こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタムの話です。
ダイワ22シルバークリークAIRは重量で購入からもれた
「シマノ22アルデバランBFS」を購入するにあたり、比較対象としたのが「ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L(以下省略:ダイワ22シルバークリークAIR)」です。
ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L
たた、実際に最初に購入したのは、「シマノ22アルデバランBFS」です。
「ダイワ22シルバークリークAIR」は重量が170g、「シマノ22アルデバランBFS」は130gです。
40gの差なのです。
圧倒的に「シマノ22アルデバランBFS」が軽いのです。
1日と言わなくても、数時間から半日程度はロッドを振り続けるので、腕の負担を減らすために軽い「シマノ22アルデバランBFS」を購入しました。
「シマノ16アルデバランBFS」130gを購入する際も、候補として上がった「カルカッタコンクエスト BFS HG」が220gだったので、90gの差を考えて、最終的に「シマノ16アルデバランBFS」にしたのです。
しかし、渓流ベイトフィネスデビューでは「シマノ22アルデバランBFS」を使ったのですが、どうしても「ダイワ22シルバークリークAIR」ではバックラッシュが少ないのでは?という思いが頭をよぎって、どうしても試したくなったのです。
「シマノ22アルデバランBFS」130g、「ダイワ22シルバークリークAIR」170g、40gなら許容範囲で体も対応できるだろうと思い、気が付いたら、ポチっていました。
ダイワ22シルバークリークAIRの外箱を確認する
外箱から確認しましょう。
淡水専用と書いてあります。
渓流ベイトフィネス専用ですね。この言葉を待っていた。
横からみました。
回してみました
裏側
箱を開けました。
上段が本体、SLP PLUSの入会案内です。
下段が、左側から、アンケート登録IDカード、製品特性上の注意、取扱説明書です。
ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L
ダイワ22シルバークリークAIR本体を確認する
本体を確認しましょう。
前面
ハンドル側(左ハンドルのモデルです)
後ろ側(手前)
サイドプレート側
マグネットブレーキのマグダイヤルです。
個人的には、「シマノ22アルデバランBFS」のようにダイヤル全体が見えていた方が回しやすいので好きです。
見た目を重視すると「ダイワ22シルバークリークAIR」のように少しだけ出ているのが良いのですが、しっかり確認する必要があります。
上からみました。
真正面です。
左寄りの写真になってしまいましたが、かっこよさは分かってもらえるでしょうか。
コルクの部分に温かみがあって良いです。
サイドプレートを外してみる
サイドプレートを外すので、裏側を確認しました。
サイドプレートのスイッチは、当然ですがロックされています。
ロックを解除しました。
横にそのまま引っ張るか、または、後ろ側の溝を利用すれば、すぐに外れます。
サイドプレートの内側です。
スプールを取り出しました。
本体側です。
ダイワ22シルバークリークAIRスプールを確認する
ダイワ22シルバークリークAIRのスプールを見てみましょう
本当に小さいですね。
「シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム」としっかり刻まれています。
斜めにしてみました
渋いです。
反対側
サイドプレート側
本体側
サイドプレートを外した本体を確認する
サイドプレートを外した本体を確認しましょう
ハンドル側
後ろ側(手前)から
クラッチをおろしてみました
前の写真と比べれば分かりますが、レベルワインドが下がっています。
これでスムーズに飛ばせるんですね。
ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L
ダイワ22シルバークリークAIRの注意点を確認する
箱から出したとき、「製品特性上の注意点」と「取扱説明書」が同封されていました。
まずは、「製品特性上の注意点」を確認しましょう。
縦1320p×横960pの画像なので、拡大して読んでもらえればと思います。
もっと拡大して読みたい、あるいは、印刷して読みたいという方は、こちらのPDFをどうぞ
ダイワ22シルバークリークAIRの「製品特性上の注意点」PDF
私も、印刷したものをリュックにいれて渓流釣りの時に持っていきます。
読んでいて、気になったことを書きたいと思います。
ラインに関するご注意
・6lb未満のナイロンラインやフロロカーボンラインを利用する場合
・0.6号未満のPEを利用する場合
トラブルが発生しやすくなるとのこと。
ベテランの方であれば当たり前と思われるかもしれませんが、初心者の私など何も考えず巻いてしまいます。
その時、どんなトラブルが生じるのか
・フレームとスプールの間(隙間)にラインが噛み込む症状
・巻糸面での上糸と下糸のライン同士での食い込み症状
これらが発生しやすくなるとのことです。
その時の対応方法として、
最初の「フレームとスプールの間(隙間)にラインが噛み込む症状」の場合には、ブレーキ力が弱くラインがフケた状態の時に発生するので、マグダイヤルを上げて糸フケを抑えて使用するか、ラインを巻き過ぎないようにする
次の「巻糸面での上糸と下糸のライン同士での食い込み症状」の場合には、そのままキャストするとルアーの高切れが起こりやすくなる。
よって、食い込みは、必ず直してから次のキャスト動作に移ってください。
とのことでした。
正直なところ、知りませんでした。
渓流ベイトフィネスデビューの時に、「シマノ22アルデバランBFS」に「シーガー R18 イエローハンター 2.5lb」を巻いて使用していた時、まさに「ルアーの高切れ」があったのです。
あれ、ルアーどっか行っちゃった。
どこに行ったのかな?
