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バッファローのテレビ・レコーダー録画用のUSB3.2(Gen.1)対応3.5インチ外付けHDD(SeeQVault非対応)を確認した話(HD-LE-Bシリーズ・HD-ADU3シリーズ)

2023年11月13日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、バッファローのテレビ・レコーダー録画用の外付けHDDの話です。

 

SeeQVault非対応の外付けHDDを探す

前回、「バッファローのSeeQVault(シーキューボルト)対応のテレビ・レコーダー録画用3.5インチ外付けHDDを確認した話(HD-SQS-Aシリーズ)」を書きました。

テレビやレコーダーに直接付ける外付けHDDで、テレビやレコーダーが壊れた時に他のテレビやレコーダーでも動画再生が可能な「SeeQVault(シーキューボルト)」機能を搭載した外付けHDDです。

SeeQVault(シーキューボルト)とは?

確かに「SeeQVault(シーキューボルト)」機能はすごく良いのですが、唯一の欠点があります。

それは、外付けHDDが「SeeQVault(シーキューボルト)」機能に対応していても、接続するテレビやレコーダーも「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が搭載されている必要があります。

テレビやレコーダーは頻繁に買い替える製品ではないので、そもそもテレビやレコーダーに「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が搭載されていない場合、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が付いた外付けHDDで録画をしても、買い替え後の「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きのテレビやレコーダーでは、それまで録画した動画は見られないのです。

よって、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きのテレビやレコーダーを購入するまでは、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が付いた外付けHDDの本領は発揮されないのです。

そうなると、現在使用しているテレビやレコーダーが「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きでない場合で、テレビやレコーダーの買い替えを予定しないときは、安価な「SeeQVault(シーキューボルト)」機能の搭載されていない外付けHDDでも良いのでは?と思ってきてしまうのです。

私もそんな人間の一人です。

そして、数年後に「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きのテレビやレコーダーに買い替えた時には、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きの外付けHDDにすればよいと思うのです。

ということで、今回は、SeeQVault非対応の外付けHDDを確認することにしました。

 

 

バッファローのSeeQVault非対応の外付けHDDを確認する

バッファローの「SeeQVault非対応の外付けHDD」を確認しました。

すると、『HD-LE-Bシリーズ』ということで、USB3.2(Gen.1)対応3.5インチ外付けHDDが販売されていました。

こちらの4種類です。

容量に応じて、8TB、6TB、4TB、2TBの4種類が発売されています。

容量的には、「SeeQVault(シーキューボルト)対応の外付けHDD」である『HD-SQS-Aシリーズ』と同じラインアップの容量です。

では、実際に機能等を確認していきましょう。

 

 

HD-LE-Bシリーズの外観を確認する

外観です。

外寸はこちらです。

正面から見た感じです。

側面と底に脚がついています。

縦置きも横置きも可能になっています。

裏側です。

左側にUSB Micro-B端子があります。その横が電源コネクターです。

「USBケーブル A to Micro-B(1m)」と「ACアダプター」が付属します。

レイアウト図です。

縦置きにした雰囲気です。

地震で倒れる可能性があるので、個人的にはあまり縦置きはお勧めしていませんが、転倒対策がとれるのであれば、縦置きもOKでしょう。

外づけHDD本体は、表面をヘアライン加工、エッジを鏡面加工にした、高級感のあふれるデザインになっています。

 

 

故障予測機能が搭載!

「SeeQVault非対応」なので、『HD-LE-Bシリーズ』の最大の特徴は、『故障予測機能』がついていることです。

具体的には、「みまもり合図 for Android搭載テレビ」とLEDで異常を通知する「みまもり合図 for AV」の2つの機能がついています。

最初の「みまもり合図 for Android搭載テレビ」は、Android搭載テレビ用の無料アプリでご利用いただける、録画用HDDの故障予測機能です。

簡単に説明しましょう。

外付けHDD本体を直接「Android搭載テレビ」に接続します。

そして、「Android搭載テレビ」がインターネットに接続されている状態で、「Android搭載テレビ」のアプリ一覧から「Google Play ストア」に移動します。

