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INTEL NUC ベアボーン BXNUC10I7FNH を買った! セットアップ編(BXNUC10I5FNH BXNUC10I3FNH の方も参考に)

2020年8月2日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「INTEL NUC ベアボーン BXNUC10I7FNH」の セットアップ編です。

はじめに

準備編から始まったベアボーンの交換。
いよいよセットアップ編です。
セットアップの仕方がわからないと購入できないという方もおられると思いますので、少しでも参考になればと思います。
過去の記事は、こちらです。

 

 

 

BIOSを設定する

まずはBIOSの設定です。
ベアボーンの電源を入れたら、キーボードのF2を押します
するとBIOSのメイン画面が表示されます

 

デフォルト(既定の状態)の状態を呼び出します。
「F9 Optimal Defaults(最適な既定)」とありますので、F9を押します

 

読み込みますかと出ます

OKを押します

 

デフォルトの設定が読み込まれました

矢印の上↑でタブを設定します

 

 

 

アドバンスを見ます

 

アドバンスの最初のストレージを確認します
HDDやSSDがしっかり認識されているか確認するのです

 

写真のとおり、しっかり認識していますね
ひと安心です

ここで注意を一つ
Windows10 Pro を使っていたがBitLocker機能を使っていない方が、Windows10 Pro を新規インストール場合には、ちょっと注意が必要です。私のことですが。
そのような方は、Windows10 Pro を新規インストール場合、最初はCドライブだけを認識させる。他のドライブは認識させないようにした方が無難でしょう。
Cドライブは、通常 M.2 Port の SSD になるので、SATAにつけたHDDは認識させない状態で Windows10 Pro をインストールした方がよいでしょう。
なぜか。
Windows10 Pro を新規インストール場合、最初から認識されていたドライブは、BitLocker機能で暗号化されてしまうからです。
つまり、SATA に 接続された DドライブのHDDをBIOSで最初から認識された状態で、Windows10 Pro を新規インストール場合には、CドライブのSSDだけでなくDドライブのHDDもBitLocker機能で暗号化されてしまうのです。Cドライブは、暗号化の解除は問題なく解除ではますが、Dドライブを解除しょうとすると回復キーを求められるので管理をしていない方などは、後で苦しみます。つまり、解除できない。読めない。
それを避けるため、最初はDドライブを認識させないようにしておいて、Windows10 Pro をCドライブに新規インストール後、コントロールパネルの画面でBitLocker機能を無効にして、再起動してBIOSでSATAに接続したHDDを認識させれば、OKです。
私個人は、別にProでなくてもいいのですが、Proのライセンスがあるので使い続けているだけなのですが…。

 

その場合は、SATA Controller を選択します

 

Disabledを選びます

画面からSATAのHDDが消えましたね。認識されなくなったということです。
Windows10 Home には、BitLocker機能がないので、このことは気にする必要はありません。設定も不要です。さらわなくてOKです。

 

 

 

話がそれましたが、次にモニター出力の設定です。
ベアボーンには、HDMIとThunderboltの2つのモニター端子がついているので、デュアルモニターの方は、どちらのモニターをメインにするのか、BIOSで設定しておいた方がよいでしょう
Videoを選択します

 

Autoになっています

 

Autoを押すと、HDMIとThunderboltのどちらかを選択できます

 

私は細いThunderboltを使っているので、Thunderboltを選択します

 

HDMIは何もつなげていませんが、一応選択しておくました

 

矢印の上↑でタブに戻ります

 

 

 

あとは、Boot画面の確認程度でしょうか

 

Boot画面の「Boot Priority」を選択します

 

Boot Option を確認します
1~3まで選択できますね

Boot Option の1番を見るとSamsunと途中まで読めるので、SSDが1番の起動ドライブになっていることが分かります。
念のため、選択して見てみましょう

 

一番下の Samsung SSD 970 があることが分かります

Samsung SSD 970 を OKで選んでおきます

 

矢印の上↑でタブに戻ります

これで設定は終わりです
他は興味がある方は、見てみてください
普通の方は、見なくてOKでしょう
BIOSの設定を保存します

 

F10を押します。

 

Save画面がでました。OKで完了です。

 

起動してきました。

 

 

 

 

ドライバーを入れる

準備編でも書きましたが、今回は、第8世代Corei5の「BOXNUC8I5BEH」から 第10世代Corei7の「BXNUC10I7FNH」へのベアボーンのみの交換です。
なので、第8世代Corei5の「BOXNUC8I5BEH」の Windows10 Pro のライセンスをうまく引き継ぐ必要があります。
とりあえず、BIOSの設定をし、パソコンは起動してきました!!
もちろん、SSDの中には「BOXNUC8I5BEH」の時の Windows10 Pro がそのままインストールされています。
なので、起動している途中で…。

