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安心して使用できる「国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」は、どれが良いか調べてみた話(2023年12月)

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」の話です。

はじめに

NVMe外付けSSDケースは、Amazonや楽天などで調べてみると、信じられないほど多くの製品があります。

実際に、どれほどの製品があるのか、下の売れ筋ランキングをご覧になってみてください。

エンクロージャの売れ筋ランキング

確かに信頼できるメーカーもありますが、知らないメーカーもあります。

そこで、今回は「国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」に絞って、確認したいと思います。

私自身の備忘録でもあるので、参考にしてもらえればと思います。

 

 

USB規格を整理する

USB規格の名称が変更になっているので、整理しておきます。

新名称ではスピードで表示されるようになりました。

こちらの方が、分かりやすくて良いですね。

この表を頭に入れながら、実際の製品をチェックしていきましょう。

 

 

USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)のSSDケースを確認する

まずは、USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)ケースからチェックしていきましょう。

玄人志向 M.2 NVMe SSD ケース USB3.2 Gen2 GWM.2NVST-U3G2CCA

私も好きな玄人志向のケースです。

ケースがギザギザになっているので、熱対策もしっかりしています。

ケーブルはTypeCとTypeAの両方のケーブルがついています。ドライバーもついているので、すぐに組み立てが可能となっています。

工具が不要なケースは作りやすいのですが、やはり工具でネジをしっかり止めるケースの方が、安心できます。

また、ケースの横に玄人志向のロゴが入っているのも、高級感があって個人的には好きです。

続いて、ロジテックのケースです。

ロジテック LGB-PNV02UC USB3.2 Gen2 M.2 NVMe SSDケース

Amazonの売れ筋ランキングでも、常に上位に入っているケースです。

よかったら売れ筋ランキングをチェックしてみてください。順位が安定していて、いつも上位に入っていますよ。

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こちらの製品は工具を一切使わないケースになっています。

作り方はAmazonのページに掲載されているとおり、まずはケースカバーを外します。そして、SSDを組み込んでロックノブを回すことでSSDを固定します。後は放熱シートを貼って、ケースカバーを閉めるだけです。

すごく簡単です。

放熱シートからアルミケースに熱がうまく伝わっているのでしょう。SSD温度の推移がしっかりと書かれていて、約20度以下で保つことができると表記されています。

玄人志向のケースと同様、TypeCとTypeAのケーブルが2種類ついています。長さは約20cmです。

個人的には、Amazonの売れ筋ランキングでも、常に上位に入っていることもあり、一番お勧めするケースです。

なお、このモデルには、「HD革命 Copy Drive Lite」というデータを移行するソフトが付属しているモデルもあるので、興味のある方は、Amazonのページをチェックしてみてください。

ロジテック LGB-PNV02UC/S USB3.2 Gen2 NVMe SSDケース ソフト付

最後が、アイネックスのケースです。

アイネックス USB3.2Gen2対応 M.2 NVMe SSDケース HDE-13A

形状は安価な海外製のケースに似ています。

ちょっと心配な感じがしますが、Amazonレビューによると普通に使えるようです。

プラスドライバーが付属していて、TypeCとTypeAのケーブルが2本付属しています。

ネットで使っている方の話を確認してみると、アルミケースもしっかりとした作りなので安心できるとのこと。プラスドライバーでフタの部分をとめるようです。

アイネックスは他のパソコンパーツ部品も販売していて、安心して使えるので、大丈夫でしょう。

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USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)のSSDケースを確認する

続いて、USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)のケースをチェックしてみましょう。

USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)なので、USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)の半分しかスピードが出ません。

ただ、実際に使うパソコンの端子そのものがUSB 10Gbps(USB3.2 Gen2)に対応していないのであれば、USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)でも良いですよね。

USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)ケースに比べ、USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)ケースは安価なので出費も少なくてすみます。

では、順番に見ていきましょう。

アイネックス USB3.1 Gen2 M.2 SATA SSDケース HDE-12

形状は先ほどのUSB10Gbpsモデルと同じ形状をしています。何が違うのかといえば、アルミケースそのものに横の線が1本入っているか入っていないかの違いになります。

横の線が1本入っているのがUSB10Gbpsモデルで、横の線が入っていないのがUSB5Gbpsモデルです。

ケーブルはTypeAのケーブルが入っているだけで、TypeCのケーブルは入っていません。

ドライバーが付属しています。作り方は先ほどのUSB10Gbpsモデルと同じで、先頭の部分を開けてSSDを取り付けてネジでフタを閉めるという構造になっています。

Amazonでのレビュー評価も高く安価なのでおすすめです。

続いて、グリーンハウスの製品です。

グリーンハウス NVMe M.2 SSD ケース GH-M2NVU3A-BK

グリーンハウス NVMe M.2 SSD ケース GH-M2NVU3A-SV

色違いが2種類ありますので掲載させてもらいました。

形状はアイネックスの製品とほぼ変わりません。

作り方も、前面のパネルを開けて、SSDを取り付けて、ケースに戻した後、前面のパネルをネジで固定するという構造になっています。

アイネックスはTypeAのケーブルしか入っていませんでしたが、グリーンハウスはTypeAのケーブルとTypeCのケーブルの両方が付属しているのが嬉しいです。

組み立てに必要なプラスドライバーも付属しているので、別途準備する必要はありません。

パソコン側にType-Cの端子がついているのであれば、両方のケーブルが入っているグリーンハウスの製品をおすすめします。

色はお好みで選べば良いでしょう。

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冷却FAN付きSSDケース(USB 10Gbps)を確認する

