書籍

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法(菅原洋平)

こんには、トトロ兄さんです。

今回は、『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法(菅原洋平)』という本を紹介します。

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1ライン・レビュー

課題をすぐに解決して高い成果をあげる人に、睡眠不足の人はいません。

睡眠時間をしっかり確保し睡眠不足を解消する。そのうえで、脳をすっきりさせた上で初めて、何事にもすぐに取り組むことができるということが分かった。

あたり前といえば当たり前かもしれない。けれど、改めて整理してもらうと、睡眠の大切さがわかった。

本書では、前半に睡眠管理について記載されており、それだけでOKという感じである。後半は、睡眠不足になっていない状態で、仕事や日常生活ですぐやるにはどうしたらよいかヒントが書かれている。睡眠時間の管理はしっかりしていこうと思った。

 

 

 

 

ハイライト

起床から4時間後というのは、人間の脳の活動が1日のうちでもっとも活発になる時間帯です。つまり、「1日で、もっとも頭がいい時間帯」といえます。

課題をすぐに解決して高い成果をあげる人に、睡眠不足の人はいません。

「睡眠」という、日々、ごく当たり前の行動に対してどのように臨んでいるのかは、そのまま仕事の様子に表れる

行動力に差がつく「睡眠の法則」
もし今、起床から4時間後にスッキリとした爽快感を得られていないなら、まずは次の6点のうち、どれかひとつを実行してみてください。

・ベッドの中では、読書、スマホ、音楽など、眠りに関係ないことをしない
 →「ベッド=睡眠」という記憶をつくることで、ベッドに入ってから入眠までがスムーズになります。

・平日と休日の起床時間の差を1時間程度に抑える
 →「脳と体のリズム」と「生活リズム」とのずれを防ぎます。

・朝、目覚めたら窓から1m以内に入り、脳に太陽の光を届ける
 →脳は光を感知してから16時間後に眠気をつくるため、その夜のスムーズな睡眠につながります。

・起床からおよそ6時間後に、1~30分間、目を閉じる
 →眠くない時間帯に一度、脳に休憩をとらせてあげましょう。脳は視覚を遮断しないと休憩できない内臓なので、「目を閉じること」が不可欠です。

・起床からおよそ11時間後の夕方には何としても眠らずに、できるだけ体を動かして体温を上げる
 →その後の急激な体温低下で、眠り始めの睡眠の質が向上します。

・翌朝の起きる時間を3回唱えてから眠る
 →起床時間を言語化すると、起床準備をする「コルチゾール」というホルモンが起床3時間前から分泌され、スッキリと起きることができます。

これらのコツを実行し始めてから2週間後には、体が変化しているのを感じるはずです。体が変われば思考は変わります。

脳に「別のものを見せてしまった」ら手遅れ

出勤して最初にメールチェックをしない

デスクに座ったら、何かひとつだけ、短時間で済む実作業に取り組むようにしてみましょう。1日のはじめにメールをチェックしなくても、ほとんど困らないことに気がつくと思います。そうやって、「出勤→メール」ではない流れを脳に見せるのです。

 

 

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