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見えなくなった外付けハードディスクを復元させる! その6 ついに復元完了!!(EaseUS 復元 by Data Recovery Wizard)

2019年12月14日

こんにちは、トトロ兄さんです。
最後、いよいよ復元の最終段階です。では早速書きましょう。

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はじめに

復元先のハードディスクの準備もしっかりと整いました。
最初のハードディスクの中身が見えない状態から、実際に復元先のハードディスクの準備に至るまで約1週間以上かかりました。
いよいよ最終段階に入ったわけです。
まずはハードディスクの状態をもう一度確認するところから始めたいと思います。

 

 

見えないハードディスク

H ドライブのハードディスクが見えなくなってしまいました。
ハードディスクはWestern Digital Red シリーズの8 TB ハードディスクです。
ディスクの管理の画像です。

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H ドライブがRAW状態になって、 パソコンでは認識はしているのですが中身が見えない状態になったのです。

ハードディスク自体が壊れたのかなということで、 ハードディスクの状態をチェックするソフト「HDD Sentinel PRO 5」を使って状態を見てみると、不良セクターなどは全くなく健康の状態であることがわかりました。

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マスターブートレコードが壊れたことで、パソコンから認識ができなくなってしまったことがわかりました。
そこで、ラトックのRAIDケース を使ってWESTERN DIGITAL の Red シリーズ12 TB を設置し、そこに復元することにしたのです。

 

 

 

 

12TBのハードディスクを確認する

パソコンにラトックのRAIDケースを設置し、ディスクの管理の画面で認識を確認しました。

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しっかり12 TB 認識していて、 NTFS でフォーマットしました。
これで完全に復元先の準備は完了しました。

 

 

8TBを復元する

復元ソフト、「EaseUS 復元 by Data Recovery Wizard 1PC版(Windowsのみ対応)」を使って復元を開始します。
今回は完全にハードディスクそのものを復元させるので、 H ドライブそのものにチェックをいれて行いました。

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選択されたファイル20727個、7344.45GB ものすごい量です。

ディスクの管理で8TBの容量を確認した時、7451.91GBとなっていました。
7344.45GB ÷ 7451.91 = 0.9855
約98.6%もデータが詰まっていたのですね。
調子が悪くなっても仕方がありませんね。詰め込みすぎた感じです。
今後気をつけたいと思います。

 

そしてなんとか復元完了しました。

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時間的にはどれくらいかかったのでしょうか。
朝の出勤の時間である7時前にスタートを始めて、自宅に戻って夕方の6時半にはまだ終わっていませんでしたが、夜の8時頃には終わりました。

一部のデータはしっかりと復元されていない可能性もあります。
書き込みの途中で電源落としてしまったので、一部壊れている可能性もあるでしょう。
数個の動画データを再生してみたところ、大丈夫でした。
しかし、ISO データの中には、前半は良かったのですが中盤から後半にかけて再生できないものもありました。 データの容量数字としては大丈夫な感じなのですが、一部データが欠落しているのかもしれません。
全てをチェックしたわけではないので、どれだけの完成度で復元できているのかは分かりませんが、全然見えなかったことを考えれば私としては十分だと思っています。
今後少しずつ動画データを確認していく中で、分かってくるのではないかと思います。

 

 

 

 

8TBをNTFSに再フォーマットする

8 TB のハードディスクから12 TBのハードディスク への復元がやっと終わりました。
これで8 TB のハードディスクの再フォーマットが可能となります。

フォーマットした結果がこちらです。

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H ドライブのハードディスクが NTFS として認識されています。
正常だった時と同様に、中身もしっかりと見られるようになりました。

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Z ドライブがボリュームのところを見てもらえば分かりますが、Hドライブのバックアップとなっています。

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フォルダ「Backup_H」が8TBのハードディスクのバックアップ先、そして、フォルダ「Backup_V」が4 TB のハードディスクのバックアップ先としました。

これでやっと、以前の状態に戻すことができました。
本当に長かったですが、完璧とまではいかなかったかもしれませんが、なんとか以前の状態に戻すことができました。

 

 

 

 

まとめ

約1週間以上にわたって試行錯誤した結果、復元することができました。
本当に嬉しかったです。
今回はハードディスク自体が壊れたわけではなくて、私自身の操作のミスによって Master BOOT record を壊してしまったために認識ができなくなってしまったわけです。
そういったことを考えると、 日頃からデータのバックアップを取っておくことはやはり大切だなと思いました。
データというのは長年ずっと蓄積されてきたものなので、急になくなってしまうと本当に厳しいものがあります。
もし、今何らかの災害にあって何か持って逃げなくてはいけないとなった時には、もちろんスマートフォンや大切なものはそうなのですが、パソコン周りでいうと、 モニターを持って逃げることはできませんので、わたし自身のプライベートなデータの入ったハードディスクを一緒に持ち出すしかないと思っています。
確かにクラウドとかのバックアップも大事になってくるので、クラウドに大切なデータを事も一つの手だろうと思います。 しかしながら、クラウドに置けないような容量のデータもありますので、そのような容量のデータは、1つか2つのハードディスクを持って逃げることが必要となってきます。そこで、ラトックのRAIDケースの本体だけでも、なんとか持っていけば、最悪アダプターは通販で買えるのでなんとかなると思います。
そんなことを思った今回のハードディスク復元の作業でした。
すぐには役に立つような内容ではありませんが、皆さんに少しでも参考になるものがあればと思って、長くなりましたが掲載をさせてもらいました。
最後までお付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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