そして、Google Playストアで、「みまもり合図」を検索して、インストールします。

後は、「みまもり合図」アプリを起動し設定を行うことで、その後、外付けHDD本体の異常を感知したとき、テレビのホーム画面に通知が表示されるようになるのです。

よって、「みまもり合図 for Android搭載テレビ」があれば、外付けHDD本体の故障による録画番組の消失を未然に防ぐことができるのです。

便利ですよね。

また、「みまもり合図 for AV」は、「Android搭載テレビ」でない場合や「みまもり合図」の設定をしない場合、外付けHDD本体の劣化が進むと、外付けHDD本体の「電源/ みまもり合図ランプ」が「オレンジ色に点灯または点滅」して異常を知らせてくれる機能です。

HDDが壊れる前に「オレンジ色に点灯または点滅」してバックアップを促してくれるので、安心ですね。

また、『HD-LE-Bシリーズ』はテレビやレコーダーの増設用の外付けHDDとしての利用を大前提としていますが、パソコンの増設HDDとしての利用も可能です。

パソコンの増設用の外付けHDDとして利用した場合、Windows版の「みまもり合図」アプリをインストールすることにより、HDDに異常を感知したら即パソコンの画面にお知らせが表示されます。

パソコンで作業に集中していると、「みまもり合図 for AV」でランプが変わっていても気が付かないことがあるので、安心です。

また、異常を感知した場合には、早めにデータの引っ越しをするのが一番です。

引っ越しの作業が難しいと思われる方のために、有償にはなりますが、バッファローが提供するメーカーの正規サービスの「録画番組引越しサービス」があります。

「オレンジ色に点灯または点滅」になった場合には、すぐに代替の外付けHDDを準備して、録画データの引っ越しをするのが良いですね。

『みまもり合図』の機能は、突然の故障に対して未然に防ぐ機能なので、そんな機能があるだけで、本当に安心です。

 

 

パソコン用のバックアップアプリ「スマートツインズ」が秀逸!

『HD-LE-Bシリーズ』をパソコンの外付けHDDとして使うことができると書きました。

パソコンの増設用のHDDとして利用する場合、一番利用する可能性が高いのがパソコン本体内のHDDやSSDのデータをバックアップすることです。

パソコン本体内のデータをバックアップするのに、すごく便利なアプリがバッファローから提供されています。

「スマートツインズ」というアプリです。

パソコン本体のシステムもバックアップしてくれる便利なアプリです。

通常のデータのバックアップはもちろん、差分バックアップもできて、システムそのものもバックアップしてくれます。

ちょっと難易度は高くなりますが、Windowsが起動しなくなった場合でも、BIOSでブートドライブを外付けHDDと設定を行えば、復元も可能となっていますので、上級者の方も使い勝手が良いでしょう。

「スマートツインズ」のWEBマニュアルのページにリンクを張っておきますので、興味のある方は、チェックしてみてください。

スマートツインズ ソフトウェアマニュアル

 

 

データ完全削除、暗号化、フォーマットも完璧!

パソコン用外付けHDDとして使っている場合、データを完全に削除したいというときがあります。

会社であれば他の部署のHDDとして使う、知人にHDDを譲る、HDDを廃棄するなどの場合です。

そんな時に「データ消去ユーティリティー」があります。

しかも、消去方法がすごいです。

ゼロ書き、乱数書き、NSA方式(米国国家安全保安局方式)の3パターンから選択でき、さらに消去回数も1回から3回まで選択できるので、復元できないよう完璧に消去できるようになっています。

素晴らしいです!安心して消去ができますね。

データ消去ユーティリティー ソフトウェアマニュアル

また、暗号化ソフトとして、「SecureLock Mobile2」が付属しています。

セキュリティ対策が叫ばれていますので、安全にデータを持ち運びや移動させるのに役立つことでしょう。

SecureLock Mobile2 ソフトウェアマニュアル

最後に、簡単フォーマット「DISK FORMATTER 2」が使えます。

私も時々利用しているHDDを簡単にフォーマットすることができるソフトウェアです。

ソフトを起動した時の画面です。

操作手順も簡単で、ドライブを選び、フォーマット形式を選択し、「フォーマットする」のボタンを押すだけです。

フォーマットの形式は、NTFS、exFAT、FAT32、未フォーマット状態にする(テレビ・レコーダーで使用する)の4パターンでフォーマットできます。

容量の大きなHDDをFAT32でフォーマットする必要性がある場合、時に重宝します。

DiskFormatter2 ソフトウェアマニュアル

 

 

HD-LE-Bシリーズのその他の特徴!

