こんにちは、トトロ兄さんです。
今回の話が「Intel NUC パソコン」を安定して使う新たな提案になれば幸いです。
はじめに
振り返ってみると、2013年6月にはじめて「Intel NUC パソコン」を作りました。この時は、CPU Core i3 でした。
そして、2018年12月に2回目の「Intel NUC パソコン」を作りました。これは、CPU Core i5 です。
2018年12月から1年半ほど使ってきて、ここ最近 CPU FAN の音が壊れるような音を出すようになったのです。
CPU FAN をブロワーで掃除するとたくさんのほこりが出てきました。
かなりの量のほこりを吹き飛ばして一時的には静かになったのですが、動作が重くなる作業をすると当然CPUの熱が上昇し CPU FAN が回転しうるさい音がするのです。
Core i3 の NUC パソコンでも同じような重たい作業をすることはありましたが、対策を全くしなくても CPU FAN がうるさくなるようなことはありませんでした。
5年半ほど使った Core i3 の NUC パソコンは、CPU FAN が壊れるような音がなかった。けれど、Core i5 の NUC パソコンは、1年半しか使っていないのに CPU FAN が壊れるような音がする。なぜか?
考えられることは、1つ。
Core i5 の NUC パソコンの方が、発熱が多くCPU FAN が動いている時間がCore i3 の NUC パソコン よりも圧倒的に多いからだと思いました。
Core i5 の NUC パソコン は、最初から CPU FAN が良く動いていたのかもしれませんが、私は普段は全く気にしていませんでした。まして、Core i3 の NUC パソコン が超快適だったので、Core i5 の NUC パソコン で何か特別な対策が必要だとは思ってもいませんでした。つまり、油断していたのかもしれません。
Core i7 の NUC パソコン であれば、最初から音がうるさいと聞いていたので、逆に何か対策をしていたかもしれません。
そんなこともあり、私の頭に浮かんだのは、CPU温度を下げることでした。
Core i5 の NUC パソコン の CPU 温度をしっかり下げることができれば、CPU FAN の回転が少なくなるので、静かになりパソコンの寿命ものびると思ったのです。
このCPUの熱対策がしっかりできれば、新しいNUCとして Core i7 の NUC パソコン を作ったとしても、安心して長期にわたって使えると思ったのです。
12cm FAN で冷やす
これまで「Intel NUC パソコン」の熱対策として、私は時々小さな保冷剤を NUC パソコン の上においたりしてきました。冷える感じもするのですが、余り効果はありませんでした。
そんな中、先日、AmazonでUSB扇風機を探していたとき、関連商品として 12cmのFAN を見つけたのです。大きな自作パソコンを作っていたころは、良く使っていました。オウルテックの山洋FANは、何個お世話になったか分かりません。
そして、関連商品を見まわしていると…、今回購入した12cmFANを見つけたのです。
商品は、こちらです。
ELUTENG USB ファン 12cm 2連 静音 3段階風量調節 ボールベアリング 1500RPM× 2
1500回転。静かなFANの定番回転数です。8cmFANではなかなか出せない回転数。
自作パソコンで静かなFANといえば、12cm 1500回転。懐かしく思いました。
この商品は、USBから電源をとりパソコンに接続すれば連動して使えるというのも決め手になりました。3段階で風量が調整できるのもいいですね。
この12cmFAN2つを1本のUSBケーブルで動かしている。NUCを挟みこめば冷やせる。確かにそうだと思ったのです。
今回の商品と一緒に、
Mauknci USBファン 12cm 2台1組 2連USBファン 静音 3段階風量調整 冷却ファン
も売れていることが分かりました。
価格もこちらが安いです。正直、どちらでも良かったのです。評価もほぼ同じです。
では、なぜ「ELUTENG」にしたのか?
理由は単純です。「ELUTENG」のFANガードの色が黒だったからです。
「Mauknci」は銀色。「ELUTENG」は黒。
パソコン周りは、落ち着いた黒色で統一したかったので、「ELUTENG」にしました。
購入されるのであれば、好みで選択すれば良いでしょう。
開封の儀
いつものように購入したのは、Amazonです。
箱の表
箱の裏
フタを開けてみた
取り出してみます
確かにFANは2個入っていて、USB端子から途中で分かれています。
商品を見てみる
FANの大きさをはかります。
カタログでも12cmと書いてあるのですが、どうしてもはかりたくなります。
縦
間違いなく12cmです。
幅(奥行)
ガード部分も入れると3.5cmですね。
スイッチ部分
FANとスイッチの間の長さをはかります
34cm程度
スイッチからUSB端子までの長さをはかります
60cm程度
なんとなく、配置方法が頭に浮かんできました。
設置してみる
Core i5 の「Intel NUC パソコン」です。
パソコン本体の下には、防振パッドを引いています。
TRUSCO 防振パット 10X150X150 OHS10150
両脇に 12cm FAN を設置してみました
「Intel NUC パソコン」の両脇がメッシュになって穴があいているので、その両脇から空気を送り込んでパソコンを冷やすのです。
ちょっとFANが大きい感じですが、まぁ仕方がないです。
左側から見た感じ
電源を入れたところ
FANがまわっています
右側から見た感じ
立ち上がりの途中は、CPU温度が高くなるようです
75度と出ていますね
もう一度左側からの写真
FANは安定して動いています
不良品ではありませんでした
温度をチェック
SSDとHDDの温度をチェックしてみます。
右端の上から2番目の38度 → Samsung SSD 512GB Cドライブ
左端の上から3番目の36度 → WD Blue HDD 2TB Dドライブ
左側の一番下2番目の35度 → 東芝 HDD 2TB 外付けHDD
という感じでした。
CPUの温度を確認します
パソコンを起動して、しばらくたってアイドリング状態です
50度を切っています。
FANを取り付けたので、こんなものですかね。
まとめ
とりあえず、FANをパソコンの両側に設置してみました。
ELUTENG USB ファン 12cm 2連 静音 3段階風量調節 ボールベアリング 1500RPM× 2
これでそのまま問題なしならば良かったのですが…。
実は、肝心かなめの CPU FAN の話です。
CPUの冷却の効果は出ているのですが、CPU FANが相変わらずうるさいのです。
そこで、もう少し工夫して試してみることにしました。
長くなりましたので、この続きは、次回にしたいと思います。
今回も、最後までお付き合いありがとうございました。