こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は「UVライト36W」を使って、渓流用ミノーのコーティングに挑戦してみたお話です。
はじめに
渓流釣りでミノーを使っていると、どうしても岩にぶつかって塗装が剥げてしまいます。
「塗装が剥げたルアーの方が釣れる」とも言われますが、それでも塗装がきれいな状態のルアーを使っていた方が、気分的にも良いものです。
2025年のシーズンも始まったばかりということで、今回は塗装のきれいな状態を保つために、ルアーをUVコーティングしてみることにしました。
使用した道具
今回使用した道具はこちら。すべてAmazonで揃えました。
UVライト
交換用ランプが販売されているかも事前に確認。ランプは1年程度で交換が必要とのことです。
コーティング作業用の工具
専用クリップで使いやすく、作業効率がアップします。
UVコーティング液
KB-F Dシステム coating(仕上げ用のハケ塗りタイプ)
これらが揃えば、準備は完璧です。
UVライト 36Wのチェック
UVライトは高価だと思っていたのですが、Amazonでは2,000円以下で購入できてホッとしました。
レビューを見ると耐久性にやや不安があるようですが、私はAmazonプライム会員なので返品・交換が可能ですし、メーカーの6カ月保証もついていました。
商品が届いたときはややチープな印象でしたが、実際に開封するとYouTubeなどでよく見かける定番のUVライトでした。
本体には衝撃緩和用のクッション材が付いており、スイッチは黒いボタンで操作します。
・1本線:常時点灯
・2本線:タイマー機能(赤いボタンで点灯、2分後に自動消灯)
ライトは本体に4本すでに取り付けられており、反射板の取り外しも可能です。
その他の道具の確認
グリップホルダー
「ACT55」や「MASURAO50s」を装着し、浮かせた状態で作業できるので非常に便利です。
UVコーティング液
50mmまでのルアーをどぶ漬けコーティング可能。例えば、D-コンタクト50などもOKです。
KB-F Dシステム coating(仕上げ用のハケ塗りタイプ)
ハケタイプの仕上げ用。衝撃に強く、専用設計のため信頼性が高いです。
どぶ漬け後の上塗りとして使うと、より強度が増します。
ケイムラ対策アイテム
シャチハタ Artline イレグイマーカー(ケイムラクリア)
ルアーに塗っておくことで、紫外線を受けた際に魚へのアピールが強化されます。全9色・7色セットも販売中です。
実際にUVコーティングをしてみた
今回使用したルアーは「MASURAO50s」です。
1.スプリットリングとフックを外します。
2.グリップホルダーに装着。
3.ケイムラクリアを塗布。
その後、KB-F D1 システム dippingにどぶ漬けします。
コーティング液がスプリットリングの穴に入り込まないよう、細く丸めたティッシュで液を吸い取ってから、「UVライト36W」で硬化させます。
4分程度で硬化しますが、心配な場合は6分が安心です。
硬化後は、KB-F Dシステム coatingでハケ塗りし、再びUVライトで硬化。
完成品はツヤがあり、しっかりコーティングされているのが分かります。
「ACT55」はベリーフックがスイベル仕様のため、どぶ漬けは不可。こちらはハケ塗りを2回行いました。
どちらも泳ぎには影響せず、イワナも実際に釣れました。
まとめ
今回は「UVライト36W」「グリップホルダー」「KB-F D1 システム dipping」「KB-F Dシステム coating」を使って、ルアーのどぶ漬けUVコーティングを行いました。
専用のコーティング液は、薄くても強度があり、ドブ漬けにも対応しているため非常に扱いやすかったです。
どぶ漬け → ハケ塗りという2ステップの工程によって、コーティングの耐久性が大幅に向上。泳ぎも破綻せず、本来のルアーの性能を損なうことはありませんでした。
2025年は全国的に雪が多く、シーズンのスタートがやや遅れていますが、これからが本番。準備万端で良い釣果につなげたいところです。
今回の記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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