こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、23カルコンBFSとナイロンライン、ARスピナー、パワー森林香の話です。
梅雨明け最初の釣行はナイロンライン!
今回は、2023年7月23日(日)の釣行の話です。
北陸地方も7月21日(金)に梅雨があけました。
天気は晴天でしたが、増水していることも考えられるので、日曜日に出かけました。
今回は、23カルコンBFSに、ナイロンライン「サンヨーナイロン ライン GT-R トラウト エディション 150m 4lb オレンジ」25mとリーダー「シーガー R18 フロロイエロー 100m 4lb」2.4mの組み合わせをして、試してみました。
余っているラインの組み合わせです。
サンヨーナイロン ライン GT-R トラウト エディション 150m 4lb
※注意!
23カルコンBFSや22アルデバランBFSはナイロンラインの使用を推奨していません。ナイロンラインはフロロやPEと比べ伸びるため、糸を巻いた際にスプールにかかる締め付けの力が、フロロラインよりも強くなり、スプールが変形してしまう可能性があるからです。渓流ベイトフィネス専用のリールは、フロロカーボンまたはPEラインをお勧めします。
やはり増水していた!
山は雨をしっかり含んでいたのでしょう。
湧き出てくる水量も多いのか、増水していました。
予定していた入渓ポイントは安全を優先して諦めて、別の場所に移動しました。
別の場所も増水していて、さらに濁りも入っていました。
標準のトレブルフックと同じ長さになるように、小さなフックに交換したAR-Sスピナーで様子をみることにしました。
5時30分の入渓で、水温は13度でした。
早速、チビイワナ君が登場!
激流の中、ボチボチと反応があります。
ただ、小さいのばかりです。
前日の土曜に入られているのか、魚影は薄い感じ。
それでも、最後にまともなイワナがでました。
やっと20cmをこえました。
大岩の陰から26cm!
気温も高くなり、30度程度まで上がった感じです。
次の場所も、増水です。
前の場所より数センチ増量していました。
車で移動したので、8時30分に入渓、水温は16度でした。
数センチの増量の差だと個人的には思うのですが、思いのほかルアーが流されて操作できません。
反応も薄いです。
そんな中、流れの早い大岩の陰から、ARスピナー・赤のペイントマーカー仕様に交換したところ、ググっときました。
高低差もあり、バラシたくないと思って、慎重に取り込みました。
約26cmのきれいなイワナでした。
その後、もう一匹、ARスピナー・赤のペイントマーカー仕様で、釣れました。
いつも使っているブランシエラ3.9ULのティップのガイドが外れたので、予備のブランシエラ3.9ULを初めて使いました。
色合いもいいです。
増水で、草木も倒れたままです。
深追いするのはやめて、10時頃に終了しました。
こちらの場所は、水量が多かったですが、きれいなイワナが出たので良かったです。
パワー森林香の効果は?
今回、初めて「パワー森林香」を使いました。
「パワー森林香」の説明は、こちらの記事をご覧ください。
チャッカマンで火をつけました。
2個単位になっているのをバラバラにする時、力を入れすぎて、途中で折れてしまいましたが、今回の使用には問題ないでしょう。
煙も勢いよく出ています。
フタをすると、煙の勢いは分かりにくいのですが、大丈夫でした。
ダイワの渓流バッグに取り付けました。
釣っている途中でも、煙の匂いが体の周りに漂います。
煙でむせることはありません。
蚊取り線香の匂いがするなぁという程度です。
正直、この程度で効果はあるの?と思いました。
しかし、実際に自分が3時間ほど使ってみましたが、数匹程度が顔の周りに集まることはありましたが、その数匹以外は全然寄ってきませんでした。
釣りに集中できるので、虫のことはすっかり忘れていました。
効果は絶大だと思います。
8月のアブが集中的に出る時期は、まだ試していないので分かりませんが、アブの集中時期以外は、素晴らしい効果だと思います。
約1時間半の釣行を2カ所で、3時間使った結果です。
3分の2程度使いました。
よって、1つのパワー森林香で、4時間から4時間半程度は使えると思います。
折れたパワー森林香をボンドを使ってくっつけることにしました。
バッチリです。
残り1時間半ほど使えますね。
良かったら、ぜひ試してみてください。
効果は絶大だと思ってもらえるでしょう。
まとめ(ナイロンラインの使用感は?)
