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Intel第11世代Core i9-11900(65W)からIntel第14世代Core i5-14500(65W)に変更して使ってみた感想

こんにちは、トトロ兄さんです。<
今回は、「第11世代Core i9-11900」と「第14世代Core i5-14500」を使ってみた話です。

2024年の春、CPUを第14世代Core i5-14500に交換

2024年3月下旬、これまで使っていた「第11世代Core i9-11900」+「ASRock DeskMini H470」の組み合わせから、「第14世代Core i5-14500」+「ASRock DeskMini B760」の組み合わせに変更しました。

Intel Core i5-14500

ASRock DeskMini B760

詳細は、下記の記事などをご覧ください。

「第14世代Core i5-14500」+「ASRock DeskMini B760」の組み合わせに変更して約2ヶ月間が経過し、3ヶ月目に突入したところです。

2ヶ月間しっかり使って感じたことを、簡単にですが感想を述べてみたいと思います。

 

 

組み立て時は第13世代Core i5-13500が売れ筋

2024年3月下旬に組み立てを行った時には、世間の売れ筋は、「第13世代Core i5-13500」でした。

第13世代コアと第14世代コアの違いは、コア数が同じなのでクロック数の違いくらいしかありませんでした。

そのため、組み立てた時には、「第13世代Core i5-13500」がコストパフォーマンスが非常に高かったのです。

Intel Core i5-13500

「第14世代Core i5-14500」は興味や関心はあるけれど、実際に組み立てようとなった時には、少しでも安い「第13世代Core i5-13500」が選ばれていました。

しかしながら、現在は完全に流れが変わり、「第14世代Core i5-14500」が一番の売れ筋になっています。

特にパーツショップでの売れ筋は、「第14世代Core i5-14500」となっています。

 

 

第11世代11900からのアップグレード!

私が「第11世代Core i9-11900」 + 「ASRock DeskMini H470」から「第14世代Core i5-14500」 + 「ASRock DeskMini B760」にアップグレードした理由は、前者がPコアのみを搭載しているためです。

第12世代以降のインテルCPUは、PコアとEコアのハイブリッドコアを採用しています。このため、ベンチマークのスコアも大幅に向上しています。

「第11世代Core i9-11900」 + 「ASRock DeskMini H470」を組み立てた際、その速さに驚きました。それまではモバイルCPUを使用したインテルNUCベアボーンでパソコンを作成していたため、デスクトップ用CPUが搭載できる「ASRock DeskMini H470」への切り替えは衝撃的で、もうインテルNUCベアボーンには戻れないと感じました。

また、CPUファンは「Noctua」の超静音FANを搭載しており、ほぼ無音で動作していました。一方、インテルNUCベアボーンは静かですが、負荷がかかるとCPUファンの音が気になります。

しかし、「Noctua」の超静音FANは、動画編集などの負荷の高い作業でも静かに稼働します。そのため、静音性に優れています。

インテルNUCベアボーンよりも大きいかもしれませんが、速さと静音性、ストレージの拡張性を考慮すると、もう二度とインテルNUCベアボーンには戻れないと感じました。

それでも、2023年頃からはPコアだけでなく、Eコアも活用して、より軽快な作業環境を整えたいと考えるようになりました。

「第11世代Core i9-11900」は当時最高のCPUでしたが、「第14世代Core i5-14500」はミドルレンジのCPUです。3世代の進化を経て、「第14世代Core i5-14500」の方が高い性能を持っています。

それでも、心の奥底には「大丈夫だろうか。本当に速いのだろうか。」という疑念がありました。900番台の型番は重みがあるため、購入時にはかなり慎重に選びました。

 

 

第14世代Core14500の実力は?

今回はあえてベンチマークの話は書きません。

ベンチマークでは、シングルもマルチの数値も「第11世代Core11900」に比べて、「第14世代Core14500」の数字の方が良いです。

それはわかっています。

だからこそ、実際に交換してみたのです。

それでも私の心の中のどこかで、本当に大丈夫だろうかと思いました。

「第14世代Core14500」で、早いのだろうかという思いがありました。

第14世代で第13世代から一番進化した「第14世代Core14700」を購入すべきであったのではないかという思いもありました。

Intel Core i7 14700

実際に「第14世代Core14500」を使ってみて思ったのは、とにかく軽いということです。

Chromeの開き方も素早くなりました。

切り替えが素早くて、ネットの表示も、パッ、パッ、パッと表示されます。

Chromeでブックマークしてあるサイトに新しいタブを開いてクリックした場合でも、一瞬で表示されます。

キャッシュをクリアしていても、「一瞬で表示」なのです。

めちゃくちゃ早くなったなと思います。

もちろん、回線スピードにもよるので、何とも言えませんが、Yahooページのトップなどは劇的に早いです。

 

