こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、安価で大容量の「SSD M.2 NVMe PCIe3.0 2TB」を調べてみた話です。
SSDを購入する判断基準
皆さんは、SSDを購入する判断基準はどうされていますか?
速さ?それとも容量?
速さを第一に考えると、どうしても購入する製品の価格は高くなってしまいます。
しかし、「M.2 NVMe PCIe3 SSD」という規格であれば、「SATA 2.5インチ SSD」よりも十分に速いです。
最低でも「SATA 2.5インチ SSD」の3倍以上の速さです。
3倍!!ですよ。
ゲームをしないのであれば、Windowsが起動して通常の作業をする分には、SSDのアクセススピードはあまり気になりません。
となると、「M.2 NVMe PCIe3 SSD」の規格であれば、速さよりも容量を重視した選択も良いでしょう。
容量の大きい方が、余った時に外付けSSDとして再利用する場合も使い勝手が良いからです。
前置きが長くなりましたが、今回は、速さよりも安価で大容量の「SSD M.2 NVMe PCIe3.0 2TB」を調べてみました。
読込速度2000MB/sのSSDを確認する
それでは、早速みていきましょう。
Team NVMe SSD 2.0TB TM8FP6002T0C101
読込速度:1800MB/s、書込速度:1800MB/s
今回紹介する製品の中で、速度が一番遅いです。
しかし、それでも「SATA 2.5インチ SSD」の3倍以上あります。
価格は、Amazonで17000円前後(2022年2月26日現在)。
安すぎます。2022年1月中旬までは24000円程度だったので、急激に安価になっています。
価格第一主義であれば、この製品で決まりでしょう。
Crucial SSD P1 2000GB NVMe CT2000P1SSD8JP
読込速度:2000MB/s、書込速度:1700MB/s
Crucial のSSDです。読込速度が2000MB/sとTeam より速いです。
気持ち程度。その分、書込速度が遅いです。
ただ、気にする程ではないでしょう。
Amazon価格で、24000円前後(2022年2月26日現在)。
Crucial ブランドの安心感で勝負の製品ですね。
Kingston SSD NV1-E 2000GB 2TB NVMe SNVSE/2000G
読込速度:2100MB/s、書込速度:1700MB/s
Crucial CT2000P1SSD8JP よりもさらに少しだけ読込速度がアップしています。
ただ、書込速度は、Crucial CT2000P1SSD8JPと同じです。
Amazon価格で、23000円前後(2022年2月26日現在)
Kingston か Crucial CT2000P1SSD8JP のどちらを購入するか?
悩ましい選択です。最終的には、自分の好みで選択されれば良いでしょう。
Crucial SSD P2 2TB NVMe CT2000P2SSD8JP
読込速度:2400MB/s、書込速度:1900MB/s
先の「Crucial CT2000P1SSD8JP」と「Kingston」よりも読込速度が約1.2倍です。「Team」よりも1.3倍です。
書込速度も微妙にアップして1900MB/sです。マジで微妙ですよね。
Amazon価格で、25000円前後(2022年2月26日現在)
これこそ、予算に余裕があればというところでしょうか。
読込速度2000MB/sのSSDのまとめ
4製品を見てきました。
製品 | 読込 | 書込 | 価格 |
Team | 1800MB/s | 1800MB/s | 17000 |
Crucial P1 | 2000MB/s | 1700MB/s | 24000 |
Kingston | 2100MB/s | 1700MB/s | 23000 |
Crucial P2 | 2400MB/s | 1900MB/s | 25000 |
令和4年2月26日 現在 |
超安価な 2TB SSD ということであれば、Teamで決まりでしょう。
ただ、予算をかけたくない中で、少しでも余裕があれば、Crucial P2です。
ブランドで安価に決めるのであれば、Crucial P1かKingstonの自分の好きな方を選択すると良いでしょう。
読込速度3000MB/sのSSDを確認する
PCIe3.0の規格なので、やはり3000MB/sの読込速度はほしい。
そこが譲れないというのであれば、次の5製品です。
WD SSD Green 2TB SN350 NVMe WDS200T3G0C
読込速度:3200MB/s、書込速度:3000MB/s
WDのGreenです。
いよいよ読込速度3200MB/sということで、まずまずのスピードです。
書込速度も3000MB/sをキープしてくれていますので、安心して購入できます。