その他、いくつかの特徴をピックアップしましょう。

まずは、コンパクトサイズということです。

そして、『HD-LE-Bシリーズ』は、従来のファンレス設計に加え、音漏れの原因となる通気孔をふさぐことで、さらなる静音化を実現しています。

そのうえ、防振用シリコンゴムでフローティング構造にして振動による音も低減しています。

さらに、横置きにすることで、ハードディスクからの発熱を上部から効果的に放熱するように設計しています。

個人的には、地震での転倒防止を防ぐために、縦置きよりも横置きをして、放熱もしっかり行うことをお勧めします。

 

 

データ復旧サービス対象商品

外付けHDDの万一の場合に備えた対策もしっかりされています。

特に、軽度の論理障害であれば、ユーザー登録をしていただくだけで、保証期間内は無償対応になっています。

また、保証期間外の障害や中度の障害でも、固定料金でデータの復旧が可能です。

ただ、これはどこのサービスでも同じですが、テレビなどの録画データは復旧できないので、注意しましょう。

パソコンの外付けHDDとして利用した場合のデータ復旧サービスと思えば良いでしょう。

 

 

まとめ(Amazon.co.jp限定モデルもある!)

今回、「SeeQVault非対応の外付けHDD」ということで、『HD-LE-Bシリーズ』をみてきました。

いかがだったでしょうか。

テレビやレコーダーに直接付ける外付けHDDを購入する場合、現在使用しているテレビやレコーダーが「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きの製品であれば、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きの外付けHDD『HD-SQS-Aシリーズ』を購入すると良いでしょう。

こちらの記事↓↓↓にて紹介しています。

テレビやレコーダーを買い替えた時も、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きの外付けHDDであれば、買い替え以前のテレビやレコーダーで録画した動画も再生が可能だからです。

ただ、現在使用しているテレビやレコーダーに「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が搭載されていない場合、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が付いた外付けHDDで録画をしても、買い替え後の「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きのテレビやレコーダーでは、それまで録画した動画は見られません。

よって、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きのテレビやレコーダーを購入するまでは、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能が付いた外付けHDDではなく、安価な「SeeQVault(シーキューボルト)」機能の搭載されていない外付けHDDを購入するのも良いでしょう。

「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きのテレビやレコーダーに買い替えた時から、「SeeQVault(シーキューボルト)」機能付きの外付けHDDを使用するのです。

そこで、今回は「SeeQVault非対応の外付けHDD」の『HD-LE-Bシリズ』を確認してきました。

すごく便利で良い製品であることが分かりました。

お勧めです。

最後にHD-LE-Bシリズ』と同製品で、特定販売店向けの『HD-ADU3シリーズ』を紹介します。

特定販売店向けのモデルとなっていますので、取り扱っているのは、一部の販売店のみとなっています。

しかし、実は、皆さんがご存じのAmazonが、今回の製品の特定販売店なのです。

【Amazon.co.jp限定】モデルということで販売されています。

うれしいですよね。

よって、次の型番の製品も必ずチェックしましょう。

同等の製品で、『HD-LE-Bシリズ』よりも安価な場合が多いので、お買い得です。

私はいつも思うのですが、外付けHDDを購入するときは、できる限り大容量のHDDの購入をお勧めしています。

大容量のHDDを準備すれば、当分の間は容量を気にする必要がないからです。

予算の許す限り大容量の製品をお勧めします。

ということで、「バッファローのテレビ・レコーダー録画用のUSB3.2(Gen.1)対応3.5インチ外付けHDD(SeeQVault非対応)を確認した話(HD-LE-Bシリーズ・HD-ADU3シリーズ)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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