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Windowsの修復に必要な「回復ドライブ」を、正常動作しているときに準備をした話(Windowsの初期化・回復ドライブ・新規インストールの違い)

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、Windowsの修復に必要な「回復ドライブ」を作成した話です。

パソコンが起動しないとき…

パソコンが起動しないときは、まず状況を確認します。

・Windowsが起動しない
・Windowsの起動中に止まる
・デスクトップ画面が表示される前に再起動する
・起動しても不安定(エラー画面・フリーズ・突然シャットダウンなど)

そのような時は、Windowsの再インストールで直る可能性が高いです。

Windows 11 Home 日本語版

Windows 11 Pro 日本語版

 

 

Windowsの再インストール方法

Windowsの再インストール方法は、3種類あります。

3種類とは、

・Windowsの初期化
・回復ドライブからの再インストール(リカバリー)
・Windowsの新規インストール

です。

これらの違いは、

Windowsが起動する  → Windowsの初期化
Windowsが起動しない → 回復ドライブで再インストール

ただし、回復ドライブで再インストールする場合には、事前に回復ドライブを作っておく必要があります。

回復ドライブがない場合には、Windowsを新規インストールします。

Windowsが起動せず、回復ドライブがない場合 → Windowsの新規インストール

Windowsの状態 初期化の方法
起動する Windowsの初期化
起動しない 回復ドライブ
新規インストール

再インストールの方法によっては、個人データのすべてが消えるので、できる限り個人データのバックアップをとってから行うようにしましょう。

個人データのバックアップは、普段からこまめに行うように心がけましょう。

 

 

再インストールでアプリや個人データはどうなる?

再インストールを行った場合、個人データはどうなるのか?

ここは、しっかりと把握しておく必要があります。

下の表をご覧ください。

初期化の方法 アプリ 個人データ
Windows
の初期化
プリインストールのアプリ以外は消える 個人用ファイルを保持する
を選択
引き継がれる
すべて消去する
を選択

すべて消える

回復ドライブ プリインストールのアプリ以外は消える すべて消える
新規
インストール
すべて消える Cドライブを
フォーマットする
すべて消える
Cドライブを
フォーマットしない
Windows.old
フォルダーに
退避される

Windowsが起動している時に、Windowsの初期化を行うのであれば、個人データを残すか消去するか選択できます。

新規インストールする場合は、Cドライブをフォーマットすると個人データは消えますが、Cドライブをフォーマットしなければ元あった個人データは「Windows.old」というフォルダーに退避されます。

ただし、「Windows.old」フォルダーは、30日経過すると自動的に削除されるほか、クリーンアップ処理(Cドライブの「一時ファイル」の「一括処理消去」)でも削除されるので、再インストールの前に個人データをバックアップしておくことをお勧めします。

 

 

Windowsの初期化はどんな流れ?

では、Windowsの初期化はどのような流れで行うのか、確認しておきましょう。

Windows11の「設定」画面を開きます。

「検索」ボックスのところに、「回復」と入力します。

すると、次のような画面が表示されます。

検索ボックスのすぐ下に、「このPCを初期状態に戻す」の項目が表示されるので、クリックしましょう。

すると、「回復」の画面が開きます。

「設定」>「システム」>「回復」と進んだ場合も、同じ画面が開きます。

「回復のオプション」の赤枠の「このPCをリセット」の右側に、「PCをリセットする」というボタンがありますので、ここをクリックします。

すると…。

オプションを選択する画面が表示されます。

・個人用ファイルを保持する
・すべて消去する

のどちらを選択するのか、選択画面が表示されます。

この選択によって、アプリと個人データがどうなるのか、次の表を確認して作業を進めましょう。

初期化の方法 アプリ 個人データ
Windows
の初期化
プリインストールのアプリ以外は消える 個人用ファイルを保持する
を選択
引き継がれる
すべて消去する
を選択

すべて消える

 

 

回復ドライブを作成する

Windowsの修復に必要な「回復ドライブ」は、他のパソコンでは作れないので、実際に使っているパソコンで作る必要があります。

数年前までは「リカバリーディスク」としてパソコンに付属していることもありましたが、現在販売されているパソコンには付属していません。

パソコンメーカーのサポートから購入することも可能ですが、1万円以上することもあり、高くつきます。

そこで、正常に動作している時にこそ、「回復ドライブ」を作成しましょう。

作成にあたり、中身が消えてもよいUSBメモリを準備します。

最低32GB以上のUSBメモリを準備しましょう。

バッファロー USBメモリ 32GB RUF3-K32GA-WH/N

Windows11の「設定」画面を開きます。

「検索」ボックスのところに、「回復」と入力します。

すると、次のような画面が表示されます。

検索ボックスの緑枠のところに、「回復ドライブの作成」の項目が表示されるので、クリックしましょう。

また、タスクバーの「検索」ボックスに、「回復」と入力します。

先ほどと同様、「回復ドライブの作成」の項目が表示されるので、クリックしましょう。

すると、次のような画面が表示されます。

ここで、「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェックされていることを確認して、画面の指示に従って進んで行きます。

チェックが入っていることを確認したら、「次へ」を押します。

USBフラッシュドライブの選択画面が表示されます。

今回は、Gドライブを選択して、「次へ」を押しました。

「回復ドライブの作成」画面が表示されます。

USBメモリの中のすべてのデータが削除されるので、警告が表示されます。

問題がなければ、「作成」のボタンを押します。

 

 

まずは、USBメモリがフォーマットされます。

続いて、ユーティリティがコピーされます。

最後にシステムがコピーされます。

回復ドライブができました。

これで完成です。

USBメモリの中身を確認します。

しっかり読めます。

OKです。

 

