こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、バッファローの外付けHDDの話です。
テレビ・レコーダー用の外付けHDD
2023年も残り2カ月を切りました。
年末から年始にかけて録画する番組も多くなるので、テレビ・レコーダー用の外付けHDDを確認してみることにしました。
今回、確認するのはバッファローのSeeQVault(シーキューボルト)対応の『HD-SQS-Aシリーズ』です。
種類としては、容量に応じて、4種類販売されています。
8TB、6TB、4TB、2TBの4種類です。
では、特徴をみていきましょう。
HD-SQS-Aシリーズの外観を確認する
まずは、外観を確認しましょう。
横幅が206mm(ケーブルカバー付き)で、奥行きが114mm、高さ33mmです。
正面です。
ケーブルカバーというのが気になると思うのですが、次のような感じになっています。
ケーブルが外れるのを防止しホコリがつくのを防ぐために、ケーブルカバーを取り付けているのです。個人的には、すごく良いと思っています。
基本は横置きを想定していて、本体横から出ているケーブルを背面に持っていくことができるので、テレビやレコーダーの近くにスッキリと収納できます。
また、電源ランプも前面で確認できるようになっています。
3.5インチHDDのケースとしては標準的な大きさなのですが、ケーブルカバーに慣れない方は、大きく感じるかもしれません。
また、横置きにすることで、ハードディスクからの発熱を上部から効果的に放熱するように設計しています。
便利なSeeQVault(シーキューボルト)対応
購入される外付けHDDを「テレビ・レコーダーの地デジ録画専用」として使用するというのであれば、SeeQVault(シーキューボルト)に対応している外付けHDDの購入をお勧めします。
SeeQVault(シーキューボルト)って?
そう思われる方も多いと思います。
実は、「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応している外付けHDDであれば、「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応しているテレビ・レコーダーで録画を行えば、テレビ・レコーダーがかわっても録画番組を引き継げるのです。
マジで!
と思われると思いますが、マジです。
「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応した機器(テレビやレコーダー)で録画した地デジやBS・CSの番組は、録画に使用したテレビやレコーダー以外の「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応した機器でも、HDDを接続して録画番組を楽しんだり、継続して録画をしたりできるのです。
テレビやレコーダーを新しく買い替えたり、故障などで別のハードウェアに交換したりしても、HDDをつなぎかえて録画データを引き継ぐことができるのです。
すごいですよね。
つまり、「SeeQVault(シーキューボルト)」は、身近になったHD(ハイビジョン)映像を楽しむために、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した【高い再生互換性】と【強固なセキュリティ】を同時に実現する新たなコンテンツ保護技術なのです。
パナソニック、サムスン、ソニー、東芝以外の製品でも、「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応している製品が多くなっているので、すごく便利です。
4社の開発した技術に、感謝、感謝です。
よって、買い替えや故障などによる機器の交換時も安心なのです。
私が、『購入される外付けHDDを「テレビ・レコーダーの地デジ録画専用」として使用するというのであれば、SeeQVault(シーキューボルト)に対応している外付けHDDの購入をお勧めします。』という意味が分かってもらえましたか?
みまもり合図機能つき!
電源LEDですが、実は『みまもり合図』の機能もついています。
『みまもり合図』とは、外付けHDD本体の異常を感知したら、すぐに即お知らせをしてくれるのです。
『みまもり合図』は2種類あります。
「みまもり合図 for Android搭載テレビ」と「みまもり合図 for AV」です。
「みまもり合図 for Android搭載テレビ」は、Android搭載テレビ用の無料アプリでご利用いただける、録画用HDDの故障予測機能です。
簡単に説明しましょう。
外付けHDD本体を直接「Android搭載テレビ」に接続します。
そして、「Android搭載テレビ」がインターネットに接続されている状態で、「Android搭載テレビ」のアプリ一覧から「Google Play ストア」に移動します。
そして、Google Playストアで、「みまもり合図」を検索して、インストールします。
後は、「みまもり合図」アプリを起動し設定を行うことで、その後、外付けHDD本体の異常を感知したとき、テレビのホーム画面に通知が表示されるようになるのです。
よって、「みまもり合図 for Android搭載テレビ」があれば、外付けHDD本体の故障による録画番組の消失を未然に防ぐことができるのです。
便利ですよね。
また、「みまもり合図 for AV」は、「Android搭載テレビ」でない場合や「みまもり合図」の設定をしない場合、外付けHDD本体の劣化が進むと、外付けHDD本体の「電源/ みまもり合図ランプ」が「オレンジ色に点灯または点滅」して異常を知らせてくれる機能です。
HDDが壊れる前に「オレンジ色に点灯または点滅」してバックアップを促してくれるので、安心ですね。
そして、異常を感知した場合には、早めに録画データの引っ越しをするのが一番です。
引っ越しの作業が難しいと思われる方のために、有償にはなりますが、バッファローが提供するメーカーの正規サービスの「録画番組引越しサービス」があります。
「オレンジ色に点灯または点滅」になった場合には、すぐに代替の外付けHDDを準備して、録画データの引っ越しをするのが良いですね。
『みまもり合図』の機能は、突然の故障に対して未然に防ぐ機能なので、そんな機能があるだけで、本当に安心です。
HD-SQS-Aシリーズは静音設計!
