ルアー

「がまかつ シングルフック53」と「オーナー S-55M」を比較して、Dコンパクト38,45、Dコンタクト50、Dインサイト44,53、ボウイ42S、メテオーラ45,52の最適なフックを決めた話

2022年11月29日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、「がまかつ シングルフック53」と「オーナー S-55M」を比較した話です。

 

「がまかつ」と「オーナー」の違いが気になる!

2回にわたって、「スミス D コンパクト 45 3.5g」のフックを交換した話を書きました。

そんな中、ふと思いました。

「がまかつ」と「オーナー」の10番フックは、何か違うのかな?と。

そこで、実際に購入して比較することにしました。

購入したのは、こちらです。

オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10

がまかつ Gamakatsu トラウト シングルフック 53 10号

がまかつ Gamakatsu トラウト シングルフック 53 12号

最初は、上記の3つを比較していましたが、途中から、自宅にあったオーナーの8号フックも追加しました。

オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 8

それでは、早速、確認していきましょう。

 

 

「がまかつ」と「オーナー」の10番フックを比較する

まずは、「がまかつ Gamakatsu トラウト シングルフック 53 10号」と「オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10」を比較します。

取り出して並べてみましたが、分かりにくいので、拡大します。

これではっきり分かりますね。

がまかつはまっすぐで、オーナーはカーブが早いです。

ほぼ同じ大きさですが、わずかにオーナーの方が大きいです。

 

 

12号フックと10号バーブレスフックを追加する

オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10」より小さな「12号フック」があると良いのですが、製品のラインアップそのものがありません。

そこで、「がまかつ Gamakatsu トラウト シングルフック 53 12号」を左側に追加しました。

10号に比べて、確かに小さいです。

続いて、手元にあった「オーナー(OWNER) SBL-55M シングル バーブレス 10」を右側に追加しました。

オーナー(OWNER) SBL-55M シングル バーブレス 10

オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10」との違いは、フックの返しがあるかないかの違いだけで、同じ大きさだと分かります。

それでは、実際にルアーを近くにおいて、大きさを確認していきましょう。

 

 

スミス Dコンパクト38の最適なフックを確認する

スミス D コンパクト 38 2.5g」の近くにフックを2つずつおいて、確認してみました。

スミス D コンパクト 38 2.5g

スミス D コンパクト 38 2.5g」のフロントフックのスプリットリングの位置からフックを2個ずつ並べてみました。

オーナーの10番、がまかつの10番、両方とも、フックどうしで絡まる可能性があります。

がまかつの12番がちょうど良いです。

 

 

スミス Dコンパクト45の最適なフックを確認する

スミス D コンパクト 45 3.5g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

スミス D コンパクト 45 3.5g

スミス D コンパクト 45 3.5g」は、すでにオーナーの10番を取り付けて、シングルフックにしています。

再確認のために、フックを並べてみました。

オーナーの10番、がまかつの10番、両方とも大丈夫です。

がまかつの12番では小さいです。

スミス D コンパクト 45 3.5g」をシングルフックに交換した記事は、こちらです。

ぜひ、ご確認ください。

 

 

ジャクソン メテオーラ45の最適なフックを確認する

ジャクソン メテオーラ45 3.5g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

ジャクソン メテオーラ45 3.5g

ジャクソン メテオーラ45 3.5g」は、すでにオーナーの10番を4本使って、クワッド仕様にしています。

再確認のために、フックを並べてみました。

オーナーの10番、がまかつの10番、両方とも大丈夫です。

がまかつの12番では小さいです。

クワッド仕様については、こちらの記事です。興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

 

パームス アレキサンドラ43HWの最適なフックを確認する

パームス アレキサンドラ43HW 3.3g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

パームス アレキサンドラ43HW 3.3g

パームス アレキサンドラ43HW」は、最初からオーナーの10番バーブレスが取り付けられています。

よって、バーブレスでバラシが多い場合には、返しのあるオーナーの10番やがまかつの10番に交換すると良いでしょう。

がまかつの12番にする必要はありません。

 

 

イトウクラフト ボウイ 42Sの最適なフックを確認する

イトウクラフト ボウイ 42S 2.8g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

イトウクラフト ボウイ 42S 2.8g

 

オーナーの10番、がまかつの10番、両方とも大丈夫です。

がまかつの12番では小さいです。

 

 

オーナー S-55M の8番フックを追加する

ここまで比較していて、「オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 8」と比べた場合、10番との違いが気になりました。

オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 8

AR-S スピナーをダブルフックに交換した時の在庫が余っていたので、並べてみました。

一番上が、オーナーの8番です。

2つ並べると、約3cmです。

オーナーの10番、がまかつの10番との差がはっきり分かります。

ジャクソン メテオーラ45 3.5g」にオーナーの8番を取り付けたら、フックどおしが絡まってしまって、オーナーの10番にサイズダウンした話を聞きましたが、確かに大きいと感じます。

スミス D コンパクト 45 3.5g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

スミス D コンパクト45 3.5g」でも、「ジャクソン メテオーラ45 3.5g」と同様、オーナーの8番フックでは、フックどおしが絡まってしまう可能性が高いです。

スミス D コンパクト 45 3.5g」のベストなシングルフックは、オーナーの10番、または、がまかつの10番だとハッキリしました。

 

 

スミス Dインサイト44の最適なフックを確認する

スミス Dインサイト44 4g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

スミス Dインサイト44 4g

オーナーの8番は、大きいです。

オーナーの10番、がまかつの10番、が良いでしょう。

以上で、40mmクラスのルアーをチェックしてきました。

「40mmクラスのルアー」では、すべて「オーナーの10番」「がまかつの10番」が良いと分かりました。

続いて、「50mmクラスのルアー」をチェックします。

 

 

スミス Dコンタクト50の最適なフックを確認する

スミス Dコンタクト 50 4.5g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

スミス Dコンタクト 50 4.5g

オーナーの8番は、大きいです。

フックどおしの間隔を考えると、オーナーの10番、がまかつの10番、が良いでしょう。

斜めから撮影してみました。

間違いなく、オーナーの10番、がまかつの10番、が良いです。

 

 

ジャクソン メテオーラ52の最適なフックを確認する

ジャクソン メテオーラ 52 5.0g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

ジャクソン メテオーラ 52 5.0g

オーナーの8番は、大きいです。

オーナーの10番、がまかつの10番、が良いでしょう。

斜めから撮影してみました。

間違いなく、オーナーの10番、がまかつの10番、が良いです。

 

 

スミス Dインサイト53の最適なフックを確認する

スミス Dインサイト53 5.0g」の近くにフックをおいて、確認してみました。

スミス Dインサイト53 5.0g

オーナーの8番は、大きいです。

オーナーの10番、がまかつの10番、が良いでしょう。

斜めから撮影してみました。

間違いなく、オーナーの10番、がまかつの10番、が良いです。

 

 

フックの厚さはどうなの?

フックの太さは、オーナーの10番、がまかつの10番、を確認してきて、それほど変わらないことが分かりました。

念のため、厚さを確認してみましょう。

分かりにくいですが、どの製品も同じくらいです。

もう少し斜めにして撮影しました。

どの製品も変わらないですね。

 

 

「がまかつ」と「オーナー」の違いまとめ

長くなりましたが、「がまかつ シングルフック53」と「オーナー S-55M」を比較して、実際にどのフックがルアーに使えるか確認してきました。

整理をすると、フックそのものは、

・大きさは、ほぼ同じ
・形状が微妙に違う
・太さも、ほぼ同じ

です。

よって、がまかつ シングルフック53」と「オーナー S-55M」のどちらでもよく、好みで大丈夫です。

ラインアップは、次のようになっています。

メーカー がまかつ オーナー オーナー
型番 53 S-55M SBL-55M
返し
10番
12番 ×

「がまかつ」には、バーブレスがありません。

「オーナー」で、12番があるのは、バーブレスのみです。

以上を把握した上で、ルアーのシングルフックを選択すると良いでしょう。

オーナー(OWNER) S-55M シングルフック 10

がまかつ Gamakatsu トラウト シングルフック 53 10号

がまかつ Gamakatsu トラウト シングルフック 53 12号

返しなしのバーブレスフックであれば、

オーナー(OWNER) SBL-55M シングル バーブレス 10

オーナー(OWNER) SBL-55M シングル バーブレス 12

そして、実際に検証した結果、

30mmクラスのルアーは、12番フック
40mmクラスのルアーは、10番フック
50mmクラスのルアーも、10番フック

と整理できました。

シングルフック選びの参考にしていただければと思います。

ということで、「「がまかつ シングルフック53」と「オーナー S-55M」を比較して、Dコンパクト38,45、Dコンタクト50、Dインサイト44,53、ボウイ42S、メテオーラ45,52のフックを決めた話」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回の記事が、皆さんに少しでもお役にたてれば幸いです。

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