こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「23カルコンBFS」のメンテナンスの「ギアボックス開封編」です。
はじめに
「シマノ23カルカッタコンクエストBFS」のハンドルを前回の記事で外しました。
今回は、ギアボックスの開封まで進めます。
参考にさせてもらったのは、「シマノフィッシングサポート」の「ベイトリールグリスアップ」というYouTube動画です。
私はメンテナンスのプロでもなく、はじめてメンテナンスを行うものなので、基本はこの動画の内容を「23カルコンBFS」で忠実に行っただけです。
私が2回目以降にメンテナンスを行うとき、動画を見なくてもできるように、備忘録として残す程度の内容です。
こんな、初心者の内容なので、あたたかい目で見守ってくれればと思います。
では、早速、前回の続きです。
23カルコンBFSのスタードラグを外す!
ハンドルを外した状態です。
「スタードラグ」は簡単に外れます。
中心部には、グリスが塗られています。
「スタードラグ」を洗浄して戻すときには、「ハンドル受ケ座金」の方にグリスを塗る必要があります。
裏側です。
中に「座金」が張り付いています。
今回は「スタードラグ」を洗浄せずに、そのまま戻す予定です。
2024年のシーズン終了後、余裕があるときにメンテナンスをしたいと思います。
「スタードラグ」を外した状態です。
横から確認します。
「スタードラグバネ」があるので、取り外します。
外れました。
23カルコンBFSのスタードラグ固定ナットを外す!
「23カルコンBFS」の「スタードラグ固定ナット」を手で外そうと思いましたが、ドラグがかたくしまっていて外れません。
そこで、「スタードラグバネ」を外した状態で、「スタードラグ」を取り付けました。
そして、左ハンドルなので、時計回り(右回り)に回して、ドラグを緩めました。
右ハンドルの方は、逆になります。
ドラグが緩んだので、「スタードラグ」を外しました。
あとは、手で「スタードラグ固定ナット」を回して、外しました。
「スタードラグ固定ナット」の裏側に、「スタードラグスペーサー」がくっついていました。
左側が「スタードラグスペーサー」で、右側が「スタードラグ固定ナット」です。
「スタードラグスペーサー」は、上(表)が銀色(ガンメタ)で、下(裏)が金色で入っていました。
「スタードラグ固定ナット」が外れた状態です。
23カルコンBFSのドライブギア軸にゴミ?
「スタードラグ固定ナット」が外れたので、じっと見てみると、何か黒いものが見えました。
なにこれ?
と思って、2枚重なっている最初の「メインギヤ座金」を取り外しました。
何かゴミが絡んでいます。
横にして拡大しました。
ゴミ?ゴム?
と思いました。
ゴミを取り除いて、2枚目の「メインギヤ座金」を外します。
まだ、下にゴミがあります。
2枚目の「メインギヤ座金」も外しました。
すると、最後の「スタードラグベアリング座金」の下にまで、ゴミが絡んでいました。
ゴミを取り除いて、「スタードラグベアリング座金」を外します。
外したゴミはこちらです。
おそらくPEラインのようです。
「ドライブギア軸」にこのようなゴミが絡んでいるとは、まったく気が付きませんでした。
最初に見たときは、Oリングのゴムが切れたものかなぁと思いましたが、どう見てもゴムではありません。
おそらくPEラインだと思います。
メンテナンスをするまで気が付かなかったです。
メンテナンスをして、本当に良かったなと思いました。
これで、「ドライブギア軸」に入っていたリング関係を外すことができました。
外したパーツを右から左に、順番に並べました。
23カルコンBFSのギアボックスを開封する!
ギアボックスを開封する前に、「メカニカルブレーキノブ」を外しました。
マイナスドライバーを準備しました。
ネジ穴の位置は、3カ所です。
「23カルコンBFS」をしっかり抑えて、押す力7、回す力3で、ネジをゆっくりと回しました。
3カ所ともネジを緩めました。
外したネジは、「ステンレス 角型トレー 中」の中にいれておきました。
「23カルコンBFS」は、ギアボックスを開封するネジが表側にしかありません。
スプール側にネジがないので、すごくメンテナンスがしやすいです。
3カ所のネジを外すと、すこし浮きます。
ギアボックスを持ち上げました。
ギアボックスを外しました。
「お~!」と一人で叫んでいました。
フタの裏側です。
23カルコンBFSのギアボックス開封まとめ
今回は、「23カルコンBFS」のメンテナンスで、いよいよ「ギアボックス」を開封しました。
私が「23カルコンBFS」のメンテナンスをしたいと思った理由は、なんとなくギアがこすれるような音がするので、グリスが足らないのかなぁと思っていました。
2023年の釣行後、毎回ラインを外し、水洗いをしていたので、グリスが少しずつ減ってきたのかなと思っていました。
水洗いをしないと気持ち悪いし、かといって、ギアボックスを開封する勇気もありませんでした。
そんな中、「シマノフィッシングサポート」の「ベイトリールグリスアップ」というYouTube動画に出会って、これなら自分でもできると思ったのです。
そして、実際にギアボックスの開封まで、できました。
想像どおり「ドライブギア」のグリスがあまりない感じです。
次回はギアボックスの内部のパーツを1つずつ分解したいと思います。
ということで、「シマノ23カルカッタコンクエストBFSのギアボックスを開封した話(メンテナンス・その2・ギアボックス開封編)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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