Amazon価格で22000円前後の場合もありますが、25000円程度と考えていた方ががっかりしないでしょう(2022年2月26日現在)
シリコンパワー SSD 2TB SP002TBP34A80M28
読込速度:3400MB/s、書込速度:3000MB/s
WDよりもさらに読込速度がアップしています。書込速度は同じです。
気になるAmazon価格ですが、29000円前後(2022年2月26日現在)
2022年にはいってから30000円を切っています。
お買い得感がましたSSDです。
KIOXIA SSD 2TB NVMe SSD-CK2.0N3PG2
読込速度:3400MB/s、書込速度:3200MB/s
シリコンパワーよりも書込速度がアップしています。
バランスが良くなってきています。
Amazon価格で30000円前後(2022年2月26日現在)
KIOXIAなので、やはりすこし高めです。
XPG SSD M.2 2TB SX8100 ASX8100NP-2TT-C
読込速度:3500MB/s、書込速度:3300MB/s
PCIe3.0規格での限界に近い数字を出しています。
ADATAのXPGです。
定番中の定番製品ですね。PCIe3.0をけん引していた製品です。
Amazon価格は26000円前後(2022年2月26日現在)
価格での頑張りは、以前から変わっていないと思います。
私も好きなブランドです。
Samsung 970 EVO Plus 2TB SSD MZ-V7S2T0B
読込速度:3500MB/s、書込速度:3300MB/s
数字的には、XPGと同じです。
気になるAmazon価格は、28000円弱です。
価格変動の少ないSamsungです。
Samsungブランドで選択するのであれば、これかなと思います。
読込速度3000MB/sのSSDのまとめ
5製品を見てきました。
製品 | 読込 | 書込 | 価格 |
WD | 3200MB/s | 3000MB/s | 25000 |
シリコンパワー | 3400MB/s | 3000MB/s | 29000 |
KIOXIA | 3400MB/s | 3200MB/s | 30000 |
XPG | 3500MB/s | 3300MB/s | 26000 |
Samsung | 3500MB/s | 3300MB/s | 28000 |
令和4年2月26日 現在 |
読込速度3000MB/sは最低限確保したい、そのうえで安価に購入したいのであれば、WDで決まりですね。
WD以外の4製品は、スペックが横一線なので、コストパフォーマンスで選択するのであれば、XPGがおすすめです。
XPGは、これまでの実績もあります。
ブランドで決めたいということであれば、シェアNO.1のSamsungです。
SSD M.2 NVMe PCIe3.0 2TBまとめ
「読込速度2000MB/s」と「読込速度3000MB/s」の2つに分けて見てきました。
どうせならということで、1つの表にまとめました。
製品 | 読込 | 書込 | 価格 |
Team | 1800MB/s | 1800MB/s | 17000 |
Crucial P1 | 2000MB/s | 1700MB/s | 24000 |
Kingston | 2100MB/s | 1700MB/s | 23000 |
Crucial P2 | 2400MB/s | 1900MB/s | 25000 |
WD | 3200MB/s | 3000MB/s | 25000 |
シリコンパワー | 3400MB/s | 3000MB/s | 29000 |
KIOXIA | 3400MB/s | 3200MB/s | 30000 |
XPG | 3500MB/s | 3300MB/s | 26000 |
Samsung | 3500MB/s | 3300MB/s | 28000 |
令和4年2月26日 現在 |
同じ2TBですが、TeamとXPGやSamsungとの読込速度の差は、1.94倍あります。書込速度では、1.65倍違います。
単純に早いと感じるのは、読込速度です。
価格の差は、1万円程度です。
そこを頭にいれて、選択されると良いでしょう。
悩ましい選択ですよね。
個人的に思うのは、Amazon以外の通販サイトもありますが、パソコンのパーツに限っていうのであれば、Amazonは強い味方です。
返品交換が本当に楽だからです。
返品交換の楽さを考慮して、Amazon価格でどうなのか、自分にあった製品はどれなのか、Amazonレビューを読んでよくよく検討して購入されることをおすすめします。
ということで、「安価な SSD M.2 NVMe PCIe3.0 2TB を調べてみた話(2022年第1四半期)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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