こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「Yottamaster SSDケース TB1-T3」を冷却した話です。
はじめに
前回、「Yottamaster Thunderbolt 3 SSDケース TB1-T3」で理想のスピードを出すことができた話を書きました。
Yottamaster Thunderbolt 3 SSDケース TB1-T3
取り付けているSSDは、両面実装でヒートシンク付きの 「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」です。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD
ただ、このSSDは、ヒートシンクがついている関係で、「Yottamaster Thunderbolt 3 SSDケース TB1-T3」のフタを取り付けることができませんでした。
そこで、私のメインパソコンであるインテルNUCを冷却している12cmFAN「Noctua NF-A12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」の上にSSDケースを設置して冷却することにしました。
ただ、それでもファイルコピーなどをすると、42度まで上がってしまいます。
SSDとしては全然問題ない温度なのですが、私としては、「Noctua NF-A12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」を使っているので、35度くらいまで改善できないかなと思ったのです。
Yottamaster TB1-T3 の 設置状態
設置している状態は、こんな感じです。
「Noctua NF-A12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」の上に設置し、FANの上で位置がずれたり落ちたりしないように、タイラップで固定しています。
ただ、この設置方法だと、下のFANの反射された風と横のFANの風の2つを受けるのですが、横からの風は直接SSDに当たらないので、冷却効果が薄いのです。
結果として、大量のファイルコピーをした時などは、42度という高い温度まで上昇することになっていました。
そこで、一晩考えていて、ひらめきました!!
SSDのヒートシンクを外すか?
SSDに最初からついているヒートシンクを外すかな~と思いました。
SSDのヒートシンクを外して、SSDケースのフタをして、SSDの熱をSSDケースのアルミ部分に逃がせば冷えると思ったのです。
外すといっても、どうやって?と思ったのです。
そして、こんな動画を見つけました。
だけど、ちょっとリスキーだなと思ったのです。
確かに外すことは可能かもしれない。だけど、保証とかを考えると、あまりに危険すぎます。
そして、さらに考えて…。な~んだと思いました。
Yottamaster TB1-T3 の メッシュ側から冷やす
メッシュ側から冷やせば、直接SSDに風を当てられると思ったのです。
こんな感じです。
タイラップを外して、おいてみました。
少し負荷をかけて見ましたが、いい感じで冷えます。
そこで、動かないようにタイラップをしました。
前回は、タイラップで2カ所とめましたが、2カ所も必要ないと思いました。
落ちたりずれたりしないようにとめておくだけなので、ガッツリとめなくても十分です。
ということで、1カ所だけとめました。
風の流れはこんな感じです。
ばっちりですよね。
Yottamaster TB1-T3 の SSD温度を図る
これでSSDに風がダイレクトに当たるようになるので、SSDの温度は35度程度だろうと想像しながら、ファイルコピーをしました。
前回と同様 USB2.0 HDD のデータを、今回は500GB程コピーしました。
使ったのは、「BunBackup(64bit版)」というソフトです。
SSDの温度の推移を見てみましょう。
朝、8時頃からコピーを始めて約4時間ほど連続コピーをしましたが、最高温度は38度でした。
さすが、「Noctua NF-A12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」ですね。
超驚きの結果となりました。
私が求めていた理想の外付けSSD増設となりました。
まとめ
今回、ちょっとしたことですが、「Yottamaster Thunderbolt 3 SSDケース TB1-T3」を冷やす方向をメッシュ側からに変更しました。
本当にちょっとしたことです。
だけど、効果は絶大でした。
今はまだ春先なので、これから夏に向けて暑くなりますが、今の現時点で最高38度程度であれば、安心して夏を迎えられます。
この温度でずっといけるのであれば、NUCに2つの「Noctua NF-A12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」を取り付けて冷却していた価値が、さらにアップしました。
NUCを「Noctua NF-A12x25 PWM Premium Quality Quiet 120mm fan」で冷却していてよかったな~と思いました。
さすが、世界最強の外付けFANですね。
ブラックが昨年発売延期になったので、今年の年内には発売されるでしょう。
また、今後の新型NUCには、NVMe M.2 SSDを2個取り付けできるようになればと思っていました。
近日発売予定の第11世代Corei搭載のNUCでもNVMe M.2 SSDは1つしか取り付けられません。
だけど、今回、高速な「Yottamaster Thunderbolt 3 SSDケース TB1-T3」でしっかり冷却して使うことで、ほぼNUCの中に取り付けしたのと変わらないパフォーマンスをはじき出してくれました。
これで安心して、第11世代Corei搭載のNUCを長期にわたって使用できる環境が準備できてきたなと思いました。
あとは、第11世代Corei搭載のNUCの発売を待つだけですね。
ということで、今回は、「Yottamaster Thunderbolt 3 SSDケース TB1-T3 のメッシュ部分から風を当てて冷却したら、めちゃくちゃ冷えた話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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