くほどスムーズになります。

 

M550MBKs、M650MGR、M750MGRは静音仕様?

静かな環境を守る配慮

パソコンでの作業中、マウスをクリックするたびに鳴る「カチカチ」という甲高い音が気になった経験をお持ちではないでしょうか。特に、夜中に家族が寝静まった後の寝室での作業や、静寂が保たれた図書館、落ち着いた雰囲気のカフェなどでのパソコン作業においては、マウスの操作音が周囲の迷惑になっていないかと気を使ってしまい、作業に集中できなくなることがあります。

このSignatureシリーズの素晴らしい点は、「M550MBKs」「M650MGR」「M750MGR」の3つのモデルすべてが、共通して「静音仕様」として設計されていることです。価格やボタンの数に関わらず、どのモデルを選んでも静かな操作環境が保証されているのは、ユーザーにとって非常に嬉しい配慮と言えます。

集中力を途切れさせないクリック感

これらのマウスは、ロジクール独自の「SilentTouch」という高度な技術を採用することにより、従来の一般的なマウスと比較してクリック音を90パーセント以上も劇的に削減することに成功しています。実際に左右のボタンをクリックしてみると、従来の「カチッ」という高い音ではなく、「ポスッ」という非常に低く、くぐもった、耳を澄ませないと聞こえないような微かな音しか鳴りません。

ここで特筆すべきは、音が静かだからといって、ボタンを押した感覚まで失われているわけではないということです。安価な静音マウスにありがちな、ボタンを押し込んだ際のぐにゃりとした不快な感触は一切なく、指先にはしっかりとボタンを押し込んだという確かなクリック感が伝わってきます。そのため、画面を見なくても操作に不安を感じることは全くありません。この絶妙なバランスの静音仕様により、音を気にすることなく、いつでもどこでも安心してパソコン作業に深く没頭することができます。私のように、寝室での就寝前のリラックスタイムにパソコンを使用する環境においては、この静音性は周囲の睡眠を妨げないための非常に大きなメリットとなります。

 

 

サイドボタンでどんなことができるのか?

戻る進むの操作が劇的に楽になる

私が数あるマウスの中から「M650MGR」を強くおすすめする最大の理由が、この「サイドボタン」の存在です。M650MGR」と「M750MGR」の2つのモデルには、本体の左側面、マウスを握った際に親指が自然に添えられる絶妙な位置に、2つの細長いボタンが配置されています。

パソコンを購入したばかりの初心者の方や、これまで最もシンプルなマウスしか使ってこなかった方にとって、側面にボタンがあるマウスは少し複雑で馴染みがないように感じるかもしれません。しかし、一度このサイドボタンの便利さを体感してしまうと、もうサイドボタンのないマウスでの作業には戻れなくなるほど、強力で手放せない機能なのです。

サイドボタンの最も一般的で、かつ最も恩恵を感じやすい使い方は、インターネットの閲覧ソフトでの「戻る」と「進む」の操作です。通常、今見ているページから一つ前のページに戻りたい時は、画面の左上にある小さな矢印のボタンまでマウスカーソルを慎重に移動させ、的確に狙ってクリックしなければなりません。しかし、サイドボタンがあれば、親指で手前のボタンを軽く押し込むだけで、瞬時に前のページに戻ることができます。逆に奥のボタンを押せば、再び次のページに進むことができます。画面上でマウスカーソルを長距離移動させる手間と時間が完全に省けるため、インターネットでの調べ物やショッピングなどの閲覧作業が、驚くほどスムーズで快適な体験へと生まれ変わります。

カスタマイズで広がる無限の可能性

さらに素晴らしいことに、このサイドボタンの役割は、単なる「戻る」「進む」という機能だけに固定されているわけではありません。ロジクールが公式に無料で提供している「Logi Options+」という専用のソフトウェアをパソコンにインストールすることで、自分の好きな機能やよく使う操作を、このサイドボタンに自由に割り当てることができます。

例えば、文章を作成する機会が多い方であれば、手前のボタンに「コピー」、奥のボタンに「貼り付け」という機能を割り当てておけば、キーボードに触れることなく、マウスを握った手の中だけで文字のコピーアンドペースト作業が素早く完結します。また、音楽や動画を頻繁に視聴する方であれば、音量の上げ下げや、再生と一時停止の操作を割り当てることも可能です。操作を元に戻す「元に戻す(Undo)」機能を割り当てておけば、作業中のちょっとしたミスも一瞬で無かったことにできます。

このように、自分の作業スタイルや好みに合わせてマウスを成長させ、使い勝手を無限にカスタマイズできることが、サイドボタンを搭載した「M650MGR」の計り知れない魅力となっています。

 

 

M750MGRのセンターボタンでは何ができるのか?

