SSD パソコン使い方

動画をH265にエンコードしたとき、SSDの違いで差が出るのか調べてみた話(Samsung SSD 980 Pro と XPG GAMMIX S50 Lite を比較)

2021年7月2日

こんにちはトトロ兄さんです。
今回は、動画をエンコードした時に SSD によって違いが生じるのかどうかの確認をした話です。

 

はじめに

以前からやってみたいと思っていたのですが、なかなか時間がなくて、延ばし延ばしになっていたことを書きたいと思います。

SSD を使うことで書き込み速度や読み込み速度がすごく速くなります。

SSD を使うことでのメリットとして、書き込み速度が速くなった結果、動画をエンコードした時に早く処理が終わるのではないかなと思ったのです。

そこで今回、ちょっと試してみようと思ったのです。

気軽に読んでもらえればと思います。

では、早速いきましょう。

 

 

 

テスト環境

テストする私のパソコンの構成は次のようになっています。

構成 製品
ベアボーン ASRock Intel H470搭載 ベアボーン DeskMini H470
CPU Intel CPU Corei9 11900 LGA1200 65W
メモリ Crucial SODIMM DDR4 3200 32GB × 2(64GB)
PCIe4 SSD Samsung SSD 980 PRO 2TB PCIe 4 MZ-V8P2T0B
PCIe3 SSD XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD
2.5 SSD
RAID0
Samsung 870 QVO 2TB SATA 2.5インチ SSD
Samsung 870 QVO 2TB SATA 2.5インチ SSD
WiFi INTEL Wi-Fi 6(Gig +) デスクトップキット AX200 NGWG DTK 
CPU FAN Noctua NH-L9i chromax black
グリス Thermal Grizzly Kryonaut Extreme 2g
パッド シリコンサーマルパッド 85x45X2mm 2mm
シンク Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)
防振パッド TRUSCO 防振パット 10X150X150 OHS10150
OS Windows10 Pro

今回テストに使用するソフトは、「TMPGEnc Video Mastering Works 7」です。

定番ですよね。

エンコードするデータとして、

「浜辺美波・ウチの娘は、彼氏が出来ない01M.m2ts」を準備しました。

テレビドラマを録画したm2tsファイルです。 容量は、約5.8GBほどです。

TMPGEnc Video Mastering Works 7」でH265にエンコードします。

エンコードする前のm2tsファイルは、ASRock DeskMini H470 本体に直付されている2.5inchSSD2個をRAID0(ストライピング)に設定してあるSドライブにおいてあります。

よって、次のように出力します。

1回目
Sドライブ RAID0 4TB (Samsung 870 QVO ×2 4TB)
 ↓
Dドライブ PCIe 4.0 (Samsung SSD 980 PRO 2TB PCIe 4.0)

2回目
Sドライブ RAID0 4TB (Samsung 870 QVO ×2 4TB)
 ↓
Fドライブ PCIe 3.0 (XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0)

「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0」は、PCIe 4.0なのですが、PCIe 4.0のスロットが1本しかないので、PCIe 3.0 のところに取り付けています。

なので、SSDの違いというより、PCIe 4.0 と PCIe 3.0の比較といっても良いかもしれません。

エンコードした結果は、約2.6GB程度まで圧縮されました。

ではその結果を見ていきましょう。

 

 

 

Samsung SSD 980 PROに出力する

まずは、「TMPGEnc Video Mastering Works 7」を起動しました。

「浜辺美波・ウチの娘は、彼氏が出来ない01M.m2ts」を取り込みました。

H265にエンコードする設定画面です。

Samsung SSD 980 PROが取り付けてあるDドライブに出力するよう、「TMPGEnc Video Mastering Works 7」のバッチエンコードツールにセットしました。

エンコードを開始しました。

終了しました。

59分03秒でした。

 

 

 

XPG GAMMIX S50 Liteに出力する

続いて、 「XPG GAMMIX S50 Lite」に出力してみました。

出力先は、 Fドライブです。

終了しました。

59分42秒でした。

Samsung SSD 980 PROとそれほど変わりませんでした。

 

 

 

温度の変化を確認する

ちなみに、 温度の変化を記録しておいたので、参考までに掲載したいと思います。

室内の温度は26度程度です。

Samsung SSD 980 PRO

42度から46度の間でした。

XPG GAMMIX S50 Lite

39度から44度の間でした。

XPG GAMMIX S50 Liteには、背の高い「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」を取り付けているので、エンコードが終わった後の温度の下がり方はすごいですね。

さすがです。

 

 

 

まとめ

今回は、動画をエンコードした時に SSD によって違いが生じるのかということで確認をしてきました。

結果からすると、 SSD による違いはありませんでした。

誤差の範囲程度の差でしかありませんでした。

それだけ、 SSD の書き込み速度が十分速くなっているということなのですね。

結果から私としては、 PCIe 3.0のところに作業ドライブとして「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0」を設置しているのですが、ますますガンガン使えばいいのだなと思いました。

昔から動画をエンコードするときに大切なのは、CPU のスピードであると思っていたのですが、今回も CPU のスピードに依存するなと思いました。

Intel nuc エアボーンについては既に売却してしまったので比較できないのですが、今後パソコンを交換するようなことがあった時には、今回の結果も踏まえて比較できたらなと思いました。

あまり参考になるような結果にはなりませんでしたが、 SSD がそれだけ十分早く書き込みをしてくれていることが改めてわかりました。

ということで、 「動画をH265にエンコードしたとき、SSDの違いで差が出るのか調べてみた話(Samsung SSD 980 Pro と XPG GAMMIX S50 Lite を比較)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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