こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、富士通ノートパソコンにWindows 10を新規インストールする話です。
前回の記事
前回、富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換した話を書きました。
もともと最初から取り付けられていたHDDをSSDにクローンコピーして交換するのではなく、購入した新品のSSDを交換して、そのSSDにWindows 10をインストールして、サクサク動くパソコンにしようと思っています。
もちろん、Officeも復活させます。
交換したパソコンはこちらです。
富士通 FMV LIFEBOOK SH75/W FMVS75WWP
娘が6年前に大学に入学した時に購入したパソコンで、2016年5月製造です。
メモリは増設済みで、8GBを追加し、最大12GBにしてあります。
詳細は、こちらをご覧ください。
前回は、BIOSの設定まで書きましたので、今回は、Windows 10とOfficeの新規インストールを行います。
Windows 10インストールの前準備
SSD交換の前準備も必要なので、この記事をはじめて読まれる方は、こちらの記事も読んで、前準備を忘れずにお願いします。
また、今回はWindows 10の新規インストールは、USBメモリから行います。
Windows 10のUSBメモリの作成は、こちらの記事を読んで下さい。
SSD交換後、USBメモリからWindows10をインストールするので、BIOSで起動ドライブがUSBメモリに設定されているかどうかのチェックもお願いします。
それでは、Windows10が入ったUSBメモリをパソコンにさして、USBメモリを最初の起動ドライブにして、パソコンを起動したところからはじめましょう。
Windows 10の新規インストール
BIOSの設定をして、起動すると、Windows10が入ったUSBメモリを読みに行って、最初の設定画面が立ち上がります。
特段問題がないので、そのまま「次へ」で進みます。
「今すぐインストール」の画面になります。
そのまま押します。
ライセンス条項の同意画面になります。
「同意します」にチェックを入れて、「次へ」を押します。
インストールの種類を選択する画面になります。
下の「カスタム」を選択します。
まったく何もデータの入っていないSSDが選択されました。
今回は、パーティションを2つに分ける予定なので、「新規」を押しました。
パーティションのサイズを入力するところにカーソルが行きます。
Cドライブを200GB、Dドライブを300GBに分けて設定をします。
SSDは500GBで、476940MBと表示されています。
そこで、電卓を使って、Cドライブを5分の2の容量に設定します。
476940÷5×2=190776
となるので、その数字を入力します。
そして、「適用」を押します。
セットアップの画面が出るので、そのまま「OK」を押します。
領域が4つに分かれました。
「プライマリ」となっている3番目のパーティションのところにWindows10本体をインストールするので、そのまま「次へ」を押します。
インストールが始まります。
インストールをしています。
最後まで終わると、再起動する画面になります。
何もしなくても、いいです。自動で再起動します。
Windows 10の設定をする
再起動するので、またUSBメモリを読み込むのかなと思われますが、インストールしたWindows10を読み込みに行きます。
USBメモリもそのままで問題はありません。
自動で先ほど読み込んだWindows 10を優先して読み込みに行って、Windows 10の設定画面に導いてくれます。
「デバイスを準備している」などのメッセージが出ますので、そのまま待ちましょう。
最初のWindows 10の設定画面になりました。
Cortanaの音声ガイドに基づき設定しても良いですが、今回はCortanaの音声ガイドを切りました。
画面の左下のマイクの絵を押して、音声ガイドを切りました。
では、いよいよ、順番に設定していきましょう。
地域を設定します。もちろん日本です。
キーボードのレイアウトを確認します。
通常のキーボードで問題ないので、「はい」を押します。
2つ目のキーボードを追加するか聞かれます。
ノートパソコンなので、2つ目のキーボードはないので、スキップします。
「ネットに接続しましょう」と出るので、接続をします。
接続が完了しました。
そして、「次へ」を押します。
すると、「アカウントを追加しましょう」と出るので、デジタルライセンスで認証されているMicrosoftアカウントを入力します。
入力したら「次へ」進みます。
Microsoftアカウントのパスワードを入力します。
次にPINを設定します。
「PINの作成」を押します。
覚えやすい4桁の数字で良いでしょう。設定します。
「デバイスのプライバシーの設定の選択」の画面が出ます。
ここは、そのまま「同意」で良いでしょう。
「エクスペリエンスをカスタマイズしましょう」の画面です。
関心のあるところにチェックすればよいですが、私はいつも「スキップ」しています。
「PCからAndroidスマートフォンを使用する」の画面になります。
ここも私は「結構です」を押しています。
設定したい方は、ここで設定しましょう。
「OneDriveを使用してファイルをバックアップ」の画面です。
OneDrive以外でバックアップをとる予定の場合は、「このPCにのみファィルを保存する」を選択すれば良いでしょう。
「Cortanaによる作業の支援を許可する」かどうか、冒頭の時と同じように聞かれます。
必要がない場合は、「今は実行しない」を選択すれば良いでしょう。
そして、やっと「もう少しで完了します」の画面が出ました。
この後、数段階でメッセージが出ます。
そして、設定が終わると…
Windows10の画面がでました。
ひと安心ですね。
ホッとしました。
Dドライブを作成する
最初の設定が終わったので、スタート画面を確認してみました。
最低限の設定だけですね。スッキリです。
ディスクの管理を開けました。
SSDのDドライブにしたい279.46GBところが、真っ黒です。
まずは、DVDドライブの割り当てを変更します。
現在、DVDドライブがDドライブとなっているので、Rドライブにします。
Rドライブになりました。OKですね。
次に、SSDの黒くなった279.46GBのところを右クリックして、Dドライブとして割り当ててフォーマットします。
