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不良セクタのあるHDDをローレベルフォーマットして、とりあえず使えるようにした話

2021年3月19日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、8年前のHDDをとりあえず使えるようにした話です。

 

はじめに

今回調子が悪くなったのは、IO DATAの「LAN DISK Home(HDLP-Sシリーズ)」の「IO DATA HDLP-S1.0(USB2.0)」という製品です。

「2.5インチHDD搭載LAN&USB対応ハードディスク」ということで、NASとしても使うことができるので、当時としては走りの商品だったと思います。

購入は2012年の12月25日で、今から約8年前の製品です。

当時は、自宅でDVDのISOファイルの共有ドライブとして使用していました。

その後、この製品の容量が1TBしかないので、容量が足らなくなってきたこともあって、現役から退いてもらい、nasne(ナスネ・SONYのネットワーク録画機器)の外付けHDDとして使ってきました。

ここ3~4年は、nasneの外付けHDDを2TBの容量に増やしたこともあって、データの一時退避用として使用する外付けHDDとして使用してきました。

USB2.0なのでスピードも遅いのですが、ちょっとした大きめのデータを移動させるのに便利だったこともあり、ぼちぼち活躍してもらってきました。

その「IO DATA HDLP-S1.0(USB2.0)」の調子が悪くなったのです。

 

 

HDD Sentinel PRO ver.5で確認する

今回、ハードディスクの管理ソフト「HDD Sentinel PRO ver.5」で確認すると真っ赤になっていました。

「セルフテストで64%の不良セクターが見つかりました」と書いてあります。しかも、「データを損失しないようにすぐにバックアップすることをお勧めします。」との警告まで出てきています。

S.M.A.R.T.を見ると2カ所で警告が出ています。

これは何とかしなくてはと思い、ローレベルフォーマットをしてみようと思いました。

 

 

HDD Low Level Format Toolを使う

ローレベルフォーマットをするツールとして、「HDD Low Level Format Tool」を使いました。

HDD Low Level Format Tool

HDD Low Level Format Tool」を起動しました。

「IO DATA HDLP-S1.0(USB2.0)」の中身は、「TOSHIBA HDD 2.5インチ 1TB MQ01ABD100」なので、下から2番目のブルーになっているHDDを選択しました。

この東芝の1TBのHDDは、今でも現役の製品です。

ローレベルフォーマットのタブを選んで、フォーマットをスタートさせました。

確認の画面が出ます。

「はい」を選択します。

始まりました。

作業は完了しました。

ちょうど7時間で作業は終わりました。結構、時間がかかりますね。

もちろんHDDが熱くなることを想定して、HDDの上には12cmファンを設置して冷やしながらローレベルフォーマットをかけました。

 

 

ディスクの管理で確認する

ディスクの管理でハードディスクを設定することにしました。

起動すると、ディスクの初期化の画面が出てきます。

OKを押しました。

ディスクの4番が今回のローレベルフォーマットした東芝のハードディスクです。

フォーマットしました。

 

 

HDD Sentinel PRO ver.5で確認する

HDD Sentinel PRO ver.5」で確認してみました。

不良セクタの数は変わっていませんが、健康状態が改善されました。

S.M.A.R.T.を確認しました

「Off-Line Uncorrentable Sector Count」は黄色で戻りませんでした。

そして、最初に出ていた「Current Pending Sector Count」は、緑に戻りました。

グラフを確認しました。

512あったのが、0になりました。消えたということです。

 

 

EaseUS Partition Master Freeでもチェックする

これで、不良セクタ以外は、とりあえず使えるようになった感じですが、念のため、「EaseUS Partition Master Free」でもチェックすることにしました。

EaseUS Partition Master Free

起動します。

ドライブを選択して右クリック

「サーフェーステスト」を実行しました。

待ちました。

完璧でした。エラーは出ませんでした。

これで、一時的な改善ですが、しばらく使えるでしょう。

 

 

まとめ

今回急に不良セクタが出てきて、一部のデータの読み込みがすごく遅いなと感じるようになったのです。

HDD Sentinel PRO ver.5」を見るとやばい状態。

そこで、退避する必要があるデータは、別のところにコピーを取った後、ローレベルフォーマットをかけました。

幸いにして、不良セクタがなくなったわけではありませんが、不良セクタ部分以外は使えるようになりました。

その後、満タンになるように動画データをたくさんコピーして再生してみましたが、なんとか大丈夫でした。

8年間使ってきたので、もういい加減に現役から退いてもいいかなと思われるので、近いうちに代わりの一時退避のディスクを準備して、引退してもらおうと思っています。

ということで、今回は、「不良セクタのあるHDDをローレベルフォーマットして、とりあえず使えるようにした話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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