こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、4K動画再生について書きたいと思います。
はじめに
前回は解像度を中心に書かせてもらいました。
パソコンでどれだけ作業をしやすいかというのが一番重要となってくるので、解像度については使う人が一番使いやすい解像度で使えば良いという結論になりました。
4Kだからその解像度で使うという必要はないと思います。
そして今回は、パソコンの作業で使う以外に、重要な要素として動画再生があります。
それについて今回書きたいと思います。
Prime Videoの4K再生をする
私がメインで使っているブラウザは、 Google Chrome です。
なので、Google Chrome で Amazon プライムビデオを見ることが多いです。
ちなみに Amazon のプライムビデオには、4K動画はこれぐらいあります。
下記のリンク先をクリックしてみてください。
Amazon Prime Video 4K UHD
結構たくさんありますよね。
そこで、 Google Chrome からこれらの4K動画を再生してみたのです。
But …
しかし、結論から申し上げると、4Kでは再生されませんでした。
Google Chrome で見ると、HDまでなのです。
27インチの大きさのモニターなので、HDの画質でも十分楽しめます。
しかしながら、4Kで再生されると思っていたのに、HDでしか再生されないのです。
おかしいなと思って、 プライムビデオのページをもう一度見てみるのですが、4K動画が一覧から見当たらないのです。
最初はケーブルが問題なのだろうかと思いました。接続が悪いのだろうかと思いました。付属のケーブル自体が駄目なのだろうかとも考えたのです。
しかし、パソコンとしての4K使用はでできています。原因が不明でした。
ちなみに、 u-next で同じように4Kのターミネーター2があったのですが、こちらは問題なく4Kで再生することができました。
さらによく調べてみると、
「パソコンでのPrime Videoシステム要件」というページに行きつきました。
ここに、書いてありました。
ストリーミング時の画質は、HDまでと書いてあります。
がっかりです。 これを見つけた瞬間、マジかよ~と思いました。
u-next の場合は、そんなことないのになあと。
Fire TV 4K を試す
仕方がないので、 Fire TV 4Kを HDMI のところに直付けでくっつけました。
もちろん通信安定のために有線での接続にしてあります。
Fire TV 4Kの 電源をつけてホーム画面を見てみると、しっかりと4K UHDのラインナップが現れてくるではありませんか。
そういうことね。Prime Videoの4K動画を見たいのであれば、Fire TV 4Kを使えということなのだなと。
しっかりと、4K UHDが表示されて、再生可能です。
再生してみました。
左下を見てください。しっかりとUltra HD と表示されています。
拡大してみましょう。
本当ばっちりですね。
実際に見てみた感じとしては、やはり4K画質の方がきれいです。解像度が違うのです。くっきりはっきりした感じです。HDで見ているよりも1ランク上の画質です。嬉しくなってきました。
現在、 Amazon Music HD の サービスが始まっています。
私自身もファミリー会員でAmazon Music Unlimitedを利用しています。そして、突然 HD 版が聞けるようになりました。
Amazon Prime Videoも、全て4Kにしてもらいたいなと思うようになってきました。動画なのでデータ量が大きくなってしまうのが大変なのだろうけれど、世界一のクラウド会社である Amazon であれば可能ではないかと思ってきてしまうのです。
追加で300円から500円程度出せば、 全て4Kで見られるといいなと思ってきました。もちろんブラウザでも4K再生を可能にしてもらえたらなと思った次第です。
その他の特徴と感想
その他の特徴について見ていきたいと思います。
今回で3回目になるので、今回で最後にしたいと思っているので最後までお付き合いお願いします。
画質のシャープさについて
解像度が高いこともあって確かに画質はシャープです。 文字もシャープで綺麗です。
しかしながら、前回の時にも書かせてもらいましたが、字が小さすぎたり、字が細すぎたりして、通常の業務を行う方であればそこまでのシャープさはいらないかもしれないと思ってしまいます。逆に見にくかったりもします。
当然、細かい作業を必要とされる方であれば、このシャープさというのはすごい武器になるかと思います。 よって、4Kであることの意味は非常に高いと思います。
シャープで、解像度が高くなってくるので、作業領域も拡大しますので、効率アップもあるでしょう。実際そうだと思います。
私のように目が弱い人は、自分に合った解像度をしっかりと設定すればすごく使いやすいモニターだと思います。机の上で普通に作業をする大きさとしては、23インチが少し小さいということであれば、27インチはベストな選択肢だと思うからです。
31インチモニターは、少し大きすぎると思われるからです。
モニターのデザインについて
モニターのデザインは最高です。すごく形状もかっこいいですし、フレームレスと謳っていますがまさにその通りで、フレームが細いのでディスプレイの圧迫感も全くありません。
