こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、物理SIMからeSIMに変更してみた話です。
iPhone12からiPhone17への機種変更準備とeSIM化のポイント
iPhone12からiPhone17(無印)に機種変更するため、iPhone17(無印)が到着するまで、少しずつ準備を進めています。
iPhone17が届くのを待っている間に、iPhone17に関する知識が少しずつ増えていきます。
その中で特に「すごいな」と思ったのが…。
iPhone17に搭載されているA19チップには、Appleが5年以上かけて開発した、iPhoneなどApple製品のメモリ安全性を飛躍的に向上させる仕組み「Memory Integrity Enforcement(MIE)」が標準で組み込まれている点です。
ハッカーの侵入は、ユーザーが気付かない間にメモリ上の情報を書き換えることが常とう手段となっていますが、MIEはこの「勝手な書き換え」を防ぐために常にメモリの状態を監視しています。
ユーザーのことを考えてしっかり作り込んでいるAppleに感謝です。
iPhone17をこのタイミングで購入できて、本当に良かったと改めて思いました。
冒頭は少し難しい話になりましたが、とりあえず、物理SIMからeSIMへの変更を進めていきましょう。
iPhone12でeSIMに変更する前に知っておきたい注意点(Wi-Fi必須)
物理SIMからeSIMに変更する際、必ず注意してほしいのは「Wi-Fiにつながった状態で作業すること」です。
ここが一番大切です。
物理SIMからeSIMに変更した後、eSIMのプロファイルが自動でインストールされますが、その際にWi-Fi経由でデータを取得するため、Wi-Fi接続ができていないと失敗する可能性があります。
作業を始める前に、Wi-Fiに接続していること、そしてしっかりインターネットに接続できていることを確認してから作業を始めましょう。
iPhoneを買取に出す前に必ず確認!SIMロック解除後のeSIM化がおすすめ
旧iPhoneを買取に出す場合、SIMロックがない方が買取価格は高くなります。
そのため、旧iPhoneを買取に出す場合は、まずSIMロックを解除しておくことが重要です。
「SIMロックがかかった状態で物理SIMからeSIMに変更する」のか、
「SIMロック解除後に物理SIMからeSIMに変更する」のか迷う方もいると思いますが、結論としては SIMロック解除後にeSIM化する方が良い です。
理由は以下の通りです。
■SIMロック状態でeSIM化するとどうなるか
・SIMロックがかかった状態でeSIMプロファイルを発行すると、そのeSIMプロファイル自体がロックされたキャリア専用になります。
・つまり、eSIMプロファイルにSIMロックの制限が反映されるため、他社の回線では使えません。
・これは物理SIMと同様で、SIMロックがかかっている端末では他社のSIMカード(またはeSIM)を認識しないのと同じ理屈です。
■査定や再利用の観点からの注意点
・買取店では「SIMフリーかどうか」が重要な評価ポイントです。
・SIMロックが残った状態でeSIM化した場合、そのeSIMプロファイルは他社で使えない=汎用性が低いと判断され、査定額が下がる可能性があります。
・また、SIMロック解除後に再度eSIMプロファイルを発行し直す必要があるケースもあります(キャリアによって対応が異なります)。
■おすすめの手順
1.まずSIMロックを解除(My docomoやMy auなどオンライン手続きで可能な場合が多い)。
2.その後にeSIM化することで、SIMフリーのeSIMプロファイルが発行される。
3.これにより、他社への乗り換えや買取査定でも有利になる。
このような理由からも、SIMロック解除後に「物理SIMからeSIM」するのがおすすめです。
ちなみに、現在のiPhoneはキャリア店舗で購入しても基本的にSIMロックがかかっていません。
iPhone 12以前はキャリアによってSIMロックあり、iPhone13シリーズはSIMロックなし(先行対応)、iPhone 14以降はSIMロックなし(原則義務)になっていますので、自分のiPhoneモデルを確認しておきましょう。
なお、私のiPhone12 Pro MaxはauのSIMロックがかかっていたため、事前にSIMロックを解除しました。
iPhone12本体でできる!モバイル通信画面からeSIMに変更する方法
前置きが長くなりましたが、ここからは実際の手順です。
auの場合、物理SIMからeSIMに変更する手順は、こちらのページに詳しく記載されています。
iPhone12では、物理SIMからeSIMにiPhone本体だけで簡単に変更できるとのことだったので、実際に試してみました。
まずは、【設定】→【モバイル通信】をタップします。
赤枠で囲った部分です。
次のような画面が表示されます。
モバイル通信の画面に「eSIMに変更」という表示が出ていますので、ここから操作ができます。
便利ですよね。
iPhone12で実践!eSIM変更手順の実例
では、実際に赤枠の「eSIMに変更」を押してみます。
すると…。
「eSIMに変更できる」という案内が表示されました。
そこで、「eSIMに変更」のボタンを押しました。
次のような確認画面が表示されます。
「eSIMに変更」したいので、ボタンを押しました。
eSIM変更後のプロファイル自動インストールとアクティベーション
「eSIMに変更」のボタンを押すと、「アクティベート中」の画面になります。
画面の下に「アクティベート中」と表示されます。
Wi-Fi回線を使って自動でプロファイルをダウンロード・インストールし、さらにアクティベーションを行うため、少し時間がかかります。
アクティベーションが終了すると画面が切り替わります。
「モバイル通信設定完了」の画面が表示されました。
私の感覚では、1分程度で完了しました。
「完了」ボタンを押しました。
モバイル通信の画面で確認すると…。
赤枠のとおり、「eSIMに変更されました」と表示されました。
バッチリですね。
物理SIMを抜いてeSIM通信に切り替える確認手順
iPhoneの電源を落として、物理SIMを取り出しました。
iPhoneを再起動し、Wi-Fiを切ると…5Gの表示が出ました。
そして、モバイル通信の画面を確認すると、赤枠で「eSIMを削除」という項目が追加されていました。
eSIMで接続されていることがわかります。
自宅の固定電話にかけてみると、問題なく発信できました。
インターネットもサクサクつながります。
問題なしでした。
iPhone12からeSIMへ変更した感想とiPhone17へのスムーズな移行準備
今回は、iPhone12本体だけで物理SIMからeSIMに変更してみました。
最初はいろいろ大変かなと思っていましたが、実際はとても簡単でした。
これで、iPhone17(無印)が届いたら、eSIMクイック転送でスムーズに機種変更できます。
次は、妻や娘のiPhone12も物理SIMからeSIMに変更する予定です。
iPhone17(無印)は生産増により順調に受注が入っているようです。
早く届いてほしいなと思っています。
そんな中、妻が実家に寄った際、お姉ちゃんから「iPhone Air (256 GB)に変えたよ」と自慢されたそうです。
周囲でも、今回のタイミングでiPhone17やAirに切り替える人が多いようです。
皆さんも、ぜひこの機会に変更してみてください。
ということで、「iPhone12本体で物理SIMからeSIMに変更してみたら、めちゃくちゃ簡単だった話(iPhone17にeSIMクイック転送する前準備)」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回の記事が皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
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