こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「スティック型の外付けSSD」を整理してみた話です。
はじめに
パソコンの増設用またはテレビの録画用の外付けハードディスクについて、良い製品はないかなと個人的に思って、バッファローの製品を中心に以前チェックしてみました。
そのような中、友人からハードディスクをテレビの周りに置くと、電源の確保が大変だよなぁといわれました。
確かにそうです。
私もブルーレイレコーダーに3.5インチの外付けハードディスクを増設して使っていますが、たこ足配線になっています。
そこで、最近の「スティック型の外付けSSD」で録画はできないのかなと思ったのです。
「スティック型の外付けSSD」であれば、USBポートに入れるだけなので設置場所を考える必要はありません。
もちろん、電源アダプターは必要ないので、テレビ周りもスッキリします。
実際に調べてみると、テレビ録画対応の「スティック型の外付けSSD」も実際に販売されています。
そこで、自分の備忘録として、2023年の年末時点での「スティック型の外付けSSD」を整理してみることにしました。
良かったら、参考にしてみてください。
USB規格を整理する
製品をチェックする前に、USB規格の名称が変更になったことを思い出しました。
下の表です。
やっと USB3.2 の世代ごとの名前に慣れたのですが、新名称ではスピードで表示されるようになりました。
こちらの方が、分かりやすくて良いですね。
この表を頭に入れながら、実際の製品をチェックしていきましょう。
バッファローの「スティック型の外付けSSD」
まずは、バッファローの製品から確認していきましょう。
バッファローで売れている「スティック型の外付けSSD」です。
「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」の製品です。
よって、読込速度600MB/秒となっています。
SSDを取り付けるパソコンやテレビ・レコーダー側のUSBの規格によっては、600MB/秒まで出ないかもしれませんが、普段使用であれば十分です。
USB端子は、本体の横にある赤のスライドボタンを移動することで出てきます。
スライドボタンを前後させるだけでUSB端子が出てきたり、引っ込んだりするので、キャップもいらないので、収納は楽です。
大きさも幅23mm・高さ11mm・奥行き68.2mmと標準的な大きさです。
これで1TBや2TBの容量が手に入るので、素晴らしい時代になったものですね。
また、ストラップホールがあるのも良いです。
紛失防止には、ストラップの取り付けが欠かせないですからね。
「スティック型の外付けSSD」の中でも、特に売れているモデルです。
続いて、上記の「USB 5GB(USB3.2 Gen1)モデル」が、次の商品です。
スピードが「USB 5GB(USB3.2 Gen1)」なので、最初に紹介した「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」よりもスピードは出ません。
スピードは、最大430MB/秒です。
ただ、パソコンやテレビ・レコーダー側のUSB端子が「USB 5GB(USB3.2 Gen1)」であれば、「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」の外付けSSDを取り付けても、実際には「USB 5GB(USB3.2 Gen1)」までしかスピードが出ないので、安価なこちらの製品を選択しても問題はないでしょう。
スピード以外の形状などは、同じです。
そして、最後にバッファローで紹介するのが、下の小さな外付けSSDです。
小さいですよね。飛び出し部分である奥行きが、17mmしかありません。
先ほどの68.2mmが17mmになるのかと思うと、本当にスペースをとりません。
しかも、規格が「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」なので、読込速度 600MB/秒です。
素晴らしいです。
パソコンやテレビ・レコーダー側から飛び出す部分をできる限り少なくしたいというのであれば、こちらの製品がお勧めです。
テレビやレコーダーの場合は、一度取り付けたらもう外さないという感じでしょうか。
アイ・オー・データの「スティック型の外付けSSD」
続いて、アイ・オー・データの「スティック型の外付けSSD」を見ていきましょう。
まずは、こちらです。
色は2種類で、ホワイトとブラックになります。
スピードは、「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」です。
本体の裏側にスライドボタンがついているので、スライドボタンを押すことでUSB端子が出てきます。キャップレスなのが良いですね。
また、本体上部にストラップホールがあるのも良いです。バッファローと同様です。
続いて、テレビ録画対応と強く歌っているのが、次の製品です。
スピードは「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」です。
