SS-M2S-HS02こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、Intel NUC の SSD ヒートシンクを交換した話しです。
はじめに
少し前に「Intel NUC ベアボーン をエアブロワーで掃除したらFanの音が小さくなった話」 を書きました。
その時 気が付いたのですが、SSD のヒートシンクのテープが浮き上がっていました。
2年ほど NUC の中を開けていなかったので気づきませんでした。
2年も経過して熱でテープの粘着力が弱くなったのかな?と思いました。
そこで今回 SSD のヒートシンクを交換してみようと思ったのです。
交換のヒートシンク
交換するヒートシンクは、こちらです。
長尾製作所 M.2 SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02
今回は、ヒートシンクカバーのものに変更しようと思いました。
今まで使っていたヒートシンクはこちらです。
長尾製作所 M.2 SSD用ヒートシンク SS-M2S-HS01
今まで使っていたヒートシンクで不具合とかは全くありません。超快適です。
SSDの温度も40度~50度くらいで保たれています。
しかし、今回はあえてむき出しのヒートシンクではなくヒートシンクカバーを使ってみようと思ったのです。
価格的にはヒートシンクカバーの方が高いです。
開封の儀
いつものようにAmazonで購入しました。
表
裏
ならべて見ました
取扱説明書もアップでのせます
本体を確認
本体を見ていきましょう
上から見たところ
Amazonで写真を見ていたら、自分でヒートシンクを組み立てると思っていましたが、すでに組みあがっていました。
裏側
裏側です。シリコンパッドも最初からヒートシンクにくっついていました。
自分でSSDの上にシリコンパットをのせて、さらにヒートシンクを重ねると思っていたので、ずれたらどうしようと心配していましたが、一体化されているのでずれが生じることはないでしょう。
コネクター側
ネジ側
ネジ側の裏
SSDを外す
取り付けているSSDを確認します
写真を見てもらえば分かりますが、右側のシートが浮き上がっています。
外してみました
シリコンパットも延びて左側からはみ出しています。
熱かったのでしょう。ご苦労さんです。
横にしてびっくり!!
真ん中が曲がっています。シリコンパットがSSDにしっかりくっついていないことが分かりました!! マジかよ!!
熱は上がっていなかったけど、そろそろやばかったのかも…と思いました。
裏返してみました
テープが膨らんでいしますね。
反対側から
反対側から見ても、完全にそっています。
マジでやばいですね。
ヒートシンクを外してみました
両端しか接触してなくて、中央からは放熱されていなかった感じです。
分からないものですね。
ちなみに、取り付け時の写真をみてみました
しっかりと水平に取り付けているのですが…。
だけど約2年間の間に、熱さで曲がってしまった感じですね。
熱対策は本当に大切だと分かりました。
ヒートシンクをつける
ヒートシンクを取り付ける前に、SSDが曲がってしまったので、とりあえずまっすぐにしました。
指で軽く押せばまっすぐになりました。軽く押す程度でもとに戻ります。
大丈夫かなと心配しましたが、問題もなく戻りました。
では、取り付けていきましょう。
まずは、SSDとヒートシンクを重ねます。
ネジ穴の位置をよく確認してずれないようにします。
裏側です。
しっかりと真ん中もくっつくように押さえました。
そして、付属のテープを貼りました。
説明書どおりうまく切ることができませんでしたが、まぁいいかという感じ。
取れないでしょう。
裏側です。
付属のテープは、2枚しかついていません。
そこで、付属の新しいテープは、両端にしっかりととました。
そして、前回のヒートシンクで使ったテープをはがしたところ、まだ粘着力が十分にあったので、真ん中にところに使いました。
これで真ん中が浮き上がることはないでしょう。
はじめて購入された方の場合は、テープを貼る時、テープの端を説明書の図のように、ヒートシンクの側面の端の高さに合わせてから貼り始めれば、反対側にテープの余りが出ます。
そして、そのテープの余り部分を切ったあと、余ったテープをヒートシンクの中央部分の貼り付けに使えば、バッチリでしょう。
私は何も考えずに、テープの真ん中から貼って、両端を切ることになったので、中央部分に貼るテープの余りがなくなってしまいました。そこで、前のテープの再利用をしたのです。
できたら3枚入っていてほしいですね。
側面から見た感じです
ぱっちりですね。今度は使っている途中で中央部分が浮き上がってくることはないでしょう。
取り付けました。
まとめ
ヒートシンクの直付けと違って、ヒートシンクカバーなので、見た目はすごくいい感じでできました。
これでSSDの放熱もばっちりですね。
今まで使っていた直付けヒートシンクでも何も問題はありません。
長尾製作所 M.2 SSD用ヒートシンク SS-M2S-HS01
たまたま取り外してみたら、中央がそっていたのにはびっくりしましたが、今回の反省を踏まえて、ヒートシンクの場合も説明書にないですが中央部分もしっかりとテープではがれないよう貼っておくことが大切だと分かりました。
そして、今回のヒートシンクカバーです。
長尾製作所 M.2 SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02
見た目は、直付けヒートシンクに比べかなりかっこいいです。
実際、これまでの実績からしても放熱対策としてはばっちりです。
じゃ、これから購入する方はどっちにするのか?ですが、価格重視で行くならヒートシンク直付け、見た目も考えるのであればヒートシンクカバーでしょう。
気を付ける点としては、ヒートシンクカバーの方がSSD全体を覆っているので、高さ的には低いです。
実際にはかってはいないのですが、SSDを設置する場所によっては、ヒートシンクの直付けで他の部品と接触してしまうようなことがあるのであれば、高さのないヒートシンクカバーにすることをお勧めします。
なので、気にするべきところは高さかな?と思います。
十分なスペースがあるのであれば、気にせずに自分の好みで使えば良いと思います。
SSDの温度を気にしている方、ぜひ検討してみてください。
今回も、最後までお付き合いありがとうございました。