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重量約200gの玄人志向 M.2 NVMe SSDケース USB3.2Gen2 (GWM.2NVMe-U3.2x2CC)は、間違いなくUSB3のSSDケースでは最高のケースだった話

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回はいよいよ重量約200gの玄人志向SSDケースを購入した話を書きたいと思います。

 

はじめに

少し前に、「重量約200gの玄人志向 M.2 NVMe SSDケース USB3.2Gen2 GWM.2NVMe-U3.2x2CCを確認した話」を書きました。

個人的にもUSB3.2Gen2のSSDケースを購入したいと思っていて、最初はセンチュリーのケースを購入しようと思っていました。

もしくは安価なグリーンハウスのケースでも良いかなと思っていました。

しかし、順番に国内メーカーのSSDケースを見て行ったところ、今回購入した玄人志向のSSDケースがとんでもなく重い重量でかなりしっかりした造りであることがわかってきたので、迷わず今回の重量約200gの玄人志向SSDケースを購入することに決めたのです。

重量約200グラムということで、iPhone12Proよりも重いSSDケースなのです。

ちょっと考えただけでもありえない重さですよね。

これは実際に自分の目で確かめてみるしかないと、心を決めたのです。

それでは早速見ていきましょう。

今回も購入したのは、もちろんAmazonです。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCの外箱を確認する

外箱から見ていきましょう。

表側です。

裏側です。

側面です。

反対側です。

背中側

大きさがよく分からないと思いますので、iPad mini 5と並べて置いてみました。

箱はそれほど大きな箱ではありません。

SSDケースが入っている箱なので当然といえば当然ですよね。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCの付属品を確認する

それでは開封してみましょう。

開封すると、真ん中にドーン!という感じでSSDケースが横たわっていました。

なぜこのような書き方をするかというと、本当にSSDケースの重さが200gぐらいあるのだろうと思います。

ずっしりとした重さだったのです。

なので、皆さんに少しでも分かってもらいたいなと思ってドーンというような表現をしました。

実際に開けてみると、迫力が伝わってきました。

箱から取り出してみました。

説明書などは一切入ってなく、ケーブル、ドライバー、熱伝導シート、SSDケースの4つが入っているだけでした。

意外とあっさりとしているなと思いました。

熱伝導シートを箱のフタの裏側に並べてみました。

0.5mm、1.0mm、2.0mmの3種類が入っていました。

熱伝導シートを裏返してみました。

厚さを分かってもらうために、重ねてみました。

雰囲気は伝わりましたかね。

厚さの違いなので、こんなにこだわって写真をとる必要はなかったかもしれないかなと思ったのですが、これも少しでも皆さんに分かってもらえたらなという私の気持ちだと理解してもらえれば幸いです。

 

 

