こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「24時間連続録画対応 使用量メーター付き 3.5インチ 外付けHDD」の話です。
耐久性のある外付けHDD
これまで2回にわたってバッファローのテレビ・レコーダー用の外付けHDDを紹介してきました。
SeeQVault(シーキューボルト)対応に対応しているか、あるいは、非対応なのかで分けて紹介しました。
今回は、耐久性に着目して「24時間連続録画」に対応した外付けHDDを紹介します。
HDDの容量は4TB、3TB、2TBの3種類があります。
では、早速、確認していきましょう。
HDV-SAMU3-Aシリーズの外観を確認する
外側
正面
サイズを確認します。
各部の名称です。
ケーブルカバーが付属しています。
電源ケーブルの近くにツメがあるので、ツメにひっかけることで、突然のケーブルが抜けることを防止します。
カバーを閉じた雰囲気です。
テレビ周りのスペースの変化に合わせて、ケーブルの取り回しが可能となっているので、すっきりした配置を可能にしています。
24時間連続録画対応のHDDとは?
『HDV-SAMU3-Aシリーズ』の最大の特徴は、「24時間連続録画」にも対応するHDDを搭載していることです。
全録という言葉があります。
1週間分の放送されたすべての番組を録画して、ユーザーは自分が見たいものだけを見る。そのようなレコーダーもあります。
そのような仕様のレコーダーにも対応できるHDDを搭載したモデルが、『HDV-SAMU3-Aシリーズ』なのです。
工場で厳しいチェックをクリアして選別されたドライブのみが採用されています。
そのため、より信頼性の高い録画環境が提供されているのです。
もちろん、通常の外付けHDDとして利用する場合も、最適です。頑丈ですから。
『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、4TB、3TB、2TBの3種類が販売されていますが、録画時間の目安はこちらです。
一番使う地上波で見た場合、4TBモデルで約499時間分の録画ができます。
単純に、1時間番組なら499番組、2時間番組なら249番組、3時間特番なら166番組も録画できます。
大容量、いいですね。
HDV-SAMU3-Aシリーズは、パナソニック推奨モデル!
『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、パナソニック推奨モデルです。
パナソニックといえば、ブルーレイ/DVDレコーダーの「DIGA(ディーガ)」ですよね。
DIGA(ディーガ)の3番組同時録画に完全対応しています。
よって、DIGA(ディーガ)と外付けHDDの間で録画した番組を移動する、外付けHDD(HDV-SAMU3-Aシリーズ)に録画した番組をDIGAでブルーレイ/DVDに焼く、ということもできます。
付属のUSBケーブルですぐに使えます。
できる限りの大容量を購入すれば、容量が不足するという心配からも解放されるでしょう。
しかも、『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、DIGA(ディーガ)に搭載されているHDDと同等品の製品なので、パナソニック商品と接続してのご使用には最適なのです。
安心ですね。
さらに、『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、「ATA-7 AVストリーミングコマンドセット」に対応しているので、番組録画に最適です。
「ATA-7 AVストリーミングコマンドセット」とは、HDDのATA-7標準仕様に盛り込まれている『番組録画のための録画・再生処理のリアルタイム性を要求する処理・命令』のことです。
そのコマンドに対応しているので、安定した録画ができるのです。
イメージ図です。
このようなコマンドに対応できるのも、『一般品よりも厳しい品質チェックを受けたHDD』を使用しているからなのです。
バッファローのホームページには、『DIGAに内蔵しているものと全く同仕様のHDDを使用しております』とハッキリ明記してあるので、DIGA(ディーガ)と相性が良いですね。
録画の可能時間の目安が一目でわかる!
個人的には、これが一番うれしいです。
『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、HDDの使用量をLEDで知らせてくれるので、録画の可能時間の目安が一目で分かります。
※1. 本商品の空き容量が230GBの状態です。
※2. 本商品の空き容量が23GBの状態です。
録画の可能時間は、BS放送をハイビジョンレート(24Mbps)で録画した場合の数値です。
「容量が足らなくなってきているのかなぁ」ということも、すぐに判断できます。
テレビに直接接続して使用する場合、近くに設置すれば、すぐに確認できます。
高齢者の方でも判断できるので、高齢者の部屋のテレビに設置するには最適ですね。
故障予測機能も搭載!
