こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、第14世代「Core i5 14500 BOX」を確認した話です。
はじめに
「ASRock DeskMini B760」でパソコンを組み立てる最大の悩みが、CPUです。
以前に、「インテルの無印第13世代・第14世代CoreCPU(TDP65W)のベンチマークを確認してみた話(ASRock DeskMini B760対応)」を書きました。
この記事での結論は、
とにかく早いパソコンがほしいというのであれば、「i7-14700」がおすすめです。
また、予算を抑えた、コストパフォーマンスの高いCPUというのであれば、
のどちらかです。
ということで、今回は「Intel Core i5 14500」を購入しました。
Intel Corei5 14500の仕様とベンチマーク
「Intel Core i5 14500」の仕様を確認します。
世代 | 第14世代 | 第12世代 | 第13世代 | 第12世代 | |
型番 | 14500 | 12700 | 13500 | 12500 | |
コア | Pコア | 6 | 8 | 6 | 6 |
Eコア | 8 | 4 | 8 | 0 | |
総コア数 | 14 | 12 | 14 | 6 | |
スレッド数 | 20 | 20 | 20 | 12 | |
ベース クロック |
Pコア | 2.6GHz | 2.1GHz | 2.5GHz | 3.0GHz |
Eコア | 1.9GHz | 1.6GHz | 1.8GHz | - | |
ターボ クロック |
Pコア | 5.0GHz | 4.8GHz | 4.8GHz | 4.6GHz |
Eコア | 3.7GHz | 3.6GHz | 3.5GHz | - | |
キャッシュ メモリ |
L2 | 11.5MB | 12MB | 11.5MB | 7.5MB |
L3 | 24MB | 25MB | 24MB | 18MB | |
GPU | UHD770 | UHD770 | UHD770 | UHD770 |
14500が、12700より優れている部分を赤で示しています。
13500が、12700より優れている部分を青で示しています。
12700が、14500や13500より優れている部分を緑で示しています。
スレッド数は、Pコア×2+Eコアの数字で、3つとも同じですが、クロック数などが微妙に異なっています。
「PassMark」の数字は、こちらです。
PassMark
CPU | PassMark | Pコア | Eコア |
i7-14700 | 48,113 | 8 | 12 |
i7-13700 | 39,619 | 8 | 8 |
i9-12900 | 38,673 | 8 | 8 |
i5-14500 | 32,353 | 6 | 8 |
i7-12700 | 32,060 | 8 | 4 |
i5-13500 | 32,038 | 6 | 8 |
i9-11900 | 23,616 | 8 | 0 |
参考にしていただければと思います。
では、「Intel Core i5 14500」を実際に確認していきましょう。
Core i5 14500 BOXを確認する
約3年ぶりのCPUです。
正面
横
裏側
Core i5 14500 BOXを開封する
開封しました。
CPU側です。
FAN側です。
Core i5 14500 BOX のリテールFANを確認する
では、リテールFANを確認しましょう。
FANを取り出します。
開封しました。
グリスがきれいに3つに分かれて塗られています。
取り出しました。
羽は5枚です。
今回は、CPU FANに「Noctua NH-L9i-17xx chromax.black」を使う予定ですが、こちらは羽が9枚でしたね。
横から確認します。
FANケーブルが横に巻かれています。
角度を変えます。
裏側です。
グリスが塗られているので、そのまま取り付けるだけでOKです。
楽ですね。
Core i5 14500 を確認する
では、CPUそのものを確認します。
拡大します。
確かに、「i5-14500」と書かれています。
間違いありません。
裏側です。
プラスチックのケースカバーを開けました。
ハッキリと「i5-14500」の文字が分かります。
裏側です。
水平にしてみました。
裏返して、水平にして確認しました。
中央に凹凸があります。
Core i5 14500 BOX まとめ
今回は、「ASRock DeskMini B760」に取り付けるCPUということで、「Intel Core i5 14500」を確認してきました。
今回は、コストパフォーマンスを最優先して「Intel Core i5 14500」を購入しました。
これまで、「Core i9 11900」+「ASRock DeskMini H470」を使ってきました。
3年前に組み立てたときには、ノートパソコンのCPUが使われている「Intel NUC ベアボーン」よりも、デスクトップで使われているCPUの方が、圧倒的に早いと感じました。
衝撃でした。
あれから、3年。
「Core i9 11900」でも十分に早いのですが、Pコアが8つで、Eコアはありません。スレッドはPコア×2で16です。
すでに、「Intel Core i5 14500」の方が、性能は上です。
Eコアの重要性は、ベンチマークスコアを見れば明らかです。
CPU | PassMark | Pコア | Eコア |
i7-14700 | 48,113 | 8 | 12 |
i7-13700 | 39,619 | 8 | 8 |
i9-12900 | 38,673 | 8 | 8 |
i5-14500 | 32,353 | 6 | 8 |
i7-12700 | 32,060 | 8 | 4 |
i5-13500 | 32,038 | 6 | 8 |
i9-11900 | 23,616 | 8 | 0 |
そこで、私は、「Core i9 11900」よりも早くて、コストパフォーマンスの高い「Intel Core i5 14500」を購入しました。
Pコアの数は、11900の8コアから6コアと少なくなりましたが、14500にはEコアが8つあるので、総コア数は11900の8コアから14500の14コアに増えました。
スレッド数も、11900の16から14500の20に増えています。
その結果が、ベンチマークにも現れています。
良い買い物をしたなと満足しています。
ぜひ、皆さんも、検討してもらえればと思います。
予算に余裕があれば、「i7-14700」もおすすめです。
ということで、「第14世代 Intel CPU 無印 Core i5 14500 LGA1700 65W を購入して確認した話(ASRock DeskMini B760)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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