こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「スミス SMITH ミノー Dコンパクト 45」をシングルフックにした話です。
Dコンパクト 45をシングルフックにする
今回、「スミス SMITH ミノー Dコンパクト 45」のトリプルフックをシンプルフックに交換することにしました。
準備したのは、
スミス D コンパクト 45 3.5g
です。
交換によるメリットとデメリットを把握する
トリプルフックからシングルフックにするメリットとデメリットを確認しておきましょう。
一覧にしてみました。
トリプルフック | シングルフック | |
利点 |
フッキングポイントが3か所 掛かりやすい(フッキング率が高い) 初心者の方におすすめ |
力が1本に集中するので、ばれにくい 魚のダメージが小さい ネットやラインに絡みにくい 根掛かりがしにくい |
欠点 | 力が3本に分散するので、ばれやすい 魚のダメージが大きい ネットやラインに絡みやすい 根掛かりがしやすい |
フックキングポイントが1か所 掛かりにくい(フッキング率が低い) 中・上級者の方におすすめ |
私の場合、ミノーが高価なこともあって、ルアーを失くしたときの心理的なダメージを最小限にしたいと思っています。
また、キャスティングの時、ラインにフックがからまると、リズムに乗れないのがいやなのです。
よって、シングルフックの
・ネットやラインに絡みにくい
・根掛かりがしにくい
という利点を優先して、シングルフックにすることにしました。
シングルフック交換の手順
シングルフックの交換そのものはそれほど難しくありませんが、念のため順番を箇条書きします。
1.リア(後)のトリプルフックを外す
2.フロント(前)のトリプルフックを外す
3.頭のスプリットリングを外す
4.フロント(前)にシングルフックを取り付ける
5.リア(後)にシングルフックを取り付ける
上記の順番で行うと、スムーズに交換できます。
なお、頭のスプリットリングは、スナップを使ってルアー交換をする場合は、不要なので外します。
しかし、スプリットリングにラインを直結される場合は、つけたままで良いです。
では、実際に行ってみましょう。
リア(後)のトリプルフックを外す
実際に試すルアーは、「スミス D コンパクト 45 3.5g ヤマメレーザー」のモデルです。
かっこいいですね。
リア(後)のトリプルフックを外しました。
フロント(前)のトリプルフックを外す
続いて、フロント(前)のトリプルフックを外します。
スプリットリングの間にフックをかませました。
うまく外れました。
ばっちりです。
頭のスプリットリングを外す
頭のスプリットリングを外します。
外れました。
外したトリプルフックとスプリットリングを片づける
外したトリプルフックとスプリットリングを片づけます。
トリプルフックは、メーカーごとにサプリメントの空き箱にいれて保管しています。
スプリットリングは、リングの袋に入れて、保管します。
スピナー「スミス AR-S トラウトモデル」のトリプルフックを、シングルフックに交換する際のスプリットリングとして使えるので、大切に保管しておきます。
Dコンパクト 45に取り付けるフックの大きさを確認する
Dコンパクト 45に取り付けるシングルフックの大きさを確認します。
準備したのは、「オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10」です。
袋からフックを出して、並べて確認しました。
フックどうしでからまることもない感じです。
ちょうどよい大きさですね。
今回は、返しのある「オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10」を使いましたが、返しのないバーブレスに交換しても良いでしょう。
オーナー(OWNER) SBL-55M シングル バーブレス 10
フロント(前)にシングルフックを取り付ける
それでは、フロント(前)にシングルフックを取り付けていきます。
スプリットリングの間に隙間をあけて、シングルフックをひっかけました。
コツは、「向けたい方向にしてひっかける」ということです。
今回であれば、「前向きでフックを取り付ける」ので、「針先を前向きにしてひっかける」ということです。
そして、スプリットリングをくるくる回していって、取り付けます。
こんな感じになりました。
持ち上げてみました。
しっかり前向きになっていますね。
リア(後)にシングルフックを取り付ける
続いて、リア(後)にシングルフックを取り付けます。
フロント(前)にフックをつけた時と同様、スプリットリングの間に隙間をあけて、シングルフックをひっかけました。
そして、向けたい方向にしてひっかけました。
今回であれば、「外向きでフックを取り付ける」ので、「針先を外向きにしてひっかける」ようにしました。
あとは、スプリットリングをくるくる回して、完了です。
持ち上げてみました。
ばっちりです。
ルアー台に設置してみました。
完璧ですね。
角度を変えてみました。
完成です。
フックの間を確認する
念のため、フロント(前)フックがリップにあたらないか確認しました。
大丈夫です。
フックどうしで絡むことがないか、確認しました。
こちらも大丈夫です。
スムーズにキャスティングができそうです。
まとめ
今回は、「スミス SMITH ミノー Dコンパクト 45」のトリプルフックをシンプルフックに交換する作業をしてきました。
準備した道具は、これだけです。
スミス D コンパクト 45 3.5g
バーブレスに交換する場合は、
オーナー(OWNER) SBL-55M シングル バーブレス 10
にします。
手順もしっかり把握できました。
最初は慣れないので、作業時間に30分程度かかるかもしれません。
ただ、慣れると、10分程度で交換できます。
フックの交換には、メリットもあればデメリットもあるので、それらを十分に理解したうえで、交換しましょう。
私のように、ルアーを失くしたときの心理的なダメージを最小限にしたいと思っている方は、シングルフックにして、根掛かりのリスクを最小限にして、自分の腕を上げるのが良いでしょう。
根掛かりのリスクを最小限にしていると思うだけで、心に余裕ができて、思い切ったキャスティングができます。
あとは、トゥイッチの腕を上げて、食わせられるようになればいいのです。
頑張りましょう!
ということで、「スミス SMITH ミノー Dコンパクト 45 のトリプルフックを、シングルフックに交換するメリットとデメリットを把握して、実際に交換してみた話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。
やる気が出ますので、「応援クリック」をよろしくお願いします。m(_ _)m