釣り紀行

2025年の渓流ベイトフィネスは、雪解けの水温2度からスタート!

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、2025年の渓流ベイトフィネスについてお話しします。

出足の遅い2025年!

2025年の1月から3月にかけては雪が多く、なかなか気温が上がらない日が続きました。

私の住む福井県では、2月1日に解禁される釣り場も多いのですが、雪が残っているため、あまり意味がありません。

今年は3月に入っても雪が多く、2023年には3月からすでに釣りに出かけていたことを思い出すと、今年は本当に寒かったなと感じます。

桜の開花も遅れ気味でした。

4月になると、例年なら中旬には20度を超える日も多く、水温も7~8度ほどになってイワナやヤマメが動き出しますが、今年は様子が違いました。

朝晩の寒暖差が激しく、平野部でも日中20度を超える日はほんの数日だけでした。

そして、4月27日(日)。ようやく山間部でも日中20度を超えるという予報を見て、渓流へ出かけることにしました。

 

 

GWは前泊組に押さえられる!

ミニチュア・シュナウザーのノア君の散歩を済ませ、7時頃に自宅を出発。

釣り場近くには8時頃に到着しました。

川の様子を見ると水量が多く、本流での釣りは無理そう。

まずは目的地に向かう前に、いくつかの支流を車で見て回ることに。

すると…予定していた道路は通行止め。

他の支流も雪でノーマルタイヤでは通れず、「これは厳しいな」と思いました。

目的の入渓ポイントも不安でしたが、行ってみると何とか通行可能。

ところが、到着すると富山ナンバーの先行者が!がっくり。

おそらく前泊組だと思われます。

GW期間中は、渓流近くで前泊される方が多く、良い入渓ポイントは毎年県外の方に押さえられてしまいます。

今年も例外ではありませんでした。

仕方がないので、少し下流の入渓場所を探してスタートすることに。

 

 

水温2度!

準備をして、いよいよスタート。

半年以上ぶりの釣行だったため、準備にも時間がかかりました。

今回のタックルは、支流用に「フィッシュマン ビームス ブランシエラ 3.9UL LIMITED」と「シマノ 23 カルカッタコンクエスト BFS XG」の組み合わせ。

天気は快晴、風もなく、気温は朝9時前で10度。

日中は20度を超える予報で、期待が高まります。

ただ、水量はやや多め。

通常なら45mm・3.5gのミノーがちょうど良いのですが、今回は流れが強いため「メテオーラ52(52mm・5g)」を選択しました。

なるべく流れの緩い場所を狙ってキャストしますが…無反応。

10分ほどキャストしてから、「そういえば水温を測っていなかったな」と思い、計測してみると――

なんと、水温2度!マジか!

「なんでこんなに冷たいの?」と辺りを見渡すと、まだ雪がかなり残っています。

おそらく、天気が良いことで雪解け水が大量に流れ込んでいるのでしょう。

それからも緩い流れのポイントを攻めますが、反応はなし。

魚影も見られません。

途中、漁協の方と思われる軽トラが止まり、私のキャストをじっと見ていました。

スプーンやスピナーにも変えて、丁寧に探りますが反応はなし。

10時半頃には、上流で釣っていた富山ナンバーの車が下山していくのが見えました。

きっと同じく、水温の低さに悩まされたのでしょう。

結局、11時半まで粘りましたが、水温は3度、魚影も確認できず。

 

 

さみしい昼食…

お腹がすいたので、コンビニのおにぎりを食べました。

「さて、どうするか?」と、暖かいお茶を飲みながら思案。

細い支流を狙うことにして車を走らせると、雪の山が目の前に…。

ノーマルタイヤでは進めず、断念。

方向転換して大きな道路に戻り、考えた末に最初の富山ナンバーの方が入っていた場所に戻ってみることにしました。

午前中の低水温で思うように釣れなかったと予想し、午後の巻き返しを狙います。

 

 

午後の釣りスタート!

車を停めた場所は、朝と同じ。

支度を整え、スタート地点へ。

まずは水温を測ると…なんと5度!

ラッキー!と思いました。

水量は午前と変わらず多め。

スタートは再び「メテオーラ52」。

それでもやはり流れに流されやすく、緩いポイントを丁寧に探っていきました。

魚影は見られず、厳しいか…と思いながら、初めて「ACT55(55mm・4.9g)」を投入。

今シーズン、中心的に使いたいと準備していたルアーです。

実際に投げてみると、メテオーラよりも水噛みが良く、しっかり潜ってくれる印象。

急流でも浮き上がらず、しっかり泳いでくれました。

すると、急流の中で「ククッ」とあたりが!

しかし、合わせがうまくいかず、バラしてしまいました。

魚影を確認でき、大きさは20センチほど。惜しかった!

その後も同じポイントを攻めますが、反応は一度きり。

水温を測ると7度まで上がっており、魚たちも徐々に動き出しているようです。

さらに先に進むと、大きな淵に出ました。

ACT55をキャストすると、大きな魚影を確認!

再度キャストすると――「ググッ」とヒット!

水面をパシャパシャと暴れる音!

慎重に寄せて、いざランディングネットを…と思ったら、ネットが枝に引っかかって取れず。

無理をせず、そのまま岸に引きずり上げてランディング!

興奮しながら撮った写真がこちら

測ってみると、27センチ!

2025年初のイワナが、まさかの大物。感無量です。

55mmのルアーACT55が小さく見えます。

朝は「もうダメかも」と諦めかけていた中での1尾。

快晴の空を見上げ、「来てよかったな」としみじみ感じました。

時刻はすでに14時半。

水温も7度と好条件ではありましたが、自宅に戻る時間や後片付けを考え、15時には釣り場を後にすることにしました。

 

 

まとめ

今回は、2025年最初の渓流ルアーフィッシングということで、詳細に記録を残しました。

例年にない寒さで、シーズンの立ち上がりがかなり遅れた印象です。

幸い、午後から水温も上がり、1尾ではありますが、良型のイワナに出会うことができました。

まだまだ雪が残っている状況を踏まえると、ゴールデンウィーク後半も午前中の釣果は厳しいかもしれません。

本格的なシーズンインは、5月中旬以降になりそうです。

予定を見直して、5月中旬~下旬の晴れた日に有給を取り、渓流ルアーフィッシングを思う存分楽しみたいと思っています。

長くなりましたが、厳しいスタートとなった2025年シーズン。

それでも、いきなりの27センチというシーズンスタート時点での自己記録級の1尾で、満足のいくスタートとなりました。

今後も釣行の際は備忘録として残していく予定です。

良い釣果をご報告できるよう頑張ります!

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