こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「EaseUS Todo Backup Home」でクローンSSDを作った話です。
はじめに
前回、勢いで「EaseUS Todo Backup Home (永久無料アップグレード版)」を購入した話を書きました。
情けないかな、慎重さに欠けた私だと思いました。
ただ、購入しただけでは意味がないので、今回は実際にクローンSSDを作ってみようと思いました。
ちなみに、私のパソコンの構成です。
外付けSSDケースです。
NVMe SSD | XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD |
SSDケース | Yottamaster Thunderbolt 3 NVMe M.2 SSDケース TB1-T3 |
これからも分かるとおり、パソコンの「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」を「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」に丸ごとクローンコピーしようと思います。
ちなみに、「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」は、Cドライブとして200GB、Dドライブとして1600GB使用しています。
ただ、「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」は、パフォーマンスを向上し寿命を伸ばすために、「Over Provisioning」の容量として200GB程を割り当てています。
では、早速クローンコピーに取り掛かりましょう。
EaseUS Todo Backup で システムクローン をする
「EaseUS Todo Backup Home」を起動しました。
左下の赤マルがシステムクローンです。
無料版では押せません。
システムクローンのボタンを押すと、次のようになります。
ソースは「Windows10」となり、いきなりコピー先の指定を要求されます。
今回、ディスク2がコピー元の「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」で、ディスク1がコピー先の「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」です。
ディスク1の「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」をターゲットに指定しました。
そして、そのあと「高度なオプション」を押しました。
「SSDに最適化」のチェックを入れました。
そのあと、実行のボタンを押すと…。
コピー先のパーティションを消してよいか確認メッセージが出ました。
問題ないので、「続ける」を押しました。
システムクローンを開始しました。
そして、完了しました。
5分程度で完了です。速い!!
ファィルの状態を確認しました。
Cドライブの内容を、Fドライブに完全コピーされたようです。
空き容量および総容量がCドライブとFドライブがまったく同じです。
ディスクの管理でも確認してみました。
青色のディスク2がコピー元で、赤のディスク1がコピー先です。
先ほどの画像と同様、CドライブとFドライブが同じでした。
システムクローンで作成したので、ディスク2の「EFIシステム」と「Cドライブ」が、そのままディスク1にコピーされたことがわかります。
ディスク2の「回復のパーティション」「Dドライブ」は作成されていません。
とりあえず、「システムクローン」を使うとこんな感じになるのかというのがわかりました。
EaseUS Todo Backup で ディスク/パーティションクローン をする
次に、無料版でもできる「ディスク/パーティションクローン」をしてみましょう。
起動した画面の左下の赤マルを押すと、次のような画面が出ます。
もう一度、ソースをディスク2「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」に設定しました。
そして、「次へ」を押しました。
ターゲットをディスク1「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」にしました。
先ほどの「システムクローン」で作られた状態になっています。
1.68TBの未使用領域がありますね。
画像はとってありませんが、ここでも先ほどと同様に「高度なオプション」を選択して、「SSDに最適化」のチェックを入れました。
そして、チェック後に、「次へ」を押しました。
「ディスク/パーティションクローン」のイメージが表示されました。
問題ないので、「実行」を押しました。
すると…。
本当に作業を実施してよいか、確認の画面がでました。
「続ける」を押しました。
コピーが始まりました。
完了するまで待ちます。
ディスクそのままコピーなので、今度は時間がかかります。
完了しました。
約1時間かかりました。
ディスクの状態を確認しましょう。
CドライブのコピーがFドライブにできました。
DドライブのコピーがAドライブにできました。
ディスクの管理でもチェックしてみましょう。
青色のディスク2がコピー元の「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」で、赤色のディスク1がコピー先の「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」です。
比べてみればわかりますが、まさにクローンSSDの出来上がりです。
クローンSSDを起動ドライブにする
クローンSSDが出来上がったので、面倒くさいですが、インテル NUC の SSD を コピー先の「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB」に交換して起動させてみました。
もちろん、最初の起動では、外付けSSD(コピー元のSamsung 980 PRO 2TB)は取り付けずに起動させて、起動後に、外付けSSDをさして認識させました。
ここまで問題なく起動できました。
やったねとガッツポーズです。
そして、ディスクの管理をみました。
ディスク1がコピー先だった「XPG GAMMIX S50 Lite 2TB PCIe 4 SSD」です。
ディスク5がコピー元だった「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」です。
このままだと起動ドライブが2つあることになるので、コピー元だったディスク5の「Fドライブ」と「Gドライブ」を消しました。
そして、残った「EFI システム パーティション」 「回復パーティション」を消そうと思いました。
しかし、これがディスクの管理で消えないのです。
マジかよ~と思いました。
右クリックしても何も表示されません。
仕方がないので、こんな時は、「EaseUS Partition Master」ですね。
起動しました。
そして、ディスク5のいらないパーティションを消しました。
これで完璧です。
きれいなまっさらのディスク5になりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「EaseUS Todo Backup Home」でクローンSSDを作ってみました。
そんなにクローンSSDを作ることはないですが、起動ドライブのクローンだけでなく、通常のデータドライブのクローンも作れるので「EaseUS Todo Backup Home」の有料版があってもいいかなと思います。
結構安く購入できますしね。
あと、コピー元に残った「EFI システム パーティション」 「回復パーティション」ですが、ディスクの管理では消すことができず、「EaseUS Partition Master」を使って消しました。
「EaseUS Partition Master」をまったく使っていなかったので、無料版で消すことができましたが、何回か無料版を使っていると、これ以上の作業は有料版を購入くださいというメッセージが出ます。
なので、「EaseUS Partition Master」を使わないで消す方法もあるので、リンク先を貼っておきます。
参考にしてもらえればと思います。
なお、「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」のデータを消してしまいましたが、再度、「ディスク/パーティションクローン」を使って、データを戻して、インテル NUC には、「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」を取り付けました。
「Samsung 980 PRO 2TB PCIe SSD MZ-V8P2T0B」は、本当に軽くてサクサクですね。
ということで、「EaseUS Todo Backup でクローンSSDを作った話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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