次にケーブルを見たいと思います。

USB Type C-Type Cのケーブルです。

一般的なケーブルですね。

コネクター側から見た写真です。

玄人志向さんのホームページなどを見てもケーブルの長さは掲載されていないので、実際の長さを測ってみることにしました。

ちょうど1mです。コネクターをのぞくと90cm程度です。

そして、プラスのドライバーです。

付属品は以上です。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCの本体を確認する

さあそれでは、SSDケース本体をじっくりと見ていきましょう。

袋に入った状態です。

袋から出してみました。

本当にずっしりとした重さです。

ネットで見た写真と実際に自分が手に取ってみた感じでは、イメージ自体はそれほど違いませんでしたが、何かすごいなという雰囲気はすごく伝わってきます。

ずっしり感が本当にすごいです。

横にしてみました。

なんかかっこいいです。

裏返してみました。

裏返してみても先ほどの写真と全く同じです。

裏表だけを見ても、どっちが表でどっちが裏なのか全く分かりません。

設置にあたって、裏表を気にしなくてもよいというのは楽ですね。

コネクター側です。

反対側です。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCの基板を取り出す

それでは実際にフタをとってみましょう。

いつものように、外したネジは皿の上に置きました。

ネジを外した雰囲気です。

コネクターのパネルが外れにくかったのですが、手でトントンとたたくと、パカっと取れました。

赤マルの部分にネジがとめられていました。

斜め上の角度から見た雰囲気です。

しっかりと中に入って基盤が動かない状態になっていたので、そのままでは取り出すことができませんでした。

そこで、箱の裏側のマニュアルにも書いてあったのですが、基盤の右側の穴の所にドライバーを差し込んで手前に引きずり出すことができました。

出てきましたね。

しっかりとケースの中に収まっていたので、最初の取り出しはちょっと苦労するかもしれません。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCの基板を確認する

SSDケースから基板を取り出しました。

基盤を取り出してみて、何これと思いました。

皆さんもおそらくこのような感じで基板自体がアルミプレートで覆われているようなSSDケースは見たことがないと思います。

基盤の上をアルミプレートで覆われているのです。

SSDの熱を放熱する時に、通常であればSSDの上に熱伝導シートやヒートシンクを取り付けて上から放熱するというのが一般的です。

しかし、このケースの場合には、SSDの裏側に熱伝導シートを貼り付けて、熱伝導シートからこのアルミプレートの部分に熱を伝えて、アルミプレートに伝わった熱はそのまま外付けケースの方に放熱されるという作りになっているのです。

ちょっと前に私が書いた記事の「重量約200gの玄人志向 M.2 NVMe SSDケース USB3.2Gen2 GWM.2NVMe-U3.2x2CCを確認した話」でも書いたとおりです。

SSDケースの基盤の写真がホームページなどには載っていなかったので、通常の基盤なのかなと思っていたのですが、今回実際に現物を開けてみて、まさか基板をアルミプレートでおおってアルミプレートから熱を逃がすような対策をしているとは思ってもいませんでした。

本当にしっかりとした熱対策がとられていることが、はっきりとわかりますよね。

こんな構造でSSDを取り付ける基板を私は見たことがありません。

玄人志向さんの気合の入った作りが、これを見れば一目瞭然ですね。

素晴らしいです。

裏側を見てみましょう。

これまたすごいです。

右側のチップの上に、熱伝導シートが貼られています。

SSDの熱をSSDの裏側から熱伝導シートを使ってアルミプレートに伝えた熱を、アルミプレートの横の羽から外側のケースに熱を逃がすだけでは十分に放熱できないのでしょう。

そこで、アルミプレートに伝わった熱をSSDの裏側につけた金属の部分から、SSDケースの裏側に熱を逃がすというような構造になっています。

めちゃくちゃ考えているなと思いました。

横にして見てみましょう。

ちょうどSSDを取り付けるコネクターの部分の下側が、銅のような金属で飛び出していることが分かると思います。

完全に浮き出ている感じですよね。

この浮き出ている部分が、SSDケースの内側の下の部分に当たって、SSDの下に放熱させる仕組みになっているのです。

この浮き出ている部分が、SSDケースの内側の下の部分に当たっているので、SSDの基板をケースから取り出すときになかなか出てこなくて、ドライバーで基板の穴のところに引っ掛けて引き出すというような仕組みになっていたのだなと、この構造を見てやっと理解することができました。

というか、ここまで普通するか?

ここまで放熱を考えるか?