スクロールホイールの下にある特別なボタン

シリーズの最上位モデルである「M750MGR」には、「M550MBKs」や「M650MGR」には搭載されていない特別なボタンが用意されています。それが、画面を上下に動かす際に使用するスクロールホイールのすぐ真下に配置されている、小さな丸い「センターボタン」です。このボタンは、工場から出荷された時点の初期設定では、「DPIの切り替え」という機能が割り当てられています。

ボタン一つでカーソルの速度を瞬時に変更

DPI(ドット・パー・インチ)とは、マウスを机の上でどれくらい動かしたときに、画面上の矢印がどれくらいの距離を移動するかを示す数値のことです。この設定数値が高いほど、マウスをほんの少し動かしただけでカーソルが画面の端から端まで素早く移動するようになり、逆に数値が低いほど、カーソルはゆっくりと、より精密に移動するようになります。

パソコンで様々な作業をしていると、デュアルモニター環境などで画面全体を使ってカーソルを一気に大きく移動させたい場面と、写真の細部の編集や細かい図形の調整などで、ミリ単位の慎重な操作を求められる場面の、両方に遭遇することがあります。通常、このカーソルの移動速度を変更するためには、パソコンの設定画面をわざわざ開いて、メニューの中から項目を探して数値を調整しなければなりません。しかし、M750MGR」であれば、このセンターボタンをカチッと押すだけで、あらかじめ自分が設定しておいた速い速度と遅い速度の2つの設定を、瞬時にパッと切り替えることができるのです。

もちろん、このセンターボタンもサイドボタンと同様に、専用ソフトウェアを使うことで全く別の機能に変更することが可能です。毎日必ず開くアプリケーションをボタン一つで一発起動させたり、特定のショートカット操作を登録したりと、アイディア次第で使い方の幅は大きく広がっていきます。

 

 

ロジクール M750MGRのFLOW機能とは?

複数のパソコンを1つのマウスで操る機能

最上位モデルである「M750MGR」を選ぶ最大の決定打となるのが、この「FLOW」と呼ばれる革新的な機能です。これは、ロジクールが誇る上位モデルのマウスにのみ特別に搭載されている非常に強力なシステムであり、複数のパソコンを机に並べて日常的に使い分ける方にとって、まさに作業環境を一変させる夢のような機能と言えます。

通常、デスクトップパソコンとノートパソコンなど、2台のパソコンを同時に使用する場合、それぞれのパソコンを操作するために、机の上に2つのマウスを用意しなければなりません。机の上が窮屈になるだけでなく、どちらのマウスを握るべきか一瞬迷ってしまうこともあります。しかし、FLOW機能に対応した「M750MGR」であれば、なんと1つのマウスだけで、最大3台までのパソコンをシームレスに行き来し、操作することが可能になるのです。

画面の端から隣のパソコンへカーソルが移動する

初期設定を済ませると、驚くべき体験が待っています。1台目のパソコンの画面の端までマウスカーソルを移動させると、そのままカーソルが画面の境界線を飛び越え、隣に置いた2台目のパソコンの画面にスッと現れます。マウスを別のものに持ち替えたり、裏面のボタンを押して接続先を手動で切り替えたりする煩わしい手間は一切不要です。

さらに素晴らしいことに、このFLOW機能は単にカーソルが行き来するだけの機能にとどまりません。1台目のパソコンで文章の一部や画像、データファイルを「コピー」し、そのままカーソルを2台目のパソコンの画面へ移動させて「貼り付け」を実行することができるのです。これまでのように、データを移すためだけにUSBメモリを抜き差ししたり、クラウドサービスを経由したりといった面倒な作業から、完全に解放されることになります。