ラインが細いので結び目から切れちゃったのかな?
と思った経験があります。
その時、確かに「巻糸面での上糸と下糸のライン同士での食い込み症状」が出ていたのを思い出しました。
ライン自体が細いので、どうしても「巻糸面での上糸と下糸のライン同士での食い込み症状」が最初から生じやすくなります。
そのうえ、バックラッシュも何回か発生させていると、「巻糸面での上糸と下糸のライン同士での食い込み症状」をますます増やしていたなと思いました。
ダイワさん、丁寧な説明、本当にありがとうございます。
マジで勉強になりました。
あと、「フレームとスプールの間(隙間)にラインが噛み込む症状」については、「シマノ22アルデバランBFS」では1度も生じませんでした。
「シーガー R18 イエローハンター 2.5lb」を巻いていても、発生はしませんでした。
よって、「ダイワ22シルバークリークAIR」を開封した時は、それほど重要と思っていませんでした。
後で、泣きを見ることになったのですが…。
またの機会に書きたいと思います。
ブレーキの設定方法
次にブレーキの設定です。
・全てのルアーをマグダイヤルのみで制御することが可能とのこと
すごいじゃん。
では、「シマノ22アルデバランBFS」の「メカニカルブレーキノブ」と同じハンドル横のノブは何?
と思いました。
それが「ゼロアジャスター」というものです。
これを回すことで、スプールのガタつきをゼロにするというのです。
そもそもスプールがガタつくなんてあるの?
そのように思いながら、触ってみると確かに微妙に左右にずれます。
もともと工場出荷時に「スプールガタゼロ」に調整して出荷されているのですが、私の場合、開けてすぐにどんな感じで回るのかなと思って、「ゼロアジャスター」をシマノの「メカニカルブレーキノブ」と同じ感覚でクルクル回したのです。
よって、「製品特性上の注意点」を読みながら触っていると、工場出荷状態から触っているので、ガタついていたのです。
「ゼロアジャスター」を回してみました。
確かに、左右のブレがとまりました。
ハンドルを回して見ると、スムーズです。
すごい!と思いました。
何がすごいのか分からないけど、ガタつきがなくなっただけで感動している私です。
ブレーキ調整時の注意点
「マグダイヤル」の設定例が記載されていました。
それだけでも親切です。
初心者の私など、どれくらいから調整するのが良いのかまったく分からないからです。
「製品特性上の注意点」に書いてくれていることで、セーフティゾーンの数字から投げ始めて、徐々に快適ゾーンになるように調整していこうと思えるからです。
「製品特性上の注意点」では、次のように書かれています。
推奨巻糸量時(PE0.6号・40m)のマグダイヤルの数値
・バックラッシュゾーン 0~5(サミング必修)
・快適ゾーン 6~13
・セーフティーゾーン 14~20
調整する場合も、数字が大きいほどブレーキが効きます。
なので、最初は、セーフティーゾーンの数字から投げ始めて、1目盛りずつ数字を落として行くと、うまく調整できるでしょう。
私の場合、
・FISHMAN Beams blancsierra3.9UL LIMITED
・ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L
・サンヨーナイロン GT-R トラウト エディション 6lb
の組み合わせなのですが、実際に釣り場で試して感じたのは、3.5gで9、2.5gで11だと快適に投げられるなと思いました。
偏り巻糸状態の注意
偏り巻糸状態に関する注意も書いてあります。
「製品特性上の注意点」の絵のようにロッドを横にしながら糸を巻くことは普通です。
ほぼ当たり前と行っても良いでしょう。
ロッドを横にしないで巻く方が少ないくらいです。
よって、「製品特性上の注意点」の絵のようにスプールに偏り巻糸状態になるのが当たり前に近いです。
「製品特性上の注意点」では、偏り巻糸状態になったら、整えてからキャストの状態へ移ってくださいと書いてあります。
しかし、実際の釣り場で整えるのは面倒だし、面倒だと思わなくても、次から次へとポイントを変えながら上流に釣りあがっていくので、バックラッシュにさえなっていなければ、そんなに気にしないでしょう。
