こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、SSDのランダムアクセスについての話です。
XPG GAMMIX S50 Lite 2TB について
先日、「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4.0x4 SSD は 早くてコスパもよかった!!」話を書きました。
購入から1週間ほど使用していますが、まったく問題なく快適に使用できています。
先の記事でも書きましたが、
スペックは、PCIe 4.0x4、読込速度3900MB/秒、書込速度3200MB/秒となっています。PCIe 4.0x4にもかかわらず、2TBで30000円程度。
他の安価なPCIe 4.0x4は、読込速度5000MB/秒なので、それに比べて1000MB/秒と遅いですが、それ以上に価格が安価です。
なので、コストパフォーマンスはすごく高い商品です。
同じ価格帯の PCIe 3.0x4 SSD を購入するのであれば、PCIe 4.0x4 規格のものを購入したいなと思います。
ランダムアクセスの向上
以前使っていたのが、
Samsung 970 EVO 500GBでベンチマークは、
今回の「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB」が、こちらです。
今回注目してほしいのが、赤枠で囲ったランダムアクセスの数字です。
ランダムアクセスの読込速度は2倍弱、書込速度は5倍弱向上しています。
何回かベンチマークをとってみても、読込速度は1400程度、書込速度は2000程度なので、ほぼこの数字で間違いないでしょう。
体感スピード
前回の記事でも書きましたが、使用した感覚としては、すごく切り替えも早くなり、ぱっぱっぱっと仕事ができる感じです。
なぜこれほどまでにすごく早く感じるようになったのかと改めて思うと、今回のベンチマークを見てみると、ランダムアクセスがすごく向上していることが分かります。
ランダムアクセスでなく、シーケンシャルリードやシーケンシャルライトの数字は、Samsungが頑張っていることもあってそれほど変わっていません。
にもかかわらず、 体感的にはすごく早くなったように感じるのです。
この差は、やはりランダムアクセスの数値の結果だろうと思われます。
まとめ
SSDの購入に当たっては、シーケンシャルリードやシーケンシャルライトの数字にどうしても目が行きます。
一番わかりやすい数字だからです。最初に書かれている数字だからです。
そしてこれらの数字をもとに、価格などを比較して購入するというのが一般的でしょう。
ただ、 シーケンシャルの数字は、並んだ順番に連続して読み込みや書き込みの数字なので、差がつきにくいのです。
SSDのOSのインストールや大容量のデータをコピーするときなどの数字だからです。
ここで、振り返ってみると、パソコンを日常的に使っていた場合、端から端に順番にデータをコピーしていくというようなことはそんなに多くはないと思います。
どちらかというと、こまめにいろいろ作業した結果を、書き込んだり読み込んだりしているのが一般的でしょう。その時に重要になってくるのが、 SSD のランダムに空いたスペースに書き込んだり読み込んだりするスピードとなってくるのです。
SSDの空きスペースが歯抜けの状態となっているところに、書き込んだり読み込んだりするということになってきて、しかもそれが普段の作業の中で当たり前にあるという状態なので、結果的にはランダムアクセスの数字が非常に重要になってくるんですね。
私の場合、SSDの交換によって、ランダムアクセスの数字がすごく向上したことによって、体感のスピードもすごく向上したと感じるようになりました。
頭の中ではランダムアクセスの数字がすごく重要だということは分かってはいるのですが、 SSD を購入する時にはどうしてもシーケンシャルの数字の方に目が行きがちであって、 ランダムアクセスの数字はどうしても見落としがちです。
しかし、本当に大切なのはランダムアクセスの方の数字なのかなと、今回あまりの体感スピードの差にそのように思った次第です。
そんなことは分かっているよと思われると思います。実際私もそのように思っていました。
しかしそれでも、今回私が書くほど、書きたくなるほど、体感スピードが上がったということなのです。
そのことをどうしても皆様にお伝えしたくて、今回あえてランダムアクセスが重要だなと感じたことを書かせてもらいました。
頭ではわかっているけれど、体感する、経験する、それは違うということはどんなことでも言われていますが、今回 SSD という一つのパーツの中であっても、実感したことなので書かせてもらいました。
これから年末にかけて、新しい SSD を購入する予定であれば、ランダムアクセスの数値も気にしながら、検討されると満足度は高いと思いますので、注意して数字を見てもらえればと思います。
ということで、今回は、「SSDの体感スピードを向上させるのは、ランダムアクセスだと改めて実感した話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
今回の記事の続きは、こちらです。
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