また、この機能はWindowsのパソコンとMacといった、異なる基本ソフトを搭載したパソコンの間でも壁を越えて動作します。同じWi-Fiのネットワークに接続されていることが条件となりますが、複数のパソコンを連携させて作業する環境においては、一度使うと絶対に手放せなくなるほど強力な武器になります。ただし、スマートフォンやタブレット機器ではこの機能は利用できない点には留意しておく必要があります。

 

 

M550MBKs、M650MGR、M750MGRの仕様を確認する

3つのモデルの基本性能を比較

ここまでの解説で、Signatureシリーズのそれぞれのモデルが持つ個性と特徴がはっきりと見えてきたかと思います。ここで頭の中を整理するために、「M550MBKs」「M650MGR」「M750MGR」の3つのモデルの主要な仕様を、分かりやすく一覧表にして比較してみます。

仕様項目 Signature M550MBKs Signature M650MGR Signature M750MGR
ボタン数 3ボタン(左右クリック、ホイール) 5ボタン(基本3ボタン+サイドボタン×2) 6ボタン(基本3ボタン+サイドボタン×2+センターボタン)
サイドボタン なし あり(カスタマイズ可能) あり(カスタマイズ可能)
センターボタン なし なし あり(DPI切り替え等、カスタマイズ可能)
FLOW機能 非対応 非対応 対応(最大3台のパソコン間でデータ移動可能)
静音仕様 左右クリックが静音 左右クリックが静音 左右クリックが静音
接続方式 Bluetooth、Logi Bolt USBレシーバー Bluetooth、Logi Bolt USBレシーバー Bluetooth、Logi Bolt USBレシーバー
電源 単三形乾電池 1本 単三形乾電池 1本 単三形乾電池 1本
電池寿命 最長24ヶ月(Logi Bolt時)/ 最長20ヶ月(Bluetooth時) 最長24ヶ月(Logi Bolt時)/ 最長20ヶ月(Bluetooth時) 最長24ヶ月(Logi Bolt時)/ 最長20ヶ月(Bluetooth時)
サイズ展開 レギュラー(M)、ラージ(L) レギュラー(M)、ラージ(L) レギュラー(M)、ラージ(L)
レギュラー(M)の重量 約97.4g 約101.4g 約101.2g
ラージ(L)の重量 約111.2g 約111.2g 約111.2g

この表からも分かるように、マウスとしての基本的な大きさや重さ、周囲に配慮した静音性、パソコンとの接続方式といった使い勝手の土台となる部分は、3モデルすべてにおいて共通して高い水準で備わっています。決定的な違いは、作業を効率化するボタンの数と、複数のパソコンを操るFLOW機能の有無に集約されているため、自分自身がパソコンでどのような作業を行い、どのような機能を必要としているかを見極めることが、最適なモデルを選ぶための確実な近道になります。

接続の安定性と便利なワイヤレス環境

この仕様表の中で、特に注目していただきたいのが「接続方式」の部分です。このSignatureシリーズは、パソコンとマウスをつなぐための接続方法が、「Bluetooth」と「Logi Bolt USBレシーバー」という2種類用意されており、状況に応じて自由に使い分けができます。

世の中で販売されている多くのワイヤレスマウスは、Bluetoothでの接続のみ、あるいは専用の小さなUSBレシーバーでの接続のみといったように、どちらか一方にしか対応していないことが多いです。しかし、パソコンを使用する環境や周囲の電波状況によっては、Bluetoothの接続が不安定になり、マウスカーソルの動きが突然カクカクしてしまったり、接続が切れてしまったりすることがあります。そのようなトラブルが発生した場合でも、マウスの裏面に収納されている付属の「Logi Bolt USBレシーバー」を取り出し、パソコンのUSB端子に直接差し込むだけで、電波干渉に非常に強く、有線マウスのように安定した接続に即座に切り替えることができます。

また、Logi Boltはセキュリティレベルも高く、パソコンの電源を入れた直後のOSが立ち上がる前の画面でも認識されるなど、非常に信頼性の高い通信規格となっています。もし、パソコン側にUSB Type-Cの端子しか空いていない場合は、別売りの「Logi Bolt USB Type-C レシーバー LBUSBC」を利用することで、貴重なUSB Type-A端子を塞ぐことなく、スマートに接続を完了させることも可能です。

