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背の高いヒートシンク Archgon HS-1110-K (ブラック) で PCIe SSD を冷却した話(第11世代Corei9 ASRock DeskMini H470 パソコン)

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、ヒートシンクの背が高くて、ずっと取り付けたかったArchgonのヒートシンクを取り付けた話です。

 

はじめに

第11世代Corei9 ASRock DeskMini H470 パソコン」に交換してからは、快適なパソコン環境です。

そこで、今回、以前から気になっていたヒートシンクを「ASRock DeskMini H470」のPCIe3.0スロットにさしてある「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」に取り付けようと思いました。

以前、「第11世代Corei9 ASRock DeskMini H470 パソコンの温度を確認した話」でも書きましたが、「Noctua NF-A12x25 PWM」を2個使って本体を冷却しています。

そのおかげもあって、ブログを書いたりするような軽い作業を半日程度していると、温度は「Samsung 980 Pro」は45度弱(43~44度程度)、「XPG GAMMIX S50 Lite」も43度前後となっています。

私の場合、いろいろな作業領域として「XPG GAMMIX S50 Lite」を頻繁に使うので、その分「XPG GAMMIX S50 Lite」には安定した低い温度でいてほしいと思っているのです。

そこで、今回、ずっと以前から使いたかったけれど、Intel NUC では高さがなくて使えなかったヒートシンク「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」を取り付けることにしました。

 

 

 

XPG GAMMIX S50 Lite のヒートシンクは?

ご存じの方も多いと思いますが、私が使っている「XPG GAMMIX S50 Lite」は、最初からヒートシンクがついています。

なので、最初からついているヒートシンクはどうするの?と思われると思います。

そうなんですよ。

Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」のAmazonのページをみると、ヒートシンクをつけたままでも、さらに上につけられるのでは?と思ったのです。

もしつけられなかったら、その時はその時で、ヒートシンクを保管して次の別のSSDを購入したときに使うか、それとも気合をいれて、「XPG GAMMIX S50 Lite」のヒートシンクを外すか?

それは、購入してから考えようと思いました。

まあ、ヒートシンクを外す動画もあるので、私もどうしてもという気持ちになったら外すことも念頭に置きながら「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」を購入しました。

 

 

 

Archgon ヒートシンク HS-1110-K を開封する

ということで、実際にヒートシンクをみていきましょう。

箱の表側

箱の裏側

重さ50gということで、結構重いです。高さが19.6mmです。ありますよね。

箱のフタを開けました

取り出しました。

丁寧な梱包ですね。

プチプチから出してみました。

ワクワクします。

 

 

Archgon ヒートシンク HS-1110-K の取扱説明書をみる

取扱説明書をみましょう。クリックすると拡大すると思います。

真ん中に片面のSSDと両面のSSDでは、つけ方が違うようです。

パッドがついているので、パッドをフラッシュやチップのついていない部分に貼り付けることで、フラッシュやチップの部分と同じ高さにして、熱伝導シートを均一の高さで貼り付けてヒートシンクの高さを調整するようです。

考えていますね。

記事を書いている時にじっくりと取扱説明書を読んだので、上記のように書きましたが、正直、私はそのようにはしませんでした。

後でとりつけた雰囲気の写真を見せますが、パッドのことなどすっかり忘れていました。

なので、皆さんはパッドの取り付けを忘れないでくださいね。

また、受け皿の部分にも熱伝導シートを貼ることで、両面実装のSSDの放熱もしっかり行ってくれるようです。

さすがじゃないですか。

こういうヒートシンクを使いたかったんですよ。

うれしくて、心が踊ります。

あと、取扱説明書の裏側です。

こちらは、ネジでのとめ方が書いてあります。

 

 

Archgon ヒートシンク HS-1110-K をみる

では、ヒートシンクをじっくりとみていきましょう。

上から見ました

「archgon」のロゴがかっこいいですね。

横にしてみました

反対側です。

左側です

上にあげてみました

右側です

こちらも上にあげてみました

ヒートシンクの高さがあるので、冷えそうな感じですよね。

 

 