最後のモデルは、アイネックスです。

アイネックス USB3.2 Gen2 M.2 NVMe・SATA SSDケース HDE-18

こちらのモデルは、なんと ケースそのものにファンがついています。

スピードもUSB 10Gbps(USB3.2 Gen2)なので、早いです。

構造は次のようになっています。

ファンを通じて風をしっかりとSSDに当ててくれるので、冷却機能が高いです。ファンの回転音がしますが、その分しっかりと冷却してくれるので安心して使うことができます。

PCIe4.0SSDを取り付ける分にはファンは必要ないと思われますが、PCIe5.0SSDを外付けケースに入れて使う場合には、ファンがついていないと熱暴走が心配で、外付けケースに入れて使うことはできません。

PCIe5.0SSDが実際に普及が進まない最大の原因は、熱の問題があるからです。

PCIe5.0SSDの発熱がすごいので、通常のノートパソコンに搭載できないのです。

取り付けるのであれば、デスクトップパソコンとなり、それでも、不要となったPCIe5.0SSDを外付けSSDケースに入れて普段使いしようと思った場合、しっかりと冷却してくれるSSDケースがあまりないので、結局のところ、使い回しできないことが、PCIe5.0SSDの普及を妨げていると思われます。

PCIe5.0SSDに搭載されているコントローラーチップの発熱がすごく少なくなってきた時に、本格的な普及の時期が到来すると思われます。

PCIe5.0SSDについては、普及はもう少し先になりますね。

そんなことからも、今回のこのファン付きケースというのはすごく貴重な製品となってくるので、意欲的に取り組まれているアイネックスに敬意を表する次第です。

PCIe4.0SSDに対しても当然使えるので、SSDそのものをしっかりと冷却したいという方には、うってつけの製品だと思われます。

こだわって使われるのであれば、予備として通常とは別にもう1台追加で購入しておくことをおすすめします。

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「国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」まとめ

今回は、「国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」に絞って、確認してきました。

私のお勧めの製品を書きましょう。

USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)のSSDケースです。

ロジテック LGB-PNV02UC USB3.2 Gen2 M.2 NVMe SSDケース

USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)なのでスピードは文句なしです。

パソコン側にUSB 10Gbps(USB3.2 Gen2)の端子があるのであれば、スピードも1000MB/sは出るでしょう。

工具も不要で、放熱対策もしっかりしているので安心して使えます。

ケーブルもTypeCとTypeAの両方が付属しているので、すぐに使えます。

もし、データをバックアップするソフトがほしい場合は、次のモデルでも良いでしょう。

ロジテック LGB-PNV02UC/S USB3.2 Gen2 NVMe SSDケース ソフト付

本当にお勧めです。

ロジテックの次といえば、玄人志向です。

玄人志向 M.2 NVMe SSD ケース USB3.2 Gen2 GWM.2NVST-U3G2CCA

価格もロジテックに比べ高価ですが、作りはこちらの方が良いでしょう。

付属のドライバーを使ってしっかり組み立てるので、安心です。

ケーブルもTypeCとTypeAの両方が付属しています。

次に、USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)のSSDケースです。

こちらのスピードの場合には、アイネックスのSSDケースをお勧めします。

アイネックス USB3.1 Gen2 M.2 SATA SSDケース HDE-12

パーツ部品メーカーとして、私も高く評価していますし、Amazonのレビューでもグリーンハウスの製品よりも高評価だからです。

こちらのメーカーの製品を選んでおけばまず間違いはないでしょう。

最後に、SSDを長く大切にずっと使うことを考えると、外付けSSDケースに入れる場合でもしっかりと放熱対策をするのが良いと思います。

外付けのSSDケースの中で放熱対策が一番しっかりしているのは、間違いなく次のアイネックスのSSDケースです。

アイネックス USB3.2 Gen2 M.2 NVMe・SATA SSDケース HDE-18

ファンがついているので、しっかりとSSDを冷やしてくれます。

このアドバンテージはすごく高いです。

国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」の中で、唯一ファンを取り付けている外付けのSSDケースなのです。

なので、SSDを長く大切にずっと使うことを最優先に考えるのであれば、この製品で決まりです。

スピードもUSB 10Gbps(USB3.2 Gen2)なので、文句なしです。

私も超おすすめのケースです。

ただ唯一の欠点といえば、回転するファンがついているので、若干の音がするということと、長く使っているとどうしても故障するということが考えられます。

それでも、将来いつの日かファンが故障するまではしっかりとSSDを冷却できるということを考えれば、購入する価値は高いと思います。

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ということで、「安心して使用できる「国内メーカーのNVMe外付けSSDケース」は、どれが良いか調べてみた話(2023年12月)」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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