今回は、「シマノ 23 カルカッタコンクエスト BFS XG」に「サンヨーナイロン ライン GT-R トラウト エディション 150m 4lb オレンジ」25mとリーダーとして「シーガー R18 フロロイエロー 100m 4lb」2.4mの組み合わせで、使ってみました。
サンヨーナイロン ライン GT-R トラウト エディション 150m 4lb
実際に使ってみて、飛距離は想像していた以上に飛びました。
PEラインを使っている時の飛ぶなぁというキャストの気持ちよさはありませんが、飛ぶのは飛ぶので、実戦では問題なくつかえるなぁと思いました。
以前、「22アルデバランBFS」でナイロンラインを使っていた時より飛ぶ感じがしましたが、その時は渓流ベイトのメカニカルブレーキの設定そのものが間違っていたので、飛ばなかったのでしょう。
渓流ベイトフィネスでの正しいスプールの設定は、こちらの記事をご覧ください。
ただ、ルアーの操作に関しては、疑問が残りました。
スプーンやスピナーでの使用には問題ないのですが、ミノーでルアーを操作することになるとやはり、PEラインの方が、キビキビ操作できます。ナイロンラインでは、まったり感があります。
今回は、ミノーの使用をあきらめて、フックを交換したスピナーの使用に徹しました。結果は良かったのですが…。
次回からは、PEラインに戻す予定ですが、フロロカーボーンラインもちょっと試したいと思っています。
あと、ナイロンラインを使う場合は、注意が必要です、
冒頭でも書きましたが、渓流ベイトフィネス専用のリールは、ナイロンラインの使用を推奨していません。
取扱説明書でも、渓流ベイトフィネス専用のリールは、フロロカーボーンライン専用機となっています。
PEラインも種類が豊富なため、メーカーは推奨していません。サポートができないからです。
特に、ナイロンラインの場合には、フロロやPEと比べ伸びがあり、糸を巻いた際に軽量なスプールにかかる締め付けの力が、フロロラインよりも強いため、スプールを変形してしまう可能性があるからです。
よって、私もナイロンラインを使用するときは、釣りに行く前日に巻いて、使用後はすぐにスプールから外して捨てています。
ナイロンラインは1回の釣行で捨てる!これを徹底しています。
軽量なスプールに対する負担を極力減らすためです。
ナイロンラインを使用する場合は、この点を注意して自己責任で使用してもらえればと思います。
渓流ベイトフィネス専用機でなければ、軽量のスプールを使用していないので、ナイロンでも問題はないのですが…。
ARスピナーのフックサイズを小さくした件については、効果は大きかったなと感じます。
「スプリットリング」+「シングルフックのダブルフック」という組み合わせで、「標準トレブルフック」とほぼ同じ長さにしました。
今回改めて、ルアーの大きさは重要だなぁと思いました。
また、故本山博之さんが、どうしてARスピナーにスプリットリングを付けずに、トレブルフックの直付けにこだわったのか?
ルアーの微妙な長さの違いにこだわったのだろうと思われます。
最後に、「パワー森林香」です。
アブ・ブヨ・蚊・熊対策としても効果はあるなと本当に実感しました。
もっと早くから使っていれば良かったなと思います。
ぜひ、使ったことがない方、それほど高いものではないので、試す価値はあると思います。
「慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件」の筆者である木村盛武さんのインタビューで、次のように仰っています。
「夏の場合であれば熊鈴を持って歩くのは当然として、もう一つお勧めしたいのは蚊取り線香を腰から吊るす事です。ヒグマに限らず熊と言うのは目はあまり良くなくて、耳と鼻で状況を確認します。けれど熊鈴だけですと、例えば渓流や滝など水音にかき消されてしまうケースがある。そんな時でも蚊取り線香の匂いがすれば、熊は人間の存在を察知して避けてくれます。」
少しでも参考にしていただければと思います。
ということで、「23カルカッタコンクエストBFSとナイロンラインでも飛距離は出る!ARスピナーの小型ダブルフックも調子良し!虫よけパワー森林香の効果は絶大!(渓流ベイトフィネス)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
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