 

電池寿命の長さがもたらす安心感

さらに、ケーブルのないワイヤレスマウスを使う上で、多くの人が常に気にかけてしまうのが「電池切れ」の不安です。重要な作業の最中や、リラックスして動画を楽しんでいる途中に突然マウスが動かなくなり、慌てて家の中の乾電池を探し回った経験がある方も少なくないでしょう。

M550MBKs」「M650MGR」「M750MGR」の3モデルは、すべて市販の単三形乾電池1本だけで動作し、驚くべきことにその電池寿命は、Logi Bolt USBレシーバー使用時で最長24ヶ月(約2年間)、Bluetooth使用時でも最長20ヶ月にも及ぶとされています。マウスの裏面のカバーを開けると、電池とUSBレシーバーが美しく収まるように設計されているのも嬉しいポイントです。

もちろん、一日の使用時間や接続環境によって実際の期間は多少変動するものの、数ヶ月に一度といった短いスパンで電池を交換するような煩わしさからは完全に解放されます。忘れた頃にようやくやってくる電池交換のタイミングまで、電池の残量を一切気にすることなく、ただ目の前の作業に集中して使い続けることができるのは、精神衛生上、非常に大きな安心感をもたらしてくれます。

 

 

M750MGRのDPI切替ボタンはセンターボタンのこと?

呼び方の違いによる混乱を避けるために

M750MGR」の特徴についてインターネットなどで調べる際、「DPI切替ボタン」という言葉と「センターボタン」という言葉の両方を頻繁に目にすることがあるかもしれません。パソコンの専門用語にあまり不慣れな初心者の方にとっては、これらがそれぞれ別の場所に配置された別々のボタンなのかと、混乱してしまう原因になり得ます。

結論から明確にしておくと、「DPI切替ボタン」と「センターボタン」は、全く同じ一つのボタンを指している言葉です。スクロールホイールの下に配置されている丸い物理的なボタンそのものを「センターボタン」と呼び、そのボタンに対して工場出荷時の初期設定として「カーソル速度の切り替え」という役割が割り当てられているため、機能面を強調して「DPI切替ボタン」と呼ばれることがあるわけです。

設定次第で何にでもなれる万能ボタン

前述の通り、このボタンは専用ソフトウェアを使用することで、後から全く別の機能に自由に変更することができます。そのため、特定の機能名で呼ぶよりも、「センターボタン」という位置を示す呼び方の方が、より正確で実情に合っていると言えます。最初はカーソル速度の切り替え用として使い、パソコンの操作に慣れてきて、例えばよく使う特定のフォルダを一発で開くショートカット機能を割り当てたくなった際には、いつでも柔軟に変更できるポテンシャルを秘めていることが、このボタンの真の価値と言えます。

 

 

サイズはMサイズ(レギュラー)とLサイズ(ラージ)の2種類!

手の大きさに合わせて最適なフィット感を選ぶ

マウスを快適に使用するために、機能の豊富さと同じくらい、あるいはそれ以上に重要な要素となるのが「自分の手にしっかりとフィットするかどうか」という点です。どんなに素晴らしい機能が多数搭載されていても、自分の手のサイズに合っていない大きすぎるマウスや小さすぎるマウスを使い続けると、手首や腕に不自然な力が入り、疲労が溜まりやすくなってしまいます。

Signatureシリーズが多くのユーザーから支持されている素晴らしい点は、「M550MBKs」「M650MGR」「M750MGR」のすべてのモデルにおいて、手の大きさに合わせて2種類のサイズが用意されていることです。公式サイトでの正式な呼称は「レギュラーサイズ」と「ラージサイズ」ですが、一般的にはそれぞれ「Mサイズ」「Lサイズ」として親しまれています。製品の型番の末尾に含まれている「M」や「L」の文字は、まさにこのサイズを表しています。例えば、私が愛用している「M650MGR」は、レギュラーサイズ(Mサイズ)のモデルであるということを示しているわけです。

