こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、Western DigitalのSSDについて確認します。
はじめに
定期的にSSDの状況を確認したくなる私です。
ということで、2025年春のWDの「2.5インチ SATA SSD」について、どんな状況なのか、確認したいと思います。
モデルチェンジの激しいSSDの世界なので、定番のWDの製品を把握したうえで、他のメーカーの製品を確認してくのが良いでしょう。
前回、「2025年春 Western DigitalのM.2 PCIe4.0 SSD(Blue SN580,Blue SN5000,Black SN770,Black SN7100,Black SN850X)を確認してみた話」ということで、Western Digitalの「M.2 PCIe4.0 SSD」の記事を書きました。
興味のある方は、「M.2 PCIe4.0 SSD」の記事も読んでみてください。
その中で、5種類「Blue SN580」「Blue SN5000」「Black SN770」「Black SN850X」を比較しています。
そして、今回は「2.5インチ SATA SSD」をチェックしていきます。
「2.5インチ SATA SSD」では、「Blue SA510」と「Red SA500」をメインに確認します。
なお、「Green」もあるので、参考程度に記事にしたいと思います。
完全に私の備忘録としてまとめただけですが、参考にしてもらえばと思います。
WD Green
まずは、「WD Green」です。2022年7月から販売が開始されました。
シリーズ | 容量 | 読MB/s | 書MB/s | R読込 | R書込 | TBW |
Green | 240GB | 545 | ||||
Green | 480GB | 545 | ||||
Green | 1TB | 545 | ||||
Green | 2TB | 545 |
読込速度以外は、何も書いてありません。
間違いではなく、公表されていないので、空欄になっています。
2022年7月販売なので、公表されてもよいと思うのですが、なぜか公表されていません。
価格を調べてみると、同容量の「Blue SA510」や「Red SA500」に比較して安価なモデルとなっています。
WD Blue SA510
次に、「WD Green」と同じ時期の2022年6月に発売が開始された「Blue SA510」です。
シリーズ | 容量 | 読MB/s | 書MB/s | R読込 | R書込 | TBW |
Blue SA510 | 500GB | 560 | 510 | 90K | 82K | 200 |
Blue SA510 | 1TB | 560 | 520 | 90K | 82K | 400 |
Blue SA510 | 2TB | 560 | 520 | 87K | 83K | 500 |
Blue SA510 | 4TB | 560 | 520 | 87K | 83K | 600 |
こちらのモデルは、しっかりと数字が表記されています。
「WD Green」と「WD Blue SA510」が同じ時期に発売されていることから、「WD Blue SA510」のスペックに届かなかった製品が「WD Green」なのかな?と勘ぐってしまいます。
なので、個人的には、「WD Green」よりも「WD Blue SA510」をお勧めします。
WD Red SA500
最後に、2019年6月発売開始のNAS用のSSDである「Red SA500」です。
シリーズ | 容量 | 読MB/s | 書MB/s | R読込 | R書込 | TBW |
Red SA500 | 500GB | 560 | 530 | 95K | 85K | 350 |
Red SA500 | 1TB | 560 | 530 | 95K | 85K | 600 |
Red SA500 | 2TB | 560 | 520 | 87K | 83K | 1300 |
Red SA500 | 4TB | 560 | 520 | 87K | 83K | 2500 |
2019年6月発売開始と長く愛されている製品で、安定性は高いです。
NASでSSDを使うとほんとにアクセスが速く感じるので、メリットは高いです。
「Blue SA510」と「Red SA500」では、TBWが1.5倍から4倍ほど違うので、信頼度は格段に違います。
PCIe4.0の「Black SN850X」よりTBWが長いです。
シリーズ | 容量 | 読MB/s | 書MB/s | R読込 | R書込 | TBW |
Black SN850X | 1TB | 7300 | 6300 | 800K | 1100K | 600 |
Black SN850X | 2TB | 7300 | 6600 | 1200K | 1100K | 1200 |
Black SN850X | 4TB | 7300 | 6600 | 1200K | 1100K | 2400 |
まとめ
今回は、2025年春 Western Digitalの2.5インチ SATA SSD(Blue SA510,Red SA500)を確認してきました。
「2.5インチ SATA SSD」は、「M.2 PCIe4.0 SSD」ほど種類はありません。
最近のノートパソコンでも「M.2 PCIe4.0 SSD」を搭載しているモデルがほとんどなので、以前に比べて「2.5インチ SATA SSD」を購入する機会は減りました。
それでも、自分で外付けSSDを作成する時などは「2.5インチ SATA SSD」があると便利です。
「M.2 PCIe4.0 SSD」のように熱対策を考慮する必要がないからです。
「2.5インチ SATA SSD」を確認してきて、まとめると…。
最初の「WD Green」については、読込速度以外のスペックが不明なので、できれば避けたいところです。
なので、購入するのであれば、「WD Blue SA510」をお勧めします。
NASでSSDほ使う場合も、個人的には「WD Blue SA510」で良いと思いますが、NAS用として設計された「WD Red SA500」の方が良いのは間違いありません。
「WD Red SA500」のスペックは素晴らしいです。
ただ、リンク先の価格をチェックしてみればわかりますが、「WD Red SA500」はやはり高価です。
HDDの「Rrdシリーズ」が高価なように、SSDの「Rrdシリーズ」も高価です。
そこを十分に考えて、製品の選択すると良いでしょう。
ということで、「2025年春 Western Digitalの2.5インチ SATA SSD(Blue SA510,Red SA500)を確認してみた話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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