27インチというモニターの大きさにも関わらず、仕事をしていても威圧感が感じられないのです。非常に使いやすいです。切り替えスイッチの場所も、キーボード等で作業をしていればすぐに届くところにあるので、 手が届きやすいです。
左利きの人にとってはちょっと使いにくいかもしれませんが、右利きの人であればしょっちゅう画面を切り替えたとしても使いやすいと思います。
USB Type C ケーブル接続について
USB Type C ケーブルの使用については、非常に便利です。
パソコン周りがすごくすっきりします。 私自身最初購入にあたっては、 HDMI での接続しか考えていなかったので、このモニターに USB Type C ケーブル自体がついていることが知りませんでした。 知らなかったというより、使おうとも思ってもいませんでした。
しかし、実際に商品が届いて HDMI での接続を行った後、 パソコン周りがごちゃごちゃしていたのですが、USB Type C で接続することができると分かって、実際に交換して使ってみると、あまりの使いやすさにびっくりします。
HDMI のケーブルでしっかりと4K信号を出すと意気込んでいたのですが、こんなに細い USB Type C ケーブル一本で画像も音声もそして4Kという高画質も行けるとわかってびっくりしてしまいました。 特にUSB Type C ケーブルは、表裏がどちらでも接続できます。 HDMI の場合は表裏があります。 取り付ける際はしっかりと表裏を確認して接続しなくてはいけません。特にモニターの 位置をしっかりと決めてしまった後は、モニターの裏側に手探りで HDMI のケーブルを刺すのは至難の技です。なかなかさせなくてイライラしてきます。こっち向きだったのだろうか、それともあっち向きだったのだろうかと、なかなか入らずに本当にイラついてきます。
しかし USB Type C ケーブルは、どっち向きでもいいのです。すっと入ってしまいます。
思わず感動です。それほど USB Type C ケーブルは楽だということです。
それが使えるということですごいと思います。さすがEIZOです。
このモニターにしてよかったなぁと本当に実感したところです。
目に優しい。つかれない。
明るさの自動調光機能がモニターの前の所に付いているので、いつもちょうど良い明るさになります。あまりに自然になっているので、今回確認してみるとほんとそうだったなと思うのです。気が付かなかったかなと正直自分でも思ってしまいます。
ブルーライトをカットしていることもちょっと知らなかったです。昔の液晶モニターはブルーライトカットのためのパネルを前にたらしていたかなと思います。
それがもう必要ないということですね。本当に優しいです。実際それほど疲れないです。
またノングレア加工で写り込みが目立たないというのは、本当です。
特に映画を見ているときも、ノングレアなので照り返しもなく見やすいです。
ただ映画の暗いシーンとかでは若干きついかなと思われることもありますが、許容範囲だと思います。
画面のちらつきを完全カットということで書いてありますが、実際ちらついたことはないので分かりません。 そういった機能が付いているんですね。購入してから1年ほど経ちますが、画面がちらつくようなことが起きたことがないので、わかりません。 ちらつくことがないということはいいことですね。
5年保証
液晶の5年保証はすごくいいことですね。実際私の場合はこれまでずっと、EIZOを使ってきましたが一度もサービスセンターのお世話になったことはありません。
もしもの時も、安心ですね。
まとめ
長くなりましたが、「EIZO Flex Scan EV2785」を使ってきた感想です。
1年間使ってきましたが特に大きなトラブルもなく、安心して使用できております。また価格も全然下がっていないということで、私自身も嬉しく思っています。
モデルチェンジの激しい今の時代にあって、これだけ安定して評価を得ているモニターもそう多くはないかと思います。本当に良い商品だと思います。
唯一私としてもう少しこうあったらいいなと思う部分としては、オプションでも良いのでリモコンがあったら良かったなと思います。
先ほどすぐに手が届いて切り替えが可能だと言いましたが、少し離れていた場合にはちょっとやっぱり面倒くさいです。
リモコンで入力の切り替えができるとどんなに便利かと思ってきてしまうのです。
前の23インチのモニターがリモコン付きだったこともあって、余計にそのように感じてしまいます。
4K動画再生のところでも書きましたが、 Google Chrome でのプライムビデオの4K再生は現在できません。4K動画再生をするのであれば、 Fire TV 4Kで再生するしかないのです。
4Kで再生された動画は本当に綺麗です。全てが4Kで再生できたらと思ってきてしまいます。来年は無理であっても、3年後か4年後には全てが4Kでの再生になっているのではないかと思ってきてしまいます。
Google Chrome で再生さえできれば問題ないのですが、Fire TV 4Kでしか再生されないということであればどうしても画面の切り替えが必要となってくるのです。
リモコンさえあれば、簡単に切り替えて Fire TV 4Kを再生できるのになあ~と思ってきてしまうのです。
新しいモデルでは、是非ともリモコンを付けてもらえたらありがたいと思います。
以上本当に長くなりましたが、約1年間使ってみた感想です。
少しでも皆さんのお役に立てればと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。