MサイズとLサイズの選び方の目安

自分に合うサイズを見つけるための一般的な目安として、手首の付け根のしわの部分から、中指の先端までの長さを測ってみてください。

レギュラーサイズ(Mサイズ)は、この長さが19センチメートル未満の方に推奨されているサイズです。手の大きさが平均的な方や、少し小さめの方に最適に設計されています。また、マウスの本体を手のひら全体でべったりと包み込むのではなく、指先だけで軽くつまむようにして軽快に操作するスタイルの方にも、小回りの利くレギュラーサイズが好まれる傾向にあります。

一方、ラージサイズ(Lサイズ)は、手首の付け根から中指の先端までの長さが19センチメートル以上ある方に向けて、よりゆったりと設計されています。手の大きな方や、マウス本体の丸みに手のひらをしっかりと密着させて、手全体を預けるようにして操作するスタイルの方には、ラージサイズの方が手への負担が少なく、長時間の作業でも疲れにくいと感じられるはずです。

毎日手で触れて使う道具だからこそ、自分の手の大きさにぴったりと合うサイズを妥協なく選べるというのは、このシリーズの非常に良心的でユーザー思いなポイントと言えます。

 

 

まとめ

日常使いの最適解としてのM650MGR

ここまで、ロジクールが誇るSignatureシリーズの3つのモデルについて、それぞれの違いや魅力を詳細に比較し、検討を重ねてきました。最もシンプルで機能が絞られた「M550MBKs」、複数のパソコンを縦横無尽に操作できる高度な機能を持った「M750MGR」、そして、ちょうどその中間に位置し、必要十分な機能を備えた「M650MGR」です。

それぞれのモデルに確かな魅力と存在意義がある中で、私にとっての最適解は、やはり過去にも購入し、現在もメインで愛用している「M650MGR」でした。複数のパソコン間でデータを移動できるFLOW機能は、たしかに魔法のように魅力的ではあるものの、今回このマウスを追加で導入する寝室の環境は、「譲り受けた1台のNECノートパソコンをモバイルモニターを使って広く使う」というものです。そのため、複数台のパソコンを同時に操作する機能は、今回の用途においては必須ではないと判断しました。また、寝室での用途がウェブサイトの閲覧や動画視聴がメインであるため、カーソルの速度を瞬時に切り替える必要性もそれほど高くないと感じたのです。


しかしながら、一度その便利さに慣れてしまうと絶対に手放せなくなる、サイドボタンによる「戻る・進む」の快適でスムーズな操作性だけは、どうしても譲ることのできない必須条件でした。機能の過不足が一切なく、手に入れやすい価格とのバランスが最も高い次元で取れているのが、この「M650MGR」なのです。

馴染んだ使い心地を新しいパソコン環境でも

パソコン本体という環境が新しく変わっても、手で直接触れて操作するマウスという入力機器が「いつもと同じ馴染んだもの」であることの安心感は、計り知れないものがあります。M650MGR」が持つ、静かで心地よいクリック感、手にすっきりと自然に収まるサイズ感、そして何よりもサイドボタンによる流れるような操作性を、新しく手に入れたNECのノートパソコン環境でも全く同じように再現したいと強く願った結果、私の場合は、これまでの通り、なじんだ「M650MGR」をもう1つ購入することにしたというわけです。

もし、このブログ記事を読んでくださっている読者の方の中で、現在使っているマウスの買い替えや、新しいパソコン用のマウスの追加購入を検討している方がいれば、まずはご自身のパソコンの毎日の使い方をゆっくりと振り返ってみてください。インターネットを見るだけのシンプルな操作で十分であれば「M550MBKsを、仕事などで複数のパソコンを同時に操るような環境であれば「M750MGRを、そして、日常のパソコン作業をワンランク上の快適さに引き上げ、日々のストレスを減らしたいと考えるのであれば、迷わず「M650MGRをおすすめします。

自分自身の使い方と手の大きさにぴったりのマウスを見つけ出すことで、毎日のパソコンに向かう時間が、今よりもっと心地よく充実したものになるはずです。この記事が、新しいマウスを通じて広がる快適なパソコン生活への第一歩となれば幸いです。

ということで、「ロジクール Signature M650MGR ワイヤレスマウス をもう1つ購入することに決めた話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。

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