これを考えた人は、ほんとうにすごいなと思いました。

とにかくSSDの熱をしっかりと外付けケースに放熱したいという、設計者の「魂のこもった構造」にびっくりです。

ありえないなと思います。

ここまでやるかというような構造なので、すごいなとしかいいようがありません。

ここまで見て、SSDをまだ取り付けていませんでしたが、ワクワク感が止まりませんでした。

みなさんにもこの私の興奮を理解してもらえるでしょうか。

SSDケースから基板を取り出して、基板の特別な構造にびっくりしたところで、SSDを取り付けるだけだろうということは分かるのですが、改めてSSDケースをどうやってつければいいんだろうと思ってしまうくらい興奮してしまいました。

そこで、箱の裏の組み立て方法をもう一度確認しました。

こちらです。

みなさんも良かったら見てみてください。

 

 

 

片面実装のSamsung 970 EVOを取り付ける

とりあえずつけた雰囲気を見たいと思って、「Samsung 970 EVO 500GB」を準備しました。

眠っていたSSDです。容量は500GBしかないので、片面実装です。

基板にさしてみました。

上から見てみました

横から見てみました。

SSDと基板のアルミプレートとの間に少しだけ隙間があることがわかるでしょうか。

1mmの熱伝導シートを間に挟めてみた感じです。

ちょうど良い厚さで入ります。

ちなみに、2mmの熱伝導シートを間に挟めてネジで締めてみました。

見ればすぐわかりますが、熱伝導シートが厚すぎてSSDが反り返ってしまっています。

使用するには無理があって、あまりよろしくないですね。

片面実装のSSDであれば、1mmの熱伝導シートがベストだと分かりました。

 

 

 

両面実装のXPG GAMMIX S50 Lite 2TBを取り付ける

私のパソコンに取り付けてある「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」を「ASRock Intel H470搭載 ベアボーン DeskMini H470」から取り出して、玄人志向のSSDケースに取り付けてみることにしました。

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」は、最初からヒートシンクが取り付けられているSSDです。

 

このSSDを、玄人志向のSSDケースに取り付けてみようと思ったのです。

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」は、両面実装のSSDです。

玄人志向の基板に取り付けてみました。

見た目はすごくかっこいいですね。

決まっています。

横から見た感じです。

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」の裏側のメモリがアルミプレートに直接あたっていることがわかります。

しっかりとメモリの熱をアルミプレートに伝えることができると思いました。

ばっちりですね。

マニュアルでは、次のように、コントローラーの下に熱伝導シートを貼り付けて、アルミプレートに逃すよう書かれています。

ただ、私はちょっとめんどうくさいので、「まあいっか」と思って何も熱伝導シートを入れずにそのままSSDケースに入れることにしました。

ちょっと試してみて、熱くなるようであれば、熱伝導シートを貼ろうと思ったのです。

SSDケースに入れました。

しっかりと入りました。

前面パネルをネジでとめました。

これで、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」を玄人志向のケースの中に収めることができました。

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」は、ヒートシンクが付いているにも関わらず、しっかりとSSDケースの中に収まることができました。

ぴったり入ったという感じで、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」を外付けケースで使うにはまさにこのケースで良かったなと思いました。

Thunderbolt3ほどのスピードは出ませんが、ケースの作りが全然違うので、安心して使うことができる玄人志向のSSDケースだなと思いました。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCの重さを確認する

玄人志向のSSDケースの中に「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」を収めたのですが、いったいどれぐらいの重さなのだろうと思ってきました。

もっと早く気づけばよかったのですが、しっかりと重さを量ることを忘れていました。

そこで、SSDを中に入れた状態で、重さを測ってみることにしました。

カタログ上では、玄人志向のSSDケースの重さは約200gです。

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」は、ヒートシンク付で10gとなっています。

それでは、重さを測ってみましょう。

207gでした。

SSDケース単体での重さを測るのを忘れていたので、SSDケース単体の実際の重さは何gなのかわかりませんが、SSD本体の重さを差し引いて逆算した感じでは、約200gというのは間違いないと思いました。

207gですよ。

iPhone12が162g、iPhone12Proが187g、iPhone12ProMaxが226gなので、iPhone12Proより重いです。

マジで、こんなにしっかりとした作りで、どっしりとした重さのSSDケースは見た事がありません。

玄人志向さんすごいですね。

私は感動しています。

 