上のヒートシンクを外しました。

上のヒートシンクを横からみました。

なんか、渋いですよね。冷えそうな雰囲気がします。

裏側です。

このぺったんこな雰囲気から、しっかり熱伝導シートを貼れば放熱はバッチリという雰囲気です。

SSDの受け皿です。

両面実装のSSDも十分に冷えそうな雰囲気です。

横からみました。

精巧な作りです。

裏側です。

シリアルナンバーのシールがついていました。

付属品もみましょう。袋に入っていました。

袋から出してみました。

熱伝導シートが2枚。厚さは1mm程度かな。両面実装のために2枚入っています。

ひし形の黒いのがパッドです。高さを調整するためのもの。

そして、四隅をとめるネジとドライバーです。

ここまでみてきて、私が取り付けたくなるという気持ち分かりますよね。

なんか冷えそうじゃないですか。

 

 

Archgon ヒートシンク HS-1110-K を取り付ける

では、取り付けましょう。

第11世代Corei9 ASRock DeskMini H470 パソコン」の裏ブタを外しました。

取り付けるのは、このSSDです。

PCIe3.0のスロットに取り付けてある「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」です。

横からみてみました。

Wi-FiカードとSSDの間に隙間があります。SSDをネジ留めしている側(左側)が厚くなっています。両面実装だからです。

XPG GAMMIX S50 Lite」を外して、「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」の間にいれてみました。

いい感じですね。

 

 

位置的には、こんな位置ですね。

上からみた雰囲気

反対側

両面実装で高さがずれるので斜めになっています。

ネジ留め側

上のヒートシンクと受け皿との間に高さがあります

コネクター側

上のヒートシンクと受け皿との間は隙間がなくピッタリです。

XPG GAMMIX S50 Lite」に最初からついているヒートシンクが邪魔なのでしょう。

でも、最初からついているヒートシンクを通して、さらにこのヒートシンクで冷やせればいいなと思っているので、何とかこのまま取り付けたいなと思います。

 

 

熱伝導シートを貼りました。四隅の穴の邪魔にならないよう短めに切って貼りました。

裏側には熱伝導シートははりませんでした。

熱伝導シートの厚みがあるので、両面に貼ると両側のネジが止まらないからです。

XPG GAMMIX S50 Lite」のようなヒートシンクが標準でついているSSDに、さらにヒートシンクを取り付けようとしているのがいけないのであって、ヒートシンクのついていないSSDであれば、普通に取り付けが可能だと思います。

シールをはがしました。

上にヒートシンクを載せて、ネジを留めました。

やわらかい熱伝導シートがはみ出てしまいました。

ネジ側

ギリギリとめたという感じです。

コネクター側

こちらは大丈夫です。

 

 

さぁ、マザーボードに取り付けます。

Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」付のSSDを取り付けました。

上から見ると、かっこいい!!

渋いですね。

横からみた感じです。

Wi-Fiカードにギリギリかな?

微妙ですが、大丈夫でしょう。

くっついていても、Wi-Fiカードの熱も一緒に放熱するのでは?と思いながら取り付けました。

念のため書いておきますが、取り付けから10日間ほどたちますが、Wi-FiもBluetoothも問題なく使えています。

電源ケーブルをさして、完成です。

 

 

Archgon ヒートシンク HS-1110-K の効果は?

さて、実際の効果をみていきましょう。

冒頭でも書きましたが、「XPG GAMMIX S50 Lite」に標準でついているヒートシンクだけで冷却している時は、「ASRock DeskMini H470」の上の穴から「Noctua NF-A12x25 PWM」の風を入れていても43度前後でした。

5月22日(土)の11時~15時頃までの温度です。

拡大してみてください。

次に、「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」を取り付けた後の推移です。

5月22日(土)の18時~21時半頃までの温度です。

こちらも拡大してみてください。

酷使してデータ処理をした時は、48度まで上がりましたが、だいたい40度を切るようになりました。

XPG GAMMIX S50 Lite」の標準ヒートシンクの上に、さらに「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」をのせて冷やすという効率の悪いやり方なのですが、それでも一定の効果がありました。

個人的には、SSDの温度が上がったとしても、アクセスが少なくなった時に早く温度が下がるのがうれしいです。

それだけ冷却効果が高いということだろうと思います。

ということで、ちょっと変わった環境で「Archgon ヒートシンク HS-1110-K (ブラック)」を使いましたが、冷却効果は高いと思いました。

 

 

ずっと取り付けたかったArchgonのヒートシンクですが、期待通りでうれしいです。

取り付け可能なスペースがあれば、ぜひともお試しください。

超おすすめのヒートシンクです。

ということで、「背の高いヒートシンク Archgon HS-1110-K (ブラック) を使って PCIe SSD を冷却した話(第11世代Corei9 ASRock DeskMini H470 パソコン)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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