『HD-SQS-Aシリーズ』は、従来のファンレス設計に加え、音漏れの原因となる通気孔をふさぐことで、さらなる静音化を実現しています。
そのうえ、防振用シリコンゴムでフローティング構造にして振動による音も低減しています。
また、本体の底面にも4つのゴム足がついていて、本体が振動しても、それを外に伝えないようにして騒音をさらに低減しています。
4K録画にも対応!
『HD-SQS-Aシリーズ』は、4K録画にも対応しています。
4K対応テレビに直接接続し、4K番組を録画したときのイメージ図です。
ただし、4K録画の番組は「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応していない(非対応)なので、注意が必要です。
また、4K対応のブルーレイレコーダーの録画用HDDとしても使えます。
便利ですよね。
テレビやパソコンの電源のON・OFFに連動
接続したテレビの電源オン・オフに合わせて、ハードディスクも自動でスタンバイになる「電源連動機能」を搭載しています。
よって、消費電力を節約できます。
もちろん、パソコン用の外付けHDDとしての利用も可能です。
その際は、パソコンの電源オン・オフに連動して動いてくれます。
ただし、最近のパソコンは、電源を切ってもUSB端子からスマホの充電ができるよう、常にUSBポートから電源が供給されるパソコンもあります。
その場合は、パソコンのマニュアルを確認して、パソコンの電源がOFFになった時にはUSBポートの電源も切れるように、設定を変更する必要があります。
HD-SQS-Aシリーズのまとめ
今回は、バッファローのSeeQVault(シーキューボルト)対応のテレビ・レコーダー録画用3.5インチ外付けHDD(HD-SQS-Aシリーズ)を確認してきました。
種類は、容量に応じて4種類あります。
8TB、6TB、4TB、2TBの4種類です。
今回確認した『HD-SQS-Aシリーズ』は、特に「SeeQVault(シーキューボルト)対応」が一番の特徴です。
外付けHDDに録画保存しても、確かにこれまでは他の機器で再生録画ができませんでした。
現在使用しているテレビやレコーダーが「SeeQVault(シーキューボルト)対応」でない場合、「SeeQVault(シーキューボルト)対応」の外付けHDDで録画しても、その後、「SeeQVault(シーキューボルト)対応」のテレビやレコーダーに外付けHDDを取り付けても、非対応の旧機器で録画された番組は再生できません。
「テレビやレコーダー」と「外付けHDD」の両方が「SeeQVault(シーキューボルト)対応」に対応していれば可能なのですが、片方だけでは意味がありません。
ただ、両方とも一度に購入する機会は少ないので、新たにどちらかを購入するのであれば、「SeeQVault(シーキューボルト)対応」の製品を順番に購入していくのが良いでしょう。
そういった意味でも、今後のことを考えて『HD-SQS-Aシリーズ』を購入する価値は大きいです。
大容量のHDDを準備すれば、当分の間は容量を気にしなくていいので、予算の許す限り大容量の製品をお勧めします。
ということで、「バッファローのSeeQVault(シーキューボルト)対応のテレビ・レコーダー録画用3.5インチ外付けHDDを確認した話(HD-SQS-Aシリーズ)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
やる気が出ますので、「応援クリック」をよろしくお願いします。m(_ _)m