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCをパソコンに取り付ける

XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」を玄人志向のSSDケースの中に入れたので、パソコンに接続してみたいと思います。

SSDケースにUSBケーブルを挿しました。

 

私のパソコンの前面パネルのUSB Type Cのコネクターのところにさしてみました。

付属のケーブルが約1mあったので、丸まった状態のままとりあえず取り付けてみました。

前面パネルの部分です。

アクセスランプは結構眩しいです。

パソコンケースの背面のUSBに接続すれば、アクセスランプは背面側に向くので気にならないかなと思いました。

 

 

玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CCのベンチマークを図る

それでは、「玄人志向 GWM.2NVMe-U3.2x2CC」ケースに、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe4.0 SSD」を取り付けた状態で、ベンチマークの結果を見ていきましょう。

ASRock Intel H470搭載 ベアボーン DeskMini H470」は、

フロントのUSBが、USB3.2Gen1 Type C×1とUSB3.2Gen2 Type A×1
リアのUSBが、USB3.2Gen1 Type C×1とUSB3.2Gen1 Type A×4

となっています。

まずは、フロントUSBのUSB3.2Gen2 Type A(10Gbps)に取り付けたベンチマークです。

ケーブルは、先日購入した「Anker PowerLine II USB-C&USB-A USB3.1(Gen2) ケーブル(0.9mブラック)」を使っています。

しっかりと1000MB/s出ているのでよかったです。

次に、フロントUSBのUSB3.2Gen1 Type C(5Gbps)に取り付けた結果です。

そして、リアUSBのUSB3.2Gen1 Type A(5Gbps)に取り付けた結果です。

SSDケースとしては標準的なスピードが出ていますね。

SSDケースの仕様としては、USB3.2Gen2×2(20Gbps)なのですが、環境がないので確かめることができません。

ちょっと残念でした。

 

 

まとめ

今回は、重量約200gの玄人志向のSSDケースを見てきました。

間違いなくUSB3.0 SSDケースとしては最強のケースだろうと思われます。

ちなみに温度を見てみました。

こちらです。

Noctua NF-A 12x25 PWM」の上においているということもありますが、驚異の低温です。

しっかりと放熱されていることがわかります。

あまりの放熱の良さに、目を疑ってしまうような放熱効果です。

SSD本体に本当に優しいケースだなとわかりました。

ここまで読んでいただいた方であれば分かると思いますが、玄人志向さんのSSDケースに対する熱い思いがわかっていただけたと思いますし、実際その熱い思いが結果としてしっかりと表れているSSDケースであるということも証明されました。

もうこれ以上のUSB3のSSDケースはないでしょう。

後は、この本体ケースを使ったThunderbolt3のSSDケースやUSB4.0のSSDケースをぜひとも玄人志向さんには作ってもらいたいと思います。

本当にお願いしたいと思います。

現在のところ、市場に出回っているThunderbolt3のSSDケースやUSB4.0のSSDケースで、このケースほどしっかりとした作りのケースはありません。

断言できます。

それほど素晴らしい放熱対策をされたSSDケースなので、ぜひとも、ぜひとも、この本体ケースを使ったThunderbolt3のSSDケースやUSB4.0のSSDケースを作っていただきたいと思います。

玄人志向さんの熱いこだわりのこもった将来のケースに期待を込めて、今回の話はここで終わりにしたいと思います。

本当に長くなってしまいました。

2回に分けて書くつもりだったのですが、あまりに私自身も熱くなりすぎて、最後まで一気に書いてしまいました。

皆さんもぜひともこのケースの良さを分かってもらえたらなと思いますし、ぜひ購入してお試しいただければ、私のこの記事の内容が間違いなくて、本当にすごいな~と分かるでしょう。

ということで、「重量約200gの玄人志向 M.2 NVMe SSDケース USB3.2Gen2 (GWM.2NVMe-U3.2x2CC)は、間違いなくUSB3のSSDケースでは最高のケースだった話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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