 

ニュースが素早く表示されるのを見ていると、会社のパソコンが全然使えなくなるのです。

会社のパソコンがあまりに遅すぎるので、頭の中に浮かんだことをイメージしてパソコンを使おうとした時に思考がストップしてしまうのです。

このロスがもう嫌で嫌でたまらなくてストレスがたまるのです。

めちゃくちゃ仕事が忙しくて、残業もできなくて、一瞬一瞬を真剣に仕事に打ち込んでいるにもかかわらず、パソコンのスピードが遅すぎて、私の仕事を妨げるのです。

めちゃくちゃ自分のパソコンで仕事がしたいなと思ってきてしまいます。

これでも、「第14世代Core14500」のスピードです。

「第14世代Core14700」や「第14世代Core14900」だったら、それ以上のスピードかと思うとゾッとしてきてしまいます。

Intel Core i9 14900

そんな感じがするくらい、「第14世代Core14500」を使っている満足度はすごく高いです。

さすが20コアだなと思いました。

PコアとEコアのハイブリッドコアは、本当に素晴らしいなと感じました。

 

 

なぜ第14世代Core 14500だったのか?

では、私はなぜ「第14世代Core 14500」を購入したのでしょうか。

個人的には、WindowsのCopilotの搭載が一番の理由です。

今後発売されるCPUには、AI処理専用のNPUが搭載されます。

NPUは「Neural Network Processing Unit」の略です。

個人的にはすごく興味があり、私は2年後ぐらいにNPU搭載のCPUに交換したいと思っています。

AI処理なんて何するのと思われるかもしれません。

私自身もまだまだ未知数だと思っていて、どんな使い方があるのか正直なところよくわかっていません。

それでも個人的に思っているのは、古い動画(DVD規格)などをAI処理によってFHD画面くらいにアップスケールしたいと思っています。

そんなに頻繁に見るわけではありませんが、子供たちと愛知県で行われた愛地球博に行った時の動画などは時々家族みんなで見ることがありますが、やはり画質があまりよくありません。

DVDの再生がメインだった頃はそんなに目立たず大丈夫だったのですが、フルHDは最低限で4Kなどが当たり前のような時代になってくると、DVDの頃の動画をもうちょっとよく見たいなと思うようになってきます。

アップスケールしてくれるアプリを使って編集をした場合、ネットワーク経由で行うこともあってかなり時間がかかってしまいます。

ローカルのNPUを使えば、かなりスピードが向上されるのではないかなと密かに思っています。

大きな誤解だったらすみません。

そんなこともあり、定期的にCPUのアップグレードを行うということが今後もあるということを思うと、ミドルレンジのコストパフォーマンスの一番高いCPUを購入したいなということで、私は「第14世代Core 14500」を選択し、搭載することにしました。

Intel Core i5-14500

とりあえずはすごく満足しています。

 

 

また、これまでと同様に、動画編集を積極的に行っています。

一番行うことが多いのは、「StreamFab」でダウンロード保存した配信動画を、古い車のナビで再生するために、「UniFab 動画変換」や「TMPGEnc Video Mastering Works 7」でエンコードすることです。

TMPGEnc Video Mastering Works 7

エンコード中でも、ネットを閲覧したり、他の作業を並行して行うことがよくあります。

もちろん、「第11世代Core11900」+「ASRock DeskMini H470」の時にも同様の作業を行っていましたが、「第14世代Core14500」+「ASRock DeskMini B760」の組み合わせでは、エンコード作業をバックグラウンドで行っていることを忘れるほど、他の作業を軽快にこなせるようになりました。

PコアとEコアの組み合わせは驚くべきものであり、バックグラウンドで作業を行いながら、他のタスクに負荷を感じさせないEコアの存在は素晴らしいと感じます。

正直に言うと、このまま次のパソコンが本当に必要なのか疑問に思うこともありますが、次のCPUを手に入れたいという欲求は確実です。

それならば、高価な「第14世代Core14700」や「第14世代Core14900」を購入する必要はあるのでしょうか。

実際に、「第14世代Core14500」+「ASRock DeskMini B760」の組み合わせで使ってみて、その快適さを実感している今、予算を考慮しながら「第14世代Core14700」や「第14世代Core14900」を検討していた頃が懐かしく感じます。

Intel Core i7 14700

Intel Core i9 14900

結局のところ、「第14世代Core14500」を購入して本当に良かったと思います。皆さんの参考になれば幸いです。

Intel Core i5-14500

ASRock DeskMini B760

以上、「Intel第11世代Core11900(無印65W)からIntel第14世代Core14500(無印65W)に変更して使ってみた感想」でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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