個人的には、テレビ録画対応と歌っているので安心します。
もちろん、テレビ録画対応でないモデルもテレビやレコーダーで使えますが、メーカー側でしっかり動作確認をとってくれているモデルは、「テレビ録画 対応」と書いてくれているだけで、安心します。
USB端子は、横のスライドボタンで出します。バッファローと同じですね。
この製品も、本体上部にストラップホールがあります。
その他の「スティック型の外付けSSD」
バッファローやアイ・オー・データ以外の製品もいくつか確認していきましょう。
まずは、エレコムの製品です。
スピードは、「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」です。
アイ・オー・データの製品によく似ています。
シャープ・ソニー・レグザ・パナソニック・ハイセンス・LGのテレビやレコーダーの動作確認がとれたエレコムの「スティック型の外付けSSD」です。
USB端子もスライド式です。もちろんストラップも付けることが可能です。
Amazonの評価も高いのでお勧めです。
続いて、ロジテックの製品です。
こちらの製品も「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」のスピードです。
スライドボタンが正面の上についています。
そのため、ちょっと突起していますが、それほど気にならないでしょう。
もちろん、ストラップホールもついています。
ただ、残念なのが、2TBモデルがないことです。
そして、外せないメーカー、サンディスクの製品です。
ブラックの渋い仕様です。ストラップホルダー、スライド式も他の製品と同じです。
ただ、スピードは「USB 5GB(USB3.2 Gen1)モデル」です。よって、読出最大420MB/秒となり、ちょっと残念です。
また、容量も1TBまでとなっています。
2TBモデルもありますが、そちらはスティック型ではありません。
トランセンドの「スティック型の外付けSSD」
最後に、トランセンドの製品です。面白いので掲載しました。
個人的には、大好きなトランセンドです。USBメモリやSDカードも何種類か持っていてトラブルレスの良いメーカーです。
スピードは「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」です。
こちらの製品の良いところは、Type-A/Type-C 両対応ということです。
最近は、USB端子でも、Type-Cを採用しているパソコンが多くなりました。
Type-Cであれば、向きを気にする必要がないので、気分的に楽です。
Type-AをType-Cに変換するケーブルを準備する必要もありません。
ただ、Type-A/Type-C 両対応なので、ストラップを取り付ける部分がないのです。
ストラップホールの有無よりも、Type-A/Type-C 両対応でどんな環境でもすぐに使えるのが良いというのであれば、素晴らしい製品です。
また、USB端子がスライド式ではないので、使用する場合には、キャップを取り外す必要があります。
キャップを失くさないよう注意が必要ですが、とにかく使い勝手を最優先にした製品ということで、他の製品とは違うので、特別に取り上げました。
「スティック型の外付けSSD」のまとめ
今回は、パソコンでの使用だけでなくテレビやレコーダーの録画用にも使える「スティック型の外付けSSD」にどんな製品があるのか確認をしてきました。
実際に確認してみると、「バッファロー」や「アイ・オー・データ」はラインナップが充実していると感じました。
また、全体的には「USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)」の製品が多く、徐々に「USB 5GB(USB3.2 Gen1)モデル」の製品が少なくなってきていることが分かります。
ただ、テレビやレコーダーのUSB仕様は、ここ数年のモデル以外は「USB 5GB(USB3.2 Gen1)」の製品が大半なので、実際に「スティック型の外付けSSD」を購入する場合は、スピードそのものをそれほど重視する必要はないのかなと思います。
スピードが早いほうが良いとは思いますが、デザイン・使い勝手・形状などをじっくりと比較して、自分の好みで選択しても大きなトラブルが発生することは少ないでしょう。
私などは、Amazonの「売れ筋ランキング」を良く参考にするので、皆さんもそちらを参考に選択しても良いでしょう。
ぜひ、お気に入りの「スティック型の外付けSSD」を見つけていただいて、パソコンでの快適な作業、テレビやレコーダーの録画など楽しんでいただければと思います。
これからも、「スティック型の外付けSSD」については、私の備忘録として、時々整理したいと思います。
ということで、「スティック型の外付けSSDはパソコンの使用だけでなくテレビ録画用にも使えるので、メーカー・容量ごとに整理してみた話(2023年12月)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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