「デバイスを準備しています」という画面が出てきました。
Windows10 Pro を入れてない状態で新規インストールすると、ハードウエア構成の変更として認識してくれないので、とりあえずは「BOXNUC8I5BEH」の時の Windows10 Pro がそのままインストールされた状態で、認識させます。

 

まだ準備しています。

 

無事起動してくれました

美波ちゃんがほほ笑んでくれています

 

起動直後で60度くらいです

 

落ち着いてくると50度くらいになりました

 

 

 

デバイスマネージャーを確認

ビックリマークが結構でています

 

はて…。どうやってドライバーをインストールしようと思いました。
とりあえず、ネットをつなげます

マンションのWi-Fiがたくさん表示されます

 

ネットをつなげた瞬間からいろいろと自動でインストールされ始めました

インテルの場合、「ドライバーの自動アップデート」から「インテル® ドライバー & サポート・アシスタント」というソフトがあるので、それをインストールすれば自動でドライバーをインストールしてくれます。

 Windows10を新規にインストール場合など、「インテル® ドライバー & サポート・アシスタント」をDドライブやUSBメモリなど保存しておくとよいでしょう。
今回は、すでにSSDの中に「インテル® ドライバー & サポート・アシスタント」がインストールされているので、自動でドライバーの更新を確認しに行ってくれました。

3件あるそうです

 

 

 

確認にいった画面

もちろん、すべてダウンロードしてインストールしました

 

とりあえず上から順番に

 

ドライバーをインストール完了後、 Windows Update を実行

ハードウエア構成が変わったからなのか、結構ありました

 

最新の状態にしました

Windows10 Pro を新規にインストールする場合の手順については、ライセンス認証が終わってからする予定
完全な新規インストール方法をご希望の方は、別の記事で書く予定をしていますので、もうしばらくお待ちください。

 

 

 

 

ライセンス認証をする

いよいよライセンス認証です
これを失敗したら、終わりです。
気合をいれていきましょう。

とりあえず、恐る恐るライセンス認証の画面を広げました

うわ! 赤い!!
でも、俺には美波ちゃんがいる!!
大丈夫だ!!

 

焦らずにトラブルシューティングを押してみる

 

トラブルシューティングが完了した画面がでました
当然ですね。ベアボーンごと交換しているので…。

 

以前調べたように、「このデバイス上のハードウエアを最近変更しました」を押すことにします

 

エラーがでた

サーバーが混んでいるとのこと
まじかよ
不安がよぎります

 

 

 

しばらく時間をおいて、再度挑戦

こんな画面がでました
実際の画面は、取り忘れました
実際には、3台分表示されて、「INTEL-BOXNUC8I5BEH」というデバイスを選択しました。
写真の赤で囲った「現在使用中のデバイスは、これです」にチェックをいれて、「アクティブ」のボタンを押したら、ライセンス認証がとおりました。OKでした。

 

ライセンス認証の画面で確認すると

ばっちりです。よっしゃ!! でした
こんな感じでできるのなら、ずっと Windows10 Pro のライセンス認証を使い続けられるな~と思ってしまいました。

 

バージョン情報を見ると
CPUはCorei7で、デバイス名は「INTEL-BOXNUC8I5BEH」になっています。

 

デバイス名を変更することにしました

 

 

 

変更し、再起動しました

完全にこれでばっちりですね。

 

デバイスマネージャーを見てみます

完璧ですね。

 

大きな Windows Update は、最後に実施することにしました。

 

再起動を要求されました

これで完了です。

 

 

 

 

まとめ

長くなりましたが、これで無事に第8世代Corei5の「BOXNUC8I5BEH」から 第10世代Corei7の「BXNUC10I7FNH」に入れ替えることができました。
とりあえず使った感じとしては、コア数が4コア×8スレッドから6コア×12スレッドになったので、かなりサクサクです。

ネットの表示も瞬時で表示されます。スピードが速い作業はあまり必要としていないのですが、それでも速く表示されるのはストレスがないのですごく助かります。
自宅のパソコンが速くなると、会社のパソコンのストレスがたまるのが難点ですね。
今回は、BIOSの設定、ライセンス認証の引き継ぎ を書きました。
少しでも皆さんのお役に立てたらと思います。
次回は 12cm FAN の効果などを掲載したいと思っています。
更新しましたら、また読んでくださいね。
今回も、最後までお付き合いありがとうございました。

PS.
8月下旬ころまで会社が繁忙期で、なかなかブログの更新ができません。
週1回程度更新できればと思っています。よろしくお願いします。

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