ただ、私が使った経験から「ラインに関するご注意」が非常に大切になってくるのです。
つまり、
・6lb未満のナイロンラインやフロロカーボンラインを利用する場合
・0.6号未満のPEを利用する場合
を使っている場合に、
・フレームとスプールの間(隙間)にラインが噛み込む症状
が生じるのです。
信じられないかもしれませんが、実際に「フレームとスプールの間(隙間)にラインが噛み込む症状」になるのです。
あれ?リールのハンドルが回らない…。
ルアーを投げた瞬間、近くにボトっとルアーが落ちる…、あれ?
ということで、手元のリールを見ると、「偏り巻糸状態」になっていて、フレームとスプールの間(隙間)にラインが噛み込んでいるのです。
まじかよ~です。
「製品特性上の注意点」に書いてあったことは、本当だったのか。
細い糸でキャストするのは、ムリだ。
しかも、「偏り巻糸状態」になっている。
どちらも書いてあった通りだと…。
そういうことが、1回の釣りの中で、何回も発生するのです。
仕方がないので、「6lb以上のナイロンラインやフロロカーボンライン」、「0.6号以上のPE」を使おうと思うようになりました。
「製品特性上の注意点」として見てきましたが、私の経験からも、特に初心者の方は、これらの注意点は守った方が良いと思います。
ダイワ22シルバークリークAIRの「製品特性上の注意点」PDF
ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L
ダイワ22シルバークリークAIRの取扱説明書を確認する
続いて「取扱説明書」を見ていきましょう。
4頁です。
縦1320p×横960pの画像なので、拡大して読んでもらえればと思います。
もっと拡大して読みたい、あるいは、印刷して読みたいという方は、こちらのPDFをどうぞ
私も、印刷したものをリュックにいれて渓流釣りの時に持っていきます。
読んでいて、気になったことを書きたいと思います。
取扱い・保管上の注意(1頁)
・根掛かりした時に、スプールを指で押さえてラインを切ることはおやめください。スプール変形の原因になります。必ず手でラインを持って根掛かりを外すようにしてください。
スプールを押さえながら引っ張っていました。反省します。
ブレーキ設定方法(2頁)
・スプールガタゼロ設定とは、スプールを押さえないギリギリの設定のことで、微小なガタつき(0.2mm程度)を残した状態のことです。
時計回りで締まり、反時計回りで緩みます。
少しずつですが、「スプールガタゼロ」のことが理解できるようになってきました。
・マグダイヤル目盛りが最大でもブレーキ力が弱く感じた時に、セロアジャスターを少し締めてお使いいただくと、補助ブレーキの役割を果たします。
渓流ベイトフィネスで「マグダイヤル目盛りが最大でもブレーキ力が弱く感じ」る時は、まずないと思います。
よって、原則、「スプールガタゼロ」の設定をしたら、セロアジャスターは、もう触らなくて良いということです。
実際、「取扱説明書」の「注意」の欄に、「本リールの持つ性能をフルに発揮させる為にも、スプールゼロ設定でご使用いただくことを強くお勧めいたします。緩めすぎや締めすぎではお勧めできません」との記載があります。
「シマノ22アルデバランBFS」の「メカニカルブレーキノブ」では、「一般的な調整方法として、スプールの左右のがたつきがなくなるところから、少しだけメカニカルブレーキを緩めた状態でお使いください。緩めすぎも、締めすぎもリール本来の性能を阻害する場合があります。風の強い時のキャスティング、スキッピングなど特定の状況においては適度にメカニカルブレーキを締めた方がキャスティングしやすくなります。」と書いてあるので、メーカーによってニュアンスが違うので、注意したいです。
PEラインキャスティングのコツ(2頁)
・向かい風の時には、マグダイヤル目盛りを上げて(数字を大きくして)、余分なラインが出ない様にすることで、トラブルを減らすことができます。
経験すれば分かることですが、しっかりと説明が書いてあって、頭に入れておくことで実際の釣り場であわてなくてすみます。
初心者の私には、本当に役に立つ内容です。