SSDの500GBにCドライブとDドライブができました。
ライセンス認証とデバイスマネージャーを確認する
次に、ライセンス認証を確認しましょう。
設定画面を確認しました。
「Windowsは、Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています。」としっかり設定されていました。
結局、プロダクトキーの入力もなく、インストールできました。
良かったです。
デバイスマネージャーを確認します。
?マークが何カ所かありますね。
富士通のホームページからドライバーをダウンロードしてインストールする前に、現在の状態で、Windows Updateが最新版となるまでおこなってみて、それでもデバイスマネージャーに?マークが出るようであれば、富士通のホームページからドライバーをダウンロードしてインストールすれば良いでしょう。
基本は、「Windowsを最新版の状態にすることを最優先」ですね。
Windows Update をする
それでは、Windows Updateを行います。
まず、Windows Updateの前に、「詳細オプション」の設定をしました。
3カ所を「オン」にしました。
そして、Windows Updateを押しました。
Windows10 21H1 まですべてインストールします。
その後、再起動して、「最新の状態です」まで行いました。
デバイスマネージャーを確認しました。
Windows Updateで、ドライバーをすべてインストールできました。
ラッキーです。
とりあえず、この状態で使ってみて、もし不具合が出るようであれば、富士通のホームページからドライバーをダウンロードしてインストールすればOKですね。
解像度を上げました。
いや~。まさに「Surface Laptop」を最初に起動させたようなスッキリとした画面です。
使っていて、軽やかです。明らかに軽くなっています。
起動も良い感じです。
Officeを新規にインストールする
続いて、Officeをインストールします。
スタート画面を起動しました。
Officeのマークをクリックします。
Microsoftアカウントでログインするよう促されます。
パスワードを入力してログインしました。
画面が「こんにちは」と出ました。
以前残してあったOneDriveのファイルも表示されています。
左下の「すべてのアプリ」をクリックします。
Officeのソフトがずらりと並ぶので、右上の「デスクトップアプリのインストール」を押します。
画面が出ますので、「プロダクトキーを所有している場合」を押します。
すると画面が変わって、Microsoftアカウントを使ってサインインする画面になりました。
サインインします。
そして、富士通ノートパソコンを購入したときについていたOfficeのプロダクトキーを入力しました。
すると、「このプロダクトキーは既に使われています。Microsoftアカウントからインストールする」とメッセージが出ますので、「Microsoftアカウントからインストールする」を押します。
購入済みの製品と表示されました。
そこで、右側の「インストール」を押します。
すると、「Officeをダウンロードしてインストール」の画面がでました。
インストールのボタンを押します。
すると、「OfficeSetup.exe」ファィルがダウンロードされます。
ダウンロードできたら、実行します。
やっとOfficeのインストールが始まりました。
そして、完了しました。
ワードを立ち上げてみました。
Officeを利用できますと出るので、ホッとします。
「はじめに」を押しました。
「ライセンス契約に同意します」と出るので、「同意する」を押しました。
すると…。ワードが立ち上がりました。
白紙の文書を選択しました。
バッチリですね。
これで、Officeのインストールも完了しました。
ベンチマークを図る
Windows10とOfficeが無事インストールできました。
必要最低限。不要なソフトは、一切入っていません。
しかも、Windows10の標準ドライバーで動きました。
余分なものを削ぎ落したノートパソコンとなりました。
まさに「Surface Laptop」と同じ雰囲気です。
娘のために、あとはPDFとプリンターのドライバーをインストールしました。
きれいですね。
さあ、ここで、HDDからSSDに交換したベンチマークを見てみましょう。
通常の読込で5倍以上!! ランダムアクセスは、いったい何倍なのだという変化です。
はっきり言って、HDDが遅すぎだったのですね。
Dドライブも確認しましょう。
本当に、SSDは早いですね。
娘に、6年間もこんな遅いパソコンを使わせて、本当にごめんねと心から思いました。
タイムisマネー、娘の時間を浪費させて、本当に悪かったなと思います。
まとめ
長くなりましたが、富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換して、Windows10を新規にインストールしてきました。
SSDに交換した記事は、こちらです。
交換したSSDは、こちらです。
Samsung SSD 870 EVO 500GB SATA 2.5インチ MZ-77E500B
SamsungのSSDにして本当に良かったと思います。
相性問題もありませんでした。
しかも、マジで早いです。
HDDの状態では、起動し安定するのに5分弱かかりました。
Officeの起動も30秒程かかりました。
ベンチマークをみるとランダムアクセスが超遅すぎ。
SSDに交換した結果、起動は20秒?
もっと早い?
Officeも2秒弱?
そんな感じです。
うそでしょと思うかもしれませんが、マジで早いです。
娘も、起動をみて「何これ、今までは何だったの?」と…。
とりあえずは、今回の交換で、まだノートパソコンを使えることが分かったので、Windows11の「Surface Laptop」の購入は先に延ばしました。
これでいいんですよ。
Windows10のサポートが終了するようになったら、Windows11の「Surface Laptop」を買ってあげようかなと思いました。
それまで資金をためておこうと思いました。
ということで、「富士通ノートパソコンのHDDをSSDに交換してWindows10を新規インストールしたらSurface Laptopのようになった話(インストール編)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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