こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、NAS用の大容量HDDとして「12TBモデル」を購入した話です。
メモリ、SSD、HDDの高騰で急遽購入!
2025年10月のAmazonプライム感謝祭が終了して以降、パソコン用のメモリ、SSD、HDDの価格が急速に高騰しています。
これらのパーツは、AIデータセンター向けとしての需要が拡大しており、生産の多くがそちらに回るようになりました。その影響で、一般ユーザー向けパーツはスポット的にしか市場へ供給されず、極端な品薄状態となり、価格が上昇しているようです。
2026年から2027年の2年間は、このパーツ不足の状況が続くと見られているため、購入を検討しているのであれば、できるだけ早めの判断が良いでしょう。
影響はパソコンだけではありません。スマホやタブレット、Fire TVなども、今後は価格が高騰する可能性があります。
そう考えると、購入するなら「今」がタイミングだと判断しました。
ということで、12TBのHDDを追加で購入することにしました。
東芝のNAS用HDDを購入!
私の場合、これまでメインではWD製のHDDを購入してきました。
現在使用しているHDDは、「WD Red Plus HDD 12TB WD120EFAX 5400rpm」です。
WD Red Plus HDD 12TB WD120EFAX 5400rpm
価格が安価な時期に購入できた製品です。
そのため、今回も同じ「WD Red Plus HDD 12TB WD120EFAX 5400rpm」を購入する予定でしたが、価格が大きく上昇していたため、断念しました。
そこで、ワンランク下のモデルとして「WD Blue HDD 12TB WD120EAGZ」の購入も検討しました。
ただ、悩みに悩んだ結果、長期間かつ長時間使用する予定であることを考えると、やはりNAS向けのRedシリーズが安心だと感じました。
次に検討したのが、こちらのモデルです。
WD Red Plus HDD 12TB WD120EFGX 7200rpm
価格は「WD Blue HDD 12TB WD120EAGZ」よりも高価ですが、コストよりも品質を重視し、「WD Red Plus HDD 12TB WD120EFGX 7200rpm」を候補にしました。
しかし、迷っている間にさらに価格が高騰し、さすがに手が出せない状況になってしまいました。
そこで、改めて探した結果、見つけたのが「東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB」です。
東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB
東芝のHDDといえば、これまでノートパソコン用の2.5インチHDD(1TBや2TB)を使用してきました。
現在も問題なく現役で稼働しています。
その経験もあり、東芝製のNAS用HDDであれば信頼できるのではないかと思いました。
私が購入した時点では、価格はギリギリ4万円を切っていました。
そこで、迷わずポチりました。
12TB HDDの主な用途は、「StreamFab オールインワン」でダウンロード保存した、お気に入りのアニメ・ドラマ・映画の保存です。
Netflixオリジナル映画やドラマについては、必ずしも保存が必要とは限りませんが、「今すぐ見たい」と思った時に、パソコンで視聴したり、iPad miniへ転送して通勤時間に視聴したりするため、大容量HDDにダウンロード保存しています。
厳選に厳選を重ね、本当に自分が好きな配信動画だけを保存する。そんな役割を担うのが、この12TBのHDDです。そのため、絶対に壊れてほしくない存在でもあります。
だからこそ、一般的なデスクトップ向けHDDではなく、ワンランク上の品質を持つNAS用HDDにこだわりました。
東芝 N300A12 HDD 12TB を確認する
届いたHDDはこちらです。
パッケージを開けました。
2024年9月に発売された東芝のNAS用HDD(7200回転)ということもあり、比較的新しいモデルになります。
裏側です。
コネクター側です。
通常のSATA接続のHDDになります。
ラトックRAIDケースに取り付ける
私が使っている外付けHDDケースはこちらです。
ラトックシステム USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3RX
前面のフタを開けると、下のように2台のHDDが入っています。
どちらもWD Redです。
WD 8TBの方を12TBに変更します。RAIDは組まず、単品HDDとしてそれぞれ使用する予定です。
2025年の年末時点では、すでに「ラトックシステム USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3RX」は生産終了となっており、現在は新しいモデルが販売されています。
こちらです。
ラトックシステム USB 5Gbps RAID ケース RS-EC32-R5G
ラトックシステム USB 10Gbps RAID ケース RS-EC32-R10G
それほど頻繁に使わない用途であれば、価格が抑えられている「ラトックシステム USB 5Gbps RAID ケース RS-EC32-R5G」で十分だと思います。
東芝 N300A12 HDD 12TB を取り付ける
では、実際に取り付けていきます。
右側の「WD Red 8TB」を取り外しました。
右側に「東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB」を取り付けます。
東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB
取り外した「WD Red 8TB」は、単品のHDDケースに入れ、NAS「Synology DiskStation DS118」の外付けHDDとして取り付けました。
これで、問題なく設置できました。
東芝 N300A12 HDD 12TB を設定する
「ラトックシステム USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3RX」に取り付けた「東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB」がしっかり固定されていることを確認し、電源を入れると、Windows 11が正常に認識しました。
続いて、初期化を行います。
「ディスクの管理」で確認すると、問題なく認識されていることが分かります。
黒色の帯になっているHDDが、「東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB」です。
そのままフォーマットを行うことにしました。
フォーマットが完了しました。
あとは、バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Home」を使ってデータをコピーします。
1時間に1回ミラーリングする設定にしました。
そして、同期を開始します。
少しずつデータをコピーしていき、最終的に3日間ほどでコピーが完了しました。
まとめ
今回は、メモリ、SSD、HDDの価格が高騰している状況を受けて、数年ぶりに12TBの大容量HDDを購入しました。
東芝 N300A12 HDWG51CUZSVA HDD 12TB
価格の高騰がなければ、おそらく購入はまだ先になっていたと思います。
少なくとも2026年から2027年の2年間は、パソコン関連製品の購入には厳しい時期が続くと考えられます。
さらに、AIの進化が今後も加速するのであれば、2年に限らず、3年、4年と価格高騰が続く可能性も十分にあります。
これはパソコンだけでなく、スマホやタブレットについても同様です。
これまでは「ほしいと思った時が買い時」と考えてSSDやHDDを購入してきましたが、今後は本当に壊れるまで、HDDを大切に使う時代に入ったと感じています。
パソコン関連だけでなく、生活必需品の多くも価格が高騰しています。
給与のベースアップ以上に物価が上昇している現状では、今使っている製品を大切に使い、壊れたタイミングで必要なものを買い替える、そんな時代になってきました。
SSDもHDDも、長く使うためには熱対策が非常に重要です。しっかり冷却しましょう。
外付けFANで冷却する、使わない時はSSDやHDDをしっかり休ませる、といった工夫も大切です。
日頃からパソコンを大切に扱い、内部のホコリをこまめに取り除くなどのメンテナンスを行い、長期間にわたって使い続ける意識が求められる時代だと思います。
私自身、2026年の夏には新しいパソコンへ買い替える予定でしたが、現在は2026年夏時点の市場価格を見て判断したいと考えています。
だからこそ、パソコン部品選びは慎重に行い、本当に良い製品を、長期的な視点で選んで購入することが大切だと思います。
ということで、「東芝NAS用HDD N300A12 HDWG51CUZSVA 12TB SATA600 7200回転を購入した話」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです。
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