・PEラインより比重の大きいフロロカーボンラインを使用する場合は、マグダイヤル目盛りを下げ過ぎる(数字を小さくし過ぎる)とバックラッシュが発生しやすくなりますので、PEラインのご使用時よりもマグダイヤル目盛りを上げて(数字を大きくして)ご使用ください。
なるほどと思いました。
初心者の私は、まずはナイロンと思っているので、ナイロンの特性が分かってきたら、フロロカーボンラインやPEラインも試してみたいと思っているので、頭の片隅にでも覚えておきたい内容です。
スプールにPEラインを巻きはじめる時の結び方(2頁)
・スプール巻糸面で空転するトラブルを防止する為、3回から5回程、スプールに巻きつけた後、しっかりと結び付けてください。
確かに、「シマノ16アルデバランBFS」に「ヤマトヨテグス PEライン PEレジンシェラー 150m PE0.6号 10lb」を巻いたとき、クルクル回ったなと思い出しました。
スプールへのラインの結び方(2頁)
・スプールセンターのV溝に結びコブを入れます。
・必要最低限のラインを巻いての使用をお勧めいたします。
丁寧なイラストも掲載されているので、すごく分かりやすいです。
キャスト時の注意(3頁)
・キャスティング中にクラッチを戻さないでください。ルアーが着水してから戻さないと、ギアやボールベアリング等の破損につながる恐れがあります。
リズムに乗って、次から次と小さな流れのポイント(3mから5m程度のポイント)にキャスティングを続けていると、ルアーが着水すると同時もしくはちょっと前に、ハンドルを回してすぐにクラッチを戻して距離も調整するみたいなことをしがちなので、注意したいですね。
重要!お手入れ方法(4頁)
この項目については、マジでしっかり読んでメンテナンスする必要がありますね。
釣りが終わって魚を持って帰った場合には、帰宅後にやることが多いので、リールのお手入れはついつい後回しになりがちです。
実際、私も「シマノ16アルデバランBFS」をキャスティング練習も含めて使っていますが、今のところまだお手入れしていません。
幸い「シマノ22アルデバランBFS」は、「BFS専用オイル」が付属しているので、近日行いたいと思います。
また、ダイワは、最初からオイルなどが付属していないので、追加で購入する必要があります。
ダイワ(Daiwa) リールガード スプレーセット グリス オイル
「シマノ22アルデバランBFS」の場合は、こちらです。
シマノ(SHIMANO) BFS専用オイルスプレー SP-017P
シマノ(SHIMANO) リールグリススプレー SP-023A
これらを準備して、実際にメンテナンスするときには、記事にしたいと思います。
よって、今回は、省略します。
実際にお手入れをする場合には、PDFの4頁目を印刷して、手元に置きながら行うと良いでしょう。
まとめ
ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタムと実際の取扱説明書をじっくりと確認してきました。
ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタム 8.5L
購入するにあたって、写真などの情報は多いのですが…。
じゃ、使い方は、どうなの?
長年ベイトリールを使っていて、慣れている方は良いのですが、私のような初心者はどうしても「取扱説明書」が一番正確な情報です。
ダイワ22シルバークリークAIRの「製品特性上の注意点」PDF
じっくり読んでみると、「シマノ22アルデバランBFS」よりも充実した内容になっていました。
「ダイワ22シルバークリークAIR」を購入して、「取扱説明書」を読んで、初めて知ることもありました。
そういった意味でも、「取扱説明書」は本当に大切だなと改めて思いました。
また、メンテナンスもしっかり行って、大切に使います。
そこで、次の製品の購入を予定しています。
実際にメンテナンスする場合には、記事を書く予定です。
ということで、「ダイワ シルバークリーク AIR TW ストリームカスタムと取扱説明書をじっくりと確認した話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
やる気が出ますので、「応援クリック」をよろしくお願いします。m(_ _)m