こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、ADATA の 安価な PCIe 4 SSD を 試した話です。
はじめに
前回 SSD の話を書いた時 、ADATA から安価な PCIe 4の SSD が発売されていることを確認しました。
気になったこともあって、試してみることにしました。
購入したのはこちらの商品です。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0x4 SSD
スペックを確認すると、PCIe 4.0x4、読込速度3900MB/秒、書込速度3200MB/秒となっています。PCIe 4.0x4にもかかわらず、2TBで30000円程度。
メジャーなメーカーの2TB の SSD が、4万5千円から6万円弱することを考えると、超魅力的な金額となっています。
XPG SX8200 Pro PCIe 3.0x4 SSD 2TB ASX8200PNP-2TT-C
の評価が高いこともあり、XPG SX8200 Pro と 2000円程度高いだけなので試してみることにしました。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB 開封の義
開封してみました
SSD しか入っていないので、あっけない感じがします。
正面から確認
パッケージやウェブで見た写真のように、アルミのヒートシンクが上に付いています。ヒートシンクが最初から付いているので、自分で準備する必要はないかなと思いました。
デザインはすごくかっこいいです。
裏側
商品の裏側です。商品の裏にシリアルナンバーの入ったシールが貼られていました。正直ここにシールが貼られていると、熱でシールが剥がれてくるのではないかなと思ってしまうのですが、 かといって自分でこのシールを剥がすのも良くないと思うので、仕方なくそのままにしておくしかないかなと思っています。
個人的には、表と裏の両面にヒートシンクをつけようと思っていたので、 肩透かしを食らったような感じです。
上にヒートシンクが付いていて、間にメモリがあり、下の方にもシールが貼られているけれど、左下の半分だけにメモリがあるのが分かってもらえるでしょうか。
製品の厚みからするとそのように見えます。
2TB の容量なので、裏面の方にもたくさんのメモリが載っているものだと思っていたのですが、半分しか乗っていなかったので、まだまだ容量の大きな SSD が作れるのだなと思いました。
斜めから見る
少しだけ斜めにして写真を撮ってみました。
上のヒートシンクとメモリの間のところに、熱伝導シートが張られていてヒートシンクが取れないようになっているような感じです。なんとなくわかってもらえるでしょうか。
こんな感じであれば、何も触らずにそのままセットするのが一番良いかなと思いました。
下手に何か触ったりして、基板やチップなどを傷めてしまうのは良くないなと思ったのです。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB 取り付ける
それでは取り付けることにしましょう。
取り付けるのは、 Intel NUC BXNUC10I7FNH です。Corei7です。
現在は、ヒートシンクカバーをつけた Samsung 970 EVO 500GB がついています。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB をそのまま設置しました。
きれいさっぱり取り付けることができました。すごくかっこいいです。ヒートシンクとセットというのも悪くないですね。
なんか決まっているなという感じがします。装着したという感じです。重みがあると言ってもいいかもしれません。ちょっと期待してしまいます。
BIOSで確認しましょう
しっかりと BIOS で認識してくれています。サムスンの SSD 87というのは、「Samsung SSD 870 QVO 2TB SATA」です。
M.2 Slot で認識しているのが、今回の「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB 」です。
2TB あるので、 C ドライブが200 GB、 D ドライブを1800 GB という具合に2つに分割しました。
もちろん Windows 10を再インストールしました。
インストール直後ですが、 温度を確認してみると、26度でした。
さすが、Noctua NF-A12x25 PWM ファンはすごいです。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB ベンチマーク
では、早速ベンチマークを見ていきましょう。
まずは、これまで使っていた
Samsung 970 EVO 500GB
Samsungの専用ドライバーを使っているので、3500MB/秒を突破しています。素晴らしい数字です。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB はメーカー専用のドライバーがないので、Windows10でそのままテストです。
読込はSamsungに負けています。SSDの仕様は、PCIe 4.0x4 対応で、読込速度3900MB/秒、書込速度3200MB/秒 となっています。しかし、NUC に搭載されているCPUは、第10世代のCPU なので PCIe 3.0x4 までしか対応していません。
当然、3500が限界なので、3400の後半の数字を期待したのですが、3400の前半しか出ていません。残念です。さすがSamsungという感じです。
逆に書込速度は、仕様どおり3200MB/秒 出ています。ランダムもSamsungより早いので、全体的な体感としては早くなったなぁ~と感じました。
今回のベンチマークでは、Cドライブの200GBのところでテストしたので、Dドライブでもテストしてみました。こちらです。
ほぼ同じ数字です。
SSDは分割していても、実際の書き込みは物理的に場所を分けて書き込みをしているわけではないので、変わらないと思っていましたが、予測どおりの結果でした。
まとめ
安価な2TBのSSDを1つ準備したいと考えて、今回ADATAのSSDを試してみました。
価格的に PCIe 4.0x4 では最安値で、先行した5000MB/秒のSSD製品ほどのスピードは出ていませんが、7000MB/秒のSSDの半分の価格、5000MB/秒のSSDの3分の2程度です。
PCIe 3.0x4の2TBより2000円程度高いだけで、PCIe4に実装すれば、3800MB/秒程度は出るでしょう。将来の投資としては安いものです。
なので、大容量で安価なSSDを購入するのであれば、選択肢としてはありだと思います。
おすすめです。コスパも高いですね。
CドライブとDドライブの2つに分けて使うにも十分な容量なので、自分のデータをおいているDドライブへのアクセスも超快適になりました。
ここ最近は、「Samsung SSD 870 QVO 2TB SATA」をDドライブとして自分のデータをおいていましたが、今回、PCIe 4.0x4 にデータをおいて、改めてPCIeの圧倒的な速さに驚きました。
ほんとに幸せなパソコン環境です。
パッ、バッとウインドウが開く。マウスを持って行って、クリックした瞬間に開く。ストレスフリーとはこのことか!という快適さです。
年末にかけてSSDのアップグレードを検討しているのであれば、購入する価値は十分にあると思いますよ。おすすめです。
ということで、今回は、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0x4 SSD は 早くてコスパもよかった!!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
今回の話の続きは、こちらです。
やる気が出ますので、「応援クリック」をよろしくお願いします。m(_ _)m
↓↓応援クリックをお願いします