こんにちは、トトロ兄さんです。
2021年は、PCIe4.0 SSD 元年になりそうですね。
Western Digital の SSD が発売開始
先日 Western Digital の新しい SSD が発売されました。
PCIe4.0 の SSD です。Samsungが10月に販売を始め、11月に Western Digital が販売を始めました。
SSD2大巨頭メーカーが販売を開始したことで、本格的な PCIe 4.0の時代へと突入しました。
Samsung
Samsung 980 PRO 250GB PCIe Gen 4.0 x4 SSD MZ-V8P250B
Samsung 980 PRO 500GB PCIe Gen 4.0 x4 SSD MZ-V8P500B
Samsung 980 PRO 1TB PCIe Gen 4.0 x4 SSD MZ-V8P1T0B
Western Digital
WD Black SSD M.2-2280 NVMe PCI-E Gen4 500GB WDS500G1X0E
WD Black SSD M.2-2280 NVMe PCI-E Gen4 1TB WDS100T1X0E
WD Black SSD M.2-2280 NVMe PCI-E Gen4 2TB WDS200T1X0E
Samsungは、2TBの発売がまだです。WDは、250GBがありません。
他のメーカーも調べてみました
Seagate
Seagate FireCuda 520 500GB PCIe Gen4x4 SSD ZP500GM3A002
Seagate FireCuda 520 1TB PCIe Gen4x4 SSD ZP1000GM3A002
Seagate FireCuda 520 2TB PCIe Gen4x4 SSD ZP2000GM3A002
CFD
CFD SSD NVMe PCI-E Gen.4 x 4 PG3VNF 1TB CSSD-M2B1TPG3VNF
CFD SSD NVMe PCI-E Gen.4 x 4 PG3VNF 2TB CSSD-M2B2TPG3VNF
シリコンパワー
シリコンパワー SSD 1TB M.2 2280 PCIe4.0×4 SP01KGBP44US7005
シリコンパワー SSD 2TB M.2 2280 PCIe4.0×4 SP02KGBP44US7005
Sabrent
Sabrent 500GB PCIe 4.0 M.2 2280 SSD SB-ROCKET-NVMe4-500
Sabrent 1TB PCIe 4.0 M.2 2280 SSD SB-ROCKET-NVMe4-1TB
Sabrent 2TB PCIe 4.0 M.2 2280 SSD SB-ROCKET-NVMe4-2TB
addlink
addlink SSD 1TB S92 M.2 2280 PCIe Gen 4.0×4 SSD ad1TBS92M2P
addlink SSD 2TB S92 M.2 2280 PCIe Gen 4.0×4 SSD ad2TBS92M2P
CORSAIR
CORSAIR M.2 SSD Force 500GB CSSD-F500GBMP600
CORSAIR M.2 SSD Force 1TB CSSD-F1000GBMP600
CORSAIR M.2 SSD Force 2TB CSSD-F2000GBMP600
Amazonで手に入る製品だけで、これだけあります。結構多いですね。
スペックを比較してみた
具体的なスペックを表にしてみました。
メーカー | モデル | 容量 | 読込速度 | 書込速度 |
Samsung | 980 Pro | 250GB | 6,400 MB/s | 2,700 MB/s |
500GB | 6,900 MB/s | 5,000 MB/s | ||
1TB | 7,000 MB/s | 5,000 MB/s | ||
2TB | - | - | ||
Western Digital | Black SN850 | 500GB | 7,000 MB/s | 4,100 MB/s |
1TB | 7,000 MB/s | 5,300 MB/s | ||
2TB | 7,000 MB/s | 5,100 MB/s | ||
Seagate | FireCuda 520 | 500GB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s |
1TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
2TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
CFD | PG3VNF | 1TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s |
2TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
シリコンパワー | US70 | 1TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s |
2TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
Sabrent | ロケット | 500GB | 5,000 MB/s | 2,500 MB/s |
1TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
2TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
addlink | S90 | 1TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s |
2TB | 5,000 MB/s | 4,400 MB/s | ||
CORSAIR | Force MP600 | 500GB | 4,950 MB/s | 2,500 MB/s |
1TB | 4,950 MB/s | 4,250 MB/s | ||
2TB | 4,950 MB/s | 4,250 MB/s |
スペックを比較すると、Samsung と Western Digital が市場を引っ張っているのがわかりますね。
まとめ
近日CFDも新しいSSDを発売します。
年末にかけて他のメーカーも追随して、ますます販売されることでしょう。
楽しみです。
以前から話しているとおり、個人的にはSamsungの2 TB の購入を予定しております。
価格的にどれくらいの価格で販売されるのかすごく興味津々だったのですが、参考となるのがひとつ前のモデルの970EVOPlusの2TBです。
Samsung 970 EVO Plus 2TB PCIe Gen 3.0 x4 SSD MZ-V7S2T0B
現在4万円の半ばの価格となっています。
今回発表になった WESTERN DIGITAL の2 TB が6万弱の価格。正直、あまりの高額さにびっくりしてしまいました。
Samsungはそこまで高くはないだろうと思っていますが、970のプラス1万円として55000円程度になるかなと予測しています。
では、そこまでの金額を出すだけの価値があるのかとなると、本当に悩ましいものがあります。もっと安い製品で良いのではないかと思ってきてしまうのです。
実際、パソコンでは PCIe 4.0の 環境はすぐには手に入らないので、価格の安い2 TB のSSDであれば、Samsung にこだわる必要もないと思うのです。
価格の安い2 TB であれば、2万円の半ばくらいで購入することが可能です。
その第一候補としてあがるのが、トランセンドの2 TB です。
Transcend SSD 2TB NVMe PCIe Gen3 x4 TS2TMTE220S
スピードは確かにそれほど早くはありませんが、それでもサムスンの970 EVO Plusとそれほど変わるわけではありません。メモリメーカーなので安心して使用できます。
ADATA の XPG SX8200 Pro も良いでしょう。
XPG SX8200 Pro PCIe3.0x4 SSD 2TB ASX8200PNP-2TT-C
これも2万円半ばで購入が可能です。PCIe4.0にくらべて、スピードは半分だけど価格も約半額。これって、インパクトがありますよね。
いくら SSD が早くなったとしても、ゲームをしない私にとっては、ある程度のスピードである SSD が 大容量であることの方が重要になってくるのです。
とにかく、サムスン980Pro2TBの価格次第ですね。1回購入したら長く使うからです。
あと、2020年の年末から2021年にかけて最も注目されるのが、 PS5です。 PS5に装着できる SSD が PCIe 4.0だからです。 PS5の本体には825 GB の SSD が乗っていますが、実際にゲームをインストールすることができるのは667 GB です。100 GBの容量をこえるゲームも多くなってきているので、全然たらないですよね。
PS5の外付けのSSDにはPS5ゲーム本体はインストールできないので、本体についている SSD 667 GB の空き容量か、もしくは、本体に増設した PCI 4.0の SSD 2のみにゲームがインストールできることになっています。
PS5に増設できる PCIe 4.0の SSD は装着できるのは、一本限りです。となると、本当に大容量の PCI 4.0の SSD を装着したくなるというのが心情です。 PCI 4.0の1 TB を乗せるのがメインとなってくると思われますが、コアユーザーであれば当然2 TB が標的になってきます。
また、PS5ではスロットに、 SSD の22110が増設できるようになっているのもポイントとしてあるでしょう。今は2280がメインとなっています。
2280の22というのは22mmの意味、80は80mm。
PS5には、22110のSSDまでOKとのこと。
まだ世間に出てきていない、22110規格。つまり、22 mm かける110 mm 。11 cm の SSD ということです。
よって、 PS5の普及とともに、 22110のSSDが登場し、もしかしたらメイン規格が22110になって来るのかもしれません。PS5の普及速度もSSD市場に大きく影響を与えるでしょう。
間違いなく2021年は SSD の新時代の幕開けの年、 PCIe4.0 SSD 元年 ですね。
年末にかけて目が離せないです。
ということで、今回は、SSD 2大 巨頭メーカー の PCIe4.0 SSD が登場した、7000MB/s時代到来だ でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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