こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は玄人志向の重量約200gのSSDケースの話です。
はじめに
これまでグリーンハウス、玄人志向、センチュリーと国内メーカーのSSDケースを紹介してきました。
そして、今回紹介する玄人志向のSSDケースを最後の製品に選びました。
2021年の夏時点でUSB3.2 Gen2ケースの主な製品は全て紹介したことになるでしょう。
今回紹介するケースはこちらです。
玄人志向 M.2 NVMe SSDケース USB3.2 Gen2 GWM.2NVMe-U3.2x2CC
重量が約200gということで、めちゃくちゃ重いSSDケースです。
なぜそんなに重いのかと興味も深々ですよね。
ということで早速見ていきましょう。
玄人志向GWM.2NVMe-U3.2x2CCを確認する
とりあえず外箱です。
外箱には超高速ということで1853MB/Sの転送速度と書いてあります。
通常のUSB3.2 Gen2接続の約2倍のスピードですね。
どうしてなのかなと見てみると、箱には「USB3.2 Gen2x2」と書いてあります。
USB3.2 Gen2が10Gbpsのスピードなので、それの約2倍です。
「USB3.2 Gen2x2」は、あまり聞き慣れないですが、約2倍ということで早いことには間違いありません。
しかし、それに対応したパソコンってあるのかなと思ってしまいますね。
製品仕様を確認してみました。
USB Type-Cポート接続で、USB3.2 Gen2x2(20Gbps)、USB3.2 Gen2(10Gbps)、USC3.2Gen1(5Gbps)で動作するということです。
この製品仕様を見てちょっとびっくりしたのです。
重量が約200gということでめちゃくちゃ重いと思ったのです。
以前に紹介した玄人志向GWM.2NVMe-U3.1ACケースが、約65gです。
センチュリーのLEDが光るSSDケースが、約95gです。
その2つのSSDケースの2~3倍の重量です。
ちなみに、iPhone12が162g、iPhone12Proが187g、iPhone12ProMaxが226gです。
iPhone12ProMaxほどではないけれど、iPhone12Proより重いSSDケースってどうなっているの?と思いますよね。
本当にすごい仕様だなと思いました。
ちょっと信じられないなと思ったのです。
それでは、写真で見ていきましょう。
本体です。
すごくしっかりとした作りだと分かります。
かなり気合いの入った作りだと思います。
ケースの周りすべてがギザギザになっていて、放熱についてしっかりと考えられた造りになっていると思います。
コネクターの部分を見ても、しっかりとネジでとめられていますし、頑丈なつくりだと分かります。
上から見た写真です。
裏表が両方ともこのような突起のついた形状だろうと思われます。
正面から見たコネクターの写真です。
やはりしっかりした作りですね。
写真からすると、本当にしっかりと放熱対策を考えたケースだなと感じます。
ここまでしっかりとした作りのケースは見たことがないと思いました。
芸術的な美しさを感じてしまいます。
玄人志向さんがマジで真剣に作ったSSDケースなんだなと思いました。
玄人志向GWM.2NVMe-U3.2x2CCの組み立てを確認する
それでは組み立てを見ていきましょう。
外箱に両面実装対応と書いているので安心します。
組み立て手順は次のようになっています。
前面のコネクターの部分のネジを外して、SSDを基板に取り付けて、ケースの中に戻すという他のケースと変わらない一般的な取り付け方法になっています。
ステップ2のところでは、熱伝導シートをSSDの下に取り付けてSSDの下から放熱をする仕様になっています。
SSDは上の方にメモリチップが載っているので、上から放熱するのが一般的なのですがこのケースはちょっと違うようです。
ステップ3のところを見てみると、基盤がケース全体のちょうど真ん中に取り付けるようになっているので、基盤を通して外付けのケースに放熱する仕様になっているようです。
なので、SSDの裏側から熱伝導シートを通じて基板に熱を逃がし、最終的には基盤から外付けのケースに放熱するという作りなのですね。
これまでのSSDケースとは放熱の仕方がちょっと違うと思いました。
いろいろと検証した結果、今回のような仕様にしていると思われるので、大丈夫だろうと思われます。
ちょっと試したくなりますね。
両面実装についてはこのような感じでつけることになっています。
両面実装のSSDは一般的に次のような感じになっていると想定しているようです。
確かにそうですね。
そして熱伝導シートの取り付け方について次のように書いてあります。
熱伝導シートをコントローラーチップの裏側に取り付けて、基盤に熱伝導シートがしっかりとくっついて基板に熱を逃がすような仕様になっています。
考えていますね。
メモリ自体に熱伝導シートを貼るのではなくて、コントローラーチップの熱を下げることを優先しているような書き方になっています。
こればっかりは、実際に試してみないとどんな感じなのかちょっとわかりませんが、ただ言えることは、玄人志向さんは結構考えて気合を入れて作ったSSDケースだなということがしっかりと分かります。
気合が入っているので、間違いなく冷えるのではないかなと思ってきてしまいます。
ちょっと楽しみになってきますね。
見ているだけでワクワクしてきます。
まとめ
今回、玄人志向の重量約200gのSSDケースを見てきました。
こんなしっかりとしたつくりのSSDケースはこれまで見たことがありません。
無駄なLEDの光もありません。
ちょっとこれは試したいなーと思ってきたのです。
というか、これ以上の情報がネットではもうないのです。
金額も結構することもあって、購入される方も少ないのでしょう。
ただ言えることは、しっかりとした作りで気合が入っているということだけは、皆さんにも分かっていただけるのではないでしょうか。
皆さん?
どう思いますか?
私と同じような考えじゃないですか。
ちょっと見てみたいって思ってきてしまいますよね。
しっかりとした実物を見てみたいと思ってきてしまいますよね。
ここはひとつ、実物を用意してお見せしましょう。
近日、実物の写真をとって紹介します。
それまで、ちょっとだけ待ってください。時間ください。
ということで「重量約200gの玄人志向 M.2 NVMe SSDケース USB3.2 Gen2 GWM.2NVMe-U3.2x2CCを確認した話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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