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映画:湯を沸かすほどの熱い愛 ~ 宮沢りえの名演技がGood!! ~

2019年6月12日

こんにちは、トトロ兄さんです。

今回は、『映画:湯を沸かすほどの熱い愛』です。

私が見た感想を忘れない程度で書いておきますので、よかったら参考にしてください。

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内容

銭湯・幸の湯を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっとパチンコ屋に行くと言って蒸発してしまった銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘を育てていた。そんなある日、仕事中に倒れて病院で診てもらったところ、余命2ヶ月という宣告を受けてしまう。悩みに悩んだ末彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していくことになる。
オダギリジョー演じる父親のキャラクターも魅力的。第40回日本アカデミー賞で、優秀作品賞、優秀主演女優賞ほか全5部門を受賞。主題歌はきのこ帝国「愛のゆくえ」。

 

 

 

 

予告編

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感想(ネタばれなし)

今回は、母親の愛というのがものすごく深い愛であったということが後半になってくるにつれてどんどん分かってくる映画である。
あそういうことだったのか、前半のこの話はこのことだったんだなということが、後半に進むにつれて分かってきます。分かってくるにつれて、母親の愛がすごく伝わる作品となっています。
また、蒸発した父親が途中で戻ってくるのですが、どうしようもない父親でそれでもそんな父親と結婚し生活してきた妻の愛というのが痛いほど分かる映画です。
子供に対して何をしてあげられるのだろうか、また、人生で知り合った方に対してする自然な母親の姿が彼女を魅力的にし、気づかずにたくさんのものを与えているということを、彼女が亡くなってから知るのです。
本当に主人公である母親がどれほどの愛を家族に捧げていたのかということが、痛いほど伝わってくる作品です。
泣けること間違いなし。最後のエンディングの文字に涙しない人はいないと思う。それほど素晴らしい作品である。是非見ていただきたい。予告編は過大でないです。マジですごい。

 

 

 

 

リンク集

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感想+α(ネタばれあり)

個人的には、宮沢りえの演技が本当に素晴らしいと思った。
母親としての彼女の姿があまりにも強烈すぎて、今でも目に焼き付いている。母親の 愛というのはこんなにもすごいものかと思わずにいられない作品となっている。まさに、名演技である。
自分自身が癌であると宣告されて、頼るのは夫しかいないということで夫を連れ戻し、だけどその夫には連れ子がいるという状態。それでも家族として克服していくのである。
長女が高校でいじめられているにも関わらず、乗り越えなさいという勇気。真剣さに心打たれた。一歩間違えば、別の方向に行ってしまう子供だが、母親の熱意だろう。
連れ子が、実のお母さんが迎えに行くという約束をしていたにも関わらず、ほっらかしになった彼女を家族の一員として温かく迎える姿。
そして、実の子供だと思って育てられていた長女が、実は本当の自分の子ではなくて、夫の最初の結婚相手の子供であったと、告白する場面など心が打たれた。しかも、彼女に手話が役に立つようになるとことがあるからと、長女に手話ができるように育てたこと。実の母親以上の母親の愛を感じました。
最後、母親である自分自身が実は捨てられた子供であるということ。母親の愛情を受けずに育ったという悲しい現実。それが分かった時の涙は目に焼きついて離れません。
あまりにも、色々なことがありすぎる家族。血が繋がっていても家族と言えないような家庭もあるのに、映画の中でのみんなはすべて血が繋がっていないにも拘わらず、本当の家族以上の熱い思いでつながっている。涙しか出ませんでした。
あまりに凄すぎる家庭事情が最後は明らかになり、ラストの文字が浮かび上がった時、やはり涙が止まりませんでした。
しばらく、エンディングの画面を見ながら、いやーすごい映画だったな。見てよかったな~と。思わずにはいられない作品でした。
また機会があったら、再鑑賞したいと思います。

 

 

 

 

評価

 ★4.0

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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