『HDV-SAMU3-Aシリーズ』には、『故障予測機能』がついています。
具体的には、「みまもり合図 for Android搭載テレビ」とLEDで異常を通知する「みまもり合図 for AV」の2つの機能がついています。
最初の「みまもり合図 for Android搭載テレビ」は、Android搭載テレビ用の無料アプリでご利用いただける、録画用HDDの故障予測機能です。
簡単に説明しましょう。
外付けHDD本体を直接「Android搭載テレビ」に接続します。
そして、「Android搭載テレビ」がインターネットに接続されている状態で、「Android搭載テレビ」のアプリ一覧から「Google Play ストア」に移動します。
そして、Google Playストアで、「みまもり合図」を検索して、インストールします。
後は、「みまもり合図」アプリを起動し設定を行うことで、その後、外付けHDD本体の異常を感知したとき、テレビのホーム画面に通知が表示されるようになるのです。
よって、「みまもり合図 for Android搭載テレビ」があれば、外付けHDD本体の故障による録画番組の消失を未然に防ぐことができるのです。
便利ですよね。
また、「みまもり合図 for AV」は、「Android搭載テレビ」でない場合や「みまもり合図」の設定をしない場合、外付けHDD本体の劣化が進むと、外付けHDD本体の「電源/ みまもり合図ランプ」が「オレンジ色に点灯または点滅」して異常を知らせてくれる機能です。
HDDが壊れる前に「オレンジ色に点灯または点滅」してバックアップを促してくれるので、安心ですね。
異常を感知した場合、早めにデータの引っ越しをするのが一番です。
引っ越しの作業が難しいと思われる方のために、有償にはなりますが、バッファローが提供するメーカーの正規サービスの「録画番組引越しサービス」があります。
「オレンジ色に点灯または点滅」になった場合には、すぐに代替の外付けHDDを準備して、録画データの引っ越しをするのが良いですね。
『みまもり合図』の機能は、突然の故障に対して未然に防ぐ機能なので、そんな機能があるだけで、本当に安心です。
HDV-SAMU3-Aシリーズのその他の特徴!
その他、いくつかの特徴をピックアップしましょう。
まずは、コンパクトサイズということです。
バッファローの従来商品より20%も小型になっています。
そして、『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、従来のファンレス設計に加え、音漏れの原因となる通気孔をふさぐことで、さらなる静音化を実現しています。
そのうえ、防振用シリコンゴムでフローティング構造にして振動による音も低減しています。
また、横置き設計なので、ハードディスクからの発熱を上部から効果的に放熱するように設計しています。
ケーブルカバーを付けることで、『HDV-SAMU3-Aシリーズ』の横から出ているケーブルを背面に逃すことができます。
横置きもスッキリです。
個人的には、地震での転倒防止を防ぐために、縦置きよりも横置きをして、放熱もしっかり行うのが良いと思います。
横置きで設置すれば、長期的に安定した信頼性の高い録画環境が構築できるでしょう。
テレビやパソコンの電源のON・OFFに連動
接続したテレビの電源オン・オフに合わせて、ハードディスクも自動でスタンバイになる「電源連動機能」を搭載しています。
よって、消費電力を節約できます。
もちろん、パソコン用の外付けHDDとしての利用も可能です。
その際は、パソコンの電源オン・オフに連動して動いてくれます。
ただし、最近のパソコンは、電源を切ってもUSB端子からスマホの充電ができるよう、常にUSBポートから電源が供給されるパソコンもあります。
その場合は、パソコンのマニュアルを確認して、パソコンの電源がOFFになった時にはUSBポートの電源も切れるように、設定を変更する必要があります。
HDV-SAMU3-Aシリーズのまとめ
今回は、バッファローの24時間連続録画対応で使用量メーター付きの3.5インチ 外付けHDD(SeeQVault非対応)を確認してきました。
種類は、容量に応じて3種類あります。
4TB、3TB、2TBの3種類です。
最大の特徴は、「24時間連続録画」にも対応するHDDを搭載していることです。
そして、その品質は、パナソニック製ブルーレイ/DVDレコーダーの「DIGA(ディーガ)」が要求している品質と同等でした。
結果的に、「DIGA(ディーガ)」との相性もバッチリです。
また、HDD容量も一目で確認できます。
素晴らしいです。
『HDV-SAMU3-Aシリーズ』は、『HD-SQS-Aシリーズ』のような「SeeQVault(シーキューボルト)対応」には対応していません。
しかし、それ以上に厳選したHDDを使用しているので、故障に対する耐久性対策が強固です。
そういった意味でも、末永く安定して使用するのであれば、『HDV-SAMU3-Aシリーズ』を購入する価値は大きいです。
特に大容量のHDDを搭載したモデルを準備すれば、当分の間は容量を気にしなくていいので、予算の許す限り大容量の製品をお勧めします。
ということで、「バッファローの24時間連続録画対応で使用量メーター付きの3.5インチ 外付けHDD(SeeQVault非対応)を確認した話(HDV-SAMU3-Aシリーズ)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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