こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、パスワード管理ツールの話です。
はじめに
前回、dアカウントを乗っ取られてので、対策としてセキュリティソフトを導入した話を書きました。
ただ、dアカウントを乗っ取られた本当の理由は、パスワードの使いまわしだと考えています。確かに８桁のパスワードを使っていましたが、簡単なパスワードでしかもそのパスワードを使いまわししていたのです。
そこで、今回の反省を踏まえて、パスワード管理ツールを導入することにしました。
何を使うか
パスワード管理ツールとして有名なツールはいくつかあります。
日本人で一番有名なのは、「パスワードマネージャー」かもしれません。
パスワードマネージャー
私もとりあえず、試しに使ってみました。
いい感じと思ったのですが、ほかにもよいものはないかな～と思って調べました。
結果、「Last Pass」を使うことにしました。
Last Passにした理由
Last Passも今回調べて知ったのですが、その理由を書きたいと思います。
・個人が1人で使うのであれば、無料版で十分であること
・家族（６人まで月4ドル）の場合、お買い得であること
・家族の場合、無制限の共有フォルダーが使えること
・iPhoneでブラウザーを選択できること
この4点が選んだ理由です。
まずは、自分が使ってみて、よかったら家族にも広げたいと思っています。特に、妻や娘はiPhoneでもあまり使い方が得意でないので、iPhoneで家族間のパスワードを共有することは大切なことです。
また、共有フォルダーが使えるのがよいです。しかも無制限。
そして、私がiPhoneのメインブラウザーとしてChromeを使っているので、iPhoneでパスワード管理して起動するブラウザーをChromeにできるからです。
パソコンに導入
最初の導入はパソコンがいいでしょう。
Chromeの拡張機能でLast Passをインストールしてみました。
右上に赤の「・・・」のアイコンが出てきます。
Last PassのIDとPassを設定すると、こんな画面になるでしょう。
そうして、Open My Vault を開くと、次のような画面です。
使い方としては、Chromeでパスワードの設定があるサイトを開いたときに、Chromeがこれまで記憶していたパスワードを登録したときに、順次登録されていきます。
そして、登録されて自分が簡単すぎるな～と思うパスワードがあったら、Last Passを使って難しくて新しいパスワードをつくり、サイトの変更手続きも行って、徐々に強力なパスワードに変更していくのです。
最終的には、自分が使用しているパスワードをすべて難しいパスワードに変更し、覚えて置く必要があるのは、Last Passのパスワードだけという仕組みになっています。
iPhoneでの使い方
iPhoneでもアプリをダウンロードして、最初はIDとPassを入力します。
そして、その後はiPhoneの認証方法でロック解除されます。
ロック解除した画面
保管庫の「すべての項目」を選択すると
パソコンで登録したパスワードの登録サイトが表示されます。
それぞれのところをタッチすれば、iPhoneのブラウザーが起動しログインしてくれます。
ブラウザーの変更ですが…
右下の設定を押します
そして、「既定のブラウザー」を選択すると
iPhoneにインストールされているブラウザーが表示されるので、ここで、Chromeを選択すれば、先ほどのパスワードの登録サイトの画面でタッチしたとき、ここで選択したサイトが表示されるのです。
まとめ
ネット上のパスワードは、これまでインターネットを長く使ってきた人ほど、たくさんあります。なので、すぐにすべてを完璧な長いパスワードにすることは難しいです。
そこで、今回、パスワード管理ツール使うことで、少しずつセキュリティのレベルを向上していきたいと思っています。
今では、パソコンでは、「ID Manager」を使ってきました。
このソフトでも難しいパスワードを自動生成してくれるので、それを使えばよかったのですが、使っていませんでした。使いまわしが反省点です。
自分としては、「ID Manager」で難しいパスワードに変更していくか、それとも、「Last Pass」で変更するか正直迷っています。
「Last Pass」で変更登録したパスワードは、当然、今でも「ID Manager」を更新しています。妻、娘、息子の３名とも「ID Manager」の使い方は知っているので、もし、今、私が死んでも、「ID Manager」を開ければ何とかなるからです。
そのあたりも含めて、今後もしばらくは試行錯誤していく感じです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。