 

回復ドライブからOSを再インストール

Windowsが起動せず、自動修復でも直らない場合、「回復ドライブ」を使ってWindowsを再インストールします。

パソコンは、購入時の状態に戻ります。

アプリや個人データは、次の表のような状態に回復します。

初期化の方法 アプリ 個人データ
回復ドライブ プリインストールのアプリ以外は消える すべて消える
新規
インストール
すべて消える Cドライブを
フォーマットする
すべて消える
Cドライブを
フォーマットしない
Windows.old
フォルダーに
退避される

アカウントも設定し直す必要があります。

機種ごとのプリインストールアプリやドライバーソフトは、購入時の状態に戻ります。

正確には、購入時の状態というより、「回復ドライブ」作成時点でのWindowsのバージョンで、プリインストールアプリやドライバーソフトが入った状態に戻ります。

「新規インストール」との違いは、機種ごとのプリインストールアプリやドライバーソフトが設定された状態にもどるという点が違うのです。

また、Microsoftアカウントの同期設定がオンの状態で、Microsoftアカウントでサインインしている場合には、Windowsの設定も引き継ぎます。

実際の作業手順を、簡単に記載します。

Windowsの起動が不能となったパソコンに回復ドライブのデータの入ったUSBメモリを指して起動すると、回復環境の画面が起動します。

起動しない場合は、パソコンのBIOSでUSBメモリを選択すると良いでしょう。

BIOSの起動画面の開き方や設定などは、取扱説明書やメーカーのサポート情報で確認しましょう。

回復環境の画面は、このような感じです。

回復環境が起動したら、赤枠の「ドライブから回復する」を選択し、Windowsの再インストールを準備します。

途中で、次のようにデータの削除方法を聞かれます。

どちらを選択しても、個人データは消えます。

Windowsの修復が目的であれば、「ファイルの削除のみを行う」でよいでしょう。

「ドライブを完全にクリーンアップする」は、データの復元ができないようにするためのもので、廃棄または完全に別ユーザーが利用する場合などのセキュリティ機能として使用すると思えば良いでしょう。

進めていくと、最後に「ドライブから回復する」の画面が表示されます。

その画面には、「この作業をおこなうと:このPC上の個人用ファイルとユーザーアカウントがすべて削除されます」などの確認項目が表示されます。

しっかり、確認しましょう。

確認が終わったら、「回復」のボタンを押せば、再インストールが始まります。

何度か画面が切り替わって、再起動もしますが、じっと待てば良いでしょう。

ある程度待つと、Windowsのセットアップ画面が開きます。

言語を「日本語」、地域を「日本」に設定して、作業を進めます。

Wi-Fiの設定を済ませて、インターネットに接続した後、Windowsのライセンス画面が表示されます。

Windowsのライセンス画面で、同意のボタンが表示されるので、同意しましょう。

あとは、従来と同じMicrosoftアカウントを入力して、ログインします。

OneDriveを使ったクラウドの同期設定を有効にしていた場合には、以前のWindowsの設定が復元されます。

復元するときに、「他のオプションを表示」から「新しいデバイスとして設定する」を選択して、以前とは違う環境にすることも可能です。

そして、最後にWindowsのサインインに使うPINを設定すると、「デバイスのプライバシー設定の選択」という画面が表示されるので、画面の表示にしたがって選択し進めていくと、デスクトップの画面が開いて再インストールが完了します。

説明の後半部分は、初めてパソコンを起動したときと同じ流れなので、分かってもらえると思って、言葉だけにしました。

 

 

まとめ

Windows10も安定していますが、Windows11はさらに安定していると思います。

本当に安定しているので、Windowsが起動しなくなるということそのものが、めったになくなりました。

Windowsのクラッシュなどで起動しないというより、パソコン本体が機械的に壊れて起動しないことの確立の方が高いのではと思うくらい、最近のWindowsは安定しています。

それでも、万一のために備えて、「回復ドライブ」を作成しておくことは大切だと思って、記事を書きました。

Windows 11 Home 日本語版

Windows 11 Pro 日本語版

以前であれば、パソコンを購入すると「リカバリーディスク」が付属していましたが、現在はついていません。

なので、自分で「回復ドライブ」を準備しておくと安心です。

パソコンが正常に動作しているときにこそ、「回復ドライブ」を準備しておきましょう。

その際には、最低32GB以上のUSBメモリを準備しておきましょう。

それほど高価ではありません。

バッファロー USBメモリ 32GB RUF3-K32GA-WH/N

USBメモリを準備して、私の記事を参考に「回復ドライブ」を定期的に作成しておけば、「回復ドライブ」作成時点でのWindowsのバージョンで、プリインストールアプリやドライバーソフトが入った状態に回復ができます。

また、Windowsにトラブルがあった場合に心配なのが、アプリや個人データですが、原則は消えるという覚悟でいた方が良いでしょう。

よって、個人データについては、日々のバックアップを忘れずにしたいものです。

初期化の方法 アプリ 個人データ
Windows
の初期化
プリインストールのアプリ以外は消える 個人用ファイルを保持する
を選択
引き継がれる
すべて消去する
を選択

すべて消える

回復ドライブ プリインストールのアプリ以外は消える すべて消える
新規
インストール
すべて消える Cドライブを
フォーマットする
すべて消える
Cドライブを
フォーマットしない
Windows.old
フォルダーに
退避される

ということで、「Windowsの修復に必要な「回復ドライブ」を、正常動作しているときに準備をした話(Windowsの初期化・回復ドライブ・新規インストールの違い)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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