こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、いよいよラトック 2.5インチ RAIDケース 使用編です。
はじめに
今回は、いろいろなモードでデータをコピーした話を中心にしていきたいと思います。
2.5inchケース | ラトック USB3.2 RAIDケース(2.5インチ 2台用) RS-EC22-U31R |
2.5inchSSD | Samsung 870 QVO 2TB 2.5inch SSD MZ-77Q2T0B x 2 |
SINGLEモード、RAID0の順番で書き込みをした話です。RAID1のミラーリングでの使用は予定しないので今回テストをしていません。ご了承ください。
コピーで使用したソフトは、定番のBun Back up(64bit版)です。
温度などを確認したソフトは、こちらです。
では、早速見ていきましょう。
SINGLEモードでコピーテストをする
RAIDケースは、2段重ねになっています。こんな雰囲気です。
そこで、RAIDケースの上のSSDがディスク1、下のSSDがディスク2となっています。
RAIDケースの上段に設置したディスク1のSSDは、これまで1カ月程度「INTEL NUC」の2.5inchベイで使用したSSDです。
「HDD Sentinel PRO ver.5」で、みてみましょう
左側の赤枠の部分がブルーになっていますよね。このブルーになっているのが、マウスでディスクを選んで、右側にいろいろな内容が表示されます。
通電時間は、31日です。電源投入時間ですね。
RAIDケースの下段のディスク2を見てみましょう。
下のSSDを選択します。右側の電源投入時間を見ると2時間ですよね。新品で、ベンチマークなどをとったので、こんなもんです。
という具合に、見ていきますので、以下の記事を見てもらえればと思います。
今回、SINGLEモードなので、2つのSSDドライブが見えています。
コピーしたのは、
旧RAIDケース(SINGLEモード)のディスク2 東芝HDDの1.6TBのデータ
↓
新RAIDケース(SINGLEモード)のディスク2 Samsung SSD
温度の推移を見てください。
12時40分頃からコピーを開始して、開始当時は35度でしたが、2時間後の14時40分には59度まで上昇しました。マジかよ~ですよね。25度程上昇しました。
その時のディスク1の状況です。
温度は、ほとんど変化がありません。コピーしていないので…。
コピー元の東芝のHDDはどうでしょう。24度から39度と15程度の上昇です。
パソコンの状況ですが、12cmFANを上に載せています。
タスクバーで見るとこんな感じです。
これはきついですよね。真っ赤じゃないですか。
私のパソコン環境ではあまりないです。
さらに10分も過ぎると…。なんと…。
60度!! やばいよ、これ…。と思いました。全然冷えない。
放熱のために新RAIDケースの上に、FANをおいて冷やすようにしていますが、全然効き目がないです。
プラスチックトレイはきついな~。全然放熱しない。RAIDケースはFANで熱くないのに、うまく伝わってないのです。残念。
もうこれは、無理ということで、保冷剤の投入です。
何回か交換しました。
そして、やっと下がってきました。
最終的にコピーが完了したのが、16時50分です。約4時間10分のコピーでした。
そして、しばらくすると30度まで下がりました。
RAIDケースは、保冷剤で冷やしていたのでキンキンに冷えています。
ん~、厳しいな~と思いました。
保冷剤を慌てて使ったから良かったけど、保冷剤を使わなかったら新品のSSDがどれくらいの温度になっていたか心配でなりません。
プラスチックトレイの放熱は弱いな~と思いました。
SINGLEで大量のデータコピーをした場合、熱が逃げない。書き込みが多いからでしょう。これがRAID1のミラーリングでも、同じように温度が上昇するでしょう。
RAID0のストライピングなら?
分散でコピーするので、書き込み量は半分です。片方のSSDだけが痛むこともないでしょう。
今なら、2台のSSDとも新品と変わりません。であれば、ストライピングで使うのが一番SSDに負担をかけないなと思ったのです。
そして、旧RAIDケースをSINGLEモードで使っているが、旧RAIDケースもRAID0のストライピングで使おうと思ったのです。
つまり、旧RAIDケースもストライピングにして、新RAIDケースのストライピングデータのバックアップとして使えばデータも安心だと思ったのです。
RAID0(ストライピング)でコピーテストをする
翌日、RAID0(ストライピング)でコピーしました。
「HDD Sentinel PRO ver.5」では、こんな感じです。
容量が4TBとして認識されています。
また、最初から高温になることが予測されるので、保冷剤を載せることにしました。
その後、12cmFANが落ちてくるので、前と横から冷却することにしました。
コピーするデータは、SINGLEの時と同じです。RAID0を構築するときに消えてしまいましたので、まったく同じデータをコピーします。
旧RAIDケース(SINGLEモード)のディスク2 東芝HDDの1.6TBのデータ
↓
新RAIDケース(RAID0ストライピング)の Samsung SSD × 2
温度の上昇を見ていきましょう
朝の7時40分頃からコピーを始めました。
その後、53度で高止まりしました。
そして、11時40分頃にコピーが完了しました。
約4時間。単品のSSDコピーと時間は変わりませんでした。
ただ、温度は最初から冷却していたこともあり、53度で高止まりでした。ひと安心です。
その後の温度経過は、こんな感じです。
参考にしていただけたらと思います。
まとめ
長くなりましたが、SINGLEモード、RAID0ストライピングモード、それぞれ1.6TBを一気にコピーしたときのテストの結果です。
大容量コピーなので、温度が上昇するのは仕方がありません。
こんなに大容量のコピーをするのは、最初の導入の時と、データの入れ替えを行う時くらいで、あっても年に数回程度でしょう。
それ以外の時は、全然温度は上がらない感じです。数日間使ってみた感じでは。
なので、今回の私の実験の結果、新RAIDケースの購入をやめようとか思わないでください。いいケースです。マジで。おすすめです。
ただ、これだけの温度変化があるので、ラトックさんには、「監視ソフトのサポート追加」や「冷却用HDD・SSDトレイのオプション販売」を期待したいと思うのです。
ラトックさん、よろしくお願いします。
ということで、今回は、「ラトック RAIDケース(RS-EC22-U31R)で、大容量コピーをしたらどれくらいの熱になるか温度をはかってみた話(使用編)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
今回の話の続きは、こちらです。
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